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PS3 コントローラー持ち手の軋み音発生のため、メンテナンス時に取り外した振動モーターを元に戻しました

PS3 本体に付属していた デュアルショック 3 ワイヤレスコントローラー(CECHZC2JA1) の誤作動をきっかけに本格的なメンテナンスのため、コントローラー本体を分解からクリーニング、組み立てまでの一連の作業をしてきました。

今回の記事では デュアルショック 3 コントローラーから振動モーターを取り外したことにより発生したコントローラー持ち手の軋み音 を解決するために、振動モーターを元の場所に戻す作業をします。

PS3 コントローラー持ち手の軋み音発生のため、メンテナンス時に取り外した振動モーターを元に戻しました



DUALSHOCK 3 CECHZC2JA1 コントローラー 振動バッテリー リード線絶縁処理

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 振動モーター取り付け作業

取り外した振動モーターを再度取り付けるため デュアルショック 3 コントローラーを分解 します。

画像赤丸 2 ヶ所が以前振動モーターが取り付けられていた箇所です。

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 振動モーター取り付け位置の確認

振動モーターの取り付けにはここからさらに分解する必要があります。

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 電子回路基板からリード線を切断した振動モーター

デュアルショック 3 コントローラーの電子回路基板にはんだ付けされていた振動モーターです。

振動モーターを組み戻す際にリード線のはんだ付けはしないので、芯をニッパーでカットしてあります。

※ この後デュアルショック 3 コントローラーの振動モーターのカットしたリード線を、ショート防止のため絶縁テープを使って絶縁処理をしましたが、テープの粘着力が弱かったためか絶縁処理を適当にやったためか、数日後に自然とはがれてしまいました。

ホットボンドを使う方法も考えましたがいろいろと準備するのが面倒で、結局カットしたリード線を電子回路基板に接触しないよう、コントローラー内で線を奥に押し込むことで強引に解決させました。

今回の記事では振動モーターのリード線を絶縁テープで絶縁処理した内容である程度作業を進めてしまっているので、リード線の絶縁処理したところは折りたたみ機能で非表示としました。クリックで振動モーターのリード線を絶縁テープで絶縁処理した内容が見れます。

切断した DUALSHOCK3 振動モーターのリード線を絶縁処理をするため 電気化学工業(東洋化学) 絶縁ビニテープ 19mm×10m 透明 VT1910C を使用

振動モーターのリード線絶縁に使用した手持ちの 電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ です。

振動モーターの切断したリード線に 電気化学工業(東洋化学) 絶縁ビニテープ 19mm×10m 透明 VT1910C を巻いたところ

振動モーターのカットしたリード線のところに 電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ を適当に巻いておきます。

本当はもう少しきれいに何重も巻きたかったのですが、リード線が細く不器用な私ではこれ以上器用に巻くことができませんでした。

DUALSHOCK 3 CECHZC2JA1 コントローラー 振動バッテリー 本体組み戻し

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 の振動モーター固定に使用した ニトムズ 多用途両面テープ 透明 15x15 0.1mmx15mmx15m T3350

振動モーターを基板固定用白いプラスチック台座に取り付ける際に、振動モーター本体に両面テープを貼り付けてテープの粘着力で固定するようになっています。

振動モーター本体にはすで両面テープが貼られておりますが、デュアルショック 3 コントローラー分解時に振動モーターを分離した際に、両面テープの粘着力がほとんどない状態となっていました。

代わりに手持ちの ニトムズ 多用途両面テープ No.512 15mm×20m J1190 を使って振動モーターを固定することにします。

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 振動モーター本体に ニトムズ 多用途両面テープ 透明 15x15 0.1mmx15mmx15m T3350 を貼り付け

振動モーター本体の両面テープが貼られていたところに、適当なサイズにカットした ニトムズ 多用途両面テープ を貼り付けます。

できれば古い両面テープは剥がしておきたかったのですが、強力に接着された状態できれいに剥がせそうにもなかったので、そのまま古い両面テープの上に新しい両面テープを貼りました。

なるべく厚みが薄い両面テープを使うようにしたほうがいいかもしれません。( 今回使用する両面テープの厚さは 0.15mm )

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 を分解して基板固定用白いプラスチック台座に絶縁処理した振動モーターを取り付け

デュアルショック 3 コントローラーの内部パーツを取り外して、新しく両面テープを貼り付けた振動モーターを基板固定用白いプラスチック台座に取り付けて固定します。

2 個の振動モーターはそれぞれ重りの枚数が違いますので、元通りにしたい場合は画像のような位置にセットします。(コントローラー持ち手左側振動モーター( 半円柱形状の金属製の重りの枚数が 多い ) とコントローラー持ち手右側振動モーター( 半円柱形状の金属製の重りの枚数が 少ない

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 コントローラー本体持ち手右側の絶縁処理した振動モーター(半円柱形状の金属製の重りの枚数が少ない側)取り付け向き

コントローラー持ち手右側の裏側からみた振動モーターです。(振動モーターの重りの枚数が少ないほう)

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 コントローラー本体持ち手左側の絶縁処理した振動モーター(半円柱形状の金属製の重りの枚数が多い側)取り付け向き

コントローラー持ち手左側の裏側からみた振動モーターです。(振動モーターの重りの枚数が多いほう)

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 絶縁処理した振動モーター取り付け完了

振動モーターを取り付けた基板固定用白いプラスチック台座の裏側から見た画像です。

DUALSHOCK 3 CECHZC2JA1 コントローラー 振動バッテリー リード線絶縁テープ除去 → リード線は適当に奥に押し込む

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 コントローラー本体に振動モーターを取り付けた基板固定用白いプラスチック台座を取り付け

振動モーターを取り付けた後、デュアルショック 3 コントローラーを元通りに組み戻します。

プラスチックカバーに振動モーターを取り付けた基板固定用白いプラスチック台座をセットします。

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 コントローラー本体に取り付けた基板固定用白いプラスチック台座に電子回路基板を取り付け

電子回路基板をセットします。

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 電子回路基板のネジ穴にネジ止めをする

電子回路基板をネジで締めてコントローラーに固定させます。

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 電子回路基板にリチウムイオンバッテリーのリード線コネクタを接続する

リチウムイオンバッテリーのリード線コネクタを電子回路基板に接続します。

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 絶縁処理した振動バッテリーのリード線を適当な場所に押し込む

リチウムイオンバッテリー本体にあるツメを電子回路基板の穴に取り付けて固定します。

この時絶縁処理した振動モーターのリード線を画像赤丸の位置に向けたのですが、数日後にこの絶縁テープが剥がれてしまいました。

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 切断した振動バッテリーのリード線に絶縁処理したビニテープが剥がれてしまったので、絶縁処理は諦め電子回路基板に接触しないような配線向きにする

結局、リード線の絶縁処理は諦めて画像赤丸のように電子回路基板に接触しないよう、コントローラー内部でリード線の向きを調整することで妥協しました。

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 コントローラー本体下部プラスチックカバーを取り付け

元通りに組み立ててコントローラーの動作確認をします。

DS3 Dualshock3 デュアルショック3 Wireless Controller Black CECHZC2J A1 ネジを締めコントローラーの動作確認を行い、振動モーターの取り付けは完了

振動モーターをコントローラー内に元に戻したことで、コントローラー持ち手を握った時に発生した軋みはなくなりました。

今回当方が所持している DUALSHOCK 3 (デュアルショック 3) コントローラーでは振動モーターを取り外したことにより、振動モーターによって持ち手部分を支えていた強度?がなくなったせいか、軋み音が発生する結果となってしまいました。

DUALSHOCK 3 (デュアルショック 3) コントローラーや Xbox 360 コントローラーの軽量化テクニックとして、振動モーターを取り外すやり方は割と有名な方法だと思います。

すべての PS3 コントローラーにこの軋み音が発生するかどうかわかりませんが、軽量化目的で振動モーターを取り外すのは基本的にお勧めしません。

ちなみに Xbox 360 コントローラーの振動モーターはリード線コネクタでの着脱が簡単にできるため、振動モーターの取り付け・取り外しは簡単にできるようになっています。

DUALSHOCK 3 (デュアルショック 3) コントローラーの振動モーターはリード線が基板にはんだ付けされているため、再び振動モーターを稼働できる状態にしたい場合は再度基板にはんだ付けが必要になりますので、はんだ付けの道具を持っていない人やはんだ付け作業が不慣れな人は注意が必要です。

次回はデュアルショック 3 コントローラーで発生している誤作動(コントローラーを強く握ったりボタンを強く押すと、ボタンがランダムに押され暴走してしまう状態)を解決するため試行錯誤した修理内容を公開します。

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