Bフレッツ ベーシックタイプ(100Mbps)から、フレッツ光ネクスト ギガラインタイプ(1Gbps)へ契約変更しました
2015年2月ごろに長年契約していた NTT 東日本 B フレッツベーシックタイプ(100Mbps) から フレッツ光ネクスト ギガラインタイプ(1Gbps) へインターネット回線の契約に変更しました。
それに伴い、ネット上で情報収集した内容を参考にして、新しいネットワーク環境構築のためフレッツサービスの申し込みやひかり電話の導入、自宅内の LAN 環境の一新をおこないましたので、新しく構築した宅内 LAN 環境の内容を紹介します。
今回の記事では、NTT 東日本 B フレッツベーシックタイプ(100Mbps) から フレッツ光ネクスト ギガラインタイプ(1Gbps) に変更手続きを行い、機器交換工事までしたところまでの流れを簡単に紹介します。
「B フレッツ ベーシックタイプ」 から 「フレッツ光ネクスト ギガラインタイプ」 への契約変更の流れ
2014年ごろから長年契約していた NTT 東日本 B フレッツベーシックタイプ(100Mbps) から、回線速度が速くなった料金が安い光回線サービスへそろそろ移行しようかと考えておりました。
当初は ONU(光回線終端装置)とルーターが一体型となった ホームゲートウェイ を使用する、フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ を契約するところまでほぼ傾きかけていたところでした。
ただ、この ホームゲートウェイ を使用することになると、基本的に ホームゲートウェイ のルーター機能を使うことになり、自前のルーターを使用したい場合は一部設定やネットワーク構成を変更(※)することになるため、どのようなネットワーク構成にしたほうがよいかいろいろ思案していて、この回線サービスに契約変更するかどうかかなり悩んでいた時期でした。
※ 自前のルーターを使うとなると、ホームゲートウェイ に PPPoE ブリッジ(パススルー) を設定して ホームゲートウェイ の配下に自前ルーターを接続するか、UNI ポート を スイッチング HUB(ハブ) を使って分岐してそこに自前ルーターを接続する、といった方法があることは下記の参考サイトで調べてわかっていたのですが、そういったことまでしてネットワーク環境を構築するかどうか、この時点ではまだ踏ん切りをつけることができませんでした。
ここまで悩んでいたのは ホームゲートウェイ の性能やルーター機能に問題があるというネット情報見つけて不安になっていたこと、いままでバッファロー製ルーターを使用していたため、使い勝手が大きく変わる可能性があること(ホームゲートウェイ のルーター機能は NEC と同じ?)、場合によっては今まで使えたルーター設定がないかもしれないこと (ホームゲートウェイ のマニュアルは Web 上で公開されているので、ある程度の機能・設定は事前確認できますが・・・)、そういったことを漏れなく全部確認するのが大変であることなどが重なっています。
しばらく様子見していたある日、2014年11月末にルーター機能なしの 1Gbps 接続サービス提供の発表 があり、新たに フレッツ 光ネクスト ファミリー/マンション・ギガラインタイプ の申し込みが可能となりました。
このサービスであれば今まで通り自前ルーターを用意して、現状と同じネットワーク構成にすることができますので、入念な下調べをした後に 2015年1月ごろに フレッツ 光ネクスト ファミリーギガラインタイプ を申し込むことにしました。
なお、既存のアナログ回線の電話を ひかり電話 に変更する場合、契約回線が フレッツ光ネクスト ギガラインタイプ(1Gbps) ではひかり電話ルーター(ONU なし) が別途送られてきて、自宅内のネットワークに設置・設定する必要があります。ひかり電話に関する特別な設定はありませんが、ルーター機能を使ったりルーターにアクセスする際には環境によっては初期設定が必要になります。
フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ ではひかり電話機能が備わった ホームゲートウェイ が最初からレンタルされるため、新たにひかり電話ルーターが送られてくることはなく余計な機器を設置・設定をする手間はありません。
ひかり電話ルーター(ONU なし)の設置は難しくありませんが余計な機器が増える、多少の設定が必要ということがありますので、アナログ電話からひかり電話に変更を考えている人は、その点考慮したほうがよいかと思います。
フレッツのサービス変更を申し込むにあたり NTT の回線サービスとプロバイダーが違う場合(ほとんどはこのパターンだと思いますが)、すでに契約しているプロバイダーにも同サービスへの変更手続きをする必要があります。ただ、変更したい NTT 回線サービスにプロバイダーが対応していないことがありますので、NTT に回線サービスの変更を申し込む前に、プロバイダーが変更予定の NTT 回線サービスに対応しているかどうか事前に確認しておく必要があります。
プロバイダーに新しい回線サービスへの変更が可能であることを確認ができたら、下記リストの順番でサービス変更の申し込み手続きと工事日程調整をします。プロバイダーから契約書類を受け取りと NTT から新しい回線サービスの ID とパスワードが記載された書類を受け取り、接続先に応じてルーターに新しい ID・パスワードを設定します。
- フレッツ光 プラン変更のため、電話で申し込む (
申し込みは電話のみ→ ネット上からでも申し込みができるようになった模様) - NTT の電話オペレーターに工事費を確認、工事日の日程調整をして、「工事日」 を確認・メモしておく
- プロバイダーに連絡して同じ回線プランに変更するとともに、NTT の電話申し込みで日程調整した 「工事日」 も連絡(契約しているプロバイダーは Web 上の専用ページで対応可能だったのでそこで申し込み)
- 工事日までに NTT、プロバイダーから ID・パスワードが記載された書類が届く
- 工事日当日、工事業者により新 ONU(光回線終端装置) と 光コンセントタイプ に交換
- 工事完了後、ルーターの PPPoE 接続設定にプロバイダーから新しく届いた書類記載の ID とパスワードをセットして回線接続
- NTT の サービス情報サイト へ接続する場合は、ルーターに回線サービスにあわせた PPPoE 接続・ドメインルーティングを設定。サービス情報サイト 接続したら、NTT から届いた書類記載の ID と パスワードでログイン)
B フレッツ ベーシックタイプ FX-ONU FX型光加入者線終端装置
画像は工事で撤去される前の NTT 東日本 B フレッツベーシックタイプ(100Mbps) 契約時に設置された ONU(光回線終端装置) 「FX-ONU FX型光加入者線終端装置」 です。後ろ右側に見える黄色の線が ONU に接続している光ファイバーケーブルです。
約 10年間特に問題が起きることなく稼働してもらいました。
「FX-ONU FX型光加入者線終端装置」 裏面のラベルです。当時の記憶が間違ってなければ、ベーシックタイプとファミリータイプでは設置する ONU が違うということを当時工事業者の方からお聞きしたことがあります。
フレッツ光ネクスト ギガラインタイプ GE-PON<FA>E GE-PON-ONU TYPE D<1>2 光回線終端装置(ONU)
工事後に設置された新しい ONU(光回線終端装置) 「GE-PON<FA>E GE-PON-ONU タイプ D<1> 2」 (<FA>=富士通製) 本体のラベルと付属の AC アダプターです。
工事業者が置いていった、「GE-PON<FA>E GE-PON-ONU タイプ D<1> 2」 のパッケージです。パッケージのラベルを見るとメーカー再生品と思われる記載 (再生年月) がありました。
「GE-PON<FA>E GE-PON-ONU タイプ D<1> 2」 のパッケージに入っていた本体・AC アダプター以外の付属品一式です。
「GE-PON<FA>E GE-PON-ONU タイプ D<1> 2」 ユーザーマニュアル(取扱説明書) 「はじめに、安全上のご注意」 です。
「GE-PON<FA>E GE-PON-ONU タイプ D<1> 2」 ユーザーマニュアル(取扱説明書) 「警告、注意、お願い」 です。
「GE-PON<FA>E GE-PON-ONU タイプ D<1> 2」 ユーザーマニュアル(取扱説明書) 「各部の名称と機能、ご使用方法」 です。
「GE-PON<FA>E GE-PON-ONU タイプ D<1> 2」 ユーザーマニュアル(取扱説明書) 「設置方法、同梱品の内容、装置仕様、故障かなと思ったら」 です。
光回線終端装置(ONU)に同梱されていた NTT 東日本 サンダーカット A-2
ONU(光回線終端装置) 「GE-PON<FA>E GE-PON-ONU タイプ D<1> 2」 と一緒についてきた 「NTT東日本 サンダーカット A-2」 のパッケージです。
「NTT東日本 サンダーカット A-2」 のパッケージに入ってたサンダーカット本体と付属品です。
サンダーカット本体です。
サンダーカットの保証書です。
今回の工事ではひかり電話の申込みをしていないためか、サンダーカットを使った配線を工事業者はしないまま、未使用のサンダーカットをそのまま置いていったようです。(工事には立ち会っていないため、その辺は確認していません)
後日、新しいネットワーク機器の入れ替えや配線整理時にこのサンダーカットを使用しています。
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