黄ばんだ PS コントローラー(デュアルショック)の漂白とクリーニングをしてみました
前回の記事 では デュアルショック (DUALSHOCK SCPH-1200) をメンテナンスするため、コントローラー本体の分解を行いました。
今回の記事では分解した デュアルショック (DUALSHOCK SCPH-1200) の各パーツをクリーニングするとともに、黄ばんだプラスチックのコントローラーカバーをほぼ真っ白にするテクニックを見つけたので、必要な道具をそろえてプラスチックの漂白にチャレンジしてみました。
デュアルショック SCPH-1200 プラスチックカバー黄ばみ取り 道具準備と黄ばみ状態
コントローラーのプラスチックカバー黄ばみ取りに用意した道具一式です。
画像左側にあるのが 岩崎 保存容器 ナチュラルキーパーパックケース 1.5L (M) B-338 N です。1 パックでコントローラー 1 個分丸々入る大きさです。
2 パック分用意したのはコントローラーの裏表のプラスチックカバーを別々に入れて、コントローラー裏側の黄ばんだプラスチックカバーに太陽からの紫外線を当てられるようするためです。(黄ばみ取りには黄ばんだプラスチックに紫外線をまんべんなく当てる必要があるため)
画像中央にあるのが ワイドハイター EXパワー 大サイズ 本体 1000ml、画像右側にあるのが ワイドハイター EXパワー 大サイズ つめかえ用 880ml
です。
ワイドハイター EX パワー 本体 1000ml + 詰め替え用 880ml = 合計 1880ml で 岩崎 保存容器 ナチュラルキーパーパックケース 1.5L (M) B-338 N 2 パックに分けて入れたプラスチックカバーを浸せるくらいの量になります。プラスチックカバーは完全には液体に沈まないので、タッパーを揺らして液体がプラスチックにかかるようにする必要があります。
コントローラの裏側におもりを針金などで固定することで、完全に沈ませることができます。
今回試してはいませんが、類似製品で ワイドハイター EX パワーより価格が安い 手間なしブライト でも同じ効果が得られるとの情報もあります。
今回、漂白する対象となる デュアルショック (SCPH-1200) コントローラーの黄ばんだプラスチックカバーです。事前にプラスチックカバーに付着した手垢や汚れは落としています。
表面(画像下側)はかなり黄ばんでおりますが、コントローラー内部(画像上側)に黄ばんだ箇所は見当たりませんでした。
デュアルショック (SCPH-1200) コントローラー裏側(画像上側)です。画像ではわかりにくいですがこちらも同様に黄ばんでいます。
コントローラー内部(画像下側)は先ほどと同様、黄ばんでいるような箇所は見当たりませんでした。
デュアルショック SCPH-1200 プラスチックカバー黄ばみ取り ワイドハイター EX パワー 投入
岩崎 保存容器 ナチュラルキーパーパックケース 1.5L (M) B-338 N にデュアルショック (SCPH-1200) コントローラー(プラスチックカバーのみ)を入れてみたところです。
デュアルショック (SCPH-1200) コントローラー丸々 1 個分が入るタッパーですが、これだとコントローラーの片面側(画像ではコントローラー裏側)に太陽の紫外線に当たりません。
岩崎 保存容器 ナチュラルキーパーパックケース 1.5L (M) B-338 N 2 パックに、デュアルショック (SCPH-1200) コントローラーのプラスチックカバー裏表を別々に入れたところです。
これでコントローラーのプラスチックカバー表面と裏面に太陽からの紫外線をまんべんなく当てられるようになります。
タッパーに ワイドハイター EXパワー 大サイズ 本体 1000ml + ワイドハイター EXパワー 大サイズ つめかえ用 880ml
合計 1880 ml を投入したところです。
タッパーに投入したワイドハイター EX パワーですが、コントローラーのプラスチックカバーは液体の中に完全には沈まないので、できるだけまんべんなく液体がかかっている状態にしておきます。
デュアルショック SCPH-1200 プラスチックカバー黄ばみ取り 紫外線当てのため数日間外に放置
ワイドハイター EX パワーで浸したデュアルショック (SCPH-1200) コントローラーの黄ばんだプラスチックカバーが入ったタッパーのふたを閉めて、1日中太陽の紫外線が当たるような場所に数日間置いて放置します。
翌日、ふたをしたタッパーを開けてみるとコントローラーのプラスチックカバーの黄ばみがなくなっており、だいぶきれいな状態になっていました。
太陽からの紫外線は天気や時期に左右されることが多く、天気はあいにくの曇り続きだったためあまり期待はしていなかったのですが、たった 1日経過しただけでも、長年放置して黄ばんだプラスチックでも漂白できるみたいです。ただ紫外線が強い地域に住んでいるので、今回はその辺関係しているかもしれません。
デュアルショック SCPH-1200 プラスチックカバー黄ばみ取り完了
数日間外でプラスチックカバーをワイドハイター EX パワーで浸して太陽の紫外線を当てて放置した結果、コントローラープラスチックカバーのボタン側(画像下側)の黄ばんだ部分がほぼなくなりました。
コントローラー裏面(画像上側)も同様に黄ばんだ部分がなくなっています。
比較のため、別の記事で公開予定の初代プレステコントローラー (SCPH-1080) の黄ばんだプラスチックカバー(画像左側)を並べています。
双方のコントローラーとも同じくらいの黄ばみになっていましたが、漂白したデュアルショック (SCPH-1200) コントローラー(画像右側)と比べるとその差は歴然です。
初代プレステコントローラー (SCPH-1080) の黄ばんだプラスチックカバー裏面(画像左側)と、漂白したデュアルショック (SCPH-1200) コントローラー裏面(画像右側)です。
こちらもはっきりと漂白したとわかる結果となっています。
デュアルショック SCPH-1200 掃除作業 各部品パーツをクリーニング
デュアルショック コントローラーの各パーツのクリーニングに使用した綿棒と無水エタノール、つまようじと使い古した歯ブラシです。
以前、デュアルショック 2 (SCPH-10010) コントローラーをクリーニング した時と同じやり方で、分解した デュアルショック コントローラーの部品パーツをクリーニングしました。
以上で、分解したデュアルショック 2 コントローラーの各部品パーツのクリーニングとプラスチックカバーの黄ばみ取り完了です。
次回は分解、クリーニングした デュアルショック (DUALSHOCK SCPH-1200) の各パーツをを元通りに組み直し、動作確認のテストを行います。
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