紛失した時の心のショックや損失を最小限に、外での普段使い用に Zippo ライター クローム バレル仕上げを購入してみました
以前の記事 で長年放置していた Zippo ライターを再び使えるようにと、素人でもできるオーバーホールを行いました。
無事、オーバーホールも終わり問題なく着火できるようになりましたが、いざ外に持ち出して使うことを考えますと、うっかり紛失してしまう可能性が高いのではないかという不安を覚えるようになってしまいました。(いままでライターを外に持ち出して使うことがなかったというのもあります)
こういったことはライターに限らず財布・スマホなど身近でよく携帯するものでも考えられることですが、とりわけ Zippo ライターは非常に小さいものですので、なくしてしまう可能性は高いのではないかと思います。
オーバーホールした Zippo ライター のケースに刻印されているものは、おそらくもう流通しているものではないと思いますので、外で紛失してしまってはせっかくメンテナンスした意味もなくなってしまいます。
そこで、仮に Zippo ライターをなくしても心のショックや損失を抑えられてすぱっと諦められるよう、一般に流通している Zippo ライターを普段使い用として購入することにしました。
いろいろ吟味した結果、Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げ を購入してみましたので、開封して中身を確認してみます。
Zippo ライター クローム バレル仕上げ 購入・開封
今回購入した Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げ のパッケージです。
パッケージ側面に型番と思われる番号シール(207)が貼られています。
Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げのパッケージを開けたところです。
Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げのパッケージから Zippo ライター本体を取り出したところです。
パッケージのふたに取扱説明書兼保証書が挟まっていました。
包装袋から Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げ本体を取り出したところです。
普段使い用の Zippo ライターを購入するに当たっていくつか候補に挙がっていたものがありましたが、最終的にこの Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げ にしました。
当初は低価格で売り上げ上位の Zippo ジッポー ライター クロームサテーナ の購入を考えていましたが、Amazon レビュー より手で持つところがクロームポリッシュ加工されているとの情報を見つけました。
以前メンテナンスした Zippo ライター のひとつが全面クロームポリッシュ加工で、つるつるして触り心地はいいんですが、指紋跡がべたべたついてしまい見た目が悪くなってしまい、手で持つには滑りやすくまた着火時の操作はやや扱いづらいと感じていました。
そのため今回はクロームポリッシュ加工されている Zippo ライターは選択基準から外しています。
もうひとつ購入候補だったのが Zippo ジッポー ライター 無地 クローム サテン マット仕上げ です。
Amazon レビュー と Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げ のレビューを見る限り、表面加工に違いがあるだけで大きな違いはなさそうだったのでかなり迷いましたが、悩んだ末にわずかに値段が安かった Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げ
を今回購入することにしました。
Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げのキャップを開けたところです。
Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げのキャップを開けて防風ガード(チムニー)を拡大撮影したところ。
Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げのボトム刻印です。
2015年 K(11月、アルファベット順で11番目) 製造でした。
Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げのインサイドユニットをライターケースから引き抜いたところです。
ライターケース内にはなにやら青い膜状?のようなものが見えていました。
Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げのインサイドユニットです。
Zippo ライター クローム バレル仕上げ レーヨンボールほぐし
新品で購入した Zippo ライターはオイルを注入すればすぐ使えるようになっていますが、中に入っているウィック(芯)とレーヨンボール(白い綿)が無造作に詰め込まれているため、ウィック(芯)にオイルが浸透せず、オイル切れをおこしやすくなります。
対策方法としては、中に入っているレーヨンボールを取り出してほぐし、ウィック(芯)をほぐしたレーヨンボールにジグザグに絡めるようにすればオイルが長持ちするようになりますので、購入後は必ずやったほうがいいでしょう。
まず、「マイナスドライバー」 で インサイドユニット底部にあるネジを外してフリント(着火石)を取り出します。コイン(1円硬貨)などでも代用できます。
次に 「ピンセット」 でフェルトパッドを外して、インサイドユニット内にある レーヨンボールをピンセットですべて取り出します。
インサイドユニットからレーヨンボールすべてを取り出したところです。
レーヨンボールは Zippo ジッポー オイルライター 交換用コットン&フェルト として、フェルトパッドとセットで販売しており購入することが可能です。
ただ、消耗品として見た場合は値段がやや高いので、純正品のレーヨンボール以外のものでいいのなら市販の コットン球 などの 100%綿球で代用することができます。
インサイドユニット内部に見えるウィック(芯)ですが、隅っこに押し込まれるような形で収まっていたので、このような状態だとレーヨンボールに染み込んだオイルがウィック(芯)まで到達しにくくなり、十分なオイルを注入してもオイル切れになりやすくなります。
そのためレーヨンボールに絡まるような形でウィック(芯)を配置しておく必要があります。
インサイドユニットからウィック(芯)を取り出したところです。レーヨンボールに絡めるようにするため直線に伸ばします。ウィック(芯)には銅線が入ってますので、直線の状態のままを維持できます。
このウィック(芯)の長さは約 9cm でした。
防風ガード(チムニー)上部からウィック(芯)を差し込み、インサイドユニット内部からピンセットなどでウィック(芯)を引き込こみます。
ウィック(芯)の高さは防風ガードより少し低い位置にセットするのがベストです。レーヨンボールを詰め込むときに芯の長さを調節します。
芯には銅線が入っていますので、インサイドユニット内部の芯の穴のところで折り曲げておくことで、芯の長さを固定しておくことはできます。
インサイドユニットから取り出したレーヨンボールをほぐします。
このレーヨンボールは 100%綿球と違い、手で簡単にほぐすことができます。(100%綿球はラジオペンチを使ってほぐしました)
ほぐしたレーヨンボールは全部で 7 個あり、以前オーバーホールした Zippo ライターに入っていたレーヨンボールも 7 個 でしたので、昔から量(数)は一緒なのかもしれません。
インサイドユニット内のチューブ(フリントを入れる筒)側に、ほぐしたレーヨンボール(白い綿)を 1個分を詰め込みます。
さらに押し込めばもう 1つレーヨンボールを詰め込むことができそうでしたが、今回はとりあえず 1個分だけにしておきます。
インサイドユニット内にほぐしたレーションボール(白い綿)を 1個分だけ詰め込みます。
芯の高さを防風ガードより少し低い位置になっているか確認しつつ、芯の長さを調節します。
インサイドユニット内のウィック(芯)を曲げて、ほぐしたレーヨンボールに密着させます。
続けて、インサイドユニット内にほぐしたレーションボール(白い綿)を 1個分詰め込み、レーヨンボールとレーヨンボールの間にウィック(芯)が挟まる状態にします。
再度、ウィック(芯)の末端部分を折り曲げてレーヨンボールに密着させます。
ウィック(芯)の長さが 9cm の場合ですと、ウィック(芯)が末端部分に到達します。もう少し長いウィック(芯)なら、同じ作業をもう一度繰り返します。
最後にウィック(芯)の末端部分にほぐしたレーヨンボール(白い綿) 1個分を詰め込み、ウィック(芯)を完全に隠れて見えない状態にして完了です。
フェルトパッドをセットしてチューブにフリント(着火石)を入れたら、ネジを締めてオイルを注入します。
今回使用したレーヨンボール(白い綿)は計 4個分で、3個分あまる結果となりました。
あまったレーヨンボール(白い綿)は、Zippo ライター本体を収納していたビニール包装袋に入れて、パッケージの箱に保管しました。
Zippo ライター クローム バレル仕上げ 着火
インサイドユニットにオイル注入後、しばらく放置してウィック(芯)にオイルが十分染み込ませたら、着火して動作確認をします。
さすがに新品ということもあってかスムーズに着火できるのが気持ちいいです。キャップを開けた時の音もよく、ケース表面に指紋がつくことなく、手になじむような持ちやすさでスムーズに着火操作できて、非常に満足できる Zippo ライターです。
ただ、連続して何回もキャップの開け閉めをしていると、中のインサイドユニットが浮き上がってしまいやすいので、時々押し込んで元の位置に戻す必要があります。
以前メンテしたライター でも同様なことはありますがそう簡単に浮き上がりません。よく確認してみると今回購入した Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げ のインサイドユニットはライターケースに収納すると、ケース内で若干のガタつきがあります。そのため、インサイドユニットが抜けやすく浮き上がりやすいのではないかと思われます。(参考レビュー)
Zippo ライター用のオイルは FLUID/ジッポーオイル 355ml を使っていますが、カイロ用ベンジン でも使えるので、Zippo オイルがなくなったらより容量の多い カイロ用ベンジン
に切り替える予定です。
ハクキンベンジン カイロ用 はもともと Zippo ジッポー ハンディーウォーマー
用に購入したものですが、この容器の注入口が使いづらく Zippo オイル缶のように少量のオイルを注入するようなことが難しいので、Zippo ライターに ハクキンベンジン カイロ用
を注入すると溢れたりこぼしてしまう可能性があります。
空になったオイル缶の注入口のキャップはマイナスドライバーで開けられます ので、別のオイルで空き缶に補充すれば、毎回 Zippo オイル缶を購入する必要はなくなります。
Zippo オイル缶であればオイルの出る量が少ないためこぼれる心配はほぼありませんので、Zippo オイル缶が空になったらライターオイルとしても使える ハクキンベンジン を補充して使う予定です。 → 空になった Zippo オイル缶にハクキンベンジンを詰め替え補充した記事を公開 しました。
2017年8月に ハクキンカイロ専用ベンジンの廃番のご案内が発表 され、在庫限りとなりました。
今後は 2017年9月より、ハクキンカイロ指定の エビスベンジン と NT ベンジン
の 2製品が、ハクキンカイロ専用ベンジンとまったく同一の中身として販売されることになります。
ハクキンカイロ指定の エビスベンジン と NT ベンジン
のラベルには 「ハクキンカイロ指定」 と明記してあるので、購入する際にはこのラベルが目安となります。
以上で新しく購入した Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げ をいつでも着火して使える準備が整いました。
ケース表面に刻印がある記念品扱いで手に入れた Zippo ライター(画像中央と右側)は自宅内限定で、一般流通している今回購入した Zippo ジッポー ライター 無地 ストリート クローム バレル仕上げ (画像左側) は、外出時などの普段の日常生活で携帯するような形で使い分けていく予定です。
紛失してもまた買えばいいというような軽い気持ちで購入した Zippo ライターですが、できればなくさず一生モノとして使っていきたいですね。
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