スプレーを使って PS2 コントローラー(デュアルショック 2)をメンテナンスしてみました
こちらの記事 で用意したメンテナンス用スプレーを使って、手持ちのゲームコントローラー DUALSHOCK 2 アナログコントローラーを分解・メンテナンスしていきます。
ゲームコントローラーに使うメンテナンス用スプレーはネット上にある各種情報を参考にして選んでいますが、使用した本人(awgs)はこの手の内容について完全に素人判断で購入・使用しています。使用したスプレー・箇所によっては効果がないところがあるかもしれませんし、かえって悪化または故障する可能性があります。何らかの問題が起きても、責任は一切負えませんのでご注意ください。コントローラーの保証期間が残っているのであれば、分解はせずメーカーなどで保証を受けるなど検討してください。
2016年にメンテナンス記事を公開してその後も不定期に更新してきましたが、定期的な情報の修正・アップデートが難しく、また一部の情報は間違いなど古くなっている可能性があります。以下の参考サイトより実践的なメンテナンス情報が公開されているので、そちらの記事・動画を閲覧することをお勧めします。
デュアルショック 2 ○×△□ボタン、十字キー、十字キーガイドのすれ合う部分にドライファストルブ
○×△□ボタンの側面とボタン穴のすれ合う部分、十字キーの溝部分と十字キー穴のすれ合う部分に ドライファストルブ を噴射。
十字キー(画像左側)と十字キーガイド(画像右側)の接触部分に ドライファストルブ を噴射。
十字キーガイドをセットして再び ドライファストルブ を噴射。
デュアルショック 2 アナログスティックとプラスチックカバーのすれ合う部分にドライファストルブ
アナログスティックの装着穴部分に ドライファストルブ を噴射。
アナログスティックのゴム以外のスティック部分に ドライファストルブ を噴射。
デュアルショック 2 L・R ボタンとプラスチックカバーのすれ合う部分にドライファストルブ
L1・R1 ボタンの側面と L1・R1 ボタン溝のすれ合う部分に ドライファストルブ を噴射。
L2・R2 ボタンと L2・R2 ボタン溝のすれ合う部分に ドライファストルブ を噴射。
デュアルショック 2 フレキシブル基板(フィルム基板)とラバーパッド接点部分に無水エタノール
ニューポリコールキング を綿棒の先端に吹きかけて、フレキシブル基板(フィルム基板)の接点とラバーパッドの導電性ゴム部分を軽く拭きます。 → 無水エタノール で軽く掃除する程度にとどめます。
導電性ゴムの物理的変形や磨耗による接触不良に対しては、ポリコールキングは効果を発揮しないという内容が メーカーサイトに記載 されてました。無水エタノール で軽く掃除する程度にとどめたほうがいいかもしれません。
導電性ゴムの接点復活の方法としては、接点ゴムと同じ大きさに切り取ったアルミ箔+両面テープまたはアルミテープをゴム部分に貼る、うまく貼れない場合は導電性ゴムをサンドペーパーできれいに落とし、粘着力のある両面テープと組み合わせて貼る などが一番効果的なようです。
ただ、かなり手間暇がかかる方法な上に、頻繁にボタン入力が発生するゲームコントローラーではゴム部分との接着状態にどの程度剥がれずに耐えられるのかわかりませんので、できれば新しいラバーパッドに交換するのが確実かもしれません。
デュアルショック 2 アナログスティック軸とタクトスイッチ、ボリュームに各種スプレーを使用
アナログスティックコントローラー内部(画像黄色矢印)とボリュームの隙間とタクトスイッチ(画像赤矢印)に エレクトロニッククリーナー を噴射して、スティック操作とスティック押し込みをして内部までスプレー液を浸透させ汚れを取ります。
ボリュームの隙間(赤矢印先、緑色の正方形部品)とタクトスイッチ(赤矢印先、突起物があるボタン)に ニューポリコールキング を少量噴射してスティック操作して浸透させます。
アナログスティックコントローラー内部(黄色矢印先)に シリコンルブスプレー を噴射して軸操作で浸透させます。
デュアルショック 2 元通りに組み立て動作確認
分解した DUALSHOCK 2 アナログコントローラーを元通りに組み立てて、ボタン・スティック操作に問題なく動作確認が取れればスプレーによるメンテナンスは完了です。
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