HDD・SSD モニタリングソフト CrystalDiskInfo 5.6.2 から 6.2.1 へ更新してみました
2013年に HDD・SSD のモニタリングや APM 設定のためにインストールした CrystalDiskInfo が、2014年8月末にバージョン 6.2.1 となって公開されておりましたので、使用中のバージョン 5.6.2 から最新版に更新してみました。
CrystalDiskInfo 6.2.1 ダウンロード&インストール
最新版 CrystalDiskInfo をダウンロードします。今回は 「Shizuku Edition [Ultimate] インストーラー版(exe)119 MB」 をダウンロードしてインストールしてみます。
ダウンロードしたファイル名は 「CrystalDiskInfo6_2_1ShizukuUltimate-ja.exe」 です。
ダウンロードした 「CrystalDiskInfo6_2_1ShizukuUltimate-ja.exe」 を開き、インストールを実行します。
「セットアップは実行中の CrystalDiskInfo を検出しました。」 とメッセージが表示されました。前バージョン(5.6.2)の CrystalDiskInfo が常駐していたため、インストールが中断されたようです。
常駐している CrystalDiskInfo を終了して、もう一度インストーラーを起動させます。
セットアップ画面が起動しますので、「次へ」 ボタンをクリックします。
「使用許諾契約書の同意」 画面では、「同意する」 を選択して 「次へ」 ボタンをクリック。
「追加タスクの選択」 画面が表示されますので、チェックマーク内容を確認・適宜変更したら 「次へ」 ボタンをクリックして先に進めます。
「インストール」 ボタンをクリックするとインストールが開始します。
インストールが完了しました。「完了」 ボタンをクリックして画面を閉じます。
CrystalDiskInfo を起動してインストールしたバージョン(今回は 6.2.1)になっていれば、インストール完了です。
CrystalDiskInfo 6.2.1 AAM/APM 再設定
最新版 CrystalDiskInfo 更新後に起動して設定状態を確認したところ、「AAM/APM 設定」 の APM の設定が以前設定した 「FEh」 から 「80h」(スライダー中央の位置) の設定に戻っていました。
APM のスライダーを一番右まで動かし 「FEh」 のところに位置を合わせ、「有効」 ボタンをクリックして再設定しようとしたところ・・・
APM の設定のスライダーの位置が 「80h」(スライダー中央の位置) に勝手に戻るという現象が発生してしまいました。
いろいろ試行錯誤して調べてみたところ、私の PC 環境ではどうも 「上級者向け機能」 にある 「ATA_PASS_THROUGH」 のチェックマークが外れていると、APM の設定が保存されないことがわかりました。
以前インストールした CrystalDiskInfo 5.6.2 ではそのような問題にあった記憶はなく、「ATA_PASS_THROUGH」 のところを触った記憶もありません。
新バージョンの CrystalDiskInfo を上書きインストールした後では、以前のバージョンではどのような設定になっていたのかを確認することができなかったので、バージョンによる影響なのかどうかはわかりませんでした。
「ATA_PASS_THROUGH」 にチェックマークを入れ、再度 APM の設定を行います。
再び APM のスライダー一番右の 「FEh」 に設定して 「有効」 ボタンをクリックします。
「有効」 ボタンをクリックした後、スライダーの位置が元に戻らなければ設定完了です。
CrystalDiskInfo 6.2.1 64bit 実行ファイル差し替え
CrystalDiskInfo のダウンロードページに 「64bit 実行ファイル」 が公開されていたので、導入してみました。
「通常版/Shizuku Edition 用 64bit 実行ファイル(上級者向け) ポータブル版 (zip)2.7MB」 をクリックしてファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイル名は 「CrystalDiskInfo6_2_1x64Pack.zip」 となっていました。
ダウンロードした zip ファイルを解凍すると 「DiskInfoSx64.exe」 と 「DiskInfoX64.exe」 の 2つの exe ファイルがあります。
ダウンロードした 「DiskInfoSx64.exe」 と 「DiskInfoX64.exe」 の 2つの exe ファイルを CrystalDiskInfo をインストールしたフォルダに配置します。
すでに CrystalDiskInfo が起動・常駐している場合はいったんプログラムを終了させておきます。
先ほど配置した 「DiskInfoSx64.exe」 を実行すると Shizuku Edition が、「DiskInfoX64.exe」 を実行すると 通常版 が起動します。(先ほどインストールした CrystalDiskInfo プログラムと 64bit プログラムを同時に起動させておくことはできないようです)
起動後にタイトルバーに追加で 「x64」 が表示されたので、64bit バージョンで起動してあることが確認できます。
※ 64bit バージョンで起動した場合、設定内容は引き継がれず初期状態で起動されますので、手動で再設定を行う必要があります。
64bit 実行プログラムを PC 起動時にスタートアップに設定して起動・常駐設定する場合は、前のプログラムで設定していた 「スタートアップ」 のチェックマークを外しておきます。
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Re: 問題解決!
> このブログでスライダーの位置が
> 「80h」に戻る問題が解決しました!
> 半分あきらめてたのでめちゃうれしいです!
> ありがとうございますw
コメントありがとうございます。
お役に立ててよかったです。