内蔵 SATA DVD ドライブ を USB 外付けドライブ化にするため、オウルテックの OWL-PCSPS3U3U2 を購入しました
以前、HDD から SSD に OS のデータ移行した際に、SSD を 3.5インチシャドウベイではなく、マウンタに載せて 5インチドライブベイに取り付けた記事を公開 しました。
その際に 5インチドライブベイがすでに全部埋まっていたので、使用頻度が低い内蔵型 SATA DVD ドライブを取り外しています。
DVD や CD を読み込んだり書き込む頻度は減ったものの、まだまだ DVD ドライブは使う機会がありますので、安くなっていたポータブル DVD ドライブ(USB 接続)を導入しようかと思っていたのですが、ポータブル型ドライブの性能や寿命などの面で保証期間があってもなんとなく不安を感じていました。
SATA → USB に変換するアダプタは以前から持っていたのですが、SATA 電源コネクタとデータ用コネクタに別々に接続するタイプで、外付け化するとケーブル類でかなりの場所がとられてしまい邪魔になってしまいます。
PC ケースに光学ドライブを取り付けるスペースがもうないため、どのような形で DVD や CD を取り扱おうかと悩んでいたところ、SATA 電源とケーブル部分を 1つにコンパクトにまとめた USB 変換アダプタ オウルテック OWL-PCSPS3U3U2 という商品を発見。
値段はポータブル DVD ドライブ(USB 接続)とほとんど変わりませんが、手持ちの内蔵型 SATA DVD ドライブの性能をそのまま活用できそうだと思い、オウルテック OWL-PCSPS3U3U2 を購入してみました。
開封して中身のチェックと DVD ドライブへの取り付けて動作確認をしてみます。
PC ケースの 5インチドライブベイから追い出されてしまった内蔵 SATA DVD 光学ドライブを外付け化するために購入した、オウルテック OWL-PCSPS3U3U2 です。
ライバル商品(?)として Inateck SATA to USB3.0 アダプター UA1001 があり、こちらのほうは USB ケーブルが着脱可能で見た目もスマートなのでどちらにするか迷いましたが、今回は発売日が比較的新しい オウルテック OWL-PCSPS3U3U2 (2015年発売) にしました。(Inateck SATA to USB3.0 アダプター UA1001 は 2014年発売)
今回試してはいませんが、SATA 光学ドライブ以外にも、3.5 / 2.5 インチ HDD や SSD (HDD は 8TB まで) に対応しており、SATA ストレージデバイス全般を USB 接続に変換することができます。
オウルテック OWL-PCSPS3U3U2 の付属一式です。SATA - USB 変換アダプタ本体のほか、AC アダプタ(2A)×1個、HDD 用保護パッド×1枚、取扱説明書兼保証書(1年保証)が入ってます。
内蔵 SATA DVD ドライブに オウルテック OWL-PCSPS3U3U2 の変換アダプタを装着したところです。
変換アダプタに AC アダプタをつなげて電源を確保、変換アダプタから直に出ている USB ケーブルを PC に接続します。変換アダプタから出ている USB ケーブルは着脱できません。電源スイッチがないため、電源を切る際は AC アダプタを抜く必要があります。
内蔵 SATA DVD ドライブに オウルテック OWL-PCSPS3U3U2 を取り付けて、PC に認識させた状態でのデバイスマネージャー画面です。
デバイスマネージャー上では内蔵 SATA DVD ドライブの型番名の後ろに、「USB Device」 という文字が付加された状態で認識されています。
試しに CUERipper を使ってみましたが、以前と変わらない形で光学ドライブを認識・ディスクの読み込みができましたので、とりあえずは内蔵ドライブの外付け化は成功しました。今後内蔵 DVD ドライブには外付けドライブとしてもう少し延命してもらいます。
注意点としては、PC ケースでネジなどでしっかり固定して使っていた光学ドライブを外付け化したことにより、まったく固定していない状態でディスクを高速回転で読み込んだり書き込んだりするため、これがどのように影響するかといったところかと思います。