PS コントローラーをメンテナンスするため分解してみました
長年放置してあった初代プレイステーションコントローラー (SCPH-1080) を見つけたので、手持ちコントローラーのメンテナンスの一環で分解、クリーニングしてみることにしました。
今回の記事では初代プレイステーションコントローラー本体の分解をやってみます。
初代プレイステーションコントローラー SCPH-1080 分解作業 プラスチックカバーと L2・R2 ボタン取り外し
分解前のプレイステーション (SCPH-1080) コントローラーです。
あまり記憶にないのですが、昔予備用に中古で購入したコントローラーだと思います。購入してからまともなメンテナンスやクリーニングをしてこなかったので、ボタン回りや隙間などが汚れたままの状態で長年放置していました。
ベッセル メガドラ 細軸ドライバー No.910 +1×100 を使ってコントローラー本体の裏面にあるネジ 8ヶ所(画像赤丸)を外します。
プラスドライバーを使ってプレイステーション コントローラー本体のネジを外した所です。
すべて同じネジの大きさと長さになっています。
プレイステーション コントローラーのネジ取り外し後、コントローラー本体プラスチックカバーを取り外したところです。
デュアルショック 3 (CECH-ZC2J) のときは内側にツメがあり、その部分を押し込まないと外れないようになっていましたが、このプレイスステーション コントローラーでは簡単にプラスチックカバーを分離することができました。
プレイステーション コントローラー本体下部プラスチックカバーに固定されている L2・R2 ボタン固定用ガイドのネジを外します。
プレイステーション コントローラー本体下部プラスチックカバーに取り付けられている L2・R2 ボタンと L2・R2 ボタン固定用ガイド、ネジを取り外したところです。
初代プレイステーションコントローラー SCPH-1080 分解作業 L・R ボタン取り外し
プレイステーション コントローラーの L・R ボタン用基板(画像上側)をコントローラ本体プラスチックカバーから取り外します。
デュアルショック コントローラーの L・R ボタン用基板から L・R ボタン固定用ガイドを取り外します。画像赤丸のツメの部分をつまんで外します。
デュアルショック コントローラーの L・R ボタン用基板から取り外した L・R ボタン固定用ガイド(+ラバーパッドと L1・R1 ボタン)です。
取り外した L・R ボタンの固定用ガイドからラバーパッド(画像左側)を取り外して、L1・R1 ボタン(画像右側)も取り外します。
L1・R1 ボタンの裏側にツメ(画像赤丸 2ヶ所)があるので、つまんで外します。
デュアルショック コントローラーの L・R ボタン用基板から取り外して分解した、ラバーパッド(画像左側)と L・R ボタン固定用ガイド(画像中央)と L1・R1 ボタン(画像右側)です。
初代プレイステーションコントローラー SCPH-1080 分解作業 基板、ラバーパッド、ボタン取り外しと分解完了
プレイステーション コントローラー内部で固定されているコントローラーケーブルを取り外します。
プレイステーション コントローラー本体から基板を取り外します。ネジ止めされていないので簡単に外れます。
プレイステーション コントローラー本体から取り外した基板のボタン接点の部分です。
プレイステーション コントローラー本体上部プラスチックカバーにセットしてあるラバーパッドを取り外します。
デュアルショック コントローラー本体上部プラスチックカバーからプラスチックボタン、十字キー、レバーサポートを取り外したところです。
以上でプレイステーション コントローラーのすべての部品パーツの取り外しが完了しました。デュアルショックシリーズと比べ部品パーツが少ないので、コントローラーの分解に慣れている人ならそんなに時間がかからない作業だと思います。
次回は分解したプレイステーション (SCPH-1080) コントローラーの黄ばんだプラスチックカバーの漂白と、各パーツのクリーニング、各パーツを元通りに組み直し動作確認のテストを行います。
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