ソフトウェア アプリケーション Web ブラウザ X-Iron バージョン 27 から 40 へ手動アップデートした時のメモ

Web ブラウザ X-Iron バージョン 27 から 40 へ手動アップデートした時のメモ

インターネット閲覧やネット上の各種サービスを利用するために、メインで使用している Chromium 系ポータブル Web ブラウザ 「X-Iron」 のバージョンが 27 (2013年公開、初導入以降継続使用) のままでずっと放置しておりました。

ポータブル版のため新バージョンへの更新が面倒(プログラム差し替え手動更新)で、また今まで特に問題がなかったということもあって、最新版にアップデートすることなく日常的にインターネットを使う日々を過ごしていました。

このまま放置しておくのはセキュリティ上よくないですし、いずれ使用できなくなるサービスや機能が出てるくかもしれませんので、そうなる前に重い腰を上げて久しぶりにアップデートすることにしました。

X-Iron 40.0.2150.0 [rev13]

この記事では2015年当時公開されていた X-Iron の最新バージョンが長らく 40 のままだったので、バージョン 27 → 40 への手動更新する内容となっておりますが、その後数ヶ月ぶりに X-Iron バージョンが更新され、本記事公開時点で最新バージョン 46 (2015年11月公開) がリリースされています。

後日、X-Iron バージョン 40 → 46 へのアップデートも行いましたが、こちらは別の記事で公開する予定ですしました。 → 関連記事

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目次

  1. X-Iron 旧バージョン 27 バックアップ

X-Iron Version 27.0.1500.0 (201000)

基本的に Chromium 系ブラウザを含め大抵の Web ブラウザは 「プロファイル」 で管理されているみたいなので、ブラウザの各種設定内容のバックアップやデータ移行は簡単にできるようになっています。

ただ、今回に限っては新旧バージョンにだいぶ開きがあり、また不要かもしれないデータの残骸が残っている可能性も考えて 「プロファイル」 の移行はやらずに、お気に入りのインポート・エクスポート、機能拡張(Extensions) をイチから追加するなど、手動でバックアップと再設定を行うことにしました。

そのためこのやり方はあまり役に立たない方法かもしれませんが、何らかの理由により 「プロファイル」 を使ってデータ移行ができなくなった場合には、多少役に立つのではないかと思っています。

参考 URL

X-Iron 旧バージョン フォルダ容量

X-Iron Version 27.0.1500.0 (201000) ファイル・履歴削除前フォルダ容量

今までの閲覧履歴が残っているなどキャッシュデータを削除したことがないため、フォルダ容量が 1GB を超えるという状態となっていました。

万が一に備えて元の状態に戻せるようにフォルダごとバックアップするようにしますが、その前に不必要なデータを削除しながら、新しいバージョンに移行するための必要なバックアップを行います。

参考 URL

X-Iron 旧バージョン ブックマーク エクスポート

X-Iron ブックマークを HTML ファイル形式でエクスポート

登録してあるブックマーク(お気に入り)をエクスポートします。

エクスポート方法は 「ブックマークマネージャ」 を開き、ブックマークを管理しているフォルダ(画像では 「ブックマーク バー」) を選択して、上部メニューにある 「管理」 をクリックして 「HTML ファイルにブックマークをエクスポート...」 をクリックします。

保存先が表示されますので、適当な場所を選び 「保存」 ボタンをクリックします。

X-Iron エクスポートしたブックマークの HTML ファイル

画像はブックマークが保存されたファイルです。このファイルを新しいブラウザからインポートすればブックマークを移行できます。

ちなみに開いているタブのページはそのままでは移行できないため、いったんブックマークに登録してからエクスポートする必要があります。

キーボードの 「Ctrl + Shift + D」 キーを同時に押すことで、すべてのタブをブックマークに追加するという画面が開きます。フォルダ名に名前をつけて 「保存」 ボタンをクリックすることで、開いているタブすべてをブックマークに登録することができます。

※ 使用している機能拡張(Extensions)も 「プロファイル」 を使わない移行方法では、新しい X-Iron で手動で追加することになりますので、上記の方法を使ってあらかじめ機能拡張のブックマークを登録しておきます。(使用している機能拡張が多いほど、この作業が一番面倒です)

参考 URL

X-Iron 旧バージョン 設定メモ

X-Iron 設定内容 その1 X-Iron 設定内容 その2

X-Iron の設定内容をスクリーンショットなどで保存しておきます。

X-Iron 旧バージョン 閲覧履歴データ消去

X-Iron 閲覧履歴データの消去

X-Iron フォルダをバックアップするために容量をできるだけ削減します。

X-Iron の設定から 「閲覧履歴データの消去...」 ボタンをクリックします。

X-Iron 閲覧履歴データを消去する

次の期間のアイテムを消去」 が 「すべて」 に、以下のチェックボックスにすべてチェックマークが入っていることを確認して、「閲覧履歴データを消去する」 ボタンをクリックします。

X-Iron 旧バージョン tmp ファイル削除

X-Iron フォルダバックアップ前 tmp ファイル削除

X-Iron を管理しているフォルダを開き、「User → Iron」 フォルダを開きます。

ファイル名の拡張子に 「tmp」 という残骸らしきファイルが残っている可能性がありますので、見つけたら削除しておきます。

X-Iron 旧バージョン Safe Browsing ファイル削除

X-Iron フォルダバックアップ前 Safe Browsing ファイル削除

X-Iron を管理しているフォルダを開き、「User → Iron」 フォルダを開きます。

ファイル名に 「Safe Browsing ~」 というファイルが残っていますので、こちらも削除しておきます。

X-Iron 旧バージョン 履歴・ファイル削除後のフォルダ容量

X-Iron 不要ファイルと履歴ファイル削除後のフォルダ容量

閲覧履歴データを削除したりファイルを削除したことにより、肥大化していた X-Iron のフォルダ容量をかなり削減することができました。

この状態で X-Iron フォルダごと圧縮ソフトなどを使って、問題が発生したときに元の環境に戻せるようバックアップして取っておきます。

  1. X-Iron バージョン 40 ダウンロード

X-Iron 40.0.2150.0 [rev13] ダウンロード

公式サイト から X-Iron の最新バージョンをダウンロードします。

参考 URL
X-Iron ダウンロードページ 言語情報 英語に変更

公式サイトを開くと英語ではなくイタリア語(?)で表記されています。

英語で読みたい場合は、ページ内上部に画像のような国旗マークが表示されているところがありますので、イギリス国旗(画像赤枠)を選択することで英語表記になります。

X-Iron 40.0.2150.0 [rev13] アイコンをクリックしてファイルをダウンロード

最新版の X-Iron をダウンロードする場合は、大きいアイコン(画像赤枠)をクリックすることでファイルをダウンロードできます。

X-Iron 40.0.2150.0 [rev13] ダウンロード時のメッセージ内容 おそらくソフトウェア利用許諾契約メッセージ

画像のようなメッセージが表示されますが、おそらく X-Iron はポータブルで動作するようになっておりインストーラーがないため、簡易的なソフトウェア利用許諾契約のような内容を表記させているのではないかと思います。

OK」 ボタンをクリックするとダウンロードが始まります。

ダウンロードした X-Iron 40.0.2150.0 [rev13] の圧縮ファイルを解凍

ダウンロードした X-Iron の圧縮ファイルを解凍します。

X-Iron 40.0.2150.0 [rev13] フォルダのファイル内容

解凍した X-Iron フォルダ内のファイルです。

新しい X-Iron のフォルダ・ファイル構成をそのままにして、旧バージョンの X-Iron と中身一式を上書きせず差し替えます。

  1. X-Iron バージョン 40 環境設定

新しくなった X-Iron に旧バージョンの設定を手動で移行・追加するほかに、一部の機能を有効化させるための設定を行います。

ブックマーク インポート

X-Iron にエクスポートした HTML ファイル形式のックマークをインポート

エクスポートしたブックマーク を新しい X-Iron にインポートします。

インポート方法は 「ブックマークマネージャ」 を開き、上部メニューにある 「管理」 をクリックして 「HTML ファイルからブックマークをインポート...」 をクリックします。

エクスポートしたブックマーク を選択してブックマークが元通りになればブックマークのインポートは完了です。

あとは機能拡張(Extensions)の追加や X-Iron の環境設定をします。

MacType 用 「DirectWrite を無効にする」 を有効にする (DirectWrite 無効)

OS やブラウザなどでフォントをきれいに表示するために MacType をインストールして使っていた場合に、最新の Chromium 系ブラウザではこれが機能しないようになっています。

Chromium 系ブラウザでは細かいバージョンアップにより、あるバージョンを境に MacType を有効にするための設定が変わることがあります。

X-Iron の場合ですとバージョン 40 と 46 に一気に変更しているため、MacType を有効にするための設定が異なっています。

MacType 設定用 X-Iron 試験運用機能 「DirectWrite を無効にする」 が 「無効」 (DirectWrite 有効) 状態

X-Iron のアドレスバーに 「chrome://flags」 入力して Enter キーを押します。

試験運用機能画面に切り替わりますので、その中にある 「DirectWrite を無効にする」 を見つけて(上から二番目にあるのですぐ見つかります、見つからなければ Ctrl+F でページ内検索を)、「有効にする」 をクリックします。

参考 URL
MacType 設定用 X-Iron 試験運用機能 「DirectWrite を無効にする」 を 「有効」 (DirectWrite 無効) 状態に変更

DirectWrite を無効にする」 が有効になれば設定完了です。

ややこしい表現ですが、「DirectWrite を無効にする」 を有効にしたことによって、DirectWrite が無効になったという意味になります。どうもバージョンによってはこのような言い回しが変わることがあるため、新バージョンに変更した場合はよく注意したほうがよさそうです。

X-Iron バージョン 40 ではこの設定だけで MacType が機能するようになりましたが、これ以降の新しいバージョンの Chromium 系ブラウザではいくつかの項目の設定を変更する必要がありますので、その場合は上記参考 URL を参照してください。

Adobe Flash Player 更新

コントロールパネルから Flash Player の ActiveX、NPAPI プラグイン、PPAPI プラグインのバージョン

特に気にしていなかったのですが、コントロールパネルから Adobe Flash Player のバージョンをチェックしてみると、ActiveX、NPAPI プラグイン、PPAPI プラグインの各 3 バージョンに分かれていて、各々のバージョンが統一されておらずバラバラとなっていました。

今までは、Adobe Flash Player の自動更新プログラムや、Adobe Flash Player のダウンロードページで自動的に判別された更新プログラムをダウンロードして定期的にインストールしてきましたが、その方法では NPAPI プラグインのみがバージョンアップされてきたようです。

今回は表示されている ActiveX、NPAPI プラグイン、PPAPI プラグインの各々の最新バージョンをインストールしてみます。

参考 URL
Adobe 公式サイトから Flash Player をインストールすると NPAPI プラグインのバージョンが更新される。それ以外のバージョンをインストールしたい場合は 「別のコンピュータの Flash Player が必要な場合」 をクリック

Adobe 公式サイトのダウンロードのページから 「別のコンピュータの Flash Player が必要な場合」 をクリックをします。

Opera と Chromium 系ブラウザで PPAPI プラグインバージョンをインストールしたい場合は 「FP (フラッシュバージョン) for Opera and Chromium - PPAPI」 を選択してダウンロード・インストールする

手順 1 で使用している OS を選択します。

手順 2 でバージョンを選択します。

PPAPI」 プラグインバージョンをインストールしたい場合は 「FP (フラッシュバージョン) for Opera and Chromium - PPAPI」 を選択してダウンロード・インストールします。

Internet Explorer(ブラウザ) で ActiveX のバージョンをインストールしたい場合は 「FP (フラッシュバージョン) for Internet Explorer - ActiveX」 を選択してダウンロード・インストールする

ActiveX」 のバージョンをインストールしたい場合は 「FP (フラッシュバージョン) for Internet Explorer - ActiveX」 を選択してダウンロード・インストールします。

NPAPI」 版をインストールしたい場合はメニュー一番下の 「FP (フラッシュバージョン) for Firefox - NPAPI」 選択してダウンロード・インストールします。

Adobe Flash Player PPAPI 起動設定

各 Flash Player の最新 ActiveX、NPAPI プラグイン、PPAPI プラグインをインストールした後のバージョン

各 Flash Player の(当時)最新 ActiveX、NPAPI プラグイン、PPAPI プラグインをインストールした後のバージョンです。

X-Iron プラグインから Adobe Flash Player の内容、タイプ NPAPI のみが認識しているだけで PPAPI が認識していない状態

PPAPI」 版の Flash はインストール済みですが、ブラウザのアドレスバー 「chrome://plugins」 から見れるプラグイン一覧を見ると、この中にある Adobe Flash Player が 「NPAPI」 版(画像赤枠) だけしかなく 「PPAPI」 版がありませんでした。

一部のネットサービスでは、ブラウザの Flash が 「PPAPI」 版に対応してないとサービスが機能しないことがありますので、有効化するための方法を調べてみました。

参考 URL
X-Iron のショートカットから起動オプションで PPAPI の Flash Player を有効化する

調べた結果、「PPAPI」 版 Flash を有効にするにはショートカットに起動オプションを追加(画像赤枠)する必要があるということでした。

ここの情報を参考にpepflashplayer.dll」 ファイルがあるパス名(--ppapi-flash-path=) と バージョン--ppapi-flash-version=) を起動オプションに追加します。

X-Iron PPAPI 版 Flash 起動オプション追加例
  • E:\Apps\X-Iron\X-Iron.exe --ppapi-flash-path="C:\Windows\SysWOW64\Macromed\Flash\pepflashplayer32_19_0_0_185.dll" --ppapi-flash-version="19,0,0,185"

--ppapi-flash-path=」 で追加してある 「pepflashplayer.dll」 ファイルは、パス名やファイル名を間違いなく指定すれば、別の場所にコピーした dll ファイルやリネームしたファイル名でも問題ないと思います。

今回のこの記事では、Flash のインストール先フォルダ内にある dll ファイルが置いてある場所と、フォルダ内にあったファイル名をそのまま利用しています。

この方法の難点なところは、Flash のバージョンアップのたびに起動オプションを書き換えなければならないということです。またショートカットを経由せず別の方法でブラウザを立ち上げた場合にも、指定した起動オプションが機能しません。

参考 URL
X-Iron プラグインにて PPAPI の Flash Player が有効化された状態。NPAPI の Flash Player を使用しない場合は 「無効にする」 をクリック

起動オプションを追加したショートカットから X-Iron を起動して、アドレスバーから 「chrome://plugins」 入力、Enter キーを押してプラグイン画面を開きます。

プラグイン内にある Adobe Flash Player に 「PPAPI」 が表示されれば正しく動作していることになります。

特に理由がなければ 「NPAPI」 版 Flash は不要ですので、「無効にする」 をクリックします。

X-Iron プラグインにて Flash Player の NPAPI が無効(グレーアウト)された状態

NPAPI」 版 Flash のところがグレーになれば無効化された状態になりますので、「PPAPI」 版 Flash が有効になった状態でブラウザを使用できます。

X-Iron Flash Player を更新した場合、無効にした Flash Player NPAPI プラグインが再度有効化された状態になる

画像は更新された Flash のバージョンアップを行い、ショートカットの起動オプションを書き換えて X-Iron を起動後のプラグイン画面です。

一度無効にした 「NPAPI」 版 Flash でしたが、Flash のバージョンアップ後は再び有効化された状態に戻っていました。

X-Iron Flash Player を更新した場合は、無効設定した Flash Player などは有効化されてしまうので、都度再設定する必要がある

再度、手動で 「NPAPI」 版 Flash を無効にしましたが、このように Flash のバージョンをアップした場合は、ショートカットの起動オプションを変更するだけでなく、プラグイン画面から有効化された 「NPAPI」 版 Flash を都度無効化にする必要があります。

以上で X-Iron バージョン 27 から 40 への更新作業は完了しました。せっかく更新作業が終わったところでしたが、X-Iron バージョン 46 がリリースされてしまったので、次回は X-Iron バージョン 40 から 46 へ更新した記事を公開します。 → 公開しました。

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