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XInput Plus を使って Xbox 360 コントローラーの設定を変更してみました

前回の記事 では 「XInput Plus」 のダウンロードと初期設定の内容を確認しました。

今回は 「XInput Plus」 を使って Xbox 360 コントローラーのボタン入れ替え設定とゲームでの動作テストを行い、操作方法のカスタマイズとゲームに適用するまでの流れを確認してみます。

※ 便利な箱コンカスタマイズツールですが、セキュリティが非常に厳しいネット専用ゲームなどに使用すると、ゲームプロテクトの検出によって起動しない可能性があります。

XInput Plus を使って Xbox 360 コントローラーの設定を変更してみました



XInput Plus 設定方法

対象プログラムの選択

Xinput Plus 対象プログラムの 「選択」 ボタンをクリック

対象プログラム」 欄にコントローラーの設定を反映させたいゲームの exe ファイルをフルパス名で指定します。

選択」 ボタンをクリックすると、ファイルを開く時のダイアログボックスが表示されますので、そこからゲームの exe ファイルを選択することで自動的にフルパス名で入力できます。

Xinput Plus 対象プログラムの 「選択」 ボタンをクリック、手持ちのゲーム DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION の exe ファイルを指定

今回は PC版 「DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION」 の exe ファイルを対象プログラムに指定しました。

2016/9/21 追記

ゲームプログラムが 32bit の場合はこのままで問題ありませんが、64bit の場合は設定の変更が必要です。以下の関連記事をお読みください。

ボタン割り当て変更(A → B)

Xinput Plus ボタン割り当て変更 A ボタン → B ボタン変更作業

A ボタン」 を 「B ボタン」 にボタンの入れ替え設定をしてみます。

Xinput Plus ボタン割り当て変更 A ボタンの設定状態

現在 「A ボタン」 が設定されているのがわかります。

Xinput Plus ボタン割り当て変更 A ボタン → B ボタンを選択

B ボタン」 を選択します。

Xinput Plus ボタン割り当て変更 A ボタン → B ボタンに変更

B ボタン」 に変更できました。※ この時点ではツール内での設定が終わっただけの状態のため、まだゲームには適用できていません。

ボタン割り当て変更(B → A)

Xinput Plus ボタン割り当て変更 B ボタン → A ボタン変更作業

今度は 「B ボタン」 を 「A ボタン」 にボタンの入れ替え設定をします。

Xinput Plus ボタン割り当て変更 B ボタンの設定状態

現在 「B ボタン」 が設定されているのがわかります。

Xinput Plus ボタン割り当て変更 B ボタン → A ボタンを選択

A ボタン」 を選択します。

Xinput Plus ボタン割り当て変更 B ボタン → A ボタンに変更

A ボタン」 に変更できました。※ この時点ではツール内での設定が終わっただけの状態のため、まだゲームには適用できていません。

全体テスト

Xinput Plus 設定変更したボタンの動作テスト、「全体テスト」ボタンをクリック

全体テスト」 ボタンをクリックするとコントローラーの動作テストを行うことができます。

Xinput Plus 全体テスト画面

ぽーん」 という音が鳴るとともに 「全体テスト」 画面が表示されます。

ちなみにこの効果音は 対象プログラムに適用 後、プログラムを起動すると 「XInput Plus」 の設定が適用できていれば、起動時にもこの効果音が流れるようになっています。

Xinput Plus 「設定」タブ → 「拡張」タブ 起動音設定

この 「ぽーん」 という効果音の設定は、「設定」タブ - 「拡張」タブのその他で音量調節、ON OFF が可能です。

XInput Plus - 「設定」タブ → 「その他」タブ Ver 4.14.3 ツール有効時の起動音設定項目
2016/9/21 追記

Ver 4.14.3 では 「設定」タブ - 「その他」タブにツール有効時の 「起動音」 の設定が移動していました。

Xinput Plus 全体テスト画面 A ボタン → B ボタン変更動作テスト

コントローラーの 「A ボタン」 を押したときに 「B ボタン」 の部分で赤い点が表示されたので、「A ボタン」 の入れ替えがうまくいきました。

Xinput Plus 全体テスト画面 B ボタン → A ボタン変更動作テスト

今度はコントローラーの 「B ボタン」 を押したときに 「A ボタン」 の部分で赤い点が表示されたので、「A ボタン」 の入れ替えもうまくいきました。

設定の適用

Xinput Plus 設定変更後、「適用」ボタンをクリック

一通り設定が完了したので、このボタン設定をゲームに反映させます。

適用」 ボタンをクリックします。

Xinput Plus 対象プログラムで指定した exe ファイルがあるフォルダに、Xinput Plus 設定ファイルのコピー確認画面、「OK」 ボタンをクリック

対象プログラム」 で指定した exe ファイルがあるフォルダに、Xinput Plus の設定ファイルをコピーしていいかどうか聞いてきますので、問題なければ 「OK」 ボタンをクリックします。

Xinput Plus 対象プログラムで指定した exe ファイルがあるフォルダに、Xinput Plus 設定ファイルのコピー確認画面、「OK」 ボタンをクリック後、適用成功、「OK」 ボタンをクリックして画面を閉じる

Xinput Plusの適用に成功しました。」 と表示されたら 「OK」 ボタンをクリックして画面を閉じます。

Xinput Plus 対象プログラムで指定した exe ファイルがあるフォルダ内に 「Xinput1_3.dll」 と 「XinputPlus.ini」 が新たに追加、対象プログラムで指定したゲームを起動してコントローラーが設定した通りに動作すれば設定完了

対象プログラム」 で指定した exe ファイルがあるフォルダ内に 「Xinput1_3.dll」 と 「XinputPlus.ini」 が新たに追加されています。

この状態でゲームを起動してコントローラーが設定した通りに動作すれば、無事設定完了となります。

もし、Xbox 360 コントローラーが反応しない場合は Xbox 360 コントローラーが動作しない場合 を確認してみてください。

設定の適用解除

Xinput Plus コントローラーの設定を解除したい場合、「設定解除」 ボタンをクリック

コントローラーの設定を解除したい場合は 「適用解除」 をクリックします。

Xinput Plus 設定ファイル削除確認画面、「OK」 ボタンをクリック

設定ファイルを削除してもいいかどうか聞いてくるので、 「OK」 ボタンをクリックすると先ほどコピーした 「Xinput1_3.dll」 と 「XinputPlus.ini」 ファイルが削除されます。

Xinput1_3.dll」 と 「XinputPlus.ini」 ファイルが 「対象プログラム」 のフォルダ内からなくなっていれば適用解除されたことになります。

対象プログラムから設定の読み込み

Xinput Plus 対象プログラムの 「選択」 ボタンをクリック
Xinput Plus 対象プログラムから exe ファイルを指定した際に、フォルダ内に 「Xinput1_3.dll」 と 「XinputPlus.ini」 (その他 XInput Plus 関連 dll ファイル)がすでに存在していた場合、その設定を読み込むかどうか確認画面、「はい」 をクリックすると設定情報を読み込む

XInput Plus」 起動後、「対象プログラム」 から exe ファイルを指定した際に、フォルダ内に 「Xinput1_3.dll」 と 「XinputPlus.ini」 (その他 XInput Plus 関連 dll ファイル)がすでに存在していた場合、その設定を読み込むかどうかを聞いてきます。

はい」 をクリックするとその設定情報を読み込むことができます。

XInput Plus プリセット 保存&読み込み

XInput Plus プリセット 保存&読み込みボタン

カスタマイズしたコントローラーの設定内容をプリセットとして保存することができます。

先ほど設定した A、B ボタンの入れ替え設定の保存と読み込みを行ってみます。

プリセット 保存

XInput Plus プリセット 設定を保存 → Setteing1 をクリック

右上の 「」 ボタンから 「設定を保存 → Setteing1:」 をクリックします。

XInput Plus プリセット 設定を保存 → Setteing1 をクリック、設定を保存画面が表示

設定を保存」 画面が表示されます。

XInput Plus プリセット 設定を保存 → Setteing1 をクリック、「説明」 欄に名前をつけて 「OK」 ボタンをクリックして設定を保存

ここでは 「説明」 欄に 「DARK SOULS」 という名前をつけて設定を保存してみます。

入力したら 「OK」 ボタンをクリックします。

XInput Plus プリセット 設定を保存 → Setteing1 に 「説明」 欄に入力し手保存した名前が表示

設定を保存 → Setteing1:」 のところに先ほど入力した 「DARK SOULS」 が表示されています。

ここでいったん 「XInput Plus」 を終了させます。

プリセット 読み込み

XInput Plus プリセット 設定を読み込み → Setteing1 をクリック

XInput Plus を起動して画面右上の 「」 ボタンから 「設定を読み込み → Setteing1:」 をクリックします。

XInput Plus プリセット 設定を読み込み → Setteing1 をクリック、設定読み込み確認画面 、「OK」 ボタンをクリック

設定の読み込み確認画面が表示されるので 「OK」 ボタンをクリックします。

XInput Plus プリセット 設定を読み込み → Setteing1 をクリック、設定読み込み確認画面 、「OK」 ボタンをクリック後、設定読み込み完了

A、B ボタンを入れ替えた設定が無事読み込まれました。ちなみに 「対象プログラム」 の欄は読み込まれせんでした。

プリセットとして保存されるのはコントローラーの設定のみのようです。

Xbox 360 コントローラーが動作しない場合

XInput Plus」 とは関係ありませんが、Xbox 360 コントローラーがゲームで動作しないことがあり、その際に解決に参考になったサイトです。

優先デバイスの変更

Xbox 360 コントローラーが動作しない場合 優先デバイスの変更 コントロールパネル → ゲームコントローラー 「詳細設定」 ボタンをクリック

ゲームコントローラーが複数接続、認識されていると片方のコントローラーが操作できないことがあります。その場合、優先デバイスを変更すれば動作する可能性があります。

ゲームコントローラー」 画面を開き 「詳細設定」 ボタンをクリックします。

Xbox 360 コントローラーが動作しない場合 優先デバイスの変更 コントロールパネル → ゲームコントローラー 「詳細設定」 ボタンをクリック、詳細設定画面のコントローラー優先デバイス内容

優先デバイス」 がもう一つのゲームコントローラー(正確にはゲームパッドコンバータ) 「USB Dual Vibration Joystick - Single」 になっていました。

ちなみにこの 「USB Dual Vibration Joystick - Single」 は サンワサプライのゲームパッドコンバータ 「JY-PSUAD11」 です。

Xbox 360 コントローラーが動作しない場合 優先デバイスの変更 コントロールパネル → ゲームコントローラー 「詳細設定」 ボタンをクリック、詳細設定画面のコントローラー優先デバイス変更
Xbox 360 コントローラーが動作しない場合 優先デバイスの変更 コントロールパネル → ゲームコントローラー 「詳細設定」 ボタンをクリック、詳細設定画面のコントローラー優先デバイス変更 リスト項目をクリック
Xbox 360 コントローラーが動作しない場合 優先デバイスの変更 コントロールパネル → ゲームコントローラー 「詳細設定」 ボタンをクリック、詳細設定画面のコントローラー優先デバイス変更 XBOX 360 For Windows (Controller)を選択、「OK」 ボタンをクリック

優先デバイス」 を 「USB Dual Vibration Joystick - Single」 から 「XBOX 360 For Windows (Controller)」 に変更して 「OK」 ボタンをクリックします。

ゲームを起動してコントローラーの動作確認を行います。

他のゲームコントローラーを外す

Xbox 360 コントローラーが動作しない場合 使わないゲームコントローラーを外す

実は今回の場合、「優先デバイス」 を変更しただけではゲームでコントローラーは動作しませんでした。

最終的に他のコントローラーデバイスを外し Xbox 360 コントローラーのみ認識させた状態で、ゲーム内でコントローラーが動作することができました。

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