宅内 LAN で複数台のルーターを並列接続、デバイスごとに指定したルーター経由でネット接続をするために、バッファローの無線 LAN ルーターを 3台購入しました
2015年2月ごろに長年契約していた NTT 東日本 B フレッツベーシックタイプ(100Mbps) から フレッツ光ネクスト ギガラインタイプ(1Gbps) へインターネット回線の契約に変更しました。
今回の記事では今まで使ってきたルーターを引退させて、新しく購入した BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP の開封と初期セットアップ、ファームウェアのアップデートや設定等を行いました。
バッファロー 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 購入
今まで使ってきた BUFFALO 有線ブロードバンドルーター BHR-4GRV から BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP に乗り換えました。
当初、ルーターでは無線を使うことは考えておらず、無線 LAN ルーターは購入するつもりはなかったので、後継機である BUFFALO 有線ブロードバンドルーター BHR-4GRV2 にする予定で検討していました。
この BUFFALO 有線ブロードバンドルーター BHR-4GRV2 について調べてみると、ほとんどのバッファロールーター機能に搭載していると思われる、接続先経路のところにある 「送信元アドレス」 を指定して PPPoE 接続できる機能があるのですが、なぜかこの後継機のみ、その機能が未実装(ネット情報 では今後のバージョンアップで対応予定?)となっているようでした。
接続先経路の送信元アドレス機能を利用する前提で購入を考えていたので、後継機の BUFFALO 有線ブロードバンドルーター BHR-4GRV2 購入を見送っています。
バッファローのルーターとは別に NEC の無線 LAN ルーターを購入候補に挙げていました。ただ、バッファロールーターにある送信元アドレスで指定したプライベート IP アドレスごとに、PPPoE マルチセッションで接続する機能が NEC ルーターにはありません。そのため、特定のパソコンを特定の接続先で利用するというような使い方ができません。
さらに PPPoE マルチセッション未対応機種 というがありますので、これらの理由により NEC ルーターを購入候補から外しています。
今回は Broadcom チップ搭載(と思われるもの)でそこそこの値段になっていたバッファローの WZR シリーズの無線 LAN ルーターを選んでいます。WZR-S600DHP が値段では一番安かったのですが、上位機種である WZR-S900DHP と値段差があまりなかったので WZR-S900DHP にしています。
S600DHP と S900DHP の違いは無線の性能差ぐらいだけかと思いますが、ルーターでの無線通信は基本的に使いませんので、無線 LAN 機能は無効にします。この条件なら WZR-S600DHP でもよかったのかなと思いましたが、これ以上悩んでいたらいつまでたっても購入できないので、ここらへんで妥協して購入しています。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP を 3台購入しました。
ルーターを複数台購入した理由は、例えばゲームなどのマルチプレイがメインの PC はルーター A に、ストリーミング動画視聴メインの PC はルーター B に、それ以外はルーター C といった感じに、インターネットに接続する PC・デバイスを指定したルーターに接続して負荷分散させるためです。
また、すべての PC・デバイスがそれぞれのルーターに接続できるようになっているため、万が一ルーターが故障しても交換作業を後回しにして別のルーターに接続できるようにすることで、ルーター1台だけの環境に依存することなく突発的なトラブルに対処できるようにしています。
これらの接続・設定ができるようにするため、ネットワーク配線は下記の通りとなっています。
- (インターネット) ⇔ 光ファイバー ⇔ 光コンセント ⇔ 光コード ⇔ ONU ⇔ LAN ケーブル ⇔ スイッチングハブ(※1) ⇔ LAN ケーブル ⇔ (各ルーター WAN ポート) ⇔ 複数ルーター(DHCP サーバー、ひかり電話ルーター含む) ⇔ (各ルーター LAN ポート) ⇔ LAN ケーブル ⇔ スイッチングハブ(※2) ⇔ LAN ケーブル ⇔ (各 PC デバイス、HUB へ)
ONU とルーター間に スイッチングハブ(※1) を配置、ルーターの WAN ポート と スイッチングハブ を LAN ケーブルで接続して、各ルーターが並列に配置されたネットワーク構成にします。
ルーターと PC・デバイス 間にもう 1台別の スイッチングハブ(※2) を用意して、ルーターの LAN ポート に LAN ケーブルつなげて、すべての PC・デバイスがルーターにネットワーク経路上接続・通信できる状態にします。
以上の複数ルーター、スイッチングハブとの詳細なネットワーク配線図については、関連記事 でまとめています。
このようなネットワーク構成でインターネットに接続するため、フレッツ・セッションプラス の申し込みと、必要な同時接続セッション数分の PPPoE 接続するため、プロバイダーに追加アカウントを申し込んでいます。
ネットワーク内にルーターを複数配置するにあたり、ルーターの設定や使用するスイッチングハブ、加えてひかり電話ルーターもネットワーク内に一緒に配置するため、下記の参考サイトの情報をもとに設定しました。(関連記事)
バッファロー 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 開封
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP のパッケージを開封して中身をチェックしてみます。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 本体をパッケージから取り出したところです。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 本体が入っていたところに取扱説明書が入っています。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP の取扱説明書を取り出すと、緩衝材に専用スタンドが収納されています。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP の専用スタンドが入った緩衝材を取り出すと、LAN ケーブルと AC アダプターが収納されています。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP の付属品一式です。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 本体を袋から取り出したところです。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 本体の背面です。WAN・LAN ポート、電源スイッチなどがあります。
バッファロー 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP セットアップカード SSID/キー
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP の背面には 「セットアップカード」 が差し込んであり、引っ張ることで取り外すことができます。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP の 「セットアップカード」 に記載されている 「SSID/a、SSID/g、暗号キー」 です。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP の 「セットアップカード」 に記載されている 「AOSS2、AOSS2 キー、設定画面のユーザ名とパスワード」 です。
バッファロー 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 本体スタンド取り付け
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP のラベルが貼られている底面にある専用スタンドの取り付け穴です。左右で取り付け穴の形が違います。(画像左側・・・□、画像右側・・・○)
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 付属の専用スタンドです。無線 LAN ルーターを縦置きしたい場合はこの専用スタンドを本体に取り付けます。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP に専用スタンドを取り付けたところです。取り付け位置が正しければ、専用スタンドを取り付けたままでもラベル面が見えるようになっています。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP に専用スタンドを取り付けた状態で無線 LAN ルーターが転倒しないかどうか確認しておきます。
バッファロー 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP AC アダプター
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 付属の AC アダプターです。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 背面に AC アダプターのプラグを差し込みます。
AC アダプターをコンセントに差し込んで電源ボタン(画像赤丸)を押すとルーターの電源が ON になります。
バッファロー 有線ブロードバンドルーター BHR-4GRV 本体&AC アダプター
今まで使用してきた BUFFALO 有線ブロードバンドルーター BHR-4GRV の本体裏面と AC アダプターです。
インターネットへつなぐルーターとしてはこれで引退しますが、DHCP サーバー兼バックアップ用ルーター(PPPoE 接続登録すればインターネットへ接続できる体制の状態)として引き続き稼働させます。
DHCP サーバー(BHR-4GRV)でプライベート IP アドレス取得後、指定した別ルーター(WZR-S900DHP)に接続してインターネットに接続する方法については こちら で説明します。
バッファロー 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 本体 IP アドレス設定
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 本体に設定されている IP アドレスを変更します。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP の初期 IP アドレスは 「192.168.11.1」 となっています。宅内 LAN のネットワークは 「192.168.1.xxx」 形式で統一しているため、この IP アドレス体系に変更します。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP は初期設定で DHCP サーバーが有効(192.168.11.2 から 64台)になっていますが、既存の宅内 ネットワークでも DHCP サーバ(192.168.1.xxx)が動いているため、同じネットワークに入れてしまうと間違って IP アドレスを取得したデバイスがインターネットに接続できなくなる恐れがあります。
そういった混乱を避けるため、既存の宅内ネットワークから隔離した状態で DHCP サーバー(192.168.11.xxx) から IP アドレスを取得して、ルーターにアクセス後 IP アドレスの設定を変更します。他にもやり方があるかと思いますが、今回はこの方法で作業します。
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP の LAN ポートにルーターにアクセスする PC をつないで、コマンドプロンプトを起動します。
PC が IP アドレスを自動的に取得する 状態になっていればコマンドプロンプトから 「ipconfig /release」 → 「ipconfig /renew」 を実行します。BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP の DHCP サーバー機能により新しい IP アドレス(画像では 192.168.11.2)が割り振られるのを確認します。
ブラウザを起動してルーターの IP アドレス 「192.168.11.1」 とタイプして、ルーターにアクセスします。
ルーターのアクセスに成功しますとログイン画面が表示されます。
セットアップカード に記載されているパスワードを入力してログインボタンをクリックします。
ログインに成功するとルーターの設定トップ画面(かんたん設定画面)が表示されます。
ルーターの設定トップ画面(かんたん設定画面)にある 「詳細設定」 をクリックします。
ステータス → システム画面をクリックしてみると、動作モードが 「ルーターモード(Auto スイッチ)」 になっているのがわかります。
ルーターの背面にある MODE ボタン(画像一番左側ボタン) を押すことで切り替えることができるようになっており、ボタンを押すたびに 「AUTO モード(ルーター機能 ON/OFF 自動設定)」 ⇒ 「ルーターモード(ルーター機能 ON)」 ⇒ 「ブリッジモード(ルーター機能 OFF)」 ⇒ 「中継モード」 の順番に切り替わります。
「ルーターモード(Auto スイッチ)」 のままでも問題ありませんが、ルーター機能 ON/OFF 自動設定状態はあまり信用できないので、後ほど MODE ボタンを押して 「ルーターモード」 に変更しています。
画面左側メニューの LAN → LAN 画面を開くとルーターの IP アドレスと DHCP サーバーの設定画面が開きます。
LAN 側 IP アドレス を既存のネットワーク参加させるため、192.168.11.xxx から 192.168.1.xxx(ここでは 192.168.1.1 ・・・ IP アドレスが被らないよう注意) に変更します。DHCP サーバー機能をオフにして 「設定」 ボタンをクリックします。
設定変更の確認画面が表示されますので 「設定」 ボタンをクリックします。
ルーターの再起動が始まりますので、画面に表示された秒数後隔離していたルーターを既存のネットワーク環境に参加させて、IP アドレスが変更されているかどうか確認します。ここではインターネットへの接続はまだ行いませんので、ルーターの WAN ポートにはまだ何も接続しません。LAN ポートのみ LAN ケーブルを接続しています。
PC が IP アドレスを自動的に取得する 状態でネットワーク内に DHCP サーバーがあれば、コマンドプロンプトから 「ipconfig /release」 → 「ipconfig /renew」 を実行します。DHCP サーバー機能により今まで使ってきた IP アドレス形式(画像では 192.168.1.xxx)で割り振られているかどうか確認します。
ブラウザから先ほど変更した LAN 側 IP アドレスを入力して、アクセスとログインができるかどうか確認できたら完了です。
バッファロー 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP ファームウェア更新(ローカルファイル指定)
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP のファームウェアの最新版が公開されていたので、ダウンロードとアップデートしてみます。
ルーター本体がインターネットに接続していれば、ルーターの管理画面上からファームウェアのアップデートが簡単にできます。この時点ではまだインターネットへ接続する設定はやっていないため、今回は PC のブラウザ上からファームウェアをアップデート します。
余談ですが、一部の機種では ファームウェア自動更新機能によりアップデート することができます。
まずはファームウェアをダウンロードするため、BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP の公式サイトにアクセスして 「ドライバー/ファームウェア」 をクリックします。
使用している OS にあわせてファイルをダウンロードします。ここでは 「WZR-S900DHP シリーズファームウェア(Windows)」 をクリックします。
公開されている最新のファームウェアのバージョンを確認します。この時点(2015年)では 「Ver.2.15」 が公開されていました。
WZR-S900DHP のファームウェアのバージョンが Ver.2.13(初版) でしたのでアップデートが可能です。
2015年の時にやったファームウェアアップデート作業ですが、2016年本記事公開時点ではファームウェアバージョン 「Ver.2.18」 が公開されています。
画面を下にスクロールして 「ダウンロードソフトウェア使用許諾契約」 に同意してダウンロードする をクリックします。
ダウンロードしたファームウェア圧縮ファイル 「wzrs900dhp-215.exe」 です。
ダウンロードしたファームウェア圧縮ファイル 「wzrs900dhp-215.exe」 を開き、実行ボタンをクリックします。(圧縮ファイルの解凍)
ダウンロードしたファームウェア圧縮ファイル 「wzrs900dhp-215.exe」 実行後、デスクトップ画面にショートカット 「wzrs900dhp-215」 が作成されますので開きます。このショートカットは解凍されたファームウェアファイルが置いてあるフォルダにアクセスするだけなので、後で手動削除してもかまいません。
「C:\BUFFALO\wzrs900dhp-215」 フォルダ内にいくつかファイルが展開されます。「wzr_s900dhp_jp_215」 がファームウェアファイルです。拡張子はありません。
ルーターにログイン後、管理 → ファームウェア更新画面に行きファームウェアバージョンが Ver.2.13(初版または旧版)であることを確認します。
管理 → ファームウェア更新画面で更新方法を 「ローカルファイル指定」 にして、ファームウェアファイル名にある 「ファイルを選択」 ボタンをクリックします。
先ほど解凍したファームウェアファイル 「wzrs900dhp-215」 を選択して 「開く」 ボタンをクリックします。
ファームウェア更新画面のファームウェアファイル名が 「wzr_s900dhp_jp_215」 になっていることを確認して 「更新実行」 ボタンをクリックします。
ファームウェア更新中の画面に切り替わるので完了するまでしばらく待ちます。ファームウェア更新完了後(100% complete)、ルーターに再ログインします。
ファームウェアのバージョンが最新バージョンに更新されたらファームウェアのアップデートは完了です。
バッファロー 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 詳細設定画面(初期設定)
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP の詳細設定画面(初期設定)の内容を画面キャプチャーしてみました。かなりの画像枚数となってしまいましたので、折り畳み機能で非表示にしています。
「Internet」 画面(初期設定)
クリックで 「Internet」 画面(初期設定) を表示します。
「LAN」 画面(初期設定)
クリックで 「LAN」 画面(初期設定) を表示します。
「無線設定」 画面(初期設定)
クリックで 「無線設定」 画面(初期設定) を表示します。
「セキュリティー」 画面(初期設定)
クリックで 「セキュリティー」 画面(初期設定) を表示します。
「アプリケーション」 画面(初期設定)
クリックで 「アプリケーション」 画面(初期設定) を表示します。
「管理」 画面(初期設定)
クリックで 「管理」 画面(初期設定) を表示します。
「ステータス」 画面(初期設定)
クリックで 「ステータス」 画面(初期設定) を表示します。
バッファロー 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP 設定変更内容
BUFFALO 無線 LAN ルーター WZR-S900DHP をルーターとして使う前に、不必要な機能・設定をあらかじめ OFF にしておきます。
また、PC・デバイスごとに接続できるルーターを設定したり(接続先経路の送信元アドレスを指定する方法)、DHCP サーバーとルーターが別になっている場合のインターネットへ接続できるようにするための設定 をします。
無線設定 → 2.4 GHz(11n/g/b) 画面、「無線機能」 チェックマークを外す
ルーターの無線 LAN 機能は使わないため、無線設定 → 2.4 GHz(11n/g/b) 画面の 「無線機能」 のチェックマークを外して設定を保存します。
無線設定 → 5 GHz(11n/a) 画面、「無線機能」 チェックマークを外す
ルーターの無線 LAN 機能は使わないため、無線設定 → 5 GHz(11n/a) 画面の 「無線機能」 のチェックマークを外して設定を保存します。
無線設定 → WPS 画面 「WPS 機能」 チェックマークを外す
ルーターの無線 LAN 機能は無効済みですが念のため、無線設定 → WPS 画面 「WPS 機能」 のチェックマークを外して設定を保存します。
無線設定 → AOSS 画面 「本体側 AOSS ボタン」 チェックマークを外す
ルーターの無線 LAN 機能は無効済みですが念のため、無線設定 → AOSS 画面の 「本体側 AOSS ボタン」 のチェックマークを外して設定を保存します。
無線設定 → マルチキャスト制御画面 「Snooping 機能」 チェックマークを外す
ルーターの無線 LAN 機能は無効済みですが念のため、無線設定 → マルチキャスト制御画面 「Snooping 機能」 のチェックマークを外して設定を保存します。
セキュリティ → ファイアウォール画面 「NBT と Microsoft-DS のルーティングを禁止する」 にチェックマークを入れ、「Internet 側からの PING に応答しない」 のチェックマークを外す
セキュリティ → ファイアウォール画面で 「NBT と Microsoft-DS のルーティングを禁止する」 にチェックマークを入れ、「Internet 側からの PING に応答しない」 のチェックマークを外して設定を保存します。
セキュリティー → VPN パススルー画面 「PPTP パススルー」 チェックマークを外す
VPN は使いませんが念のため、セキュリティー → VPN パススルー画面の 「PPTP パススルー」 のチェックマークを外して設定を保存します。
このルーターでは 「フレッツ IPv6 サービス対応機能」 と 「PPPoE パススルー機能」 を有効にする予定はありませんが、いずれの設定も有効にする場合は注意が必要です。
複数のルーターが並列につながっている状態で 「PPPoE パススルー機能」 が有効な状態でルーターが 2つ以上ある場合、ブロードキャストストームが発生してネットワークがダウンしてしまう可能性があります。
また、通常のルーターと ホームゲートウェイ またはひかり電話ルーターが混在してる環境で 「フレッツ IPv6 サービス対応機能」 が有効になっているとルータ広告がうまく受信できず IPv6 がおかしくなることがあるようです。
このネットワークでは IPv6 を使う設定はしていないため関係ないかと思ったのですが、ひかり電話ルーターのほうではひかり電話を使うためにルータ広告を使用しております。ひかり電話ルーターのログでも IPv6 のアドレスが割り当てられていることを確認したので、ほかのルータで 「フレッツ IPv6 サービス対応機能」 を使用しないようにしたほうがいいと思われます。
いずれも実際にテストして確かめたわけではなく、事前情報から判断して最初から無効・使わないようにしています。そのため、これらの情報が正しいかどうかはわかりません。
セキュリティー → UPnP 画面 「UPnP 機能」 チェックマークを外す
手動でポート開放(ポート変換)するため、セキュリティー → UPnP 画面の 「UPnP 機能」 のチェックマークを外して設定を保存します。
アプリケーション → ディスク管理画面 「USB ディスクの自動割当」 チェックマークを外す
ルーターの USB ポートにはなにも接続しませんので、アプリケーション → ディスク管理画面の 「USB ディスクの自動割当」 のチェックマークを外して設定を保存します。
アプリケーション → 共有サービス画面 「共有フォルダーの機能」 チェックマークを外す
アプリケーション → 共有サービス画面の 「共有フォルダーの機能」 のチェックマークを外して設定を保存します。
アプリケーション → BitTorrent 画面 「帯域制限設定」 チェックマークを外す
アプリケーション → BitTorrent 画面の 「帯域制限設定」 のチェックマークを外して設定を保存します。
アプリケーション → プリントサーバ画面 「プリントサーバー」 と 「プリンター複合機を使用する」 両方のチェックマークを外す
アプリケーション → プリントサーバ画面の 「プリントサーバー」 と 「プリンター複合機を使用する」 両方のチェックマークを外して設定を保存します。
管理 → システム設定画面 デバイスコントロール 「デバイスの www ポート監視を禁止する」 チェックマークを入れる
管理 → システム設定画面 デバイスコントロール 「デバイスの www ポート監視を禁止する」 のチェックマークを入れて設定を保存します。
サービス情報サイト(NGN IPv4)接続時の注意点
画像はルーター(バッファロー WZR-S900DHP)でプロバイダーへの PPPoE 接続設定とは別に、 サービス情報サイト(NGN IPv4) に接続するため、PPPoE 接続先の登録と接続先経路(ドメインルーティング)を設定 した状態となっています。。
サービス情報サイト(NGN IPv6) を使った接続方法もありますが、IPv6 を使ったインターネット接続はしません。そのため、サービス情報サイトへの接続方法は IPv4 のみとしています。
また、画像のようにルーター(バッファロー WZR-S900DHP)に登録してある 「接続先経路」 が 複数 登録している場合、サービス情報サイトの設定を 「No.1」 に登録しておかないとうまく接続できなかったことがありますので、登録順番に配慮しておく必要があります。(接続先経路の登録順番は並べ替え可能)
サービス情報サイト(www.v4flets-east.jp) にアクセスできない場合、PPPoE が手動接続になっている場合は自動接続に変更、自動接続でうまく接続処理できない場合はルーターのステータス画面から手動で接続処理をすればアクセスできますので、接続できない場合はルーターの PPPoE 接続状況を確認します。
サービス情報サイト(www.v4flets-east.jp) にアクセスして接続に成功すると、ルーター(バッファロー WZR-S900DHP)の PPPoE 接続状態が 「通信中」 になります。
PPPoE 接続先経路の追加(送信元 IP アドレス指定)
インターネットに接続できるデバイス・PC を、ルーターに IP アドレスで指定する方法です。
LAN → LAN 画面です。インターネットに PPPoE 接続するバッファロー WZR-S900DHP ルーターには DHCP サーバー機能は使いません。旧ルーターのバッファロー BHR-4GRV を DHCP サーバー専用としてネットワーク内で稼働 させます。
Internet → PPPoE 画面でインターネットに接続する PC・デバイスのプライベート IP アドレスを、「接続先経路」 の 「送信元アドレス」 に登録(画像赤矢印)しておきます。「/マスク長」 も設定できますので IP アドレスを範囲指定することもできます。黒塗りの箇所はプロバイダーへの PPPoE 接続設定です。
Windows の TCP/IPv4 のネットワーク設定で、ルーターで設定した 「送信元アドレス」 の IP アドレスを設定します。サブネットマスク、デフォルト ゲートウェイ、DNS サーバーにはルーターの LAN 側 IP アドレスを設定します。
これらの設定をすることで、「接続先経路」 の 「送信元アドレス」 と一致する IP アドレスのデバイス・PC のみが、ほかのルーターは介さず設定したルーターを通してインターネット接続することができます。
旧ルーター BHR-4GRV を DHCP サーバー専用にした場合の設定内容と、PPPoE 接続先経路の追加(サブネットマスク(CIDR表記)付 送信元 IP アドレス指定)
引退させた旧ルーター バッファローの BHR-4GRV を DHCP サーバー機能を使って他のルーターでインターネット接続する設定例です。なお、ルーター BHR-4GRV には PPPoE 接続は設定しておらず、インターネットへの接続はできない状態にしてあります。
ここでは DHCP の割り当て IP アドレスを 64 台を例に設定しています。「デフォルトゲートウェイの通知」 と 「DNS サーバーの通知」 を 「指定した IP アドレス」 にして、インターネット接続させたいルーターの IP アドレスを設定します。
バッファロー BHR-4GRV の DHCP サーバー機能のデフォルト ゲートウェイと DNS サーバーで設定したルーター(192.168.1.3)の LAN 設定内容です。ここでは特別な設定はしていない状態です。
Internet → PPPoE 画面で 「接続先経路」 で PPPoE 接続設定(画像黒枠)に対して、「送信元アドレス」 にバッファロー BHR-4GRV で設定した同じ内容の 「割り当て IP アドレス(192.168.1.xxx)」 とネットマスク(/26) を指定します。
以上の設定をすることで、DHCP サーバ機能を別のルーターに任せて、IP アドレスを自動的に取得するデバイス・PC がまず DHCP サーバーにアクセスして IP アドレス・デフォルトゲートウェイ・DNS サーバーのアドレスを取得。そのあと、インターネット接続可能なルーター(DHCP サーバーで指定したデフォルト ゲートウェイと DNS サーバーの IP アドレス)で 「送信元アドレス」 範囲内の IP アドレスが PPPoE 接続(画像黒枠)でインターネットへ接続するようになります。
DHCP サーバーで割り当てる IP アドレス数(台数指定)と、接続先経路の送信元アドレスで指定できる IP アドレスの指定方法(サブネットマスク)が異なるため、ここで一致しない範囲外の IP アドレスが含まれてしまうと、インターネットへ接続できないデバイス・PC が発生する可能性があります。間違えないように注意します。
- Bフレッツ ベーシックタイプ(100Mbps)から、フレッツ光ネクスト ギガラインタイプ(1Gbps)へ契約変更しました
- サービス情報サイト(NGN IPv4)からフレッツ光メンバーズクラブを登録してみました
- フレッツ光メンバーズクラブで認証キーの発行・登録をしてみました
- フレッツ・セッションプラスを申し込んでみました
- 1Gbps インターネット回線に変更後、自宅内ネットワーク環境一新のため購入したものリスト
- 宅内 LAN で複数台のルーターを並列接続、デバイスごとに指定したルーター経由でネット接続をするために、バッファローの無線 LAN ルーターを 3台購入しました(現在開いているページ)
- ネットギアの本体無償永久保証 8ポート・5ポート ギガビットスイッチング HUB(ハブ)を購入しました
- 自宅内ネットワーク配線整理のため LAN ケーブル・雷ガードタップ・電源延長ケーブル・ケーブルタップボックスを購入しました
- フレッツ光のひかり電話(光 IP 電話)を申し込んで、ひかり電話ルーターの設置と設定をしてみました
- 自宅内ネットワークの機器構成とケーブル配線図メモ
- ネットギアの本体無償永久保証 ネットワーク設定・管理機能付き 8ポート ギガビットスイッチング HUB(ハブ)を購入しました
- ネットギアの本体無償永久保証 ネットワーク設定・管理機能付き 8ポート ギガビットスイッチング HUB(ハブ)の Web 管理画面のログインとファームウェアのアップデートしてみました
- ネットギアの本体無償永久保証 ネットワーク設定・管理機能付き 8ポート ギガビットスイッチング HUB(ハブ)の設定内容の確認をしてみました