Driver Fusion を使って非公式サウンドドライバ(PAX Drivers)を削除してみました
2017年4月に PAX Drivers から非公式 X-Fi ドライバ SB X-Fi Series Support Pack 4.0 (2017年公開) に変更しています。
前回の記事 ではインストール済みの 「PAX Drivers」 - 「Official PAX MASTER PCI XFI Driver Suite 2013 V1.00 ALL OS Stable Drivers. Default Tweak Edition」 ドライバのアンインストールと、新バージョンの非公式サウンドドライバ 「PAX MASTER PCI XFI Driver Suite 2014V 1.15 ALL OS Stable Drivers」 を入れるための必要な設定を事前に行いました。
今回の記事では使用している Windows 7 64bit OS を セーフモード(セーフブート) で起動して、「Driver Fusion」 でサウンドドライバの削除を行います。
MSE リアルタイム保護 無効
「Driver Fusion」 でドライバを削除する前に、ドライバの削除の妨げが発生しないようにアンチウィルスソフトなどのセキュリティソフトを念のため一時的に停止させておきます。
私の PC 環境では 「Microsoft Security Essentials」 をインストールしてあるため、設定内にある 「リアルタイム保護」 を一時的に無効化にします。
「Microsoft Security Essentials」 を開き、「設定」 タブ → 「リアルタイム保護」 をクリックします。
「リアルタイム保護を有効にする」 のチェックマークを外し、「変更の保存」 ボタンをクリックします。
「PC の状態 : 危険」 と表示されたら、 「リアルタイム保護」 が無効になっている状態となります。
セーフモード起動設定(セーフブート)
MSE のリアルタイム保護の無効化設定 をして、あとは 「セーフモード」 で起動して 「Driver Fusion」 でドライバを削除するのみとなりました。
通常 「セーフモード」 を起動する方法として、「POST(Power On Self Test)」 画面が表示された後に、キーボードの 「F8 キー」 を連打することで 「詳細ブートオプション」 画面に切り替わり、「セーフモード」 を選択して起動することができます。
しかし、PC の環境によっては 「F8 キー」 を押すタイミングが非常にシビアだったりして、うまく 「セーフモード」 で起動することができない場合があります。
そこで、あらかじめ Windows が起動している状態で 「セーフモード」 で起動するように設定することで 「F8 キー」 を押す必要がなくなります。
「セーフモード」 で起動する設定は 「システム構成」 画面を開きます。
「ブート」 タブから 「ブートオプション」 内にある 「セーフブート」 にチェックマークをつけて 「最小」 を選択します。
「適用」 ボタンをクリックして 「OK」 ボタンをクリックします。
再起動を促すメッセージが表示されます。再起動の準備ができてない場合は、「再起動しないで終了する」 ボタンをクリックしていったん画面を閉じて、後ほど PC の再起動します。
これで PC を再起動すれば 「F8 キー」 を連打することなく、自動的に 「セーフモード」 で起動することができます。
Driver Fusion ドライバ削除手順 その1
「セーフモード」 で Windows が起動したら、「Driver Fusion」 を起動します。
「メンテナンス」 → 「ドライバファミリ」 を選択します。画面内右側にある 2 種類の表示方法が選択できるようになっているので、左側にあるカテゴリアイコンをクリックします。
「聞こえる」 のアイコンをクリックします。
「Creative」 のアイコンをクリックしてチェックマークを入れ選択状態にしたら、「削除する」 ボタンをクリックします。
「あなたが選択したドライバ・ファミリからエントリを削除してもよろしいですか?エントリは、まだ Windows で使用されている可能性があります。」 というメッセージが表示されますので、「はい」 ボタンをクリックします。
ドライバの削除が始まりますので、しばらくこのまま待ちます。
Driver Fusion Premium に関するメッセージが表示されますので、「なし」 ボタンをクリックします。
「あなたは、変更を有効にするためには、Windows を再起動する必要があります。今すぐコンピュータを再起動しますか?」 というメッセージが表示されますので、「なし」 ボタンをクリックします。
ドライバの削除が完了しました。
「管理」 → 「歴史」 をクリックするとドライバの削除履歴を確認することができます。また、削除したドライバのリストアや削除前バックアップしたドライバの削除がここで操作できるようです。
Driver Fusion ドライバ削除手順 その2
今回はやりませんでしたが、「Driver Fusion」 を使った別の方法でのドライバ削除方法です。
「メンテナンス」 → 「ドライバファミリ」 を選択します。画面内右側にある 2 種類の表示方法が選択できるようになっているので、右側のアイコン(詳細)をクリックします。
「Creative」 のアイコンをクリックしてチェックマークを入れ選択状態にします。
「Creative」 にチェックマークがつくと 「細部」 ボタンが表示されます。
「細部」 ボタンをクリックすると削除対象のファイル、レジストリ、サービス等が表示されますので事前に削除対象を確認することができます。
「削除する」 ボタンをクリックするとドライバの削除が始まります。
セーフモード起動設定(セーフブート) 解除
ドライバの削除が完了しましたので、あとは再起動して新しいドライバをインストールするところですが、「セーフモード」 で起動する設定のままとなっているので、通常の Windows OS が起動するのように設定を元に戻しておきます。
「システム構成」 画面を開きます。
「ブート」 タブから 「ブートオプション」 内にある 「セーフブート」 にチェックマークを外します。
「適用」 ボタンをクリックして 「OK」 ボタンをクリックします。
再起動を促すメッセージが表示されます。
再起動の準備ができてない場合は、「再起動しないで終了する」 ボタンをクリックしていったん画面を閉じて、後ほど PC を再起動を行います。
MSE リアルタイム保護 有効
アンチウィルスソフトなどのセキュリティソフトで一時的にセキュリティ機能を無効化にしていた場合は、元のセキュリティ状態に戻しておきます。
私の PC 環境で使用している 「Microsoft Security Essentials」 について、「Microsoft Security Essentials のリアルタイム保護を一時的に無効化」 にしていたので、有効化に戻しておきます。
「Microsoft Security Essentials」 を開き、「設定」 タブ → 「リアルタイム保護」 をクリックします。
「リアルタイム保護を有効にする」 にチェックマークを入れて、「変更の保存」 ボタンをクリックします。
「PC の状態 : 保護」 と表示されたら、「リアルタイム保護」 が有効になっている状態となります。
次回、「PAX MASTER PCI XFI Driver Suite 2014V 1.15 (PAX Drivers) をインストールしてみました」 に続きます
- Creative X-Fi サウンドカードの PAX Drivers を削除して、SB X-Fi Series Support Pack 4.0 をインストールしてみました
- 非公式サウンドドライバ(PAX Drivers)を可能な限り削除するために Driver Fusion をインストールしました
- 非公式サウンドドライバ(PAX Drivers)のアンインストール作業メモ
- Driver Fusion を使って非公式サウンドドライバ(PAX Drivers)を削除してみました (現在開いているページ)
- PAX MASTER PCI XFI Driver Suite 2014V 1.15 (PAX Drivers) をインストールしてみました
- Creative ソフトウェア オートアップデート アンインストールメモ
- Creative Sound Blaster X-Fi(PCI) エンターテインメントモード 設定メモ
- Creative Sound Blaster X-Fi(PCI) Creative オーディオコントロールパネル 設定確認メモ
- Creative Sound Blaster X-Fi コントロールパネル サウンド設定メモ
- Windows Update から各種デバイスドライバ、ファームウェアのインストールメモ
- パーツ流用 サウンドカード Creative Sound Blaster X-Fi Fatal1ty PCI Card (SB0466)
- 周辺機器選定 PCスピーカー Logicool Stereo Speakers Z120
- 古い PCI サウンドカードから発生した爆音ノイズを解決した時のメモ