ガラス保存ビンの黄ばんだシリコーンゴムパッキンを漂白してみました
今回の記事では、購入してから 10年以上が経過した イタリアーナ ガラス保存ビン の黄ばんだシリコーンゴムパッキンを漂白してみることにしました。
以前、ネット上で同じように黄ばんだプラスチックのゲームコントローラーを漂白する方法を見つけ、漂白剤を浸けて日干しする(太陽の紫外線を当てる)ことにより、きれいに漂白することができた記事を公開しています。
その時調べたネット情報の中に、シリコンゴムも漂白剤と太陽の紫外線を当てることで黄ばみがきれいに取れたという記事を見つけましたので、今回シリコンゴムの漂白にチャレンジしてみることにしました。
黄ばんだガラス保存ビンのシリコーンゴムパッキン
イタリアーナ ガラス保存ビン に使っていたシリコーンゴムパッキンです。デジカメのフラッシュや撮影角度により色がバラついてますが、全部均等に黄ばんでいました。
イタリアーナ ガラス保存ビンは 500ml、750ml
、1000ml
それぞれ容量別のビンを所持していますが、どれも口の大きさがいっしょのため、シリコーンゴムパッキンもすべて同じサイズとなっています。
パッキンのサイズが統一されているおかげでビンの容量が違っても、どのパッキンでも装着できるよう互換性は保たれているようになっています。
タッパーにシリコーンゴムパッキンを入れて、ワイドハイター EX パワーを浸す
黄ばんだシリコーンゴムパッキンを漂白剤に浸けるため、容器の中に入れます。まんべんなく太陽の紫外線が当たるようにしたほうがいいかと思い、画像のように分けて入れてみました。
今回使用した容器はゲームコントローラーを漂白するときに使用した 岩崎 保存容器 ナチュラルキーパーパックケース 1.5L (M) B-338 N です。
市販の ワイドハイター EXパワー をプラスチック容器に適量投入して、シリコーンゴムパッキンに浸します。
あとは紫外線のあたる場所に数日間放置します。透過性のある容器なら下にアルミホイルを敷くことで紫外線が反射するので、シリコーンゴムパッキン全体にまんべんなく紫外線を当てることができます。
晴れた天気や紫外線の強い時期・地域であればたった 1日でも効果がありますが、長い期間紫外線を浴びせることでより確実に黄ばみが取れ、新品に近い状態に戻せる可能性があります。
ジップロックを購入
漂白剤を入れるために用意したプラスチックの容器ですが、外に置く場合は中身がこぼれたり雨やごみが入らないようフタを閉めています。
そのため、漂白剤を浸けたシリコーンゴムパッキンに、プラスチック容器に紫外線が透過してちゃんと効果的に当たっているかどうか気になっていました。(コントローラーを漂白した時は効果はあったので、プラスチックを透過して紫外線はちゃんと当たっているとは思いますが)
そこで、より確実に紫外線を直接当てられると思う ジップロック フリーザーバッグ ジッパー付き保存袋 S サイズ 18枚入 を購入。この中に漂白剤の ワイドハイター EXパワー
を投入して、シリコーンゴムパッキンを浸してみることにしました。
ジップロックにシリコーンゴムパッキンとワイドハイター EX パワーを入れて数日間外で紫外線を当てる
岩崎 保存容器 ナチュラルキーパーパックケース の内側にアルミホイルを敷いて、そこにシリコーンゴムパッキンと ワイドハイター EXパワー
を入れた ジップロック フリーザーバッグ ジッパー付き保存袋
を置きます。
これでプラスチック容器にフタをする必要はなくなり、漂白剤がこぼれたり雨が入る心配もなく、紫外線をまんべんなく当てられるようになりました。さらに、容器内側にアルミホイルを敷いたことで、容器内で紫外線を効率よく反射させることもできるようになってます。
あとは数日間外で放置して、シリコーンゴムパッキンの黄ばみがかなり取れているのが確認できたら漂白作業は終了です。
漂白されたシリコーンゴムパッキン
かなり黄ばんでいたシリコーンゴムパッキンですが、漂白剤(ワイドハイター EXパワー) と太陽の紫外線のおかげで黄ばみを取り除くことに成功しました。
こちらは比較用に残しておいた黄ばみが残っているシリコーンゴムパッキンです。漂白前と漂白後でだいぶ色に違いがあることがわかります。
シリコーンゴムパッキンの漂白はこれで終了としたいところですが、長期間漂白剤に浸けて放置していたためか、今度はパッキンに漂白剤の臭いが残ってしまいました。このまま食品保存に使うのには抵抗がありますので、仕上げに漂白剤の臭い取りをします。
シリコーンゴムの臭い取りの方法はいろいろあるみたいで、今回はタッパーにお湯と重曹と酢(今回は アームアンドハンマー ベーキングソーダ 6.12kg と ハインツ ホワイトビネガー 醸造酢 5L
使用)を入れて、その中で数日間パッキンを漬け込んだ後、自然乾燥で数日間放置する方法をやってみました。
結構時間はかかりましたが、なんとかこの方法で漂白剤の臭いはほぼ取ることができました。以上で、ガラス保存ビンのシリコーンゴムパッキンの漂白および臭い取りの作業は完了です。