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PC ケース ホコリの詰まり具合チェックとホコリ掃除 - Three Hundred Two AB メイン PC 編

自作 PC 完成後、まともに Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB のホコリ掃除をしていないためか、連日の猛暑により CPU・マザーボード・ビデオカードの温度が高めになっており、特に HDD については温度が 40度 を超える日が続いておりました。

ほぼ同じ構成の自作 PC を 2台常時稼働させておりますが、両方とも PC ケースへのホコリのつまり具合が目に見えてひどい状態なので、これを機にまとめて自作 PC のメンテナンスを行うことにしました。

ホコリ掃除する前にメイン PC のコマンドプロンプトから systeminfo で OS をインストールした日時を調べてみると 2013/05 となっており、約 1年と 3ヵ月近くホコリ掃除に関してはまったく手入れしていなかったことがわかりました。

今回の記事ではメイン PC のホコリ詰まりのチェックを行い、PC ケースにたまりにたまったホコリを根こそぎ掃除します。

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ショーワグローブ 作業用手袋 まとめて購入

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB は外装が黒いため(ほとんどの PC ケースは色が黒いものが多いと思いますが)、素手で触ってしまうと指紋のあとがついてしまい、場合によっては目立ってしまいます。

軍手や綿手袋を使えば指紋がつく心配がなくなり、後でふき取る必要もありません。ただ重い PC ケースを持ったり動かしたり細かい作業が必要な時は、軍手や綿手袋では作業がやりにくい時があります。

ショーワグローブから発売されているような用途別作業用手袋 を装着すればそういった不満がなくなり、PC メンテナンスの作業効率が格段にアップします。

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さまざまな PC パーツが密集しているケース内で、手が届きにくいすき間や基板にたまったホコリを吹き飛ばすには、エアダスターが手軽で便利です。

手軽に使えるエアダスターですが、連続使用で缶が冷たくなり噴射力が落ちやすく、使い切った後は一般のスプレー缶と同様にゴミになってしまいます。また、1本あたりの単価がやや高いのも気になる点です。

ハンディブロワー があればエアダスターのデメリット部分を解消してホコリを根こそぎ吹き飛ばせます。

値段はピンキリですが、数千円レベルの ハンディブロワー でも PC ケース内のホコリを吹き飛ばすのには十分な性能がありますのでおすすめです。

注意点として、ファンのホコリ掃除にエアーダスターやハンディブロワーなど、風の吹き付けが強力なものを使用してファンが勢いよく回ったりすると、ファンやファンの軸にダメージを与えてしまうことがあるようです。

あらかじめ割りばしでファンの羽のところに固定しておけば、エアーダスターやハンディブロワーを使ってもファンが勝手に回ることがなくなりますので、安心してホコリ掃除ができるようになります。

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PC ケースのフロントパネル、メッシュ状の穴、ダストフィルターなど、手が届くけどエアダスターやハンディブロワーの風量で部屋中にホコリをまき散らしたくないときは、ダスター刷毛(ハケ)を使って掃除します。

ダスター刷毛(ハケ)は動物の毛(豚毛)を使用しており静電気が発生しくいので、デリケートな PC でもこの刷毛(ハケ)を使えば安心してホコリ掃除ができるでしょう。

ダスター刷毛(ハケ)で掃除すると PC ケースや PC パーツによっては毛先が引っかかり抜けやすくなります。ケース内やパーツに抜け落ちた刷毛が、ゴミとして残ってしまうことがないよう注意しましょう。

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ツインバード TWINBIRD サイクロンスティック型クリーナー ホワイト TC-EA17W 開封、掃除機本体、ダストケース、すき間ノズル、パイプ+すき間ノズルホルダー、ハンドル、床用吸込口

PC ケース内のホコリ掃除には直接使用しませんが、室内でホコリを吹き飛ばした後のフローリングにたまったホコリを掃除するため、掃除機 (サイクロン式スティッククリーナーサイクロン式ハンディークリーナー) を使用します。

外で作業できれば掃除機は不要になるのですが、PC ケース移動中に HDD に衝撃や振動を与えしまうことがあるかもしれませんので、自室または別の部屋でホコリ掃除をするようにしています。

掃除機を使う必要のない程度のホコリの量であれば、フロアワイパー + ドライシート を使ってさっと済ませます。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロントパネル、フロントメッシュのホコリ
メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロントパネル、フロントメッシュのホコリ
メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロントパネル、フロントメッシュのホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB のフロントパネル・フロントメッシュに詰まっているホコリです。

フロントファン 2基を吸気ファンとして取り付けているため、PC ケース外からのホコリはほとんどフロントパネルから吸い込むことになります。なお、フロントファン以外のケースファン(サイドパネルファン 2基、リアファン 1基)は排気ファンとして取り付けています。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 天板ファンガード、アルミファンフィルターのホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB のトップパネル(天板)にはケースファンは取り付けておらず、PC ケース内側から別売りの 14cm アルミファンフィルター CFA-140B-BK のみを取り付けています。

CPU クーラーにはサイズが大きいグランド鎌クロスを取り付けているため、隣接するトップパネルのスペースがあまり確保できないのと、トップファン設置後のファンメンテナンスや交換時などで着脱することを考えて、トップファンを取り付けないことにしています。

ホコリがたまりやすい机の下に PC ケースを置いていたため、ファンガードも含めトップパネル(天板)全体にホコリをかぶっている状態となっていました。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 背面マザーボードリアパネル、拡張スロット、リアファンのホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB のリアパネル(背面)です。

上に見えるケースファンは排気ファンとして取り付けている GELID Silent12 ハイドロダイナミックベアリング 120mm ファン です。横に見える I/O パネルはマザーボード ASUS P8Z68-V PRO/GEN3 です。

マザーボードの I/O パネルの横と拡張スロットの横にはスリット状の穴があり、PC ケース内はやや負圧状態のためかその穴から吸い込むような形でホコリが付着したものと思われます。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB サイドパネル(マザーボード表面側)ファンのホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB のサイドパネル(PC パーツ取り付け側)にあるケースファン(排気) GELID Silent12 ハイドロダイナミックベアリング 120mm ファン です。

ファンにホコリが付着していますが、特に目立つようなホコリのたまり方はしていませんでした。

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 天板ファンガード、アルミファンフィルターとサイドパネル(マザーボードベース側)ファンのホコリ
Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 天板ファンガード、アルミファンフィルターとサイドパネル(マザーボードベース側)ファンのホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB のサイドパネル(裏配線側)にあるケースファン(排気) GELID Silent12 ハイドロダイナミックベアリング 120mm ファン です。

サイドパネルのメッシュ部分やファン本体も含め、かなりのホコリが付着していました。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB ケース内部のホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB のケース内部です。

CPU ファン GELID Silent12 PWM ハイドロダイナミックベアリング 120mm ファン に取り付けた別売りの 12cm アルミファンフィルター CFA-140B-BK にホコリの付着が特に目立ちます。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB ケース内部底面、電源ユニット付近のホコリ

電源ユニットやサウンドカードの表面にうっすらとホコリが付着しています。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB ケース内部 3.5 インチシャドウベイ付近のホコリ

3.5 インチシャドウベイに取り付けた HDD の表面にもうっすらとホコリが残っています。

ただ、今回の場合ですと PC ケース内で CPU ファンの アルミファンフィルター CFA-140B-BK 以外に表面上目立つようなホコリ汚れはあまりありませんでした。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB ケース内部ビデオカードのホコリ

PC ケースを逆さにしてビデオカードのファン付近を撮影したものです。

画像からはわかりにくいのですが、ビデオカードファンの奥にあるヒートシンクにはホコリがけっこう付着しており、ハンディブロワーやエアーダスターでビデオカードのヒートシンクに吹きつけると、結構な量のホコリが舞い上がりました。

CPU ファンに取り付けた アルミファンフィルター CFA-140B-BK にホコリが詰まっていましたが、フィルターがないビデオカードではヒートシンク部分にホコリがたまっていたので、フィルターの有無でホコリがたまる箇所が大きく異なるようです。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 裏配線・マザーボードベース側のホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 裏配線側です。

CPU カットアウト側に見えるマザーボード裏面とその近くを通るケーブル類にホコリが付着していました。それ以外の裏配線側にはあまりホコリは見られませんでした。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB マザーボードベース側、CPU カットアウト側のホコリ

ASUS P8Z68-V PRO/GEN3 に取り付けたサイズのユニバーサルリテンションキット 3 (SCURK-3000) バックプレートのところに、ちょうどサイドパネルの排気ファン GELID Silent12 ハイドロダイナミックベアリング 120mm ファン のファン部分と密接にかぶる場所となっていますが、この部分にかなりのホコリが付着していました。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロントパネル、フロントファンのホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロントパネル取り外し後のフロントファン(吸気) GELID Silent12 ハイドロダイナミックベアリング 120mm ファン です。

吸気ファンとして取り付けていますが、フロントパネルのメッシュとダストフィルターでホコリをキャッチしているせいか、ファンには多少ホコリがみられる程度で、目立つほどの汚れはありませんでした。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロント 5インチベイドライブのホコリ
メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロントパネル取り外し後の 5インチベイドライブのホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロント部分、上側から 5インチドライブベイ付近を撮影した画像です。

PC ケース内が負圧よりのためか、ケースのすき間からホコリが入り込んでいるような状態が見られます。

5インチドライブベイに取り付けたドライブのすき間にも、ホコリが詰まっている状態が確認できます。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロントパネル、フロントメッシュのホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB から取り外したフロントパネル・フロントメッシュ面です。

フロントパネルのケースファン GELID Silent12 ハイドロダイナミックベアリング 120mm ファン は吸気ファンとして稼働していたため、PC ケース内に入ろうとするほとんどのホコリはこの部分から吸い込まれるので、びっしりとホコリが詰まっていました。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロントパネル、ダストフィルター内側のホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロントパネルの裏側、フロントメッシュの裏にはダストフィルターが取り付けられています。

裏表どちらからみても、メッシュ・フィルターの先が全く見えないほどのホコリが詰まっているのがわかります。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロントパネル、ダストフィルターのホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB フロントパネルからダストフィルターを取り外したところです。

画像上側のフロントパネル・フロントメッシュは掃除後の状態です。画像下側のダストフィルターはまだホコリを取り払っていない状態のものです。

フロントメッシュにもかなりのホコリが詰まっておりましたが、ダストフィルターにもホコリが相当詰まっていたので、風の通りがほとんどなかったことが想像できます。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 底面、電源ユニット搭載エリア ダストフィルターのホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB を逆さにしてケース底面を撮影した画像です。

電源ユニットの真下にあるダストフィルターのホコリの詰まり具合を調べるために、PC ケースを逆さにしています。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 底面、電源ユニット搭載エリア ダストフィルターのホコリ

Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 底面に向けた電源ユニットのファンは吸気のため、ダストフィルターにホコリが詰まっているのがわかります。

実はこのダストフィルターがメイン PC・サブ PC ともにガッチリと閉まってしまい取り外せない状態となっていたため、PC ケースの状態を調べるために逆さまにしていました。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 底面、電源ユニット搭載エリア ダストフィルターのホコリ

いろいろ調べてみたところ、どうも電源ユニットをネジで強めに締めて固定(?)してしまったためか、ダストフィルターが取り外せなかったようです。

いったん電源ユニットのネジを取り外すことで、なんとかダストフィルターを取り外すことができました。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 底面、電源ユニット搭載エリア ダストフィルターのホコリ

ダストフィルターを取り外してみると、電源ユニットのファン側にもホコリが残っていました。

メンテナンスするときはダストフィルターだけを外して掃除するだけでなく、電源ユニット内や電源ユニットファンのホコリもハンディブロワーやエアダスターで掃除する必要があります。

メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 底面、電源ユニット搭載エリア ダストフィルター取っ手部分
メイン PC、Antec ゲーミング PC ケース Three Hundred Two AB 底面、電源ユニット搭載エリア ダストフィルター取っ手部分

ホコリ掃除が終わったら電源ユニットをネジ止め固定してダストフィルターを取り付けます。次にメンテナンスするときにダストフィルターが取り外せなくなるのが面倒なので、画像のように最後まで取り付けないようにしました。

電源ユニット搭載エリアにあるダストフィルターは横に引っ張って取り外すタイプのため、ダストフィルターを最後まで取り付けないようにすると、画像のように PCケース横からすこし出っ張るような形になります。

一通りメイン PC のホコリ掃除が終わり、元通りに戻して作業完了となります。電源を入れて問題なく起動できるかどうか確認します。

暑い日には 40度 を超えていることが多かった HDD が、掃除後は 35度 まで温度が下がったのが一番わかりやすい PC メンテナンス結果でした。

ホコリによってケース内のエアフローが機能していない状態では PC パーツの冷却はかなり落ち込みますので、定期的に PC ケースのホコリ掃除は必要であることを再認識しました。

こういった手入れは面倒なためあまりやらないのですが、エアコンがない部屋で PC を使い続ける場合には、夏場に入る前にホコリ掃除などのメンテナンス作業は必須と言えるでしょう。

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