周辺機器選定 キーボード ダーマポイント タクティカルキーボード DRTCKB91UP2
今まで バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK を使っており大きな不満はなかったのですが、どうしても気になる点が 1つ。
フルサイズキーボード全般に言えるのですが、キーボード右側部分のテンキーがよくマウスとぶつかることがあり地味にイライラすることがありました。そこで、今回の PC 新調を機会に前々から気になっていたテンキーレスのキーボードを購入することにしました。
いろいろ探した結果、ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2 が 5,000円を切る価格で発売されていたのでこちらを購入しました。開封して機能や使い心地をチェックするとともに、バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK との違いを比較してみます。
2018年7月時点では取扱いメーカーが変わり ビット・トレード・ワン ゲーミングキーボード テンキーレスモデル BFKB92UP2 が実質後継品となっています。
ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2 を開封したところです。
サイズ比較のため バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK を並べて置いています。ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2 のキーをタイプした感触は、バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK よりなんとなく軽いタッチでタイプができると感じました。ただ、キーを触っているときやタイプするときの打鍵音は、メカニカルキーボードほどではないですが多少カチャカチャ音が目立って聞こえるように思います。
並べて気が付いたのですが、ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2 はキートップの印字が濃く、文字がくっきり視認できるようになっています。逆に言えば、バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK のキートップの印字はキーボードとしては薄い部類に入るのではないかと思われます。
ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2 は 「スペース」 キーの大きさが バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK と比べて約 2倍ほどの長さとなっています。
その分、「無変換」 キー、「変換」 キー、「ひらがな/カタカナ」 キーや左右の 「Alt」 キー、「コンテキストメニュー」 キー、右 「Ctrl」 キーのキートップが、文字キートップと同じサイズに統一されているようです。
唯一気になるのが左右の 「Windows」 キーのみはサイズが異なり、特に左の 「Windows」 キーは文字キーの 2倍ほどの大きさとなっています。そのため、そのすぐ左にある 「Ctrl」 キーよりもサイズが大きいものとなっています。
左 「Ctrl」 キーを多用するゲームがあると思いますので、「Windows」 キーよりも 「Crtl」 キーのサイズを大きくしたほうがよかったのではないかと思います。
ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2、バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK 左側面側 チルトスタンドなし(画像上側)、チルトスタンドあり(画像下側)。
ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2、バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK 右側面側 チルトスタンドなし(画像上側)、チルトスタンドあり(画像下側)。
ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2 は 「シリンドリカルステップスカルプチャー方式採用」のため、側面から見比べてみるとはっきりと湾曲してるのがわかりました。
キーボード本体に厚みがあることに加え、上記の 「シリンドリカルステップスカルプチャー方式」 によりキートップが高い位置にあることもあり、総合的にキーの位置が高いキーボード製品となっています。
今までキートップの位置が低いキーボードを使用していた人などは、手元にパームレストなど高さを調節するための道具を用意するなどの工夫が必要になるかもしれません。
ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2 の 「Windows」 キー 2個を同時に 2秒以上長押しすることで、「Windows」 キーと 「コンテキストメニュー」 キーの無効/有効が切り替えられるようになっています。
これにより 「Windows」 キーを誤入力しても反応しなくなるので、ゲーム中に勝手に画面が切り替わったり中断してしまう心配がなくなります。
「Windows」 キーを無効にした場合は、「Caps Lock」、「Scroll Lock」 LED ランプ横にある 「Win Lock」 と印字された LED ランプが青色に常時点灯 します。
これが思ったよりかなりまぶしく光りますので、ほとんどの人はかなり気になるところだと思います。明るさの調整はできないので、シールなどで隠したりするしかないでしょう。
ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2 の裏面と USB ケーブルです。ケーブルの取り回しができるケーブルマネージャーがあります。
USB ケーブルの長さは約 190cm(1.9m)、ケーブルマネージャの右側もしくは左側に取り回したときは 180cm(1.8m) と 約 10cm ほど短くなります。
PC ケースを机の下の少し離れた場所に置いているため USB ケーブルの長さがわずかに足りません。Amazon ベーシック USB 2.0 延長ケーブル 1.0m 2本組 を使い USB ケーブルを延長して対応しました。
ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2 のラバーストップ付チルトスタンドです。
バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK はチルトスタンドを立てた状態にしてキーボード上辺を適当に押すと、たわんだり軋(きし)むような音が鳴るのですが、ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2 ではチルトスタンドを立てた状態にしても、そういったたわみや軋(きし)みが起こることがほぼ皆無なので、つくりがしっかりしていると思われます。
ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2 と バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK を触って感じたことは、バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK が思いのほかよくできており、ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2
にせまる出来でありながら、値段をかなり押さえた商品ということを再認識することができました。
両製品ともほとんど同じ仕組み・機能をもった製品であり、大きな違いといえばテンキーの有無、シリンドリカルステップスカルプチャー方式の有無、同時キー入力の対応数、PS/2 の有無、キータッチの感触ぐらいなので、バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK はかなり健闘している製品だと思います。双方の価格差は 3~4,000円ぐらいなので、比較した場合にこの価格差をどうとらえるかがポイントになります。
これから ダーマポイント タクティカルキーボード テンキーレスタイプ DRTCKB91UP2 をメインに使っていきますが、しばらく使用してみないとその良さはまだわからないので、今後いろいろと評価が変わっていくかもしれません。
もし バッファロー 格安ゲーミングキーボード BSKBC02BK にテンキーレスモデルが出たらいい勝負をするのではないかと思います。