これでエアダスター卒業!すき間に入り込んだ大量のホコリを根こそぎ吹き飛ばす、小型軽量格安ハンディブロワー 「パワーアップブロアー MBC-500C」 を購入しました
自作 PC や電化製品の内部など手が届かない場所のホコリ取りに、長い間エアダスターを使って掃除してきました。
エアダスターは缶スプレータイプなので持ち運びに便利・軽量なうえに手軽で扱いやすく、極細のスプレーノズルでピンポイントでたまったホコリをまとめて簡単に吹き飛ばせたので結構重宝しておりました。
ただ、連続使用でスプレー缶が素手で触れなくなるほど冷たくなるうえ噴射力が落ち(時間経過で元に戻る)、使い切った後はスプレー缶がゴミになってしまうため、処分が面倒といったデメリットがありました。
また、1本当たりの単価が高く、消耗品として頻繁に使い続けるのはコスパ的によくありません。さらにストーブ、ファンヒーターなど高熱を発する場所で使うと有毒ガスが発生する恐れがあるので、冬場の室内では使用できないといった使い勝手が悪いところがあります。
エアダスターのストックが尽きそうになり、代わりとなる物がないかと調べていたところ、ハンディブロワー という電動工具がホコリ取りが便利な上、一度購入すれば何回も使い続けられるということで、値段や性能・レビューなど比較した結果・・・
今回は ハンディブロワー の中で最安値価格帯で売られていた パワーアップブロアー MBC-500C を購入しました。
開封して中身のチェックと使用感をレビューします。
パワーアップブロアー MBC-500C 購入
エアダスターの代わりとなるべく購入した パワーアップブロアー MBC-500C です。3,000円以下と手ごろな値段で購入することができました。
ほかに形状がそっくりというかほぼ一緒の E-Value ハンディブロワー EBL-500V も購入候補として考えていましたが、付属品は全く同じで違いはなく、性能や仕様は一部異なるものの購入の決め手となる特長もなく、最終的に E-Value のほうが購入するタイミングで値段が若干高かったこともあって、こちらは今回購入しませんでした。
ちなみにネットで格安ハンディブロワーについて調べてみると、E-Value ハンディブロワー EBL-500V のほうが圧倒的にレビュー件数・情報ともに多く、こちらのほうがよく売れているようです。
両製品ともハンディブロワーの形状・付属品ともに違いはないのですが、スペック情報を比較してみると性能・仕様が異なっています。
主な違いは パワーアップブロアー MBC-500C は 「消費電力:550W、定格時間(連続使用可能時間):15分、 回転数(rpm):1500~13500」。
対して E-Value ハンディブロワー EBL-500V は 「消費電力:500W、定格時間(連続使用可能時間):30分、 回転数(rpm):3500~13000」 となっています。
今回はホコリを吹き飛ばす目的でエアダスターの代わりとなるハンディブロワーを購入したので、上記の性能差は特に気にしていません。ただ、今回購入した パワーアップブロアー MBC-500C は 定格時間(連続使用可能時間):15分 しかないので、長時間使いたい場合は 定格時間(連続使用可能時間):30分 の E-Value ハンディブロワー EBL-500V
を選んだほうがいいかもしれません。
パワーアップブロアー MBC-500C 開封&使い方
パワーアップブロアー MBC-500C のパッケージから中身を取り出したところです。ハンディブロアー本体・ロングノズル・ダストバッグ・取扱説明書・カーボンブラシが入っています。
パワーアップブロアー MBC-500C 本体です。重量は約 1.8kg と片手で持っても苦にならないくらいの軽さとなっています。取扱説明書 にはブロワー本体各部の名称及び付属品が記載されています。
パワーアップブロアー MBC-500C 本体ハンドルにある スイッチ です。
コンセントに電源コードを差し込んで、スイッチ を指で引き続けるとモーターの回転が始まり、送風受け口 から風が出るようになります。スイッチ から指を離すとモーターの回転が止まって風も止まります。(取扱説明書の使用方法)
パワーアップブロアー MBC-500C 本体にある スイッチ固定ボタン と 風圧調整 無段変速ダイヤル です。
ハンドル側面にある突起ボタンが スイッチ固定ボタン です。スイッチ は指で引き続けないと風を送り出せないので、長時間使う場合は指が疲れてしまいます。それを固定するための便利なボタンですが、使い方がやや特殊です。(取扱説明書の使用方法)
やり方はハンドルの スイッチ を引いたまま、ハンドル側面の スイッチ固定ボタン を押し続けます。スイッチ → スイッチ固定ボタン の順番に指を離すと スイッチ が引いたままの状態で維持され連続運転になります。
停止したいときは、再び スイッチ を引くことで解除され、スイッチ が元に戻ります。
ハンドル部にあるダイヤルは、風圧調整 無段変速ダイヤル (弱 ← → 強) です。ダイヤルを回して作業に合わせて風圧を調整します。(取扱説明書の使用方法)
ダイヤルを最弱にするとほとんど風は出ません。ダイヤルを最強にすると強力な送風になりますが同時にものすごい騒音となるので、使用する場所によっては隣の部屋や近所迷惑になる可能性があります。
ホコリを吹き飛ばす程度なら、ダイヤル位置はだいたい真ん中あたりにしておけば、掃除機程度の騒音になりますので、それくらいがちょうどよいかと思います。
パワーアップブロアー MBC-500C 本体の 吸い込み受け口 です。ここから空気を吸い込み 送風受け口 から風が出るようになります。
ハンディブロワーには送風(吹き飛ばし)機能だけではなく、集じん(吸い込み)機能も備えています。この 吸い込み受け口 に ロングノズル を取り付け、送風受け口 に ダストバッグ を取り付けることで、簡単に小型掃除機に早変わりします。(取扱説明書の組立方法)
吸い込み受け口 には金網がビニタイで固定されています。集じんする時にこの金網が詰まることがよくあるみたいなので、定期的に掃除する必要があります。
パワーアップブロアー MBC-500C の電源コードです。長さが 約 1.8m しかないため、コンセントから移動できる範囲が限られてしまいます。
これを解決するためには 延長コード を使用することになります。
室内限定使う場合は 延長コード で十分だと思いますが、外で使う場合は防水性のある屋外用延長コードを使う必要があります。
パワーアップブロアー MBC-500C 付属品 ダストバッグ
パワーアップブロアー MBC-500C 付属品のダストバッグです。
送風(吹き飛ばし)ではなく、集じん(吸い込み)したい場合に 吸い込み受け口 に ロングノズル を取り付け、送風受け口 に ダストバッグ を取り付けることで、簡単に小型掃除機にすることができます。(取扱説明書の組立方法)
ダストバッグ にはチャックがありますので、ここから吸い取ったものを捨てます。
画像赤丸は ダストバッグ内側凸部 です。ブロワー本体の 送風受け口の溝 に合わせて差し込み、ダストバッグ を回して固定します。(取扱説明書の組立方法)
パワーアップブロアー MBC-500C 付属品 ロングノズル
パワーアップブロアー MBC-500C 付属品の ロングノズル です。
以前はこの ロングノズル がものすごくクサいというレビューがたくさんありましたが、私が購入したハンディブロワーは多少ゴム特有のにおいはするもののそこまでは気になりませんでした。
最近ハンディブロワーを購入した人の中には、ノズルのにおいは気にならないというレビューもありましたので、現在販売されているものはほとんどこの問題を解決しているかもしれません。
リョービ ブロワバキューム用ノズル 220mm が取り付けの互換性がありますので、ノズルのにおいに我慢できない場合こちらに交換してしまうの手です。
ロングノズルの装着方法は ロングノズル内部凸部(画像赤丸 2ヶ所) を 送風受け口の溝 画像赤矢印2ヶ所) に合わせて差し込み、ロングノズルを回して固定します。(取扱説明書、組立方法)
ロングノズル装着後の パワーアップブロアー MBC-500C です。あとは 取扱説明書の使用方法 にそって使います。
エアダスターのデメリットを解決したハンディブロワー(強力な送風性能、長時間の連続運転、何回も使える、ゴミにならない、集じん機能)。逆に ハンディブロワーならでのデメリット(電気が必要、騒音が大きい、性能・機能によってはかなりの初期投資が必要、消耗品カーボンブラシの交換) もありますが、ある程度使ってみてトータルでデメリットを上回るハンディブロワーのメリットを体験することができました。これで長年使っていたエアダスターから卒業することができす。
今回購入したモデルは 3,000円以下で購入できましたので、これくらいの値段で買えるのであればエアダスターから乗り換えることをお勧めします。
マキター アンカーノズル 購入&ロングノズルに装着
パワーアップブロアー MBC-500C 付属の ロングノズル に、別売りで購入した マキタ アンカーノズル
を装着したところです。
Amazon レビューにいろいろとありますが、アンカーノズル先端の穴が細すぎるためか、モーター音がうるさくなる上に風量・風圧がかなり下がります。
ピンポイントでの強力な吹き飛ばし(エアダスターのような性能)を期待していたのですが、思っていたような使い勝手ではありませんでした。先端をカットすると多少マシになるようですが、これなら付属の ロングノズル だけで十分です。
パワーアップブロアー MBC-500C 取扱説明書とカーボンブラシ
パワーアップブロアー MBC-500C の取扱説明書です。取説はネットで公開されていないみたいなので、重要な個所のみを絞ってデジカメで一部撮影しておきました。
パワーアップブロアー MBC-500C の取扱説明書にある 本体各部の名称及び付属 です。
パワーアップブロアー MBC-500C の取扱説明書にある 組立方法 です。
パワーアップブロアー MBC-500C の取扱説明書にある 使用方法 です。
パワーアップブロアー MBC-500C の取扱説明書にある カーボンブラシ交換方法 です。
カーボンブラシは消耗品のため、時期をみて交換する必要があります。交換時期の目安はカーボンブラシが残り 5~6mm になったら 2箇所同時に交換します。
パワーアップブロアー MBC-500C や E-Value ハンディブロワー EBL-500V
は最初から予備のカーボンブラシが 2個 1組となって付属しています。
Panasonic パナソニック 延長コードX WHA4913WP 3m 購入
パワーアップブロアー MBC-500C の電源コードの長さは 約 1.8m しかないため、コンセントからあまり離れて作業することができません。
私の場合は室内限定でハンディブロワーを利用するため、市販の パナソニック 延長コードX (安全設計扉・パッキン付) WHA4913WP 3m を購入して、電源コードの長さ問題をクリアしました。
外で使う場合は延長コードに耐水性が必要となりますので、その場合は屋外用延長コードを購入して使うことになります。
トラスコ中山 薄型折りたたみコンテナ 50L ロックフタ付 レッド TR-C50B にパワーアップブロアー MBC-500C を収納したところ
トラスコ中山 薄型折りたたみコンテナ レッド 50L ロックフタ付 TRC50B に パワーアップブロアー MBC-500C
を収納したところです。よく使う付属品もまとめてこの中に放り込んでいるので、出し入れが楽です。
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