新しい HDD にデータをミラーリングするための HDD フォーマット作業と各種準備作業メモ

2014年10月25日
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前回の記事 では 「DiscWizard」 を使って HDD のクローン作業を行いましたが、クローン実行中に旧 Seagate HDD の読み込みエラーにより 1時間もかかった作業が中断になるという結果に終わってしまいました。

HDD 上に読み込めない セクタ がある以上、ソフトウェアを使った HDD のクローン作業はおそらく無理だろうと判断し、別の方法を試みることにしました。

いろいろ考えた末、Windows 7 上で 「DiskMirroringTool Unicode」 というフリーソフトを利用してミラーリングを行い、フォーマットとドライブレターを割り当てた Seagate HDD ST2000DM001/EWN にデータ移行作業を行うことにしました。

最終的にこの作業内容は些細なエラーがあったもののミラーリングはうまくできましたので、その設定内容と処理手順の過程、結果までの流れをまとめることにしました。

今回の記事では 「DiskMirroringTool Unicode」 を実行する前準備として、HDD フォーマットや一部設定済みのシステムフォルダのパス変更、ミラーリング時の 「Microsoft Security Essentials」 による誤検出防止のための設定を行います。

新しい HDD にデータをミラーリングするための HDD フォーマット作業と各種準備作業メモ

増設した HDD のシンプルボリューム作成とフォーマット作業

自作PC に取り付けた動作確認済みの Seagate HDD ST2000DM001/EWN に通常の HDD フォーマットおよびドライブレターの割り当てを行います。

参考サイト
ディスクの管理画面 ディスク 1 に未割り当てと認識された Seagate 2TB ハードディスク ST2000DM001/EWN、未割り当てのところをクリックすると斜線表示になり選択状態になる。右クリックから新しいシンプルボリュームをクリック

ディスクの管理」 画面を開きます。

「ディスク 1」 に 「未割り当て」 と認識されているのが、今回 HDD 交換用に購入した Seagate HDD ST2000DM001/EWN です。

「未割り当て」 のところをクリックすると斜線表示になり選択状態になります。右クリックから 「新しいシンプル ボリューム」 をクリックします。

Seagate 2TB ハードディスク ST2000DM001/EWN 新しいシンプルボリュームウィザード画面が起動、次へボタンをクリック

「新しいシンプル ボリューム ウィザード」 画面が起動しました。「次へ」 ボタンをクリックをクリックします。

Seagate 2TB ハードディスク ST2000DM001/EWN ボリュームサイズの指定画面、次へボタンをクリック

「ボリューム サイズの指定」 画面です。「次へ」 ボタンをクリックします。

Seagate 2TB ハードディスク ST2000DM001/EWN ドライブ文字またはパスの割り当て画面、次のドライブ文字を割り当てるのところで一時的に使用するドライブレター X を指定。次へボタンをクリック

「ドライブ文字またはパスの割り当て」 画面です。「次のドライブ文字を割り当てる」 のところで 「X」 を指定しました。

これは一時的に使用するドライブレターのため、これを選んだ理由は特にありません。ほかのドライブと間違えにくいという理由ぐらいの程度です。「次へ」 ボタンをクリックします。

Seagate 2TB ハードディスク ST2000DM001/EWN パーティションのフォーマット画面、好みで設定、ボリュームラベルのボリュームは削除して空欄、クイックフォーマットするチェックマークを外す、設定後、次へボタンをクリック

「パーティションのフォーマット」 画面です。以下は私が HDD フォーマットするときにいつもやっている設定です。(HDD 2TB までの場合)

「ボリューム ラベル」 の「ボリューム」 は削除して空欄にしています。「クイック フォーマットする」 のチェックマークを外しています。設定後、「次へ」 ボタンをクリックします。

Seagate 2TB ハードディスク ST2000DM001/EWN 完了ボタンをクリックすると HDD のフォーマット開始、ディスク 1の未割り当て状態からフォーマット中に表示が変更、時間が経過するとフォーマット中 1% とフォーマットの進捗状況をパーセンテージで表示、フォーマット中 90%の時点で開始時から約 3時間経過(2TB HDD)、フォーマットが完了すると正常 (プライマリ パーティション) となり、通常フォーマットにかかった時間は約 3時間30分

「完了」 ボタンをクリックすると HDD のフォーマットが開始されます。

「未割り当て」 状態から 「フォーマット中」 になり、フォーマットの進捗状況がパーセンテージで表示します。

「正常 (プライマリ パーティション)」 になれば、フォーマットは正常に完了です。ちなみにこの HDD で通常フォーマットにかかった時間は約 3時間30分ほどでした。

Seagate 2TB ハードディスク ST2000DM001/EWN フォーマットの途中 IE キャッシュフォルダの場所を変更した際、Windows からログオフをしてしまったためか、ドライブレターが割り当てられない現象が発生、ドライブレター割り当てのため、右クリックからドライブ文字とパスの変更をクリック

実はフォーマットの途中で IE のキャッシュフォルダ の場所を変更した際に、Windows からログオフ をしてしまったためか、ドライブレターが割り当てられてませんでした。

ドライブレター割り当てのため、右クリックから 「ドライブ文字とパスの変更」 をクリックします。

Seagate 2TB ハードディスク ST2000DM001/EWN ドライブレター割り当てのため追加ボタンをクリック

「追加」 ボタンをクリック。

Seagate 2TB ハードディスク ST2000DM001/EWN ドライブ文字またはパスの追加画面が表示、次のドライブ文字を割り当てるから再度一時的に使用するドライブレター X を選択、OK ボタンをクリック Seagate 2TB ハードディスク ST2000DM001/EWN 新 HDD にドライブレター X: の割り当て完了

「ドライブ文字またはパスの追加」 画面が表示されました。

「次のドライブ文字を割り当てる」 から再度 「X」 を選択して 「OK」 ボタンをクリックします。

新HDD にドライブレター (X:) がきちんと割り当てられました。

以上、新HDD Seagate HDD ST2000DM001/EWN にデータをミラーリング する準備が整いました。

テンポラリフォルダのパス変更

旧HDD に設定されたシステムフォルダの一部であるテンポラリフォルダと IE キャッシュフォルダのパスを変更します。

データをミラーリングするだけならシステムフォルダを除外設定するだけでいいのですが、ミラーリング後に 新旧 HDD のドライブレターの変更を行うため、あらかじめミラーリングとは関係ないドライブに変更させておきます。

HDD ミラーリングのためテンポラリフォルダのパスを一時的に変更、環境変数画面のシステム環境変数ですでに設定済みとなっている TEMP と TMP を選択して編集ボタンをクリック、別のパス名に変更

「環境変数」 画面を開きます。

「システム環境変数」 ですでに設定済みとなっている 「TEMP」 と 「TMP」 を選択して 「編集」 ボタンをクリックして別のパス名に変更します。

参考サイト
HDD ミラーリングのためテンポラリフォルダのパスを一時的に変更、TEMP と TMP をミラーリングと関係ないドライブに設定、値列が設定したパス名になっているか確認

TEMP」 と 「TMP」 は今回のミラーリングとは関係ない H ドライブ に設定しなおしました。

「値」 欄から変更したパス名になっているか確認しておきます。

HDD ミラーリングのためテンポラリフォルダのパスを一時的に変更、IE のキャッシュフォルダ変更のためインターネット一時ファイルと履歴の設定画面を開く。現在の場所が旧 HDD に設定済みのフォルダーになっていることを確認して移動ボタンをクリック、一時的に別のドライブ・パス名に変更

次に IE のキャッシュフォルダ変更のため 「インターネット一時ファイルと履歴の設定」 画面を開きます。

「現在の場所」 が 旧HDD に設定済みの 「フォルダーの移動」 をクリックして別のドライブ・パス名に変更します。

参考サイト
HDD ミラーリングのためテンポラリフォルダのパスを一時的に変更、IE のキャッシュフォルダ変更のためインターネット一時ファイルと履歴の設定画面を開く。現在の場所が旧 HDD に設定済みのフォルダーになっていることを確認して移動ボタンをクリック、一時的に別のドライブ・パス名に変更になっていることを確認して OK ボタンをクリック

変更後、「新しい場所」 に切り替わり、変更したパス名になっているかどうか確認して 「OK」 ボタンをクリックします。

HDD ミラーリングのためテンポラリフォルダのパスを一時的に変更、IE のキャッシュフォルダ変更のためインターネット一時ファイルと履歴の設定画面を開く。現在の場所が旧 HDD に設定済みのフォルダーになっていることを確認して移動ボタンをクリック、一時的に別のドライブ・パス名に変更になっていることを確認して OK ボタンをクリックすると、Windows から ログオフ すると、[Temporary Internet Files] フォルダーの移動が完了します。続行しますか?(ほかのすべての変更は保存されました。)が表示、はいボタンをクリックすると Windows から一旦ログオフを行い再び元の Windows 画面に戻れば変更完了

「Windows からログオフすると、[Temporary Internet Files] フォルダーの移動が完了します。続行しますか?(ほかのすべての変更は保存されました。)」 と表示されました。

「はい」 ボタンをクリックすると文字通り Windows から一旦ログオフを行い再び元の Windows 画面に戻れば変更完了です。

このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付ける → 解除

新 HDD のプロパティ画面、このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付けるのチェックマークを外して、適用ボタンをクリック

新HDD のプロパティ画面です。画像はすでに使用領域が使われている状態ですが、実はミラーリング完了後に気が付いてインデックスの取り外し設定をしたため、作業順序が逆となってしまいました。

HDD 増設後は 「このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付ける」 にチェックマークが入っています。

「このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付ける」 のチェックマークを外し 「適用」 ボタンをクリックします。

新 HDD のプロパティ画面、このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付けるのチェックマークを外して、適用ボタンをクリック後に開く属性変更の確認画面、変更をドライブ (ドライブレター):\、サブフォルダーおよびファイルに適用するを選択して OK ボタンをクリック。

「属性変更の確認」 画面が開きました。

「変更をドライブ (ドライブレター):\、サブフォルダーおよびファイルに適用する」 を選択して 「OK」 ボタンをクリックします。

何もない状態であればすぐに終わると思いますが、今回ミラーリング後にこの作業をやったため、すべてのファイル・フォルダ適用するとなると、ファイル・フォルダ数に応じて処理時間がかかります。

Microsoft Security Essentials リアルタイム保護 無効化

MSE Microsoft Security Essentials 誤検出によりミラーリング処理中断防止のため一時的にリアルタイム保護を無効化

新しく増設した・ドライブレターが割り当てた HDD にデータを移す場合に、セキュリティソフトの保護機能をあらかじめ無効化しておきます。

私が使っている 「Microsoft Security Essentials」 が 「PC の状態:保護」 になっているので、誤検出によりミラーリング処理が中断される可能性があります。

「設定」 タブから 「除外されたファイルと場所」 にてあらかじめ設定しておけば、誤検出を防ぐことができます。

MSE Microsoft Security Essentials 誤検出によりミラーリング処理中断防止のため一時的にリアルタイム保護を無効化、リアルタイム保護を有効にする(推奨)のチェックマークを外し、変更の保存ボタンをクリック

今回は除外設定は行わず、「設定」 タブから 「リアルタイム保護を有効にする(推奨)」 の設定を一時的にオフにすることで、誤検出させないようにしておきます。

「リアルタイム保護を有効にする(推奨)」 のチェックマークを外し、「変更の保存」 ボタンをクリックします。

MSE Microsoft Security Essentials 誤検出によりミラーリング処理中断防止のため一時的にリアルタイム保護を無効化、リアルタイム保護を有効にする(推奨)のチェックマークを外し、変更の保存ボタンをクリック後、PC の状態:保護から PC の状態:危険に変更

PC の状態:保護」 から 「PC の状態:危険」 に切り替わりました。以上で 旧HDD から 新HDD へミラーリングするための準備が完了しました。

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