空になった Zippo オイル缶にハクキンベンジンを詰め替え補充してみました
寒さ対策に購入した Zippo ハンディウォーマーと、新たに購入した Zippo ライター、そしてメンテナンスして復活した
Zippo ライターのオイル(燃料)用として、Zippo ジッポー オイル缶 小缶 133ml、Zippo ジッポー オイル缶 大缶 355ml、ハクキンベンジン カイロ用 を常備しています。
オイル(燃料)関係をネットでいろいろ調べているうちに 空になった Zippo オイル缶にベンジンを詰め替えている動画 を見つけたので、今回の記事ではオイル缶再利用のため、オイルの詰め替え補充をしてみました。
空の Zippo オイル缶にハクキンベンジン詰め替え補充
寒さ対策に購入した Zippo ハンディウォーマーと Zippo ライターのオイル(燃料)用として、(画像左側から) Zippo ジッポー オイル缶 大缶 355ml、Zippo ジッポー オイル缶 小缶 133ml、ハクキンベンジン カイロ用 を常備しています。
これらの Zippo オイルとハクキンベンジンはほとんど同じ成分のため使いまわしができる ようになっています。それ以外にも他社製の カイロ用ベンジン や ホワイトガソリン
も同様に使用できます。ただし、必ずしもどのオイルも同等の性能を発揮するとは限らないようです。
手持ちの ハクキンベンジン は容器の容量が 500ml ですが、他社製のベンジン容器の容量を調べてみるとおそらくすべて 500ml ものと決まっているようです。
当時ネット通販で ハクキンベンジン を購入した時は Zippo ジッポー オイル缶 大缶 355ml と同等の値段で売られていたので、特にこだわりがなければ ハクキンベンジン
や他社製 カイロ用ベンジン
のほうがお得であることがあります。(店頭販売や販売地域、店、時期によっては価格変動するため、必ずしもそうなるとは限りません)
ハクキンベンジン カイロ用 (または他社製 カイロ用ベンジン
) で Zippo ライターや Zippo ハンディウォーマー(またはハクキンカイロ)にオイル補給して使っていくことで燃料代を節約できるかもしれないので、オイルは カイロ用ベンジン
だけそろえるのも選択肢の一つに入るのではないかと思います。
ただ、この ハクキンベンジン の容器には一つ問題があります。
Zippo オイル缶と比べますと ハクキンベンジン 容器のキャップ注入口から出るオイルが勢いよく出すぎるため、Zippo ライターような小さいケースにオイルを補給する際に溢(あふ)れたりこぼれやすくなったりします。Zippo オイル缶は注入口が先端となっており、オイルの出る量が少量のため時間は多少かかりますが、こぼれるような心配はほとんどありません。
Zippo ハンディウォーマーにオイルを注油する際に使用する付属の注油カップも入れ口が小さいため、ベンジン容器を使ってのオイル計量は難しく、Zippo オイル缶を使うことを前提とした作りだと思われます。ハクキンカイロ専用ベンジンカップであれは入れ口が広いため、ハクキンベンジン の容器でも計量・注油の際にこぼすことはほぼありません。
以上のようにベンジンボトル容器で注油する際に、Zippo オイル缶のようなピンポイントに少量のオイルを出すという調節ができない という欠点があります。
缶や容器の形に応じてオイルを使い分けないといけないのかなと思っていましたが、いろいろ調べているうちに Zippo オイル缶にベンジンを詰め替えている動画 を見つけたので、空になった Zippo オイル缶(133ml、355ml)にベンジンを詰め替え補充してみることにしました。
2017年8月に ハクキンカイロ専用ベンジンの廃番のご案内が発表 され、在庫限りとなりました。
今後は 2017年9月より、ハクキンカイロ指定の エビスベンジン と NT ベンジン
の 2製品が、ハクキンカイロ専用ベンジンとまったく同一の中身として販売されることになります。
ハクキンカイロ指定の エビスベンジン と NT ベンジン
のラベルには 「ハクキンカイロ指定」 と明記してあるので、購入する際にはこのラベルが目安となります。
空の Zippo 133ml オイル缶 注入口キャップ外し
まずは、Zippo ジッポー オイル缶 小缶 133ml の注入口キャップを外してみます。
この Zippo 133ml オイル缶はすでにキャップと缶の間に隙間があるので、この隙間にマイナスドライバーなどで差し込んで持ち上げることで外れるようになっています。
Zippo 133ml オイル缶の注入口キャップの隙間にマイナスドライバーを差し込んだところです。
この状態で注入口キャップを持ち上げます。このオイル缶のキャップは固くしまっていることがありますので、徐々に持ち上げる感じで外していきます。
使用したマイナスドライバーは ベッセル メガドラ細軸ドライバー No.910 -4×75。
Zippo 133ml オイル缶から注入口キャップを取り外したところです。この空きオイル缶に ハクキンベンジン を注いでオイル補充します。
Zippo オイル缶は中のオイルの量が外から見えませんので、溢(あふ)れないようにゆっくりオイル補充します。
オイルの補充が完了したら注入口キャップを締めます。キャップは絞めるときも結構固いので、キャップの真上からしっかり手で押し込んで閉じます。
空の Zippo 355ml オイル缶 注入口キャップ外し
Zippo ジッポー オイル缶 大缶 355ml の注入口キャップを外してみます。
この Zippo 355ml オイル缶の注入口キャップは 133ml オイル缶と違い、キャップとオイル缶の間にある隙間が見当たりませんでした。
Zippo オイル缶の注入口キャップは手で回すことができます。
ある程度キャップを回すと画像赤矢印先のようにキャップとオイル缶の間に隙間ができますので、その個所をみつけたらこの隙間にマイナスドライバーなどで差し込んでキャップを取り外します。
Zippo 355ml オイル缶の注入口キャップの隙間にマイナスドライバーを差し込んだところです。
この状態で注入口キャップを徐々に持ち上げる感じで外していきます。このオイル缶のキャップはそれほど固くしまっていなかったので、簡単に外れました。
使用したマイナスドライバーは ベッセル メガドラ細軸ドライバー No.910 -4×75。
Zippo 355ml オイル缶から注入口キャップを取り外したところです。この空きオイル缶に ハクキンベンジン を注いでオイル補充します。
Zippo オイル缶は中のオイルの量が外から見えませんので、溢(あふ)れないようにゆっくりオイル補充します。
オイルの補充が完了したら注入口キャップを締めます。Zippo 133ml オイル缶のキャップは締めるときは結構固かったのですが、この Zippo 355ml オイル缶のキャップはそこまで固くなく、それほど力を入れずに簡単にキャップを閉めることができました。
容器に残ったベンジンを駒込ピペットで吸い取る
Zippo オイル缶に ハクキンベンジン の詰め替え補充が終わって空(から)になったベンジン容器ですが、画像のようにどうやってもほんの少量のベンジンが容器内に残ってしまいます。
容器に少量のベンジンが残ってしまうのは、どうやら容器とキャップの間にある中栓(白いプラスチックパーツ)のところで、残りのベンジンが外に流れないようになっていたようです。
容器とキャップの間にある中栓(白いプラスチックパーツ)をはずしてみます。
この中栓はきっちり容器にハマっているので、手で外すことは難しいと思います。画像のように中栓の口にマイナスドライバーを入れ、持ち上げることで簡単に外すことができます。
マイナスドライバーでベンジン容器から持ち上げた中栓(白いプラスチックパーツ)です。ここまで中栓が見えたら、後は手で引っ張るだけで完全に取り外すことができます。
容器内に残っている少量のベンジンを先が長い 駒込ピペット で吸い取り、Zippo オイル缶に移し替えてベンジンオイルの詰め替え補充は完了です。
空の Zippo オイル缶にハクキンベンジン詰め替え補充完了
以上で空になった Zippo ジッポー オイル缶 小缶 133ml と Zippo ジッポー オイル缶 大缶 355ml に、ハクキンベンジン を詰め替え補充することができました。
なお、この Zippo 133ml と 355ml のオイル缶は合計 488ml となっていますが、500ml の ハクキンベンジン を詰め替えても溢(あふ)れることなく、すべてのオイルを移し替えることができました。
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