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新型 PS4 コントローラー(デュアルショック 4)を XInput Wrapper for DS3 で使えるように設定してみました

前回の記事 では新しく購入した新型 PS4 コントローラー ワイヤレスコントローラー DUALSHOCK 4 ジェット・ブラック CUH-ZCT2J を PC に USB ケーブル、Bluetooth 接続して動作確認しました。

今回の記事ではデュアルショック 3 を PC で使うためにインストールしてある 「XInput Wrapper for DS3」 で新型デュアルショック 4 が動作するかどうか確認しました。

また、あわせて後継プロジェクトである 「ScpToolkit」 でも新型デュアルショック 4 が動作するかどうかも確認してみます。

Input Mapper」(関連記事 1) と 「DS4Windows」(関連記事 2) を導入した記事を公開しましたので、こちらのツールを導入検討されているならあわせてお読みください。

新型 PS4 コントローラー(デュアルショック 4)を XInput Wrapper for DS3 で使えるように設定してみました



XInput Wrapper for DS3 で新型デュアルショック 4 を使う

XInput Wrapper for DS3 で 新型 PS4 コントローラー ワイヤレスコントローラー DUALSHOCK 4 ジェット・ブラック CUH-ZCT2J をセットアップするため、Zadig を使ってドライバをインストールする作業

デュアルショック 4 コントローラーを XInput Wrapper for DS3 で使う場合には、「Zadig」 というツールを使って、OS 標準ドライバで認識しているデュアルショック 4 のドライバを差し替える必要があります。

XInput Wrapper for DS3 のファイル一式に 「Zadig」 がすでに入っていますが、(リンク切れ) バージョンが古いためうまく動作しない という情報がありました。

そこで、「Zadig」 を本家から最新版をダウンロードして、デュアルショック 4 コントローラーのドライバを更新してみます。

Zadig ダウンロード

XInput Wrapper for DS3 で 新型 PS4 コントローラー ワイヤレスコントローラー DUALSHOCK 4 ジェット・ブラック CUH-ZCT2J をセットアップするため、Zadig を使ってドライバをインストールする作業、最新版 Zadig をダウンロード

最新版の 「Zadig」 をダウンロードします。

XInput Wrapper for DS3 がインストールされているフォルダ内に最初からある Zadig フォルダを開く
ダウンロードした最新版 Zadig を XInput Wrapper for DS3 がインストールされている Zadig フォルダ内に配置

XInput Wrapper for DS3 がインストールされているフォルダ内に最初からある 「Zadig」 フォルダを開きます。

ダウンロードした最新版 「Zadig」 を XInput Wrapper for DS3 がインストールされている Zadig フォルダ内に配置します。

この場所に配置する必要はないのですが、あとでドライバを更新するときに指定する cfg ファイルの選択が楽になるので 「Zadig」 をこの場所に配置しています。

Zadig を使って新型デュアルショック 4 のドライバを置き換え

最新版 Zadig を起動してメニューにある Device をクリック
最新版 Zadig を起動してメニューにある Device をクリックして、Load Preset Device をクリック

最新版 「Zadig 」 を起動して、メニューにある Device から 「Load Preset Device」 をクリックします。

最新版 Zadig を起動してメニューにある Device をクリックして、Load Preset Device をクリック、Zadig フォルダ内にある Dualshock4.cfg ファイルを開く

Zadig フォルダ内にある 「Dualshock4.cfg」 ファイルを開きます。

最新版 Zadig のメニューにある Options をクリック
最新版 Zadig のメニューにある Options をクリックして、List All Devices をクリック

次に最新版 「Zadig 」 メニューにある Option から 「List All Devices」 をクリックします。

最新版 Zadig のメニューにある Options をクリックして、List All Devices をクリック、Wireless Controller (Interface 3) をクリック

デバイス一覧が表示・選択できるようになりますので、その中から 「Wireless Controller (Interface 3)」 を選択します。

Wireless Controller (Interface 3) をクリックした場合は Driver 項目が HidUsb (v6.1.7601.18199) になる、赤矢印先が WinUSB になっていることを確認して Replace Driver ボタンをクリック、WinUSB 以外だとドライバのインストール後、新型デュアルショック 4 が XInput Wrapper for DS3 上ではおそらく正常に動作しない

Wireless Controller (Interface 3)」 をクリックした場合は Driver 項目が 「HidUsb (v6.1.7601.18199)」 になります。

赤矢印先が 「WinUSB (v~)」 になっていることを確認して 「Replace Driver」 ボタンをクリックします。

このとき、「WinUSB (v~)」 以外が選択されている状態でドライバをインストールした場合、新型デュアルショック 4 が XInput Wrapper for DS3 上で正常に動作しませんでしたので、「WinUSB (v~)」 になっていることを確認したほうがいいかと思います。

選択を間違ってインストールしてしまった場合は、デバイスマネージャーからドライバを削除 してやり直します。

Wireless Controller (Interface 0) をクリックした場合は Driver 項目が usbaudio (v6.1.7601.18208) になる

ちなみに、「Wireless Controller (Interface 0)」 をクリックした場合は Driver 項目が 「usbaudio (v6.1.7601.18208)」 になりますが、こちらでドライバの書き換えは行いません。

Warning - Syste Driver 画面が開き、You are about to modify a system driver. Are you sure this is what you want? というメッセージが表示されるので、はいボタンをクリックする

Replace Driver」 ボタンをクリックした後に 「You are about to modify a system driver. Are you sure this is what you want?」 という確認メッセージが表示されますので、はいボタンをクリックします。

Windows セキュリティ画面でデバイスソフトウェアのインストール確認が画面が表示されるので、名前(libwdi Universal Serial Bus devices)と発行元(USB/VID_054C&PID_09CC&MI_03(libwdi auto...)を確認してインストールボタンをクリックする

Windows セキュリティ画面でデバイスソフトウェアのインストール確認が画面が表示されるので、名前(libwdi Universal Serial Bus devices)と発行元(USB/VID_054C&PID_09CC&MI_03(libwdi auto...)を確認してインストールボタンをクリックします。

最新版 Zadig を使って 新型 PS4 コントローラー ワイヤレスコントローラー DUALSHOCK 4 CUH-ZCT2J のドライバインストールが完了

新型デュアルショック 4 のドライバ書き換えが完了しました。

Zadig 画面内に Driver Installation: SUCCESS が表示されていることを確認

Zadig」 画面内に 「Driver Installation: SUCCESS」 が表示されていることが確認できます。

デバイスマネージャーを開き Universal Serial Bus devices に、Wireless Controller (Interface 3) が追加されていることを確認できればドライバの書き換え作業は完了

デバイスマネージャーを開き Universal Serial Bus devices に、「Wireless Controller (Interface 3)」 が追加されていることを確認できれば、ドライバの書き換え作業は完了です。

SCP Monitor で新型デュアルショック 4 動作確認

新型 PS4 コントローラー ワイヤレスコントローラー DUALSHOCK 4 CUH-ZCT2J が PC に USB ケーブルで接続している状態で SCP Monitor を起動、Pad 2 に DS4 が USB で認識していることを確認(デュアルショック3 が接続したままの状態だったので Pad 1 には DS3 が認識している状態)

新型デュアルショック 4 コントローラーを USB ケーブルで PC に接続している状態で SCP Monitor を起動したところです。Pad 2 に デュアルショック 4 (DS4) が USB 接続で認識していることが確認できます。

ちなみに、Pad 1 には以前導入した デュアルショック 3(DS3) が認識した状態となっています。

SCP Monitor 上で Pad 横のボタンをクリックすることで Pad 番号の入れ替えが可能

SCP Monitor 上で Pad 横のボタンをクリックすることで Pad 番号の入れ替えが可能です。

新型 PS4 コントローラー ワイヤレスコントローラー DUALSHOCK 4 CUH-ZCT2J を Bluetooth で接続した状態での SCP Monitor

新型デュアルショック 4 コントローラーを Bluetooth で接続した状態での SCP Monitor です。Bluetooth(BTH) で認識・接続されているのを確認できます。

XInput Wrapper for DS3 アンインストール

XInput Wrapper for DS3 のアンインストール方法、SCP Driver installer を起動して Uninstall ボタンをクリック

別のデュアルショック 4 ドライバをインストールして動作確認をしたいため、「XInput Wrapper for DS3」 をアンインストールをしておきます。

SCP Driver installer を起動して Uninstall ボタンをクリックします。

XInput Wrapper for DS3 のアンインストール方法 - デュアルショック 4 ドライバを Zadig を使ってインストールしていた場合、デバイスマネージャーを開き Universal Serial Bus devices にある Wireless Controller (Interface 3) を右クリックで削除

Zadig」 を使って デュアルショック 4 ドライバをインストールしていた場合は、デバイスマネージャーを開き Universal Serial Bus devices にある 「Wireless Controller (Interface 3)」 を右クリックで削除します。

Wireless Controller (Interface 3) 削除時に表示されるデバイスのアンインストールの確認画面で、このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除する、にチェックマーク入れて OK ボタンをクリック、アンインストール完了

Wireless Controller (Interface 3)」 削除時に表示されるデバイスのアンインストールの確認画面で、「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除する」 にチェックマーク入れて OK ボタンをクリックします。

これで 「XInput Wrapper for DS3」 のアンインストールは完了です。

ScpToolkit で新型デュアルショック 4 を使う

ScpToolkit」 をインストールして新型デュアルショック 4 コントローラーの動作確認をしてみます。

ScpToolkit ダウンロード&インストール

XInput Wrapper for DS3 後継プロジェクト ScpToolkit を使って新型 PS4 コントローラー ワイヤレスコントローラー DUALSHOCK 4 CUH-ZCT2J のドライバーをインストール、ScpToolkit_Setup.exe をダウンロード

最新版 ScpToolkit をダウンロードします。Beta 版が公開されていましたが、今回は ScpToolkit v1.6.237.16008 を入れてみることにしました。

ScpToolkit_Setup.exe」 をクリックしてダウンロードします。

ScpToolkit インストーラー画面、インストール先フォルダを確認または変更して I agreeto the License terms and conditions. にチェックマークを入れたら Next ボタンをクリック

ダウンロードした 「ScpToolkit_Setup.exe」 を起動します。

ScpToolkit」 インストーラー画面でインストール先フォルダを確認または変更して 「I agreeto the License terms and conditions.」 にチェックマークを入れたら Next ボタンをクリックします。

ScpToolkit Features タブ インストールするツール選択画面 その1
ScpToolkit Features タブ インストールするツール選択画面 その2

ScpToolkit」 Features タブにある各種ツールのインストール選択画面です。

ScpToolkit 今回はすべてのツールにチェックマークを入れてインストール

今回は 「ScpToolkit」 すべてのツールにチェックマークを入れてインストールしてみます。

ScpToolkit Installation Folder タブをクリックしてインストール先フォルダの確認、すべてのツールをインストールする場合は 28 MB の容量となる、Install ボタンをクリック

Installation Folder タブをクリックしてインストール先フォルダの確認します。すべてのツールをインストールする場合は 28 MB の容量となることがわかります。

Install ボタンをインストールが始まります。この時点ではまだデュアルショック 4 と Bluetooth ドライバのインストールは行いません。

ScpToolkit のインストールが完了、この時点ではまだコントローラー・Bluetooth ドライバがインストールされていないので、Run Driver Installer をクリックして引き続きドライバのインストールを行う、後でも可能

ScpToolkit」 のインストールが完了しました。

この時点ではまだコントローラー、Bluetooth ドライバがインストールされていません。「Run Driver Installer」 をクリックすると引き続きドライバのインストールを行います。後からドライバをインストールすることも可能です。

ScpToolkit インストール時にデスクトップ画面に作成されたショートカット

ScpToolkit」 インストール時にデスクトップ画面に作成されたショートカットです。

コントローラー、Bluetooth ドライバをインストールまたはアンインストールする場合は 「ScpToolkit Driver Installer」 を起動します。

ScpToolkit Driver Installer 画面、この画面で使っているコントローラーと Bluetooth デバイスを選択して専用のドライバをインストール、またはアンインストールをする

ScpToolkit Driver Installer」 画面です。

この画面で使っているコントローラーと Bluetooth デバイスを選択して専用のドライバをインストール、またはアンインストールをします。

ScpToolkit Driver Installer 画面、Xbox 360 コントローラーのドライバはインストール済みのため Install Xbox 360 controller driver のチェックマークは外す、Install Bluetooth driver の choose Bluetooth dongles to install では PC に接続している Bluetooth デバイス USB-BT40LE が Broadcom のため、BCM20702A0 を選択、Install DualShock 4 Driver では Wireless Controller (Interface 3) を選択、デュアルショック 4 を使えるようにするためデュアルショック 3 のドライバは入れません、Install ボタンをクリック

このドライバインストーラーでは接続・認識しているドライバを置き換えますので、あらかじめデュアルショック 4 コントローラーと Bluetooth デバイスを接続して認識させている状態にしておきます。

Xbox 360 コントローラーのドライバはインストール済みのため 「Install Xbox 360 controller driver」 のチェックマークは外しています。

Install Bluetooth driver」 の 「choose Bluetooth dongles to install」 では PC に接続している Bluetooth デバイス I-O DATA Bluetooth USB アダプター USB-BT40LE が Broadcom のため、「BCM20702A0」 を選択しています。

Install DualShock 4 Driver」 では 「Wireless Controller (Interface 3)」 を選択します。今回の記事ではデュアルショック 4 を使えるようにするためデュアルショック 3 のドライバは入れません。

Install ボタンをクリックするとドライバのインストールが始まります。

ScpToolkit Driver Installer でドライバインストール中に表示される Windows セキュリティ画面、名前(Scarlet.Crush Productions システムデバイス)と発行元(Bruce James)を確認してインストールボタンをクリック

ScpToolkit Driver Installer」 でドライバインストール中に表示される Windows セキュリティ画面です。名前(Scarlet.Crush Productions システムデバイス)と発行元(Bruce James)を確認してインストールボタンをクリックします。

ScpToolkit Driver Installer でドライバのインストール完了

ScpToolkit Driver Installer」 でデュアルショック 4 コントローラーと Bluetooth デバイスのドライバインストールが完了しました。

ScpToolkit 付属 SCP Monitor で新型デュアルショック 4 動作確認

ScpToolkit インストール時に作成されたショートカットから ScpToolkit Monitor (legacy) を起動、デュアルショック 4 が USB ケーブル接続で認識していることを確認

ScpToolkit」 インストール時に作成された ショートカット から 「ScpToolkit Monitor (legacy)」 を起動します。デュアルショック 4 が USB ケーブル接続で認識していることが確認できます。

ScpToolkit インストール時に作成されたショートカットから ScpToolkit Monitor (legacy) 画面、デュアルショック 4 を Bluetooth 接続に切り替え時に ScpToolkit Monitor (legacy) 画面で Bluetooth 接続している状態を確認

デュアルショック 4 コントローラーを Bluetooth 接続したときの 「ScpToolkit Monitor (legacy)」 画面です。デュアルショック 4 が Bluetooth 接続している状態を確認できます。

ScpToolkit 付属 Scp Gamepad Input Profile Manager で一部の機能が使用不可

ScpToolkit でインストールしたツール類の一つ、Scp Gamepad Input Profile Manager、画像赤枠の機能をクリックしてもなぜか開くことができなかった、当方の PC 環境では一部のツールが使えないことが判明したので ScpToolkit ドライバとツールの使用を中止、後ほどドライバのみアンインストール

デュアルショック 4 コントローラーが有線・無線ともに無事認識・動作した 「ScpToolkit」 ですが、私の PC 環境では一つ問題がありました。

インストールしたツール類の一つである 「Scp Gamepad Input Profile Manager」 にてコントローラーのボタンなどのカスタマイズが可能なのですが、画像赤枠にある設定項目をクリックしてもなぜか開くことができませんでした。

今回の 「ScpToolkit」 導入記事では(私の PC 環境では)一部のツールが使えないことが判明したので、「ScpToolkit」 のドライバとツールの使用を中止してアンインストールすることにします。

次回の記事では 「Input Mapper」 を導入してデュアルショック 4 コントローラーの動作確認をしてみます。