PC 版 DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION 購入、セーブデータの自動バックアップツールとグラフィックス強化 Mod ReShade を入れてみました
すべての DLC を完全収録した PC 版 DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION 特典付版 を購入しました。
すでに PC 版 DARK SOULS III パッケージ版 と DARK SOULS III DLC シーズンパス
を 購入済み だったので追加で購入する意味はありませんが、ダークソウルシリーズ最後のコレクションアイテムとして確保しておきました。
パッケージを開封して中身をチェックするとともに、セーブデータを自動的にバックアップするツール 「Dark Souls 3 Save Game Backup Tool」 やグラフィックス強化 Mod 「ReShade Preset - Incandescent」 などプレイするのに便利な Mod がいくつか出ていましたので、それらの使い勝手やグラフィックスがどれくらい変化するのかをチェックしてみました。
PC 版 DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION 購入
今回購入したパッケージ版 DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION 特典付版 です。この手の特典付パッケージ版はいつまで購入できるのかわからないので、早めに入手しておいたほうがいいかと思います。
ダウンロード版の DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION ダウンロード版 もありますが、Steam からも購入できます。
DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION 特典付版 のパッケージを開封して中身を取り出したところです。
中身は公式コンプリートガイド プロローグ(約 80ページ)、特製地図ポスター & 2枚組オリジナルサウンドトラック CD、4枚組ゲームディスク & Steam 製品コードが入っています。
こちらは DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION 特典付版 の 2枚組オリジナルサウンドトラック CD です。DLC 分の BGM が追加されています。
こちらは DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION 特典付版 4枚組ゲームディスク & Steam 製品コード です。Steam で製品コードを登録すれば、ディスクを使ったインストール作業は不要です。
私の環境では、ダークソウル 3 所持済みの Steam メインアカウントに、ゲームを登録することはできませんでしたが、サブアカウントを持っていましたので、余ったゲームコードはこちらに登録しました。
PC 版 DARK SOULS III 自動バックアップツール、Dark Souls 3 Save Game Backup Tool の使い方
PC 版ダークソウルシリーズのセーブデータは Steam クラウドで保存したりすることがないため、OS の再インストールやゲームのクラッシュ、場合によってはチーターとのマルチプレイ時にセーブデータが消失・破損される可能性があり、そうなってしまった場合元に戻すことができません。
ダークソウル 3 のセーブデータファイル 「DS30000.sl2」 を何らかの形で保存していれば、セーブデータを元に戻すだけでバックアップした時点までのデータまで戻すことができます。
セーブデータのバックアップはフリーソフトや市販のバックアップソフトでも構いませんが、ここではダークソウル 3 のセーブデータをかんたんに自動的にバックアップする専用のツール 「Dark Souls 3 Save Game Backup Tool」 の使い方を紹介します。
ダウンロードした Dark Souls 3 Save Game Backup Tool を解凍して DarkSouls3SaveBackupTool.exe を実行します。
DarkSouls3SaveBackupTool.exe.config はバックアップツールで設定した内容が書き込まれており、テキストエディタで中身を見れます。config ファイルの中身はセーブデータをバックアップする間隔(TimeInterval)のみしかなく、ツール上で変更できるので直接ファイルを編集することはないと思います。
「Dark Souls 3 Save Game Backup Tool」 の画面です。ダークソウル 3 のセーブデータがあれば自動的にセーブデータの保存フォルダのパス名がセットされます。
ダークソウル 3 セーブデータを自動的にバックアップするタイミングの設定を変更してみます。Back Up Interval (in minutes) が自動バックアップの時間で単位は分、初期値は 15 となっており 15分間隔でバックアップするようになっています。最大値は 59(分)です。
1分間隔でバックアップしたい場合は 1 を入力して Save ボタンをクリックします。設定した内容は DarkSouls3SaveBackupTool.exe.config ファイルに反映されます。
「Start」 ボタンをクリックするとセーブデータの自動バックアップが開始されます。ただし、ダークソウル 3 が起動していない場合はバックアップ処理が自動的にスキップ(ログ画面に skipping backup creation と表示)されます。
ダークソウル 3 を起動した状態で 「Start」 ボタンをクリックすると、設定したバックアップ間隔(分)でセーブデータが自動的にバックアップ(ログ画面に Created a new backup と表示)されます。
自動的にバックアップされたセーブデータは 「Month_Day_Year_Hour_Minute__DS30000.sl2.bak(月_日_年_時_分__DS30000.sl2.bak)」 形式のファイル名で保存されます。
次にバックアップしたセーブデータをリストア(復元)してみます。ここでは最後にバックアップを取ったセーブデータに巻き戻してみます。
「Restore a Save」 ボタンをクリックして、元に戻したいバックアップしたいセーブデータファイル(拡張子が .bak) を選択して開きます。
セーブデータリストア(巻き戻す)前の最終確認画面です。問題や間違いがなければ、はい ボタンをクリックします。本来のセーブデータがリストア作業により完全に削除されますので、注意してください。
セーブデータのリストア(巻き戻し)成功画面です。OK ボタンをクリックして画面を閉じます。
セーブデータのリストア(巻き戻し)成功後のログ画面です。
セーブデータが格納されているフォルダを開き(Open Dark Souls 3 Saves Folder ボタンをクリック)、リストア(巻き戻し)させたセーブデータが DS30000.sl2 になっていることを確認(ここでは更新日時で判断)します。
セーブデータをリストアした後は、ダークソウル3 起動時に警告画面が表示されます。あとはセーブデータをロードできることを確認すれば、セーブデータのリストア作業は完了です。
バックアップしたセーブデータのファイル名を手動で DS30000.sl2 にすることで同様にリストアできますが、ツール内から操作することで、マウス操作だけでかんたんにリストアすることができます。
シンプルで便利なバックアップツールですが、ちょっと不便なところがあります。一つは バックアップファイルの保存場所が設定できない ところ、もう一つは バックアップするファイル数を制限できない(古いバックアップを削除する機能がない)ので無制限にバックアップが作成されてしまう ところです。不要なバックアップファイルは手動で削除する必要があります。
Dark Souls 3 Save Game Backup Tool の GitHub ページがあり、ToDo リストにそれらしい対応について記載されていましたが、実装に至っていないようです。
ちなみに、同様のツールで 「Dark Souls Backup」 があり、こちらのツールなら上記の不満点を解消できそうでしたが、バックアップ時にエラーが発生してしまい解決できなかったので、私の環境では使えませんでした。
もし、エラーが発生しない PC 環境なら 「Dark Souls Backup」 を使ったほうが柔軟なダークソウル 3 のバックアップ環境を構築できるかと思います。
グラフィックス強化 MOD 「Incandescent Reshade - Performance」 導入
グラフィックス強化 Mod ReShade を導入して、何も入れていない状態からどれくらい変化するのか確認してみました。
画像はゲーム内グラフィック設定の内容です。導入する ReShade のプリセットの内容によっては、作者によってグラフィック設定の推奨値が指定されていることがありますので、それらを事前に確認しておきます。
今回の ReShade 有無によるグラフィックス比較では被写界深度とモーションブラーは OFF、それ以外は 最高設定か ON にしてある状態です。(この設定は今回、私個人の好みで設定しています)
グラフィックス比較のために導入した ReShade のプリセットは Incandescent Reshade - Performance です。通常版(ダウンロードする際にはもう一つある Lite 版と区別して Incandescent 版となっているが、プリセット名と名前がかぶるので便宜上 通常版 と表記)と Lite 版 の 2種類のプリセットが公開されていたので、両方とも入れて比較してみました。
ReShade の基本的な導入方法はファイルをダウンロード・圧縮ファイルを解凍して、ReShade フォルダ、dxgi.dll or D3D11.dll ファイル (ReShade によって異なる)、ReShade.fx ファイル をダークソウル 3 の exe ファイルがあるフォルダ内に置くだけとなっています。
万が一起動時にゲームがクラッシュするようであれば、入れた ReShade ファイル・フォルダを削除します。完全に削除したい場合は、ゲーム起動時に生成されたログファイル dxgi.log or D3D11.log (一緒に入れた .dll ファイル名と同じ) も削除します。(ログファイルなので残しておいても問題ないですが、不要ファイルを一掃したい場合はこちらも削除)
ReShade の基本機能として、ゲーム内で ReShade を切り替えたい場合はキーボードの Scroll Lock キーで ReShade をオンオフできます。また、PrintScreen キーでゲームのスクリーンショットが撮影できます。撮影した画像データは .exe ファイルがあるゲームフォルダに png 形式で保存されます。
以下、その他 ReShade 導入の際に気が付いた点やトラブルについて。
ReShade の Cinematic FX Lexar's を入れてみましたが、起動時のロゴ画面が非常にまぶしい光を放つ状態だったり、空からの激しい逆光によって通常プレイでは厳しかったので外してしまいました。そのことを指摘している コメント がありましたが、それっきりで今のところ解決方法がないようです。
他に ReShade の REVENANT ReShade v0.9 と最新版プリセットの REVENANT ReShade v1.2 を入れてみましたが、ロゴが表示された後にクラッシュします。正確には ReShade のプリセットの読み込み状態がオーバーレイで表示された後に、エラーでクラッシュします。
原因は MacType が起動していたため でした。MacType を停止状態にすれば問題なくゲームが起動します。MacType のプロセスマネージャーからダークソウルを除外、置換しないを設定してみましたが、この設定では相変わらずクラッシュします。なお、先ほどの Cinematic FX Lexar's では MacType が起動している状態でもクラッシュすることはありませんでした。
ReShade を導入するとゲーム画面内にオーバーレイでログ?が表示されるので、それと MacType との相性が悪い ReShade プリセットがあるのかもしれません。
ここの ブログ によると、ReShade 導入によるクラッシュ原因はいろいろあるらしく、代表的なものとして FRAPS(fps カウンター表示ソフト) や DXTORY(キャプチャーソフト)、MSI Afterburner(グラボオーバークロック、fps カウンター表示、グラボモニタリング機能) などのソフト(おそらく主にゲーム画面のオーバーレイが関わるもの)が動いていたり常駐していたりするとクラッシュすることがあるようです。
篝火 : 火継ぎの祭祀場 ReShade ありなし比較
各地の篝火で ReShade ありなし状態でスクリーンショットを撮影してみました。
各篝火別に上から順番に、バニラ(ReShade なし)、Lite 版 Incandescent Reshade - Performance 、通常版 Incandescent Reshade - Performance となっています。
バニラでは全体的に白っぽかったのが Lite 版 Incandescent Reshade - Performance を入れたことにより白っぽさが排除され、暗いところはより暗く、明るいところはより明るく、炎はより暖かく、空や氷の表現はより清々しさ・冷たさを感じられるようになりました。かなり暗くなりますので、モニターによっては暗所での探索は見づらくなるかもしれません。
通常版 Incandescent Reshade - Performance はブルーム・アンビエントライト効果が加わり、Lite 版と比べて明るい場所では全体的に明るくなり、暗所では光源回りとその付近がより明るく照らされるようになっています。その分、処理が重たくなるため Lite 版よりパフォーマンスは落ちるようです。
ちなみに、通常版 Incandescent Reshade - Performance を入れていた場合は、MacType が起動しているとゲーム起動時にクラッシュします。Lite 版のほうはなぜか MacType が動作していてもクラッシュしません。
篝火 : 灰の審判者、グンダ ReShade ありなし比較
篝火 : 英雄グンダ ReShade ありなし比較
篝火 : 亡者の穴倉 ReShade ありなし比較
篝火 : ロザリアの寝室 ReShade ありなし比較
篝火 : 冷たい谷のイルシール ReShade ありなし比較
篝火 : イルシール市街 ReShade ありなし比較
篝火 : アノール・ロンド ReShade ありなし比較
篝火 : 神喰らいのエルドリッチ ReShade ありなし比較
篝火 : 無名の王 ReShade ありなし比較
篝火 : 絵画の底 ReShade ありなし比較
篝火 : 王廟の見張り ReShade ありなし比較
篝火 : 闇喰らいのミディール ReShade ありなし比較
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