Steam 版 ダークソウル(DARK SOULS Prepare To Die Edition) の完全日本語化と MOD 導入ガイド
PC 版 DARK SOULS Prepare To Die Edition ゲームサーバーに関するお知らせ があり、オンラインサービスのサポートが終了することになりました。
Steam 版ダークソウルの日本国内販売規制解除から約 1年後の2018年1月11日に、PC 版を含めたマルチプラットフォームで DARK SOULS REMASTERED ダークソウル リマスター の発売決定が公式に発表されました。(2018年5月24日発売)
今まで必須だった旧 PC 版の多数の改善 MOD 導入を前提とした環境設定の手間や、オンラインマッチング問題、バグなどの各種不具合から解放される可能性があります。
Steam 版 DARK SOULS をすでに所有している方に向けて、DARK SOULS REMASTERED のアップグレード特別価格(2,150円+税)が発表されました。
アップグレード特別価格の対象者は 2018年5月9日(水)午前8時まで Steam 版 DARK SOULS を購入、所有している方となっています。Games for Windows LIVE 版 DARK SOULS のプロダクトキーを Steam クライアント上で有効化 している人もアップグレード特別価格で購入ができます。
同時に 2018年5月9日(水)午前8時をもって旧作 Steam 版 DARK SOULS の販売は終了 となりました。
2017年1月6日(金) に Steam 版 DARK SOULS: Prepare To Die Edition の日本国内の規制が解除され、Steam ストア で購入できるようになり、またダウンロード版やパッケージ版 (Games for Windows LIVE 版) 所持者は VPN を使わずに Steam でプロダクトキーを有効化できるようになりました。
PRESS RELEASE、お知らせ(GfWL 版プロダクトキーの有効化の方法) (GfWL 版のセーブデータの引継ぎは不可)
フロムソフトウェア社より、マイクロソフトのオンラインサービス Games for Windows LIVE(GfWL) の縮小に伴い、オンライン認証ができなくなっていた Windows 用 「DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION(日本語版)」 が、Steam に移行してサービスを再開するという (リンク切れ) 公式発表 がありました。また、あわせて Steam ストアでの販売の再開も予定しているということで日程調整中となっています。
2017年1月6日(金) より Steam ストア および Amazon で日本語版が購入できるようになりました。
Steam 版 DARK SOULS Prepare To Die Edition で予告もなく突然アップデートがあり、所持している一部のユーザーは ゲームのプロパティより言語タブ から日本語が選択できるようになりました。
ただし、ゲームの入手方法(鍵屋やギフト)や入手した時期によっては、日本語が選択できたり、できなかったりとしているようです。Steam にて日本語版適用後ゲームを起動してみたところ、以下の現象を確認しています。
2017年1月18日時点で有志による対応で日本語版における Mod 導入時の不具合はほぼ解決しました。
2017年1月28日(土)に PC(Steam) 日本語版 ダークソウル用改造版 Mod (元々海外で公開された DSfix、DSCM、DSPW を日本語版で使えるよう改造) 作者 boowoo 氏の最新版ファイル配布用 Wiki が公開されました。
いままでは 2ch のみでしか公開されておりませんでしたが、配布用 Wiki が公開 されたことにより、今後は Wiki から最新版の改造 Mod がダウンロードできるようになります。
- セーブデータ保存場所変更(マイドキュメント NBGI フォルダ → FromSoftware フォルダ)
DSfix によるセーブデータの自動バックアップが機能していないDSfix による skipIntro (ゲーム起動後のロゴスキップ) が機能しない- Dark Souls PVP Watchdog (オンラインマルチプレイ チーター監視対策用ツール)
が動作しない。起動時にエラーメッセージが表示されるが、そのままゲームプレイは続行可能- 2017年1月18日に 2ch にて起動時のクラッシュを修正した DSPWSteam-20150802-p1 がリリース(日本語版用 DSPW - Dark Souls PVP Watchdog 配布用 Wiki 公開)。日本語版専用となっているため英語版と共用は不可。英語・日本語と言語を切り替える際には要使い分け
- Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) (マルチプレイヤー間ネットワーク自動接続ツール)
DSCM を起動している場合、セーブデータロード後にゲームが応答しなくなるJoin DSCM-Net が有効になっている状態で誰かが自動接続してきたタイミングで応答しなくなる模様。この状態で DSCM を終了させると、フレームレートに問題があるメッセージが表示されてタイトル画面に強制的に戻される- 2017年1月12日に 2ch にて各種不具合を修正した DSCM-2016-11-12-01-p1 がリリース(最新版 DSCM - Wulf's Dark Souls Connectivity Mod 配布と Wiki が公開)。問題なくノード接続ができるようになり、不具合解消済み
Steam 版 DARK SOULS Prepare To Die Edition のセーブデータについて。Steam で日本語に変更後、そのままでは以前のセーブデータをロードすることはできません。
マイドキュメントにある今までプレイしてきた Prepare To Die Edition のセーブデータを、適切な場所に置き換えることで、ロードできるところまで確認しています。入れ替え法方法は こちら からご確認ください。
2015年末に 2ch の PC 版ダークソウルのスレで Steam で販売されている Steam 版 DARK SOULS: Prepare To Die Edition (リージョン制限のため、日本からストア閲覧・正規購入ともに不可 → 2017/1/6 に日本国内からの規制が解除、ストア閲覧・日本語版の購入が可能) の有志による 非公式日本語化パッチが公開・配布 されておりました。
PC 版発売(2012年)から月日が経ち、さらにプレイ環境をよくする Mod が公開され、各種情報も出そろってきており、以前公開した記事 から目立たないところで Mod 内容もだいぶ充実してきました。
今回の記事では Steam 版 DARK SOULS: Prepare To Die Edition を快適にプレイするために、なにも手を付けていないインストール直後のゼロの状態から、完全日本語化にするほか各種 Mod 情報と導入方法についてまとめてみました。
なお、リージョン制限により正規ルートでは購入できない Steam 版 DARK SOULS: Prepare To Die Edition の入手方法についてはいくつかあるようですが、Steam 利用規約 が絡んでいることもあり絶対に安全に入手できるという保証ができませんので、こちらについては説明を割愛します。 → Steam ストアでのデジタル販売が正式に決定しました。現在日程調整中とのことです。 → 2017年1月6日(金) に Steam 版 DARK SOULS: Prepare To Die Edition が購入できるようになりました。 → PRESS RELEASE、お知らせ
なんらかの手段ですでに Steam 版 DARK SOULS: Prepare To Die Edition を手に入れており、これから Mod 導入を考えている人がいれば、可能な限りあらゆる最新情報をまとめてみましたので、この記事が参考になれば幸いです。
PC 版 ダークソウル(Steam 版、GfWL 版)の現状について
Steam 版ダークソウルの日本国内販売規制解除から約 1年後の2018年1月11日に、PC 版を含めたマルチプラットフォームで DARK SOULS REMASTERED ダークソウル リマスター の発売決定が公式に発表されました。(2018年5月24日発売)
発表されているリマスター版の特徴以外の詳細なゲーム仕様は不明ですが、旧 PC 版の多数の改善 MOD 導入を前提とした環境設定の手間や、オンラインマッチング問題、バグなどの各種不具合から解放される可能性があります。
Steam 版ダークソウルの完全日本語化と Mod 導入をする前に、PC 版 ダークソウル(Steam 版、GfWL 版)が置かれている状況についてですが、下記の参考サイトを参照していただくことで、より詳細な経緯と詳しい状況が把握できるかと思います。
2016年3月に認証問題・リージョン制限で問題となっている PC 版ダークソウルを、国内からでも日本語版を購入・プレイ(パッケージ版所有者には移行サポートも)できるようにするための署名活動が始まりました。(関連動画 1、 関連動画 2)
同年8月に 署名活動発起人の HAL(HAL2039)氏 の尽力により集まった約 500名の署名を提出して、一定期間の猶予を設けてフロムソフトウェアからの回答を待つといった状況となっています。
ユーザーには見えない問題や障壁があるかと思いますが、年内にフロムソフトウェアから何らかのメッセージが発信されることに期待したいところです。
2016/11/22 にフロムソフトウェア社より (リンク切れ) 公式発表 がありました。GfWL 版ユーザーはプロダクトキーによる Steam への移行が可能となり(セーブデータの引継ぎは不可)、Steam ストアでのデジタル販売を再開することが決定しています。長らく PC 版ダークソウル難民だった人には朗報となりました。
2017年1月6日(金) に Steam 版 DARK SOULS: Prepare To Die Edition の日本国内の規制が解除され、Steam ストア で購入できるようになり、またダウンロード版やパッケージ版 (Games for Windows LIVE 版) 所持者は VPN を使わずに Steam でプロダクトキーを有効化できるようになりました。
PRESS RELEASE、お知らせ(GfWL 版プロダクトキーの有効化の方法) (GfWL 版のセーブデータの引継ぎは不可)
※ 以下、「Games for Windows Live (GfWL)」 版 DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION で発生していたインストール後のネット認証システム 「Zero Day Piracy Protection (ZDPP)」 に関するトラブルと、リージョン制限により Steam で海外版ダークソウルが購入できなかった頃の内容です。
上記の問題は Steam で日本語版が正規購入が可能になり、パッケージ版所持者はキー登録で Steam に移行できるようになって無事解決しました。古い内容となりましたので、折りたたみ機能で非表示にしてあります。
クリックで当時の 「Games for Windows Live (GfWL)」 版 DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION ネット認証システム 「Zero Day Piracy Protection (ZDPP)」 と Steam 海外版ダークソウル リージョン制限内容を表示します。
Steam 版 ダークソウル 起動時の 「初回セットアップを実行中です」 を消す方法
Steam 版 ダークソウル インストール後、起動時に毎回 「初回セットアップを実行中です」 が表示されます。
一瞬しか表示されませんし、なにか問題があるわけでもないのですが 、起動するたびに毎回現れるのでこの画面がうっとうしいと感じるかもしれません。
このメッセージ画面はレジストリを編集することで、表示させないようにすることができます。
レジストリエディタを開き、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Valve\Steam\Apps\211420
」(OS Windows 7 64bit 版の場合)を開きます。
画像右側の空白部分を右クリック、メニューが開きますので 「新規」 → 「DWORD (32 ビット値)」 をクリックします。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Valve\Steam\Apps\211420
」 で作成した 「DWORD (32 ビット値)」 の名前の 「gfwlivesetup」 にします。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Valve\Steam\Apps\211420
」 にて作成した 「gfwlivesetup」 を開き、値のデータ 「1」 にして OK ボタンをクリックします。
ゲームを起動して 「初回セットアップを実行中です」 画面が表示されなければ完了です。
ゲームをアンインストールして再インストールすると追加したレジストリが消去されますので、その時は再度同じレジストリ編集作業をする必要があります。
Steam 版 ダークソウル 英語版 → 日本語化作業
2016年12月22日のアップデートにより、ゲームのプロパティ → 言語タブ に 日本語(Japanese) が追加されました。これにより日本語化パッチを実行する必要はなくなりますが、今まで英語版を日本語化したデータは再ダウンロードによりファイルが更新されてしまいます。(詳細)
再び、英語版に戻して日本語化したい場合は、再度日本語化パッチをあてる必要があります。
鍵屋やギフトなどゲームの入手方法によっては、アップデート後でも言語タブに日本語(Japanese)が表示されないことがあるようです。私が所持しているイギリスから個人輸入した GfWL 版 Dark Souls: Prepare to Die Edition パッケージ (PEGI) は、だいぶ前に VPN を通して Steam で認証を済ませており、今回のアップデートで日本語(Japanese)が表示されています。ただ、選択できる言語は英語と日本語だけしかありませんでした。
2015年末に 2ch のダークソウルスレに突然有志による Steam 版 ダークソウルの完全日本語化パッチが配布されました。
最初にパッチが配布されたアップローダはすでに日本語化パッチが削除済みですが、そのあと別のアップローダにパッチがアップされていますので、現在はそちらからダウンロードすることができます。
Steam 英語版 DARK SOULS PtDE 完全日本語化パッチをダウンロード(再アップ版)、解凍して 「DS1JP.exe」 を開きます。メッセージが表示されますので、はい ボタンをクリックします。
Steam 版ダークソウルのフォルダを指定するメッセージ画面です。ただのメッセージ画面が表示されているだけですので、閉じるボタンをクリックします。
Steam 版ダークソウルがインストールされている場所を確認して、パス名を入力または参照ボタンからフォルダを選択、OK ボタンをクリックします。
この時、「DATA」 フォルダまで指定してしまうと、パッチ適用時にエラーになり日本語化ができません。
あとは自動的に Steam 版ダークソウルの日本語化処理が始まります。
インストールフォルダの指定が間違っている場合はこの時点でエラーがでますので、その際はもう一度やり直して、正しいインストールフォルダを指定してください。
終了のメッセージが確認できたら、閉じるボタンをクリックして日本語化完了です。
Steam 版ダークソウルを起動して日本語になっていれば、日本語化作業は完了です。
なお、エリア移動時に表示されるエリア名は英語のままです。こちらも日本語化したい場合は 「DSfix」 を使った Mod の導入が必要になります。詳細については こちら をお読みください。
ダークソウル用 Nexus Mod Manager (NMM) 導入
PC 版ダークソウルに入れる Mod を管理するため Nexus Mod Manager(NMM) をインストールします。
PC 版ダークソウルにおいて Nexus Mod Manager(NMM) で管理できるのは、グラフィックスを変更するテクスチャ Mod (ファイル拡張子が .png .dds) だけです。
それだけなら、「DSfix」 をインストールしたあと、DSfix.ini ファイルを開き 「enableTextureOverride」 を 「0 → 1」 に変更後、「DSfix」 フォルダ内にある 「tex_override」 フォルダにテクスチャファイルを入れるだけで変更することができます。
ただ、「tex_override」 フォルダ内にさらにテクスチャを分類するためのフォルダを作っても、ゲーム上でテクスチャが反映しないといった仕様があります。テクスチャファイルが多ければ多いほど、手動で特定のファイルを除外したり入れ替えする必要があり、Mod 管理が大変になります。
使用するテクスチャが少ない内はファイルを管理するほどの面倒くささはありませんが、たくさんのテクスチャを入れ替えして管理したい場合だと、Nexus Mod Manager(NMM) を入れたほうが手間が省けて便利です。
Nexus Mod Manager(NMM) のインストール方法については下記の URL を参考にしました。すでに Nexus Mod Manager(NMM) がインストール済みの場合は、目次の Nexus Mod Manager (NMM) 初期セットアップ からどうぞ。
Nexus Mod Manager (NMM) ダウンロード
Nexus Mod Manager (NMM) をインストールするためファイルをダウンロードします。
Nexus Mod Manager (NMM) のダウンロードには Nexus アカウントにログイン(画像右上)しておく必要があります。
Nexus アカウントにログイン後、Nexus Mod Manager (NMM) をダウンロードします。
Nexus アカウントの登録方法については下記の URL が参考になります。
使っている OS にあわせて Nexus Mod Manager (NMM) をダウンロードします。「Click to download NMM」 をクリックするとダウンロードが始まります。
Nexus Mod Manager (NMM) インストール
ダウンロードした Nexus Mod Manager (NMM) をインストールします。License Agreement 画面が表示されたら 「I accept the agreement」 を選択して Next ボタンをクリックします。
Release Notes 画面です。Next ボタンをクリックします。
Select Destination Location 画面です。インストールフォルダを指定できるので必要に応じて変更します。Next ボタンをクリックします。
基本的に Nexus サイトで公開されている大抵の Mod は Nexus Mod Manager (NMM) と関連付けられて、Mod ダウンロード後は Nexus Mod Manager (NMM) をインストールしたフォルダ内にデータが保存されます。
デフォルトでは C ドライブにインストールされますので、SSD など容量が少ないドライブにインストールする場合はご注意下さい。なお、ダウンロードした Mod を管理するフォルダは設定で変更することができます。
Nexus Mod Manager (NMM) をインストールしたフォルダに Mod ファイルも管理したい場合、でも C ドライブは SSD を使っているから C ドライブにはインストールしたくない場合は、この時点でインストールパス名を変更します。
Select Destination Location 画面です。Next ボタンをクリックします。
Select Destination Location 画面です。
Nexus Mod Manager (NMM) で使うファイルの関連付け設定です。関連付けの設定については下記の URL が参考になります。
インストールしているツール環境に応じて関連付け設定後、Next ボタンをクリックします。
Ready to Install 画面です。Install ボタンをクリックするとインストールが始まります。
Information 画面です。Next ボタンをクリックします。
Finish ボタンをクリックして Nexus Mod Manager (NMM) インストール完了です。
Nexus Mod Manager (NMM) 初期セットアップ
画像は Nexus Mod Manager (NMM) 初回起動時に表示される Game Detection 画面です。
Nexus Mod Manager (NMM) が対応しているゲームフォルダを自動的に検索しますが、負荷が高いので中止させたい場合は Stop Searching ボタンをクリックします。
Steam 版ダークソウルがインストールされているフォルダパス名を手動で入力するか、参照ボタンからフォルダを選択します。パス名に間違いがあったりフォルダ内にゲームがないと判断されると、参照ボタンの横に 「!」 マークが表示されます。問題なければ緑のチェックマークをクリックします
Nexus Mod Manager (NMM) に Steam 版ダークソウルがインストールされているフォルダの設定を確定したところです。
これで Steam 版ダークソウルのインストールパス名を設定できました。OK ボタンがクリックできるようになりますので、OK ボタンをクリックして先に進めます。
ちなみに、GfWL 版ダークソウルにも対応していますが、Nexus Mod Manager (NMM) ではどちらか一方のバージョンしか管理できません。(あとで変更可能です)
Nexus Mod Manager (NMM) の Game Selection 画面です。
先ほどの Game Detection 画面で設定したゲームタイトルが表示されます。Dark Souls をダブルクリックをするか、選択された状態で OK ボタンをクリックして先に進めます。
ダウンロードした Mod ファイルを Nexus Mod Manager (NMM) で管理する際、どのフォルダに保存するかを設定するための初回セットアップメッセージ画面です。
とりあえず OK ボタンをクリックしてメッセージを閉じます。
ダウンロードした Mod ファイルを保存・管理するフォルダの設定画面です。ゲームごとに保存フォルダを設定するようになっています。
デフォルトでは Nexus Mod Manager (NMM) がインストールされた場所に自動的にフォルダ名・パス名が指定されます。
Finish ボタンをクリックすると設定が確定します。(後で変更は可能)
今回の設定ではダウンロードした Mod ファイルの保存フォルダを、Nexus Mod Manager (NMM) がインストールされたフォルダ以外の場所に手動で設定しました。
たくさんの Mod ファイルを管理するのであれば、容量が少ない SSD やシステムドライブ以外の場所がよいかと思います。また、保存するフォルダのパス名が長いとエラーで読み込まれなくなる可能性があるようなので、あまり長いパス名の階層・フォルダにしないよう気を付ける必要があるようです。
Mod 保存フォルダを設定したら、Finish ボタンをクリックします。
画像は設定した Mod ファイル保存フォルダのパス名に、フォルダがないため表示される警告メッセージです。このあと自動的に保存フォルダが作成されますので、そのまま Finish ボタンをクリックします。
画像はダークソウルのインストールフォルダに 「DSfix」 がインストールされていない時に表示されるメッセージです。
OK ボタンをクリックすると Nexus Mod Manager (NMM) が強制終了しますので、「DSfix」 をインストール してから設定の続きをします。
ダウンロードした Mod のカテゴリーセットアップ確認メッセージ画面です。今回は No ボタンをクリックしてカテゴリー別に Mod を管理しないようにしています。
Yes ボタンをクリックするとカテゴリーが自動的に作成されますが、少し前に設定した際にダウンロードした Mod がカテゴリー別に分類されず、すべて未分類(Unassigned)にされてしまう現象が発生してしまいました。
いろいろ調べてみましたが、可能性としては Mod フォルダにある 「Categories.xml」 と 「info.xml」 に記載されている 「Category ID」 の番号が不一致しているからではないかという 情報 見つけました。
両ファイルを開いてみると確かに番号が違うことがわかりましたが、これ以上自力で解決するには手に負えなさそうなので、今回はカテゴリーは作らない設定で先に進みます。
Nexus Mod Manager (NMM) の初期セットアップが完了して Mod 管理画面が開きました。
Nexus Mod Manager (NMM) 起動用 ダークソウル Mod 「DSfix」 インストール
「DSfix」 をインストールする前に、ダークソウルを起動してオプション画面から 「アンチエイリアス OFF」 にしておきます。
「DSfix」 をインストールする前の Steam 版ダークソウルフォルダです。
Nexus Mod Manager (NMM) の初期セットアップで 「DSfix」 がインストールされてなく強制終了した場合に、「dsfix」 という空フォルダが勝手に作られます。
「dsfix」 フォルダにはなにも入っていませんので、この後の 「DSfix」 インストール時にフォルダを上書きしても問題ありません。
DSfix(ファイル名:dsfix-2.3.2-allver-mod.zip) をダウンロードして解凍します。
2016年12月25日に DARK SOULS Steam 日本語正式対応版(オートセーブ修正対応、スキップイントロ修正対応) DSfix(ファイル名:dsfix-2.3.3-allver-mod.zip) が公開されました。DSfix 旧バージョンからバージョンアップさせる場合は、最新版の DINPUT8.dll ファイルを置き換えるだけで済みます。
最新版 DSfix の配布と Wiki が公開 されました。今回の 最新版 DSfix では多数の不具合修正・パフォーマンス改善・追加変更を加えられています。詳細については Wiki もしくは同梱の Readme の更新履歴から確認してください。
fps 上限解除後のキャラジャンプおよび落下挙動の調整、篝火バグの暫定対策版 DSfix (ファイル名:dsfix-2.3.9-allver-mod.zip)が 公開 されました。旧バージョン 2.3.8 のバグフィックス版となっておりますので、アップデート推奨となっています。
「dsfix フォルダ」、「DINPUT8.dll」、「DSfix.ini」、「DSfixKeys.ini」 をダークソウルがインストールされているフォルダに配置します。なお、バージョンが古い DSfix をインストールすると正常に動作しない可能性があります。
余談ですが、GfWL 版ダークソウルに DSfix(ファイル名:dsfix-2.3.2-allver-mod.zip) を入れてみましたが、きちんと 60fps で動作していることを確認しています。(Readme に 日本語 PC 版への対応との記載があります)
「DSfix」 をインストールした、ダークソウルのフォルダ内です。「DSfix」 のインストールはこれで完了です。
Nexus Mod Manager (NMM) から Nexus アカウントログイン
Nexus Mod Manager (NMM) から Nexus にログインしてみます。画面左下の赤い人型アイコンをクリックします。
Nexus アカウントの 「Username」 と 「Password」 を入力して Login ボタンをクリックします。
赤から緑の人型アイコンになれば Nexus アカウントでのログインに成功です。
ダークソウル用 Mod ダウンロードとインストール方法
Nexus サイトから Mod ファイルをダウンロードして、Nexus Mod Manager (NMM) にインストールしてみます。
基本的に Nexus サイトから Mod ファイルを Nexus Mod Manager(NMM) に直接取り込む方法 と ダウンロードした Mod ファイルを Nexus Mod Manager(NMM) に手動で取り込む方法 の 2種類があります。
前者 のほうが手間が省ける簡単なやり方で、後者 は一部の Mod ファイルを取り込むのにこの方法を使う必要があります。
Nexus サイトから Mod ファイルを Nexus Mod Manager(NMM) に直接取り込む
ブラウザから Nexus サイトにあるダークソウルの Mod ファイルをダウンロードして、Nexus Mod Manager (NMM) に直接取り込んでみます。
ダークソウルの Mod ページにアクセスして 「DOWNLOAD(NMM)」 ボタンをクリックします。
中には 「DOWNLOAD(NMM)」 ボタンがない Mod ページがありますので、その場合は、「DOWNLOAD(MANUAL)」 ボタンをクリックして 「DOWNLOAD WITH MANAGER」 ボタンをクリックします。
Mod によってはたくさんのダウンロード項目があるかもしれませんが、基本的には 「MAIN FILES」 が最新版でここからダウンロードするのがメインで、見た目やサイズが違うものは 「OPTIONAL FILES」 として、以前公開していた古いものは 「OLD VERSIONS」 と、だいたいそのように分類されているようです。
Mod によってはこれらのボタンがないことがあります。その場合は 「download manually」 をクリックして、ダウンロードした Mod ファイルを Nexus Mod Manager(NMM) に手動で取り込む ことになります。
Nexus サイトの Mod ページにある 「DOWNLOAD(NMM)」 または 「DOWNLOAD WITH MANAGER」 ボタンをクリックすると、「外部プロトコル リクエスト」 メッセージが表示されます。(画像は Chrome 系ブラウザ X-Iron の場合)
「アプリケーションの起動」 をクリックすると Nexus Mod Manager (NMM) が起動して、Mod マネージャー内でファイルのダウンロードが自動的にスタートします。
Nexus Mod Manager (NMM) の設定内容によっては 「DOWNLOAD(NMM)」 や 「DOWNLOAD WITH MANAGER」 ボタンをクリックしても反応しないことがあります。
その場合は Nexus Mod Manager (NMM) の 「Settings」 ボタンをクリックして設定内容を確認してみます。
Nexus Mod Manager (NMM) の 「Settings」 から 「General」 タブにある 「Associate with NXM URLs」 にチェックマークが入ってないと、Mod サイトから Nexus Mod Manager (NMM) に直接 Mod をダウンロードすることができません。
「Associate with NXM URLs」 にチェックマークいれて設定すれば、Mod サイトから Nexus Mod Manager (NMM) に直接 Mod ファイルをダウンロードしてインストールすることができるようになります。
Mod ファイルのダウンロードが始まると、Nexus Mod Manager (NMM) 画面左下にある 「Download Manager」 タブからダウンロードの状態を確認できます。
画面中央には導入された Mod ファイルが一覧が表示されるます。この時点では Nexus Mod Manager (NMM) に Mod 情報が登録されただけで、まだ Mod がゲームに適用されていない状態となっています。
Nexus Mod Manager (NMM) に登録された Mod をゲームに適用させるには、Mod が選択された状態で画面左側にある緑のチェックマーク(Installs and/or enables the selected mod.)をクリックするか、Mod 項目をダブルクリックします。
または、ゲームに適用したい Mod を右クリックして表示されたメニューにある 「Install and activate」 をクリックしてインストールすることもできます。
インストールされた Mod 項目に緑のチェックマークがつき、画面右下に現在インストール・アクティブになった Mod 数がわかるようになっています。
Nexus Mod Manager (NMM) にインストールした Mod を外したい場合は、インストールしたときと方法と同じ操作で簡単に無効化できます。画面左側の禁止マークをクリックするか、Mod 項目をダブルクリックします。この操作は Mod を外すだけで Mod マネージャーからまだ削除されてはいません。
Mod を完全に削除したい場合は Mod を選択して Delete キーを押すか、右クリックメニューの 「Uninstall or Delete」 から 「Delete mod (permanently) and uninstall.」 をクリックします。
今回の記事では詳しくは取り上げませんが、最新バージョンの Nexus Mod Manager (NMM) には 「Profile」 機能が追加され、プロファイルごとに Mod のインストールされた状態を記憶しておくことができる機能が追加されています。
あらかじめプロファイル毎に Mod インストール状態を個別に登録しておけば、プロファイルの切り替えだけで設定が済みますので、Mod の適用・除外作業を省略することができます。たくさんの Mod を管理したり、頻繁に Mod を入れ替えたい場合などは便利な機能となっています。
Nexus Mod Manager (NMM) で Mod インストール時に、同名ファイルがある場合に 「Confirm Overwite」 画面が表示されます。この画像の場合ですと readme.txt の上書き確認なので、問題ないため Yes ボタンをクリックします。
基本的にあとからインストールした Mod に同名のファイルが存在した場合、この 「Confirm Overwite」 画面が表示されるようになっています。
Mod によって入れたい同名ファイルが決まっている場合は、Mod を入れる順番と上書き処理を考慮する必要があるため、「Confirm Overwite」 画面で適宜上書きするかしないか選択する必要があります。
もし、間違って上書きしまっても、該当 Mod を外しておいてインストールしなおすことで、簡単にやり直すことができます。
ダウンロードした Mod ファイルを Nexus Mod Manager(NMM) に手動で取り込む
Nexus サイトの Mod ページに 「DOWNLOAD(NMM)」 または 「DOWNLOAD WITH MANAGER」 ボタンがない場合があります。その場合は 「DOWNLOAD(MANUAL)」 ボタンをクリックして、個別にファイルをダウンロードします。
「DOWNLOAD WITH MANAGER」 ボタンがありませんので、「download manually」 をクリックして Mod ファイルをブラウザからダウンロードします。
ダウンロードした Mod ファイルは圧縮ファイル(7z や zip、rar など)でまとめられており、基本的に展開・解凍する必要はありません。ただ、一部のダークソウルの Mod について、フォルダ構成でまとめられている Mod については解凍・展開、ファイルを整理して再圧縮 する必要があります。
ダウンロードした Mod ファイルを Nexus Mod Manager (NMM) に登録します。
Nexus Mod Manager (NMM) のウィンドウ内に Mod ファイルをドラッグアンドドロップだけで簡単に登録できます。または画面右側にある +ボタン(Add Mod from File) をクリックしてダウンロードした Mod ファイルを選択して追加することもできます。
Nexus Mod Manager (NMM) にインストールした Mod は、dsfix フォルダ内にある 「tex_override」 フォルダにテクスチャファイル(拡張子が dds または png 形式ファイル) が解凍・展開されて配置されます。
ダークソウルのテクスチャ入れ替え Mod について DSfix を導入 後、 dsfix.ini ファイルを開き 「enableTextureOverride 1」 にしないとゲーム中に反映されません。忘れずに編集して書き換えておきましょう。
Nexus Mod Manager (NMM) でテクスチャ入れ替え Mod をインストールした際に、一部の Mod では 「tex_override」 フォルダ内にフォルダが作成されてしまう場合があります。このようなフォルダが配置されると、DSfix ではテクスチャの入れ替えができません。
画像は 「tex_override」 フォルダ内に作成された、Dark Souls HD Texture Pack の Dark Souls HD Texture pack Performance edition フォルダです。
こちらの画像は 「tex_override」 フォルダ内に作成された、Dark Souls HD Texture Pack の Dark Souls HD Texture pack version 3 フォルダ群です。先ほどと同じ理由で、この状態ではゲームではテクスチャが反映されません。

今回導入した Mod の中では Dark Souls HD Texture Pack (Dark Souls HD Texture pack Performance edition、Dark Souls HD Texture pack version 3 含む)と HQ Painted World Art がフォルダ階層になっているため、Nexus Mod Manager (NMM) と DSfix に対応させるには Mod ファイルを解凍・展開後、フォルダ階層をなくして手動で再圧縮させる必要があります。
画像はテクスチャファイルのフォルダ階層削除後、7-Zip を使って一つにまとめて圧縮させるところです。圧縮後に解凍・展開してフォルダが作成されないようになれば、処理完了です。(フォルダが作成されない圧縮ファイルは、解凍・展開した場所に、テクスチャファイルをばらまいてしまいますので気を付けて下さい)
テクスチャファイルの中身を確認したい場合は、下記の参考サイトのソフトが便利かと思います。
Nexus Mod Manager(NMM) で管理しているダークソウル Mod リスト
私の PC 環境で Nexus Mod Manager (NMM) にインストールしたダークソウル Mod ファイル一覧です。
個々の Mod 情報については下記にまとめました。一部の Mod については補足でコメントを入れています。
ダークソウルで使える便利なユーティリティ Mod について
ダークソウルで使える便利な、場合によっては必須なユーティリティ Mod とエリア名日本語表示 Mod について解説します。
Morten242s UI for DSFix (DSfix.ini 編集ツール)
DSFix の設定には 「DSfix.ini」 と 「DSfixKeys.ini」 をテキストエディタで開き、必要に応じてキーボードで入力して保存する必要があります。Morten242s UI for DSFix - Portable edition を使えば、ini ファイルを直接開いて中身を見渡すことなく、必要な項目を編集・変更できるようになります。
ダウンロードした Morten242s UI for DSFix - Portable edition を解凍・展開して、「Morten242s UI for DSFix - Portable edition.exe」、「Morten242 Csharp Library.dll」、「RegistryIniTool.dll」の 3ファイルをダークソウルフォルダに配置します。
「Morten242s UI for DSFix - Portable edition.exe」 を起動して DSfix.ini ファイルを編集することができます。
クリックで Morten242s UI for DSFix - Portable edition の画面スクリーンショット一覧を表示します。
各項目の設定内容については下記の参考サイトまたは関連記事からどうぞ。
基本的な使い方は Morten242s UI for DSFix 起動して各種項目を変更後に 「Save」 ボタンをクリックします。
Morten242s UI for DSFix 初回起動後に 「settings.ini」 が作成され、同フォルダ内に保存されます。ツール内にある 「Save application settings」 ボタンをクリックすると、ツールで設定した値が 「settings.ini」 に保存されるようになっています。
便利ツールですがちょっと問題点があります。
「Misc」 タブの 「overrideLanguage」 がなんらかのタイミングで 「No override」(DSfix.ini では none) から 「English」(DSfix.ini では en-GB) に勝手に変更されてしまうことがあります。この変更による影響は不明ですが、DSfix.ini を読み込んだ時になぜか設定していたものと、違う内容が表示されてしまうところにやや不安があります。
「Keybindings」 タブにある一部のショートカットキー(DSfixKeys.ini)が正しく保存されないことがあります。確認できたところでは 「Toggle SMAA」 のオンオフの切り替えおよび違うキーへの変更です。この部分は手動で DSfixKeys.ini を書き換えています。
DSfix.ini には 「filteringOverride」、「forceWindowed」、「forceFullscreen」、「enableVsync」、「fullscreenHz」 がありますが、Morten242s UI for DSfix にはこの項目がありません。設定を変更したい場合は、DSfix.ini を開き直接編集する必要があります。
また、最新版改造 DSfix には本家 DSfix にはない各種機能(FPS などを表示するオーバーレイ HUDとそのキーバインド、仮想フルスクリーンオプション、テクスチャキャッシュメモリなどなど)が追加されていますが、Morten242s UI for DSfix 上からでは変更できません。こちらも DSfix.ini から直接編集する必要があります。
Dark Souls PVP Watchdog (オンラインマルチプレイ チーター監視対策用ツール)
オンラインでマルチプレイする時に活躍するチーター監視対策用ツール 「Dark Souls PVP Watchdog」 です。以前は DSVfix というツールがありましたが、現在のバージョンでは不要 です。
あくまで監視と検知がメインで、チーターと遭遇した場合は手動で KICK 操作する必要があります。ショートカットキーが割り当てられているので、KICK 操作自体はシンプルで簡単です。
野良で知らないプレイヤーとマッチングしてプレイする場合はほぼ必須のツールです。ただし、100%対策できる保証はありませんので、DSfix のオートセーブ機能を使うなどしてまめにバックアップをしておきましょう。
2017年1月18日に 2ch にて Steam 日本語版 Dark Souls 起動時のクラッシュを修正した DSPWSteam-20150802-p1 がリリース(日本語版用 DSPW - Dark Souls PVP Watchdog 配布用 Wiki 公開)されました。
こちらは日本語版専用となっているため英語版と共用できないようになっています。そのため、英語・日本語と言語を切り替える際には使い分けが必要となっています。
Dark Souls PVP Watchdog をダウンロード、解凍・展開して 「d3d9.dll」、「DSPWSteam.ini」、「msvcp120.dll」、「msvcr120.dll」 4 ファイルをダークソウルのフォルダに配置します。
ダークソウルを起動すると画面左上隅に PVP Watchdog の監視状態がオーバーレイで表示します。
マルチプレイでマッチングすると、接続したプレイヤーの名前が表示されます。白文字のプレイヤーは問題なく、赤文字のプレイヤーがチーターとなります。
基本操作は F1 キーでマッチング中にチーターを強制 KICK、F5 キーが無視?(Ignore)、F9 キーでオーバーレイ表示のオンオフです。「DSPWSteam.ini」 を編集することでキーの割り当てを変更できます。
「DSPWSteam.ini」 でいくつか設定が可能です。初期設定のままでも構いませんが、「IncreaseNodeDbLimit」 が 「false」 になっているので 「true」 に変更することを推奨します。 → 最新版 Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) との併用で DSCM のノード数上限 31 まで設定してある場合は、「IncreseNodeDbLimit」 は 「false」 のままで問題ありません。
マルチプレイでの他プレイヤーとのつながる数(ノード数)に影響します。デフォルト(false)だと 20 までで、true に変更することでノード数最大 32 まで上がり、よりオンラインでマッチングしやすくなる可能性が上がります。
PC のスペックによってはツール系で表示されるオーバーレイを複数同時に表示すると、パフォーマンスが落ちる(普段 60fps だったのが 50台fps に落ち込む)可能性ありますので、必要に応じてオーバーレイを非表示にしたほうがいいかもしれません。
PVP Watchdog を入れている状態で SweetFX を導入する際には、そのままでは一緒に入れることができません。導入方法については あとで説明します。
Steam 版 DARK SOULS Prepare To Die Edition の プロパティから言語を日本語に変更 して起動した際に、画像のようなエラーメッセージが表示されます。PVP Watchdog は機能しませんが、OK ボタンをクリックすればゲームはそのまま起動・プレイすることはできます。
2017年1月18日に 2ch にて Steam 日本語版 Dark Souls 起動時のクラッシュを修正した DSPWSteam-20150802-p1 がリリース(日本語版用 DSPW - Dark Souls PVP Watchdog 配布用 Wiki 公開)され解決しています。
最新版の DSfix(ファイル名:dsfix-2.3.3-allver-mod.zip)、Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) DSCM-2016-11-12-01-p1、Dark Souls PVP Watchdog (DSPW) DSPWSteam-20150802-p1 を入れた状態だと、PVP Watchdog でオーバーレイ表示される ノード(node)数がカウントされない現象が確認されています。ただ、数字上カウントだけがされない現象だけで、それ以外は問題なく機能しています。(2ch での 報告 1、報告 2)
Mod 改造作者の調べによると、Dark Souls PVP Watchdog の 「DSPWSteam.ini」 にある 「IncreseNodeDbLimit」 が 「false」 になっている状態で、Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) のノード数上限が 「32」 になっていると、カウント処理が止まってしまいノードがカウントされなくなるようです。
Dark Souls PVP Watchdog の 「DSPWSteam.ini」 にある 「IncreseNodeDbLimit」 を 「true」 にすればとりあえず解決しますが、2ch の Mod 改造作者のノードカウントの内部処理解説 によれば、Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) のノード数上限を 「31」 に変更したほうがいいようです。
Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) (マルチプレイヤー間ネットワーク自動接続ツール)
「Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM)」 は DSCM-net を通して、オンラインプレイヤーとのつながり(ノード)を素早く確立します。
プレイヤー間のマッチング場所やレベルもツール側が自動的に調節して、システム上マッチングできるプレイヤーとの接続にかかる時間を大幅に短縮できます。また、Steam ID (Steam64 ID or Profile URL) を入力することで、フレンドや狙った人につながることもできます。
Nexus では安定版しかありません。(リンク切れ)作者のサイト では最新テストバージョン(Latest testing release)がありますので、そちらを導入したほうが便利かと思います。 → 最新版 DSCM - Wulf's Dark Souls Connectivity Mod 配布と Wiki が公開 されました。
Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) は exe ファイル(DSCM.exe のみ)でダークソウルのフォルダに置く必要はなく、単独で起動して使うツールとなっています。
Steam 版 DARK SOULS Prepare To Die Edition の プロパティから言語を日本語に変更 してセーブデータロード後に、ゲームが応答しなくなる現象を確認しています
Join DSCM-Net が有効になっている状態で誰かが自動接続してきたタイミングで応答しなくなる現象を確認しています。この状態で DSCM を終了させると、フレームレートに問題があるメッセージが表示されてタイトル画面に強制的に戻されます。
2ch にて各種不具合を修正した DSCM-2016-11-12-01-p1 がリリースされました。問題なくノード接続ができるようになり、不具合が解消されています。英語版・日本語版両バージョンで使えるようになっていますので、英語版でもエラーなどでクラッシュする場合は本バージョンを使用することで解決できる可能性があります。
最新版 DSCM - Wulf's Dark Souls Connectivity Mod 配布と Wiki が公開 されました。
画像は Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) テストバージョン(2016-06-26-21)を単独で起動したところです。ダークソウルが起動しないと機能しません。
ダークソウルを起動すると画面左下に 「Attached to Dark Souls process」 と表示され、Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) が自動的にノード接続が機能します。
グリーンセルの太文字が自キャラ(画像に表示されていないのはデフォルトで自キャラのセル表示が選択状態(青セル)になるため)。また、Steam ID を入力して手動で接続したオンラインプレイヤーも、白セル内で太文字になります。
白セルがマッチング可能なオンラインプレイヤー(MP Area が空白になっているのは、マップ内で召喚不可の場所やボスエリアにいる可能性あり)。この白セル表示は World 列で判断している?ようなので、DLC エリアなど MP Area が大きく異なる場合は、場所によっては召喚・侵入できないものと思われます。
赤セルおよびオレンジセルの場合は一緒にプレイすることができないオンラインプレイヤーです。次の場合のいずれかに当てはまるものだと思われます。
- タイトル画面やエリア移動でローディング中(Phantom Type 列が Loading)のオンラインプレイヤー
- 自キャラからみて完全に別マップにいる(World 列で判定)オンラインプレイヤー
- 自キャラからみてマッチング可能なエリア内でも、召喚・侵入できないレベル範囲外にいるオンラインプレイヤー(赤セル・・・レベルが高い、オレンジセル(条件によっては赤セル)・・・レベルが低い、生者状態(誓約も影響?)か亡者状態でセルの色が異なる?)
MP Area 列の数字は こちらの英語 Wiki (MP ID) の通りになっています。
画面左上にある 「Node Drawing」 はゲーム中にノード接続状況をオーバーレイで可視化、「Expand DSCM」・・・画面下に表示される各種情報の表示・非表示の設定、「Join DSCM-Net」・・・初期設定はオンでノードがつながりやすくなります。
各種タブからオンラインでのプレイヤーとの接続状況やプレイヤーのお気に入り管理、ノード接続履歴、使っているキャラデータのゲーム内情報(死亡回数や周回数など)がわかります。
接続したい人の Steam ID (Steam64 ID or Profile URL) を入力して、「Attempt Connection to Player」 をクリックすることで、フレンドや狙った人につながることができます。
画面右上が接続できるノード数の設定でデフォルトは 20 で、最大 31、最小10 まで指定できます。起動するたびに 20 になりますが、Dark Souls PVP Watchdog で 「DSPWSteam.ini」 の 「IncreaseNodeDbLimit」 が 「true」 になっていれば、常に最大ノード数 「31」 に自動設定されます。 → 最新版 の DSCM - Wulf's Dark Souls Connectivity Mod ではツール単独でノード数の上限を指定・保存できるようになっています。
最新版の DSfix(ファイル名:dsfix-2.3.3-allver-mod.zip)、Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) DSCM-2016-11-12-01-p1、Dark Souls PVP Watchdog (DSPW) DSPWSteam-20150802-p1 を入れた状態だと、PVP Watchdog でオーバーレイ表示される ノード(node)数がカウントされない現象が確認されています。ただ、数字上カウントだけがされない現象だけで、それ以外は問題なく機能しています。(2ch での 報告1、報告2)
2ch の Mod 改造作者の調べによると、Dark Souls PVP Watchdog の 「DSPWSteam.ini」 にある 「IncreseNodeDbLimit」 が 「false」 になっている状態で、Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) のノード数上限が 「32」 になっていると、カウント処理が止まってしまいノードがカウントされなくなるようです。
Dark Souls PVP Watchdog の 「DSPWSteam.ini」 にある 「IncreseNodeDbLimit」 を 「true」 にすればとりあえず解決しますが、2ch の Mod 改造作者のノードカウントの内部処理解説 によれば、Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) のノード数上限を 「31」 に変更したほうがいいようです。
Wulf's Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) が起動している状態で、ゲーム中にキーボードの Ctrl + 1 キーを押すことで、オーバーレイ表示で現在接続しているプレイヤー名を視覚的に確認することができます。(2017/6/16 追記 ノードマップ表示機能はゲーム側の隠し機能を有効化しているだけ、Steam ID → 名前を DSCM で変換)
2ch の Mod 改造作者の説明 によると、ノードマップと ID の描画位置がずれる原因は、DSfix の解像度変更によって起こるため、いまのところ対処方法はないそうです。
reddit にてユーザーブロック機能を追加した Dark Souls Connectivity Mod (DSCM) が公開 されていました。
ユーザーインターフェースにブロック用のボタンとブロックリストタブが新たに追加されていますが、ゲーム内言語が日本語環境だと落ちてしまいます。おそらく海外版(英語版?)でしか動作しないかと思われます。
ダークソウル エリア名日本語化 Mod (2ch 公開版)
画像は 2ch で公開されたエリア名日本語表示 Mod を入れて、エリア移動時にエリア名を表示させたところです。
今までは Nexus で公開されたものしかありませんでしたが、より製品版に近いフォントでエリア名が表示できるようになりました。
ダークソウル Mod 「Dark Souls SweetFX HDR」 について
Nexus で公開している画質を大きく変更する Mod、Dark Souls SweetFX HDR をインストールしてみます。
必要なファイルを入れておけば、あとはネット上で公開されている設定ファイル(SweetFX_settings.txt)をいじったり入れ替えるだけで、簡単にさまざま画質に変更することができます。
Dark Souls SweetFX HDR インストール
参考サイトの情報をもとに Dark Souls SweetFX HDR を導入します。
まず、すでに Dark Souls PVP Watchdog を入れている場合は、how to use it (w/ sweetfx) で説明されている方法でファイル名の変更と設定ファイルを書き換える必要があります。
最初に Dark Souls PVP Watchdog の 「d3d9.dll」 ファイルを 「d3d9_wd.dll」 にリネームします。
Dark Souls SweetFX HDR からファイルを個別にダウンロード(DOWNLOAD(MANUAL))して解凍・展開します。今回はプリセット名 「Warm and sharp」 を例に導入してみます。
複数の Dark Souls SweetFX HDR が公開されていますが、ファイル自体は全部同じです。それぞれに含まれている設定ファイル 「SweetFX_settings.txt」 の中身の設定だけ違います。
Dark Souls PVP Watchdog を入れている場合は、ダウンロードした 「SweetFX_settings.txt」 を開きます。
「SweetFX_settings.txt」の 281行目にある 「external_d3d9_wrapper」 に、先ほどリネームしたファイル名 「d3d9_wd.dll」 を書き換えて保存します。
「SweetFX フォルダ」、「d3d9.dll」、「SweetFX_preset.txt」、「SweetFX_settings.txt」 をダークソウルのフォルダに配置します。
「SweetFX_x64 フォルダ」 内には 64bit アプリケーションに使う場合に差し替える dll ファイルが入っています。PC 版ダークソウルは 32bit なので差し替える必要はありません。
「dxgi.dll」 は DirextX 10/11 用ゲームで使うファイルのようです。PC 版ダークソウルは DirectX 9 なので、こちらも必要ありません。
「SweetFX フォルダ」 内にある 「Shaders」 フォルダ以外は不要なので、すべて削除しても問題ありません。ゲームを起動して画質が変更されていれば SweetFX の導入は成功です。
SweetFX ショートカットキーについて。キーボードの 「Scroll Lock」 キーを押すことで SweetFX のオン・オフ切り替えができます。「Scroll Lock」 を押すと他のアプリケーションに影響がありますので、ご注意ください。うちの環境では Excel で 「Scroll Lock」 が押された状態になっていました。また、ダークソウルフォルダ内にログファイルの 「log.log」 が作成され、 「Scroll Lock」 を押すたびに内容が更新されます。
「PrintScreen」 で BMP 形式のスクリーンショットがダークソウルフォルダ内に保存されます。
「PAUSE」 キーで 「SweetFX_settings.txt」 を再読み込みします。そのため、ゲーム中に 「SweetFX_settings.txt」 の値を変更することで、設定した内容をかんたんに反映することができます。
Dark Souls SweetFX HDR スクリーンショット比較
SweetFX オン・オフ状態でのスクリーンショットを撮って比較してみました。
ついでに、「DSfix.ini」 の設定を SweetFX 作者推奨値に変更しています。変更した内容は 「AA Quality 0」、「DoF Override Resolution 810」、「DoF Blur Amount 1」 です。
画面の明るさ(brightness)の推奨値が 5 か 6 としてありましたが、10 に設定していましたので、もしかすると今回紹介するスクリーンショットは明るめに見えるかもしれません。
SweetFX HDR オフのスクリーンショットです。たしか、この時点で高画質テクスチャを導入済みだったかと思います。
SweetFX HDR (Warm and sharp) オンでのスクリーンショットです。SweetFX 適用前は全体的にのっぺりとかすんでいたような感じでしたが、SweetFX 適用後は色が鮮やかになり、全体的にメリハリのある引き締まった雰囲気になりました。
SweetFX HDR オフ、DoF(Depth of Field・・・被写界深度) それぞれオン・オフ状態でのスクリーンショットです。
DoF の切り替えは 「DSfixKeys.ini」 にある 「toggleDofGauss」 を有効(行頭にある # を削除)にしたうえで、テンキーの 3 キー(VK_NUMPAD3)で変更できます。
SweetFX HDR (Warm and sharp)オン、DoF(Depth of Field・・・被写界深度) それぞれオン・オフ状態でのスクリーンショットです。
こちらの画像は SweetFX HDR (Warm and sharp) オン でのインベントリ画面です。ユーザーインターフェースにも SweetFX が反映され、アイテムアイコンがきれいな状態にみえるようになります。
今回導入した SweetFX HDR (Warm and sharp) の難点として白竜シース戦で地面が非常にまぶしくなることです。その場合、Scroll Lock キーを押して SweetFX を無効化しておいたほうがいいでしょう。
Dark Souls SweetFX HDR 霧バグ対処方法
いくつか公開されている Dark Souls SweetFX HDR のプリセットを入れた際に、画像のような霧バグに遭遇しました。
どうやら 「PVP Watchdog」 を入れていて、「DSfix」 もしくは 「SweetFX」 のアンチエイリアスの設定で SMAA が有効になっているとこの霧バグが発生するようです。アンチエイリアスを無効または FXAA に変更すれば解決します。
最初は SweetFX を入れたらこの白い霧バグが発生したので SweetFX だけの問題かと思っていましたが、PVP Watchdog の導入、アンチエイリアス SMAA が設定してあった場合と複数の条件が重なって発生する問題のようです。
フォーラム で霧バグを報告した人のグラボが NVIDIA GTX 970 で、私が使っているグラボも同じものでしたので、グラボ・ドライバ固有の問題があるかもしれません。
SweetFX HDR の 「SweetFX_settings.txt」 24行目のアンチエイリアス SMAA が 1 (有効) になっていると、白い霧バグが発生する可能性があります。
SweetFX HDR の 「SweetFX_settings.txt」 24行目のアンチエイリアス SMAA を 0 (無効) に、25 行目のアンチエイリアス FXAA を 1 (有効) にすることで私の PC 環境では霧バグが解決しました。
DSfix.ini を開き、アンチエイリアスを有効にしている状態なら、DSfix のアンチエイリアスを切る(aaQuality 0)か、(SweetFX を使わずに DSfix のアンチエイリアスを有効にしたいのなら)FXAA に変更(aaType FXAA)してみてください。
Dark Souls SweetFX HDR で公開されているプリセットはこの設定がバラバラで、「cold and sharp」、「Neutral」、「warm and sharp」 以上の 3つが 「SweetFX_settings.txt」 の SMAA が最初から 1 (有効) になっています。
その後の調べで Steam オーバーレイの設定が有効 かつ SweetFX の アンチエイリアスが SMAA になっていた場合、霧バグが発生していたことが判明しました。
Steam オーバーレイの設定を無効 にすることで、SMAA 有効にした状態でも霧バグが発生しなくなります。
ダークソウル Mod 「DSfix」 について
DSfix(ファイル名:dsfix-2.3.2-allver-mod.zip) で追加された機能やその他気が付いた点、注意したいことについて補足説明します。
2016年12月25日に DARK SOULS Steam 日本語正式対応版(オートセーブ修正対応、スキップイントロ修正対応) DSfix(ファイル名:dsfix-2.3.3-allver-mod.zip) が公開されました。DSfix 旧バージョンからバージョンアップさせる場合は、最新版の DINPUT8.dll ファイルを置き換えるだけで済みます。
最新版 DSfix の配布と Wiki が公開 されました。最新版 DSfix では多数の不具合修正・パフォーマンス改善・追加変更を加えられています。詳細については Wiki もしくは同梱の Readme の更新履歴から確認してください。
テクスチャファイル読み込み時のパフォーマンスを改善するメモリキャッシュ設定 「enableTexturePrefetch」 が追加され DSfix.ini で設定できるようになりました。初期値は 0(多分無効) になっていますので、大量のテクスチャファイルを使用していてかつメモリの余裕があれば、1(有効) にしてみるとパフォーマンスが改善されるかもしれません。
fps 上限解除後のキャラジャンプおよび落下挙動の調整、篝火バグの暫定対策版 DSfix (ファイル名:dsfix-2.3.9-allver-mod.zip)が 公開 されました。旧バージョン 2.3.8 のバグフィックス版となっておりますので、アップデート推奨となっています。
新しく追加された DSfix 設定項目は暫定対策となっているので、導入後になんらかの不具合が発見される可能性があります。また暫定版ということで、作者より仕様変更の可能性または予定されていることが Readme ファイルに記載されています。
今回のアップデートにより DSfix.ini ファイル内に 「fixUnlockedFPSIssue1」 (fps 上限解除後のキャラジャンプおよび落下挙動の調整)、「fixUnlockedFPSIssue2」 (fps 上限解除後の篝火バグの暫定対策) という設定項目が追加されました。初期値は 0(無効)になっていますので、1 にすることで有効となります。
篝火バグは暫定対策ということで、もしなんらかしらのトラブルがあればこの設定を無効化してくださいと、作者より注意が促されています。
また、DSfix 本家から残っている、カメラの追従速度の関係で走りが遅く見える現象や、60fps 動作時に特定の条件でゲームがクラッシュする現象など、未解決の問題はまだ残っている状態となっています。
DSfix で表示可能なオーバーレイステータス表示について
ゲーム画面上側中央に表示されているのは、フレームレート数(fps)のほか、フレームレート制限(FPS Limited)、アンチエイリアス(AA)、アンビエントオクルージョン(AO)、被写界深度(DoF)、マウスカーソル(Cursor Captured)の機能がオン・オフになっているかどうかを、オーバーレイ表示で確認できるステータス画面です。
DSfix(ファイル名:dsfix-2.3.2-allver-mod.zip) の 「DSfix.ini」 と 「DSfixKeys.ini」 で設定することで使えるようになります。海外版の DSfix 2.4 にはこの機能はないみたいです。
表示する方法は 「DSfix.ini」 で 「enableStatusHud」 を 1(有効) にすることでゲーム起動後、キャラクターロード完了後に画面上にオーバーレイ表示されるようになります。
表示位置を変更したい場合は同じく 「DSfix.ini」 にある 「statusHudPosX」、「statusHudPosY」 の座標数値を変更します。
オーバーレイ表示のオン・オフは 「DSfixkeys.ini」 にある 「toggleStatusHUD」 を有効(行頭にある # を削除)にしたうえで、キーボードの右 Alt キー(VK_RMENU)で切り替えることができます。
画面解像度アスペクト比 16:9 以外でのボーダーレスフルスクリーンについて
「DSfix.ini」 にある 「borderlessFullscreen」 を 1 (有効)にすることでボーダーレスフルスクリーン(仮想フルスクリーン)にすることができます。ただし、これはモニターのアスペクト比が 16:9 の環境になっていないモニターだと、ゲーム画面の縦横の比率が崩れてしまいます。
そこで最新版の DSfix では 「DSfix.ini」 に 「windowBackBufferType」 が追加され、1 (有効)にすることでゲーム画面のアスペクト比を崩さないよう調節(上下に黒帯が表示)します。
ただし、問題点があり 1つはゲーム内オプションの明るさが変更できないこと、もう一つは PVP Watchdog のオーバーレイが表示された際に、画像のように二重表示になってしまう点があります。
その他、DSfix に関する情報について
「DSfix.ini」 にある 「skipIntro」 を 1(有効)にすることで、ゲーム起動時のロゴをすっ飛ばすことができますが、Steam ブロードキャスト(Steam Broadcasting)を使って配信したい場合は視聴側はエラーとなってみれません。
2017年1月6日(金)にリリースされた Steam 日本語版 Dark Souls に 2016年12月25日公開 最新版 DSfix でスキップイントロを有効にした環境では、Steam ブロードキャスト(Steam Broadcasting)でエラーが出ることはなくなりました。
ただ、ブロードキャストで視聴すると音が聞こえない問題に遭遇しています。スキップイントロを無効にすれば問題なく音も再生され視聴できます。
Steam ブロードキャスト(Steam Broadcasting)で配信をする前提なら、基本的に 「skipIntro」 を 0(無効)にしておく必要があります。
ダークソウルをキーボード・マウスで操作した場合は Nexus で公開されている Mouse Fix(DSMfix) を入れることになるかと思いますが、Reddit で修正版が公開されているので、こちらを入れたほうがよいかもしれません。
DSMfix を導入の際には 「DSfix.ini」 にある 「dinput8dllWrapper」 に、「dsmfix.dll」 を記述する必要があります。
ダークソウル トラブルシューティング(Steam 版)
PC 版ダークソウルでよくあるトラブルについて調べてみました。古いゲームのため、最新 OS やハードウェアでは問題が出ることがあります。
ダークソウルが起動できない、落ちる
ゲーム起動後すぐに落ちる場合は、データ実行防止(DEP、Data Execution Prevention)の除外設定で、ダークソウルのプログラムファイルを登録すること回避できることがあるようです。
液晶モニターのリフレッシュレートが 60Hz 以外の場合だと、ゲーム中に決まった場所で落ちることがあるようです。どうやら、ニューゲームを始めるときに流れるオープニング動画が原因のようで、ゲームオプションで何らかの設定を変更したときにだけ起こる問題だそうです。
ゲームオプションにリフレッシュレートを変更できる項目があるので、その影響ではないかという推測がありましたが、詳細な原因は不明なようです。
解決方法は 「DSfix.ini」 にある 「skipIntro」 を 0 (無効) にするか、ダメなら 60Hz で動作するモニター(ノート PC でも可)でオープニングを終わらせて、最初の不死院のところまで進めたセーブデータを元の環境に戻す、といった方法をとるしかないようです。
こちらの Reddit の情報によれば 「DSfix.ini」 にある 「fullscreenHz」 (デフォルト 60) を、使っている液晶モニターのリフレッシュレートに書き換えるといった解決方法が提示されています。
DSfix 導入後、フレームレート(fps) が 60 fps まで上がらない、維持できない、乱高下する
ハイパースレッディングテクノロジーを搭載している CPU (例・・・Core i7 など) だと、一部の古い PC ゲームではいろいろと動作が不安定なことがあります。BIOS からハイパースレッディングテクノロジー(Hyper-Threading Technology、HTT)を無効にしてみて、フレームレートが改善するかどうか確認してみてください。
違うゲームの例ですが、OS が Windows 7 の場合、コアパーキング機能をオフにすることでハイパースレッディングテクノロジー(Hyper-Threading Technology、HTT)を有効にしても、フレームレートが改善するといった情報がありました。
それとは別に、電源オプションが高パフォーマンスならコアパーキングがオフになる という情報もありました。
どちらの情報が正しいのかわかりませんが、フレームレートが安定しない場合は電源プランを変更したり、コアパーキングをオフにしてみたりと試行錯誤が必要になるでしょう。レジストリを操作しなくてもフリーソフト 「ParkControl」 を使えば簡単にコアパーキングを設定できます。
このゲームは CPU 性能に依存していると思われますので、CPU の省電力(C-State)が働いているのであれば無効にして、パフォーマンスが改善するかどうか様子を見たほうがいいかと思います。
推奨環境の CPU が 4 コア(Quad Core)となっていますので、古い CPU や廉価版の 2 コア(Dual Core) CPU、クロック周波数が低いと厳しいところがあるかもしれません。当時の PC 版移植は実績が乏しいためか最適化不足のようで、マシンパワー(CPU)に依存しているところがあります。
そこそこの PC スペックでも 「DSfix」 を使って 60fps 化にしても、常にこのフレームレートを維持してプレイすることはできないと思われます。特にエリア間移動時は場所によってフレームレートが激しく落ち込みます。高解像度テクスチャを入れた場合は、さらにパフォーマンスに影響があります。
最新版 DSfix の配布と Wiki が公開 され、最新版 DSfix では多数の不具合修正・パフォーマンス改善・追加変更を加えられています。特にテクスチャファイルをメモリにキャッシュする機能(enableTexturePrefetch)が盛り込まれたことで、フレームレートの落ち込みがかなり軽減されていますので、メモリの空き容量に余裕があれば最新版 DSfix で有効にしてみてください。
あるエリアからエリアへ移動するときに長い通路だったり、階段だったり、エレベーターがあったりしますが、PS3 版でプレイしていた時には明らかにディスクの読み込みが発生していました。PS3 版のゲームディスクは HDD にインストールすることができず、ゲームディスクを入れた状態でプレイ中に決まった場所でディスクを読み込みます。PS3 のディスクの読み込み音は結構大きいので、ローディング画面以外でのエリア読み込みタイミングがほぼわかります。
PC 版ではストレージ(HDD や SSD)にインストールできるためディスクレスでプレイできますが、それでも次のエリアを読み込むタイミングでの場所では、フレームレートが落ち込みます。(SSD は使っていないため未確認)
もし、最新の CPU、ハイエンドグラボ、SSD といった環境でもフレームレートが落ちることがあれば、もともとは 30fps が前提のゲームですし、「DSfix」 という Mod をつかって無理やり 60fps 化してプレイしていますので、このゲームの仕様上限界と考えたほうがいいかもしれません。
Dark Souls PVP Watchdog ショートカットキーが反応しない
PVP Watchdog のショートカットキーが全く反応しないことがあり、あれこれ触ってみた結果、どうやら開いていたフォルダをすべて閉じたら動作するようになりました。
ゲームコントローラーについて
ゲームコントローラーの設定については下記の関連記事からどうぞ。
デュアルショック 3(PS3 コントローラー) で 「XInput Wrapper for DS3」 を使って問題なくプレイできることを確認してます。
また、新型デュアルショック 4 コントローラーでプレイできることも確認しています。詳細については関連記事をお読みください。
2016年12月22日 アップデートで追加・更新された Prepare To Die Edition のファイル・フォルダ
2016年12月22日のアップデートにて Steam 版 DARK SOULS Prepare To Die Edition の更新・追加されたファイル・フォルダ内容です。正確な更新タイミングは覚えていませんが、ゲームのプロパティより言語タブ から日本語(Japanese)を選択して再ダウンロードされたときに、ファイルが更新・追加されたものと思われます。
「DARKSOULS.exe」、「dvdbnd3.bdt」、「dvdbnd3.bhd5」 ファイル(おそらく言語ファイル関連)が更新、readme フォルダ内に 「Readme_jp.txt」 ファイルが追加、「movJP フォルダ」 (オープニング・エンディング動画)が追加されました。
Prepare To Die Edition(英語版) のセーブデータを Artorias of the Abyss Edition(日本語版) で読み込ませる方法
ゲームのプロパティより言語タブ から日本語に変更にした Steam 版 DARK SOULS Prepare To Die Edition は、そのまま起動するとセーブデータの格納場所が違うため、以前のセーブデータをロードすることができません。
引き続き以前のセーブデータを使ってゲームをプレイするためには、セーブファイルを移す必要があります。
画像は Steam 版 DARK SOULS Prepare To Die Edition(言語タブ:英語) のセーブファイルが置かれている場所です。マイドキュメントにある 「NBGI フォルダ」 → DarkSouls フォルダ内にある DARKS0005.sl2 がセーブデータファイルです。
画像は Steam 版 DARK SOULS Prepare To Die Edition(言語タブ:日本語) で起動した際に作成・保存されたセーブファイルの場所です。マイドキュメントにある 「FromSoftware フォルダ」 → DarkSouls フォルダ内にある DARKS0005.sl2 がセーブデータファイルです。
このセーブデータを英語版でプレイしていた時のセーブファイルに置き換えます。元のセーブデータを間違って上書きしないよう、バックアップをとるなど十分気を付けたうえでセーブデータを移行してください。ゲームを起動して前回プレイ時のキャラでロードできれば、セーブデータの移行は完了となります。
なお、セーブ場所変更のためか、DSfix によるセーブデータの自動バックアップが機能していないようですので、バックアップを頻繁に使用する場合は注意が必要です。 → 2016年12月25日公開 最新版 DSfix で対応 → 最新版 DSfix 配布と Wiki 公開
ちなみに同フォルダは Games for Windows Live (GfWL) 版ダークソウルでも使用してたフォルダでもありました。GfWL 版ダークソウルをプレイしていたのであれば、ここに GfWL アカウント名のフォルダが作成されており、フォルダ内にセーブデータが存在しています。
DSfix 60fps 化によるバグについて
DSfix にて 60fps 化でゲームを動作させるといくつかのバグ(Glitch)が発生しますので、その内容を簡単に紹介します。2017年8月現在、これらの DSfix によるバグは修正されていません。
1つ目は 梯子(はしご)を滑り降りると着地した瞬間に地面に埋まってそのまま奈落の底へ落下、しばらく落下した後に落下死(YOU DIED) します。DSfix リリース当初から発生している有名なバグです。
対処方法は梯子から地面に着地する前に一時的に 30fps に戻す(Backspace キーで切り替え可能)、梯子では滑り降りないでゆっくり降りる、といったことで対処するしかありません。ちなみに落下中から死亡するまでの時間は結構長いので、死亡する前であればプロロ(プロファイルロード)が可能です。
2つ目は不死街下層のボス、山羊頭のデーモン霧前にいる 3人の亡者盗賊の内、一番奥にいる亡者盗賊が扉を開けた後に外に出ようとすると、なぜか 2階に吸い込まれて引っかかる現象 です。数回ほどしか試していませんが、ランダムで起きる現象のようなので、確実に発生するわけではないようです。
これは初回エリア訪問時の 60fps 化によるバグで、2回目以降(扉がすでに開いている状態)では発生しないと思われます。
3つ目は地下墓地の高い場所から骸骨車輪がいるところまで高高度落下した場合、ゲームがランダムでクラッシュする可能性があります。
過去に一度だけこの場所で高高度落下したときに、ゲームがクラッシュした経験したことがあります。ただ、毎回確実に発生するクラッシュではなく、何度か試してみましたがクラッシュを再現することはできませんでした。
以前この場所でゲームがクラッシュした時は、複数の骸骨の攻撃を受けて落下した際に発生したので、可能性があるとしたらこの辺(敵がたくさん動いている状態?)なのかなと個人的に思っています。
- Steam 版 ダークソウル(DARK SOULS Prepare To Die Edition) の完全日本語化と MOD 導入ガイド(現在開いているページ)
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- ダークソウルシリーズのゲームシステムからみるダークソウル リマスターへの期待と不安、ダークソウル リマスターで気になる点・改善してほしいと思うことをピックアップしてみました
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- 新型 PS4 コントローラー(デュアルショック 4)を PC で使えるように DS4Windows をインストールした時のメモ
- PC版 DARK SOULS で DSfix を使ってプレイ中に保存したスクリーンショットを公開します 準備編
- Xbox360 コントローラーや DUALSHOCK 3 を PC で使うために非公式ドライバやツール、設定に関するネット情報を集めてみました
- 新旧 Xbox 360 コントローラー を 64bit 版 Windows 7 OS PC に接続してどのように認識するのか確認してみました
- Xbox 360 コントローラーの公式ドライバをインストールしてみました
- XInput Plus のダウンロードと初期設定の確認をしてみました
- XInput Plus を使って Xbox 360 コントローラーの設定を変更してみました