DiskMirroringTool Unicode を使ったデータのミラーリング作業と HDD 換装作業メモ

2014年10月26日
フリーソフト
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前回の記事 では Seagate HDD ST2000DM001/EWN の通常フォーマット、「DiskMirroringTool Unicode」 を使ってデータをミラーリングするための前準備として、カスタマイズ済みの Windows 7 各種設定の変更作業(一部システムフォルダのパス変更、Microsoft Security Essentials 無効化)を行いました。

今回の記事では 「DiskMirroringTool Unicode」 の設定とミラーリング処理の実行、「WinMerge」 を使ったファイル・フォルダの比較チェック、ミラーリング後の以前の設定環境の戻しと、HDD 換装後の動作確認を行います。

DiskMirroringTool Unicode 画面
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目次

  1. DiskMirroringTool Unicode - オプション

DiskMirroringTool Unicode - オプション画面

DiskMirroringTool Unicode」 の 「オプション」 画面です。

「フォルダ比較ツール」 の 「実行ファイル」 と 「パラメータ」 はデフォルト状態から変更しています。

実行ファイル」 には別途インストール済みの 「WinMerge」 の実行ファイルをがあるパス名を指定しています。

WinMerge」 はデータミラーリング後、手動で起動して比較チェックします。

設定しているパラメータの内容は次の通りです。

  • /r すべてのサブフォルダ内のすべてのファイルを比較します ( 再帰比較 )。 ユニークフォルダ (片方のみ存在するフォルダ)は、分離された項目として比較結果内にリストされます。 サブフォルダまで含めるとかなり比較時間が増大してしまうことに注意してください。 このパラメータを指定しなかった場合、WinMergeは比較するフォルダ内のファイルとトップレベルのサブフォルダのみリストします。 サブフォルダの中までは比較しません。
  • /wl 読み取り専用として左側を開きます。 比較時、左側を変更したくない場合に使用してください。
  • WinMerge」 ヘルプファイルより

パラメータの最後に対象フォルダ・ファイルを比較するために 「 %m (マスター側フォルダ) 」 と 「 %b (バックアップ側フォルダ) 」 を付加しています。

うろ覚えですが、このパラメータ設定はネット上のどこかで見つけた内容をほぼそのまま持ってきただけです。

  1. DiskMirroringTool Unicode - フォルダ設定

今回、新旧 HDD にデータをミラーリングするための設定方法は、既存のミラーリング設定を複製して一部を書き換えています。

DiskMirroringTool Unicode - フォルダ設定 - 一般タブ

DiskMirroringTool Unicode」 の 「フォルダ設定」 画面 「一般」 タブの設定内容です。

「名称」 欄に適当にわかりやすい名前を入力しておきます。ここでは 「Data Backup」 と入れました。

フォルダ」 欄にはミラーリングするドライブとパス名を入力します。

マスター側」 には 旧HDD に設定したドライブレター 「G:\」 ドライブを、「バックアップ側」 には 新HDD に設定したドライブレター 「X:\」 を指定しています。

DiskMirroringTool Unicode - フォルダ設定 - 動作設定タブ

フォルダ設定」 画面 「動作設定」 タブの設定内容です。

うろ覚えですが、スケジュール設定でデータのバックアップ・ミラーリングをするにあたり、いろいろ試行錯誤の上、この設定に落ち着きました。

今回の HDD データのミラーリング作業ではこの設定内容をそのまま流用します。

DiskMirroringTool Unicode - フォルダ設定 - ターゲット指定タブ

フォルダ設定」 画面 「ターゲット指定」 タブの設定内容です。

データファイルのみのミラーリング作業のため、特別なファイル・フォルダの除外設定は行いません。

DiskMirroringTool Unicode - フォルダ設定 -ログファイルタブ

フォルダ設定」 画面 「ログファイル」 タブの設定内容です。

ログファイルを出力できますが、今回の作業では特に指定はしません。

DiskMirroringTool Unicode - フォルダ設定 -スケジュールタブ

フォルダ設定」 画面 「スケジュール」 タブの設定内容です。

今回のミラーリングでは設定内容は特に関係ありません。

  1. DiskMirroringTool Unicode - テスト 1 回目

DiskMirroringTool Unicode ミラーリング設定

画像に表示されている 「Data Backup」 は 先程設定したミラーリング名称 です。

ミラーリング用に設定した各列(名称列、マスターフォルダ列、バックアップフォルダ列を見て判断)があるかどうか確認します。

DiskMirroringTool Unicode ミラーリング テスト開始 1 回目

作成した 名称 「Data Backup」 を選択して 「テスト」 ボタンをクリックします。

これはデータのミラーリング実際に実行する前にどのような処理結果になるのかを事前に確認することができます。

まずは、この 「テスト」 を実行して誤ってデータが削除されないかどうかを必ず確認するようにします。

DiskMirroringTool Unicode ミラーリング テスト終了 1 回目

画面下にはログが流れ続けます。最後に 「処理」 列が 「終了」 になれば、テスト完了です。

処理」 列をクリックしてソート(並び替え)し、「フォルダ作成」・「作成」 のみになっているかどうか確認します。

これは 旧HDD(データあり) から 新HDD(ファイル・フォルダなし、空状態) へデータを移すだけなので、「フォルダ作成」・「作成」 以外の処理結果が出ないことを確認するためです。

もし、「処理」 列に 「削除」 などの上記以外の処理結果があれば設定が間違っている可能性があるので(マスターフォルダとバックアップフォルダが逆になっているなど)、先ほど作成した設定 の見直しが必要になります。

  1. DiskMirroringTool Unicode - 更新

DiskMirroringTool Unicode ミラーリング 更新開始

先ほど実行した 「テスト」 処理 で問題がなければ、いよいよミラーリング処理を実行します。

作成した名称 「Data Backup」 を選択して 「更新」 ボタンをクリックします。

DiskMirroringTool Unicode ミラーリング 更新終了 1件のエラー

処理」 列が 「終了」 になれば、更新完了です。

ここで 「最終実行結果」 を見てみると 「1件のエラー」 というログが残っていました。

このエラーに関するスクリーンショットを撮り忘れてしまったのですが、画面下側のファイル・フォルダ単位で処理結果を表示するログ画面のところの列をソート(並び替え)すると、巡回冗長検査 CRC エラー が確かに 1 件 記録されていました。

この 巡回冗長検査 CRC エラーと記録されたファイルは、スケジュールでシステム全体をバックアップしたときの巨大なファイル(約 300 GB 程)でしたので、おそらく 「Seagate DiscWizard」 で ディスクのクローン作成がうまくいかなかった ときも、この巡回冗長検査 CRC エラーが関係しているのではないかと思われます。

それ以外のファイル・フォルダのミラーリングは問題ありませんので、エラーとなったシステムのバックアップファイルは、後でバックアップを手動で取ることにして、念のためマスターフォルダ・バックアップフォルダから削除して 「更新」 処理は完了とします。

  1. DiskMirroringTool Unicode - テスト 2 回目

DiskMirroringTool Unicode ミラーリング テスト開始 2 回目

先ほど完了した 「更新」 処理 できちんとファイル・フォルダがミラーリングされたかどうか確認するために、作成した名称 「Data Backup」 を選択して 「テスト」 ボタンをクリックします。

DiskMirroringTool Unicode ミラーリング テスト終了 2 回目(ログ表示なし)

画面下側の 「処理」 列が 「テスト開始」 と 「終了」 のみでほかに何もログに表示されていなければ、ファイル・フォルダのミラーリングは正常に処理が完了したとみて確認終了です。

もし、なにかログが残るようなことがあれば、該当ファイルに対して何か処理をしていないかどうか確認し、必要であれば 再度 「更新」 処理 をしておきます。

  1. DiskMirroringTool Unicode - WinMergeU を起動

WinMerge」 を使ってファイル・フォルダの比較チェックをやってみます。

WinMerge」 を事前にインストールしておき、DiskMirroringTool Unicode - オプション 画面で 「実行ファイル」 と 「パラメータ」 を指定しておきます。

DiskMirroringTool Unicode ミラーリング設定項目を選択し、右クリックからメニュー表示

作成した名称 「Data Backup」 を選択して、右クリックするとメニューが開きます。

DiskMirroringTool Unicode WinMergeU を起動(W) をクリック

WinMergeU を起動(W)」 をクリックすると 「WinMerge」 画面が開き、設定したマスターフォルダとバックアップフォルダのファイル・フォルダの比較を行います。

ファイル・フォルダ数が多いとすべてを比較するのにかなりの時間がかかりますので注意してください。

比較結果のスクリーンショットを取り忘れてしまいましたが、エラーやデータの不一致等は発生せず、無事すべてのデータで一致という結果となりました。

ここまでの確認作業をもって、新旧 HDD のミラーリング処理は一応の完了となります。

この後、新旧の HDD 入れ替え作業を行いますが、その間に間違ってマスターフォルダ側(旧 HDD)にデータを追加・更新したりしないように気を付けます。

  1. ディスクの管理 - ドライブ文字とパスの変更

ミラーリングが完了しましたので、新旧 HDD のドライブレターの割り当てを変更します。

Windows 7 ディスクの管理画面 - ドライブ文字とパスの変更(C)... - 旧HDD ドライブレター変更作業

まずは 旧HDD のドライブレターを変更します。「ディスクの管理」 画面を開きます。

旧HDD ( 画像では (G:) ドライブ) を選択して、右クリックから 「ドライブ文字とパスの変更」 をクリックします。

Windows 7 ディスクの管理画面 - ドライブ文字とパスの変更画面 - 旧HDD ドライブレター変更作業

変更」 ボタンをクリックします。

Windows 7 ディスクの管理画面 - ドライブ文字またはパスの変更画面 - 旧HDD ドライブレター変更作業

ドライブ文字またはパスの変更」 画面が表示されました。

Windows 7 ディスクの管理画面 - ドライブ文字またはパスの変更画面 - 次のドライブ文字を割り当てる(A): - 旧HDD ドライブレター変更作業

次のドライブ文字を割り当てる」 のところで 「W」 を指定します。

一時的に元のドライブレターからの割り当てを外すため、適当に選んだドライブレターです。(わかりやすいようになるべくあまり使わない・現在使用しているアルファベットから離れているものを選択しています)

「OK」 ボタンをクリックします。

Windows 7 ドライブ文字に依存する一部のプログラムが正しく動作しなくなる場合があります。続行しますか? - 旧HDD ドライブレター変更作業

ドライブ文字に依存する一部のプログラムが正しく動作しなくなる場合があります。続行しますか?」 と表示されますので、変更しても問題なければ 「はい」 ボタンをクリックします。

Windows 7 ディスクの管理画面 - ドライブ文字とパスの変更(C)... - 旧HDD ドライブレター変更後の確認

設定したドライブレター (画像では (W:)) に変更されているかどうか確認します。

Windows 7 ディスクの管理画面 - ドライブ文字とパスの変更(C)... - 新HDD ドライブレター変更作業

続けて 新HDD ( 画像では (X:) ドライブ) を選択して、右クリックから 「ドライブ文字とパスの変更」 をクリックします。

Windows 7 ディスクの管理画面 - ドライブ文字とパスの変更画面 - 新HDD ドライブレター変更作業

変更」 ボタンをクリックします。

Windows 7 ディスクの管理画面 - ドライブ文字またはパスの変更画面 - 新HDD ドライブレター変更作業

ドライブ文字またはパスの変更」 画面が表示されました。

Windows 7 ディスクの管理画面 - ドライブ文字またはパスの変更画面 - 次のドライブ文字を割り当てる(A): - 新HDD ドライブレター変更作業

次のドライブ文字を割り当てる(A):」 を 「G」 (元々使ってたドライブレターに設定) に変更して、「OK」 ボタンをクリックします。

Windows 7 ドライブ文字に依存する一部のプログラムが正しく動作しなくなる場合があります。続行しますか? - 新HDD ドライブレター変更作業

ドライブ文字に依存する一部のプログラムが正しく動作しなくなる場合があります。続行しますか?」 と表示されますので、問題なければ 「はい」 ボタンををクリックします。

Windows 7 ディスクの管理画面 - ドライブ文字とパスの変更(C)... - 新HDD ドライブレター変更後の確認

設定したドライブレター (画像では (G:)) に変更されているかどうか確認します。

これでデータのミラーリングからドライブレター変更による作業まで完了しました。

  1. Microsoft Security Essentials リアルタイム保護 有効化

ミラーリングが完了しましたので、「Microsoft Security Essentials」 を元の設定に戻しておきます。

Microsoft Security Essentials(MSE) - 設定タブ

Microsoft Security Essentials」 を開き、「設定」 タブから 「リアルタイム保護」 をクリックします。

この時点では 前回設定したPC の状態:危険」 のままとなっています。

Microsoft Security Essentials(MSE) - 設定タブ - リアルタイム保護を有効にする(推奨)(N) チェックマークを入れる

リアルタイム保護を有効にする(推奨)」 にチェックマークを入れ、「変更の保存」 ボタンをクリックします。

PC の状態:保護」 になれば 「Microsoft Security Essentials」 の設定は完了です。

  1. PCケース内 HDD 取り付け位置変更作業

PCケース Three Hundred Two AB 旧HDD と 新HDD の取り付け位置変更

データのミラーリング完了後、PC の電源を落とし 旧HDD と 新HDD の取り付け位置を変更します。

前の PC 環境と同じ状態にすべく、HDD のケース内取り付け位置、接続していたSATA ケーブルと SATA 電源ケーブルも 旧HDD から取り外して 新HDD に取り付ける作業を行います。

これはやらなくても問題ないですが、今後の HDD 増設・交換作業において管理上混乱しないためにも HDD 設置場所は極力元の場所に戻すようにしています。

画像赤い矢印のように HDD を入れ替え、画像矢印上側が 旧HDD、画像矢印下側が 新HDD の Seagate HDD ST2000DM001/EWN となっています。

旧HDD はのちに RMA(Return Merchandise Authorization) の手続きとデータの完全消去をするため、PC ケース内に取り付けたままの状態にしておきます。

PCケース Three Hundred Two AB 旧HDD 電源ケーブルと SATA ケーブルを取り外した状態

しばらく 新HDD の稼働状態の様子を見るため、旧HDD の RMA の手続きとデータの完全消去はすぐには行いません。

そのため 旧HDD の SATA ケーブルと SATA 電源ケーブルは取り外した状態にしておきます。

この時点ではなぜか特に気が付かなかったのですが、HDD が通電状態にならなければ SATA ケーブルを取り付けていても Windows 上では認識しないはずなので、SATA ケーブルは接続したままでもよかったでしょう。

Intel Rapid Storage Technology(IRST) ディスクの管理画面およびポート番号の確認

HDD 入れ替え完了後、PC に電源を入れて動作確認を行います。

Intel Rapid Storage Technology(IRST)」 を起動して、新HDD のポート番号が 旧HDD で接続していた時のポート番号と同じ番号になっているかどうか確認して作業完了です。

以上、旧HDD から 新HDD への 「DiskMirroringTool Unicode」 を使ったデータのミラーリング作業と各種設定変更、および HDD 入れ替え作業はとりあえず完了、この状態でしばらく 新HDD を稼働させ問題がなければ一連の対応は一応終了となります。

次回以降は 旧HDD のデータ完全消去RMA の手続き から 発送、そして無事 交換品 HDD が届いた ときの 動作確認テスト を行う予定です。

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