2016年8月分の Windows Update を更新したときのメモ
2016年8月に 2016年4月~7月分 (4ヶ月分) の Windows Update を一気に適用した 記事 を公開しました。
前回は 4ヶ月分(2016年4月~7月分)溜まっていた Windows Update の更新プログラムをまとめてアップデートしましたが、今回は 2016年08月分のみの Windows Update 更新プログラムをインストールしてみました。
今までは地雷更新プログラム(Windows 10 アップグレード関連やデータ収集のテレメトリ関連)によるトラブル回避のため、すぐにインストールしないで数か月ほど様子を見ていました。
2016年7月末で Windows 10 無料アップグレード期間が終了したことに伴い、アップグレード関連の更新プログラムの公開が落ち着いたかと思いますので、今回からしばらく各種情報収集したのちに月単位で Windows Update を実行していくことにしました。
なお、前回に引き続き使用している PC 環境(Windows 7 64bit Pro) では、Windows Update によって起きるトラブルを回避するため自動更新を切っています。
更新プログラムの公開日からある程度(今までは基本的に 3~4ヶ月スパン、今回から 1ヶ月単位で)様子を見た後に、トラブル情報がないことを確認してから ”手動” で Windows アップデートしていきます。(問題のある更新プログラムは事前に非表示)
今回の記事でも 2016年08月分公開 Windows Update 更新プログラムを更新するにあたり、ネット上の各種情報と照らし合わせてインストールしなかった更新プログラムを簡単にまとめてみました。
Windows Update リスト (Win 7 64bit) 2016年8月分
画像は 2016年08月分の Windows Update 更新プログラム(重要)リストです。
カーネルモード・ドライバのセキュリティ更新プログラム(win32k.sys)があるため、2016年8月分の Windows Update でも更新プログラムの確認に再び約 2時間(CPU の使用率が常時 25%)もかかる状態になっていました。
そのため、今回も Windoes Update の更新プログラムをインストールする前に、更新プログラムの確認時間を短縮させるプログラムを先にインストールします。
こちらの画像は 2016年08月分の Windows Update 更新プログラム(オプション)リストです。
Windows Update 更新プログラムの確認時間短縮のため KB3177725 を先にインストール
Windows Update 更新プログラムの確認時間短縮のため KB3177725(2016年8月公開) を先にインストールします。
Windows Update の更新プログラムリストから選択してインストールできますが、更新プログラムの確認時間がなかなか終わらなかったり、失敗したりして Windows Update が使えない場合は、Microsoft から OS にあわせた更新プログラムファイルをダウンロードしてインストールすることになります。
今回は Windows Update リスト上から対象の更新プログラムを確認することができましたで、Windows Update 上から KB3177725 をインストールします。
Windows Update 上にて KB3177725(2016年8月公開) を選択してインストールします。
インストールする際の注意点として、Windows Update の確認方法が自動になっていれば手動(更新プログラムを確認しない)に変更、更新プログラムインストール中は LAN ケーブルを抜いてインターネット切断状態にしておいたほうがいいようです。
使ってる PC はすでに手動更新になっていたのでこちらの設定はそのまま変更せず、LAN ケーブルは接続したままの状態でインストールしてみました。
KB3177725 インストール完了後、PC を再起動。Windows Update の更新プログラムの確認時間をチェックしてみたところ、数分程度で完了するようになり、無事 Windows Update の確認時間を短縮させることができました。
なお、KB3177725 をインストールした際に、印刷に関する不具合(指定した印刷部数が正しく機能しない)があります。この問題について、不具合を修正するパッチ KB3187022 が、2016年8月25日に Microsoft Update Catalog にて公開されています。
また、2016年9月14日の Windows Update にて修正パッチが配信 されるそうです。
KB3179573 オプション(2016/08/16 公開) 非表示
KB3179573 は、ロールアップパッチ(更新プログラムをまとめたもの)です。詳しい(地雷)情報はまだないようで入れるかどうか悩みましたが、とりあえずインストールする必要はなしと判断して非表示に設定しました。
Windows Update リスト (Win 7 64bit) 2016年8月分 更新プログラム インストール
画像は 2016年08月分 Windows Update の更新プログラム(重要)にチェックマークを入れたリストです。インストール後に PC を再起動します。
2016年8月まで非表示にした Windows Update (Win 7 64bit) 更新プログラムリスト
画像は 2015年7月ごろから 2016年8月分の Windows Update で非表示にした更新プログラムリストです。
2016年8月分の Windows Update は無事インストールが終わり、今のところ目立った不具合はありません。セキュリティパッチのインストールによって印刷に関する既知の不具合がありますが、うちの環境では使うことはないので問題ありませんでした。
今までは 3~4ヶ月まとめて Windows Update のパッチ情報収集、地雷プログラム回避のため慎重にインストールをやっていたので、ブログ記事にまとめることも含めてかなりの時間をかけてめんどくさい作業してきました。
今後しばらくは問題がなければ月単位で Windows Update をインストールしていく予定ですので、まめな情報収集は必要ですが、当面は作業が楽になりそうです。