PS コントローラー(デュアルショック エメラルド)のメンテナンス後に元通りに組み立てて、動作確認をしました
前回の記事 では PS one コントローラーのデュアルショック (DUALSHOCK SCPH-110 エメラルド) をメンテナンスするため、コントローラー本体の分解とクリーニングを行いました。
今回の記事では分解、クリーニングした PS one コントローラーのデュアルショック (DUALSHOCK SCPH-110 エメラルド) の各パーツをを元通りに組み直し、動作確認のテストを行いました。
デュアルショック SCPH-110 エメラルド 組立作業 基板固定用台座に基板基板取り付けとプラスチックカバーに基板、ラバーパッド、ボタン取り付け
分解、クリーニングしたデュアルショック (エメラルド) コントローラーを組み直します。
フレキシブル基板と電子回路基板を繋ぐフィルムケーブルをガイド部分(画像赤枠)に入るように取り付けます。
基板固定用プラスチック台座にフレキシブル基板取り付けます。L・R ボタン側(画像赤大丸 2ヵ所)と突起物(画像赤小丸 2ヵ所)のところでフレキシブル基板を固定させます。
スティックコントローラーにアナログスティック取り付けます。
フレキシブル基板のフィルムケーブルを基板フィルムコネクタ(画像赤矢印)に接続します。
L・R ボタンのラバーパッドを基板固定用プラスチック台座に固定したフレキシブル基板の上から取り付けます。
デュアルショック (エメラルド) コントローラー本体上部プラスチックカバーにプラスチックボタン、十字キー、レバーサポート取り付けます。
デュアルショック (エメラルド) コントローラー本体上部プラスチックカバーにプラスチックボタン、十字キー、レバーサポート取り付けたあと、十字キー ・ スタートセレクト ・ ○×△□ボタンのラバーパッドを上から取り付けます。
デュアルショック SCPH-110 エメラルド 組立作業 プラスチックカバーにケーブル固定、振動モーター、L1・R1 ボタン取り付け
プラスチックボタン、ラバーパッドを取り付けたデュアルショック (エメラルド) コントローラー本体上部プラスチックカバーに基板+プラスチック台座を取り付け、コントローラーケーブルを固定します。(画像赤丸)
プラスチックボタン、ラバーパッドを取り付けたデュアルショック (エメラルド) コントローラー本体上部プラスチックカバーに基板+プラスチック台座を取り付けたあと、基板とプラスチック台座の間にあるコントローラーケーブル(画像赤丸箇所)がプラスチック台座内に収まっているように固定します。
振動モーターのむきに注意してをプラスチックカバーにセットします。
デュアルショック (エメラルド) コントローラー持ち手左側振動モーターのリード線が、プラスチック台座の円形部分の縁の上に配線しないよう離しておきます。これは、プラスチックカバーを閉じるときにリード線を挟む可能性があるためです。
デュアルショック (エメラルド) コントローラー持ち手右側振動モーターも、リード線がプラスチック台座の円形部分の縁の上に配線しないよう離しておきます。こちらも、プラスチックカバーを閉じるときにリード線を挟む可能性があるためです。
デュアルショック (エメラルド) コントローラー基板用ネジを締めて基板を固定します。
デュアルショック (エメラルド) コントローラーのプラスチック台座に固定したフレキシブル基板+ L・R ボタンラバーパッド上から L1・R1 ボタンを取り付けます。
L1・R1 ボタン裏側の突起物と L・R ラバーパッドがきれいに接触していることを確認します。ラバーパッドがくぼんでいる状態だと、ボタンの押す感触が悪くなったり反応しなくなる可能性があります。(参考画像)
デュアルショック SCPH-110 エメラルド 組立作業 プラスチックカバーの取り付けと組立完了
デュアルショック (エメラルド) コントローラー内部の各パーツの取り付けが終わったので、本体プラスチックカバーを取り付けます。
L・R ボタンのラバーパッド・フレキシブル基板のセット(画像赤丸 2ヶ所)を、コントローラー本体下部プラスチックカバーの L・R ボタン取り付け穴(画像赤矢印 2ヵ所)に通すように取り付けます。
振動モーターが固定できないため、コントローラー基板側は寝かせたままコントローラー本体下部プラスチックカバーを上から被せるように取り付けます。(この時点では L2・R2 ボタンはまだ取り付けません。組み立て時に邪魔になるため L2・R2 ボタン は後で取り付けます。)
デュアルショック (エメラルド) コントローラー本体プラスチックカバーを元通りに組み立てたところです。
L・R ボタンのラバーパッドが見える状態になっていることを確認します。
デュアルショック (エメラルド) コントローラー本体プラスチックカバーを取り付けた後、コントローラー内部のパーツ散乱防止のためネジ 1ヶ所を仮止めで締めておきます。
L2・R2 ボタンを取り付けます。
L2・R2 ボタンにある 3ヵ所のツメ(画像赤丸 3ヶ所)があるので、左右両側のツメを押しながらコントローラーカバーに取り付けて、最後に残りのツメをコントローラー側に押し込むと取り付けができます。
ちなみに、L2・R2 ボタンを先に取り付けてしまうと、後から挿入するフレキシブル基板の L2・R2 ラバーパッドと L2・R2 ボタン側にある突起物とうまく接触できないことがあるためです。
そのため、 L2・R2 ボタンを後から取り付ける方法が一番簡単なやり方だと思います。
L1・R1、L2・R2 ボタンを押して、ボタンを押した時の感触にばらつきがないかどうか、ボタンを押して離したときに反発して戻るかどうか確認します。
コントローラー裏面の残りのネジ穴にネジを締めて、デュアルショック (エメラルド) コントローラーの組み立ては完了です。
各種ボタン、スティック操作をして感触をチェックします。
以上でデュアルショック 2 コントローラーの組み立て作業は終了となります。
デュアルショック SCPH-110 エメラルド アナログスティック用アタッチメント取り付け
アナログスティック劣化防止のため手持ちの アンサー PS3 用 プレイアップボタンセット から、余っていたアナログスティックアタッチメント(円形型のすべり止め)を装着してみました。
PS3 用の アンサー PS3 用 プレイアップボタンセット ですが、アナログスティックに関していえば デュアルショック (エメラルド) でも同じ大きさみたいなので、問題なく装着できるようです。
デュアルショック SCPH-110 エメラルド USB 変換器 JY-PSUAD11 を使って動作確認テスト
メンテナンスが完了したデュアルショック (エメラルド) コントローラーをテストするため、手持ちの サンワサプライ ゲームパッドコンバータ JY-PSUAD11 を使って各種ボタン、十字キー、アナログスティックの動作確認をしてみました。
なお、この サンワサプライ ゲームパッドコンバータ JY-PSUAD11 は、サンワサプライ ゲームパッドコンバータ JY-PSUAD1 の後継品ですが、 現在双方ともすでにネット通販ではほぼ流通していないためか、通常価格で購入することが難しい状態となっています。
そのため、これからプレイステーション専用コントローラーの USB 変換器を手に入れるとしたら、エレコムから発売されている エレコム ゲームパッドコンバータ JC-PS101USV、エレコム ゲームパッドコンバータ JC-PS101UBK
(色違いだけですべて同じ仕様) を購入することになるかと思います。
USB ゲームパッドコンバータ JY-PSUAD11 のドライバインストール後、「コントロールパネル」 → 「デバイスとプリンター」 からゲームコントローラー画面を開いたところです。
ゲームコントローラー画面では 「USB Dual Vibration Joystick - Single」 として認識しています。
「プロパティ」 ボタンをクリックして 「テスト」 タブで各種ボタンの動作確認を行います。
「軸調整」 タブをクリックすると、アナログスティックの動作確認と調整、キャリブレーションができるようです。
「振動設定」 タブをクリックすると、振動モーターの動作テストと強さの調整ができるようになっています。
以上で、すべてのボタン、十字キー、アナログスティックの操作・反応が問題ないこと、振動モーターの動作を確認することができたので、デュアルショック (エメラルド) コントローラーのメンテナンス作業は無事完了しました。
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