サーモスより値段が安いフォルテック・ハウス ステンレスタンブラーを購入しました
長年、保温も保冷も可能な THERMOS ステンレスマグカップ(飲み口付) JCM-240 を愛用しており、これでアイスコーヒー・ホットコーヒー・麦茶・お茶など淹れて飲んでおりました。
このステンレスマグカップの容量は 240ml とやや少ないため、特に夏になるとよく淹れるアイスコーヒーや麦茶はすぐに飲み干してしまい、毎回毎回都度注ぐのは面倒でしたので容量が大きいステンレスタンブラーを購入することにしました。
サーモス製品を利用していた実績から、引き続き同じサーモスの THERMOS 真空断熱タンブラーにほぼ購入に傾いていました。
ただ、1 個あたりの価格がやや高いかなと感じていたので、この機会に他社製品の類似品をいろいろ調べてみると、各社からほぼ同じ機能・容量で低価格のタンブラーがラインナップされていることがわかりました。
いろいろ吟味して悩んだ末、同容量でサーモスよりさらに安かった フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 400ml FHR-6177 と フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 620ml FHR-6204
をそれぞれ 2 つずつ購入することにしました。
2016年に発売されたフォルテック・ハウスの真空断熱ステンレスタンブラーを購入した記事を 公開 しました。
フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 400ml(FHR-6177) 開封
まずは フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 400ml FHR-6177 です。2 個購入しました。
主にホットコーヒーやお茶など、一度にたくさん飲まない温かい飲み物用として使用します。
開封して中身をチェックします。
緩衝材などはなくビニール袋のみのシンプルな包装のみです。
タンブラー内に取扱説明書などが一緒に同封されています。
タンブラー内部を撮影した画像です。
タンブラー内部を真上から撮影した画像です。
タンブラーの底面です。MADE IN CHINA となっています。
フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 620ml(FHR-6204) 開封
次に フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 620ml FHR-6204 です。こちらも 2 個購入しました。
主にアイスコーヒーや麦茶など、氷をたくさん入れて冷たい飲み物を飲むときに使用します。
開封して中身をチェックします。
こちらも緩衝材などはなくビニール包装のみのシンプルな梱包でした。
同じくタンブラー内に取扱説明書などが同封されていました。
タンブラー内部を撮影した画像です。
タンブラー内部を真上から撮影した画像です。
タンブラーの底面です。こちらも MADE IN CHINA となっています。
片方のタンブラーのシールの貼る位置がずれているのがちょっと気になりました。
THERMOS ステンレスマグカップとの大きさ比較
愛用していた THERMOS ステンレスマグカップ(飲み口付) JCM-240 との大きさを比較してみます。
画像左側が THERMOS ステンレスマグカップ(飲み口付) JCM-240、真ん中が フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 400ml FHR-6177
、右側が フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 620ml FHR-6204
となっています。
横から見るとこのような感じの高さになっています。
- THERMOS ステンレスマグカップ(飲み口付) JCM-240
→ 10 cm
- フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 400ml FHR-6177
→ 15.5 cm
- フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 620ml FHR-6204
→ 18 cm
フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 400ml と 620ml の大きさ比較
購入した フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 400ml FHR-6177(左側) と フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 620ml FHR-6204
(右側) 2 つずつ並べてみました。
底面の大きさを比べてみます。
画像下が フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 620ml FHR-6204、画像上が フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 400ml FHR-6177
となっています。
画像で見るとわずかながら フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 620ml FHR-6204 のほうが底面積が大きいのがわかります。
また、容器内側もその分広くなっているせいか フォルテック・ハウス ステンレスタンブラー 620ml FHR-6204 のほうがスポンジを使っての内部のお手入れがしやすくなっています。
酸素系漂白剤を使って内容器臭い取り
使用する前に取扱説明書に従って、食器用中性洗剤とスポンジを使ってよく洗っておきます。
食器用中性洗剤には フロッシュ 食器用洗剤 オレンジ を、スポンジは 3M スコッチ・ブライト ハイブリッドネットスポンジ
を使って洗いました。
ステンレスタンブラー開封後、容器内の内側には鉄独特の臭いが残っているので、自宅で使用している酸素系漂白剤を使って臭い取りを行います。
ステンレスタンブラーに適量の酸素系漂白剤を入れ、内容器の縁の部分までお湯を注ぎ、約 30 分ほど放置しておきます。
ちなみに縁の部分まで熱湯を注ぐとタンブラー上部はかなり熱くなっていましたので、熱い飲み物を入れるとき・飲むときは注意したほうがいいでしょう。
30 分後、スポンジでタンブラーをよく洗い、水気をふき取り十分に乾燥させて洗浄完了です。
これでタンブラーを使用できる状態となりました。
タンブラーの容量が大きくなったことで氷の量が増やせて、飲み物の頻繁な注ぎ回数は少なくなり、保冷に優れたステンレスタンブラーということもあって、この夏は冷たいアイスコーヒーや麦茶など味わって飲むことができるようになりました。
その他使い方や注意事項など
その他取扱説明書を読んで気になった情報をピックアップします。
タンブラーの効果的な使用方法としては、あらかじめ少量の冷水(熱湯)を入れ、1 分ほど予冷(予熱)するとより保冷(保温)できるようになります。
タンブラーの縁の部分は断熱構造になっていないため、熱い飲み物を容器内いっぱいに注いでから飲むのは厳しいかもしれません。
丸洗いは可能ですが、つけ置き洗いはできません。また、塩素系漂白剤は使用できません。
スポーツ飲料水など、塩分を含んだ飲料物を入れた場合、塩分による腐食を防ぐために使用後はすぐ手入れする必要があります。
斑点(はんてん)状の赤錆がついた場合は食酢を 10 %程度加えて約 1 時間放置、ザラザラしたもの(カルシウム)が付着した場合はクエン酸を 10 %程度加えて約 3 時間放置後、よく洗うことでとれるそうです。
汚れや臭いについては 酸素系漂白剤を使って内容器臭い取り で実践した方法で酸素系漂白剤を使って 30 分放置後によく洗うのが効果的です。
サーモスのタンブラーと比較して、フォルテック・ハウス ステンレスタンブラーは食器洗浄機に非対応、保冷効力は 9 度以下(1時間)(サーモスタンブラーは 7 度以下)となっており、この辺がおそらくサーモスタンブラーとの価格差となっているのではないかと思われます。
食洗機は使いませんし、長時間保冷しておくこともなく短時間で大体飲み干してしまうので、個人的にはタンブラーの性能などに不満はありません。
あとはどれだけ長く使用できるかどうかといったところでしょうか。
今回、購入後いろいろ調べて気が付いたのですが、タンブラー類似品は大抵 真空断熱 または 真空二重構造 という性能を謳っていることが多いと思うのですが、このフォルテック・ハウス ステンレスタンブラーは 真空 という文字がどこにも入っていませんでした。
Amazon レビューでもその辺気にされている方がおりましたが、HC×Mania さんの記事 に 和平フレイズ が 真空 を謳(うた)っていないと思われる理由を書かれておりました。
評判のよいメーカーらしく、関連商品の性能は好評なようですのであまり気にする必要はなさそうです。
他社の類似品タンブラー商品の中には、断熱層が 真空 ではなく 中空 (参考 : (Internet Archive)真空構造と中空構造の違い) と明記されているものもあるみたいなので、保温・保冷重視のタンブラーを購入するときはその辺注意してください。