PC ゲームが起動しない・安定しない場合に確認と設定したほうがいいかもしれないリスト

2017年09月02日
ゲームが起動しない
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PC ゲームは、Windows などの OS やそのバージョン(Windows 7、8.1、10、さらにそれぞれ 32bit 版と 64bit 版)、搭載しているハードウェアやインストールするドライバにより、非常に複雑な PC 環境でゲームを起動・プレイするため、メーカーが想定していないような思わぬトラブルに出くわすことがあります。

PC を構成する数々のパーツはよっぽどの粗悪品・不良品に当たらなければ年々性能と品質は向上、モノによっては低価格帯や普及品レベルでも数世代前の性能を軽く超えてしまうことがあります。

常に進化を続ける無数の PC パーツの中から自由に選び、規格や互換性がある範囲内でローエンドからハイエンドまでのオリジナル PC を構成できるなど、予算にあわせて個人で PC をかんたんにカスタマイズできる便利な時代になりました。

反面あらゆるものが高度に複雑化されたことにより、意図せぬ不具合やバグ、セキュリティ脆弱性も目立つようになりました。そして、さまざまな状態で構成された PC 環境によっては原因不明のトラブルによりゲームがまともにプレイできない、快適にゲームができない問題が起きることがあります。

PC ゲームが起動できなくなる原因は非常に多く考えられるため、自力で問題解決するのはなかなか難しいので、ネットで同じような現象があるかどうか調べて、解決できるかどうかといったところになります。

有名タイトル・売上本数が多いタイトル・話題のゲームなどであれば、ゲームメーカーや開発スタジオが対処方法を公開していたり、ユーザーが解決策をネット上に公開している可能性があるので、そういった情報も探すことになるかと思います。

この記事では、PC ゲームが起動しなくなったりエラーで落ちたり動作が安定しなかったりして、まともにゲームがプレイできない時の対処方法について、個人的に経験したことやネット上にある有用と思われる情報をまとめてみました。

PC ゲームが起動しない・安定しない場合に確認と設定したほうがいいかもしれないリスト
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Windows 起動時に一緒に立ち上がるプログラム(常駐プログラム)が原因でゲームが起動しない

Windows 上で PC ゲームの起動を妨げる原因の一つに、常駐しているプログラム が挙げられます。この常駐しているプログラムの大半は、Windows 起動時にスタートアップに登録してあるものがほとんど占めていることがあります。

まずは Windows 起動時に立ち上がる常駐プログラムをすべて msconfg - システム構成 から一時的にオフにして PC を再起動。常駐プログラムが一切起動していない状態でゲームが起動するかどうか確認して、問題の切り分けをします。

直接ゲームが起動できない原因を特定するわけではありませんが、常駐しているプログラムが悪いかどうかを判断するうえで、もっとも簡単に判別できる方法となっています。

ただし、Windows のスタートアップ (msconfg - システム構成) に登録されているプログラムを起動させないだけなので、別の方法で自動的にプログラムを起動している場合は、そちらも起動させないようにしたり手動でプロセスを終了したりする必要があります。

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MSI Afterburner(RivaTuner Statistics Server)、FRAPS、DXTORY などのオーバーレイ表示ツール・キャプチャーソフトが原因でゲームが起動しない・画面がブラックアウトする

MSI Afterburner (RivaTuner Statistics Server)FRAPS などのゲーム画面上に FPS カウンターや CPU・グラボ・メモリの使用率や温度などをオーバーレイ表示してモニタリングするツールや、Dxtory のような動画キャプチャーソフトでゲーム画面上にオーバーレイ表示できるような機能など、これらの オーバーレイ表示機能が原因でゲームが起動できない・画面がブラックアウト (画面が黒いままで何も映らない、音は再生される状態) することがあります。

※ 100% オーバーレイ表示が原因かどうかはわかりません。過去のトラブル経験とネット情報から判断すると、オーバーレイ表示が問題の引き金となっているユーザー報告例が多くみられます。これとは別にツール・ソフトそのものが常駐しているだけで、ゲームが起動できない原因となっている可能性もあります。

まずは、ソフト側でオーバーレイ表示しないように設定してゲームが起動できるかどうかを確認。それでもダメならツールを終了させて、バックグラウンドでプロセスが動いていれば終了させてから、ゲームが起動できるかどうかを確認します。最新作のゲームなら、ツール側またはゲーム側のアップデートで改善される可能性があります。

RivaTuner Statistics Server では動作設定(Stealth mode、Custom Direct3D support、On-Screen Display coordinate space)を変更できますので、どうしてもゲーム中 MSI Afterburner でオーバーレイ表示したい、MSI Afterburner(RivaTuner Statistics Server) 常駐の状態でもゲームを起動させたい場合はダメ元で変更することで解決できるかもしれません。

また、これらのツール・ソフトは SweetFX や ReShade のようなグラフィックス Mod を導入していると、それが原因で起動できないこともあるようです。

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MacType が原因でゲームが起動しない

Windows のフォントをきれいに表示する MacType が原因でゲームが起動できない ことがあります。

MacType にある起動モードには、レジストリモード、サービスモード、Mactray モード(独立モード、互換性重視モード) が選択できるようになっており、これらのモードによってゲームが起動できる・できないといったことも可能性としてあります。(以前、Windows Update が MacType の起動モードの違いによってエラーが起こり、更新できないといったことがありました)

対策方法としては、タスクトレイにある MacTary アイコンからプロセスマネージャーを起動して、ゲームのプロセス名に対して除外設定するか、同じくタスクトレイにある MacTary アイコンから動作を停止します。

また、プロファイル(ini フォルダにある Default.ini)を開き、1行目の [General] セクションに UseInclude=1 を追加することで、すべてのプロセスに対して MacType を無効化にした状態で Mactype を常駐起動することができます。

プロセスマネージャーから必要なプロセスだけ MacType を適用できるので、いちいちプロセス除外をする設定の手間が省けて、MacType に影響のあるゲームが起動できないというトラブルから回避できる可能性があります。

MacType はゲームだけではなくソフトにも影響があります。確認できた範囲ではフリーのレタッチソフト Paint.NET が起動時にクラッシュしたことがあります。こちらのソフトの場合は、プロセスマネージャーから除外設定をすることで解決 しています。

ゲームでは DARK SOULS III が MacType が有効な状態で ReShade を入れていた場合、ゲーム起動後 ReShade が読み込み後画面内にログのようなオーバーレイ表示されたあとに、クラッシュする現象がありました。クラッシュする ReShade とクラッシュしない ReShade があり、ランダムクラッシュするわけではないようです。

MacType プロセスマネージャーからの除外設定では解決することはできないため、その場合は MacType を停止するか違う ReShade を入れるか ReShade を外すしかありません。

ほかにもオンラインゲームで導入されている nProtect に代表されるゲームプロテクトが、MacType や常駐プログラムに反応してゲームが起動できないといったことがあります。

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セキュリティソフトや Comodo Firewall の Defense+ など強固なセキュリティ機能が原因でゲームが起動しない

だいぶ前にですが、機動戦士ガンダムオンライン がサービスを始めるということで、テスト期間に始めてみたことがあるのですが、ゲームが起動できなかった記憶があります。

ネットで調べてみると、どうやらファイアーウォールソフトとして使っていた Comodo FirewallDefense+ 機能が有効化しているとゲームが起動できない ということがわかりました。

さらに調べてみると、いわゆるネット専用ゲームは nProtect に代表されるゲームプロテクトが導入されているのが大半であり、これらのプロテクトが Defense+ のようなセキュリティ機能と相性が悪いことがよくあります。また、強固なセキュリティソフトを使用している場合も、誤検出などによりこのような問題が出る可能性もあります。

当時プレイした 機動戦士ガンダムオンライン の例では、Defense+ 機能 (と当時入れていた MacType) を切ることで解決しましたが、ゲームタイトル(特にオンラインゲーム)によってはセキュリティソフトで対象のゲームプログラム本体やゲームフォルダを除外設定にするとか、リアルタイム保護機能などを無効化にしないとゲームがプレイできない可能性も考慮しておいたほうがいいでしょう。

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Borderless Gaming が原因でゲームが起動しない

ウィンドウモードで起動したゲーム画面のウィンドウ枠を非表示にしたり、ウィンドウ位置の配置場所を指定したり、アスペクト比を固定するためにウィンドウサイズを固定したりするために、Borderless Gaming というツールを使用しています。

Borderless Gaming であらかじめゲームを登録しておけば、設定した内容通りにゲーム画面をカスタマイズ表示できますが、DARK SOULS III でその設定をした際にゲーム起動時に何度かランダムにクラッシュすることがありました。(もしかしたら、ほかのツールと干渉していた可能性があるかもしれませんが・・・)

解決策としては、ゲーム起動後に Borderless Gaming を起動するか(起動する順番を変える)、2017年7月以降に最新版に追加された機能 Delay Borderless Window (「Favorites(automatic)」 欄に追加したプログラムを右クリックして選択) を、ゲームタイトルに指定することで起動時のクラッシュを回避することができます。

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Windows の仮想メモリ設定が原因でゲームが起動しない・安定しない

Windows には仮想メモリ(ページングファイル)を設定するところがあり、ページングファイルを適切に設定しないとゲームが起動しない・起動後安定しない といったことがあるようです。

特に負荷の高い最新の 3D ゲームはメモリの消費量も GB 単位で使うため、搭載しているメモリ容量が少ないパソコン(8 GB 以下)では仮想メモリ(ページングファイル)の設定が重要となる場合があります。

ただ、十分なメモリ容量(16 GB 以上)を搭載していたとしても、ページングファイルなしですべてのゲームやソフトウェアが起動・安定した動作になるとは限らないので、トラブルを避けるためにも仮想メモリ(ページングファイル)を設定したほうがよさそうです。

ネット上でよく見る仮想メモリ(ページングファイル)の設定例として、自動的に管理するのチェックマークは外して手動でページングファイルを設定。カスタムサイズで初期サイズと最大サイズを同じ数値にして固定(最大サイズはより大きくする場合もあり)。サイズは PC に搭載しているメモリ容量と同じかそれ以上を指定していることが多いようです。

注意点としては指定した仮想メモリ分と同じ容量のページングファイル(pagefile.sys)ができるので、ストレージの空き容量がさらに少なくなるというデメリットがあります。

(リンク切れ) マイクロソフト によると、ページングファイルを SSD に配置することで、パフォーマンスが得られる場合があるようです。

仮想メモリ(ページングファイル)設定の影響を受けるゲームとして、DARK SOULS IIIPUBG(PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS) が報告例としてネット上にあります。

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ユーザーアカウント制御(UAC)が原因でゲームが起動しない

OS のユーザーアカウント制御(UAC)が原因でゲームが起動しないことがあります。プログラムを管理者権限で実行 することでゲームが起動できるようになる場合があります。

Windows の設定で UAC を完全に無効化 することでこの問題を最初から切り離すことができますが、セキュリティ面では不安が残るというデメリットがあります。

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Windows 互換(互換性)モードの設定

古いゲームやアプリケーションが起動できない場合 Windows 互換(互換性)モード を適切に設定すること動作する可能性があります。

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Windows ユーザーフォルダ名、ゲームインストールフォルダパス名 2バイト文字(ひらがな、カタカナ、漢字など)が原因でゲームが起動しない

Windows のユーザーフォルダ名 (C:\Users\[ユーザーフォルダ]) やインストール先フォルダのパス名にひらがな、カタカナ、漢字などいわゆる 2バイト文字で設定されていた場合に、2バイトに対応していないゲームやアプリケーションが起動しないことがあります。(特に海外産ソフト)

このユーザーフォルダ名は OS インストール時に決めるものですが、この時英数字ではなくいわゆる日本語入力で 2バイトを含めてしまうと、C:\Users\[ユーザーフォルダ] 以下の AppData やマイドキュメントフォルダにあるゲームやアプリケーションの設定情報やセーブデータが、途中にある 2バイトフォルダ名の影響で読み書きできずエラーになるようです。

Windows XP を使っていたときからフォルダ名に 2バイト文字を含んでいると、ゲームが起動できないといったことは知っていたので、OS インストール時はかならず英数字を使うようにしていました。そのため、いままで 2バイトが原因でゲームが起動しなかったという経験は今のところありません。

もし、ユーザーフォルダ名を途中で変更したい場合はかなり複雑な手続きを踏まないといけない上に、一部ソフトによっては再設定をする可能性があります。また、下手をすると Windows が使えなくなる可能性もありますので、バックアップを取ったうえで慎重に作業をしなければなりません。

これらの作業に自信がない場合は、新しいユーザー名で作り直すといったことになります。そういったことにならないためにも OS インストール時は 2バイト文字で設定しないよう注意する必要があります。

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日本語入力システム(Office IME など)が原因でゲームが起動しない

PC ゲーム起動後、入力言語が日本語や Microsoft IME(MS-IME) ではなく Office IME などを使っている場合ゲームが起動できない可能性があり、テキスト サービスと入力言語で US 英語キーボードの追加、既定の言語 英語(米国)- US にすることでゲーム起動失敗を回避。半角/全角キーでコンソール画面表示が表示される場合は US キーボードを設定することで防ぐことができる。デメリットはすべてのソフト起動時にこの設定が適用されるため、手動で入力言語を英語から日本語に切り替える必要がある

PC ゲーム起動後、入力言語が日本語や Microsoft IME(MS-IME) ではなく Office IME など使っている場合、ゲームが起動できない(とくに海外産ソフト) ことがあります。

私が使っている Office IME 2010 の場合ですが、入力言語が日本語の場合(ネット上で報告されているものも含めて) BF 3 (バトルフィールド 3) や S.T.A.L.K.E.R. シリーズとその大型 Mod、Metro シリーズや Saints Row 4 (セインツロウ 4) などが起動できないゲームとして確認されています。

既定の言語を Office IME から Microsoft IME に変更することで解決できる可能性がありますが、日本語入力モードではゲームによってクラッシュする可能性が残ってしまいます。

そのため、これらのもっとも確実な解決方法として Windows のテキストサービスと入力言語から US 英語キーボードを追加して、既定の言語を 英語(米国)- US にすることで、キーボード入力が原因によるゲーム起動失敗をほぼ回避できるかと思います。

ちなみに、半角/全角キーでコンソール画面が表示されて閉じれない場合は、US 英語キーボードを設定することでコンソール画面が表示されても対処できるようになります。

既定の言語 英語(米国)- US 設定のデメリットとして、ゲーム以外のすべてのソフト起動時にこの英語入力が最初から適用されるため、手動で入力言語を英語から日本語に切り替える必要があります。

テキスト サービスと入力言語の詳細なキー設定タブにある入力言語のホットキーで、英語・日本語を切り替える設定をする

テキストサービスと入力言語にある詳細なキー設定タブ → 入力言語のホットキーで、英語・日本語を切り替える設定(キーシーケンス)をしておけば、キーボードで日本語入力の切り替えが楽になります。

まれにテキスト サービスと入力言語の詳細なキー設定にある入力言語のホットキーで設定した英語・日本語切り替えキーが反応しなかったり、一部の入力設定が変更できないことがあるので(Caps Lock キーなど)、その場合はタスクバーにる言語バーから言語を切り替える

英語・日本語の切り替えを頻繁やると、まれに入力言語のホットキーで設定した英語・日本語切り替えキーが反応しなかったり、一部の入力設定が変更できない(Caps Lock キーなど)ことがあります。その場合はタスクバーにある言語バーから言語を切り替えることで元通りに戻ります。

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0xc000007b エラーでゲームが起動できない

0xc000007b エラーが出てゲームが起動できない ことがあります。確認できた範囲では 64bit 版 Windows OS を使っている環境で起きるようです。

原因は 64bit ゲームで 32bit DLL ファイルが、32bit ゲームで 64bit DLL ファイルが読み込まれることで 0xc000007b エラーが発生します。

解決方法は Dependency Walker (depends.exe) というソフトを使って、問題の DLL ファイルを特定して適切な場所にファイルを配置します。

ゲームの exe ファイルを読み込ませて(ドラッグアンドドロップでも可)、CPU 列に赤い文字で表示された項目の DLL ファイルが 0xc000007b エラーの犯人です。64bit ゲームなら 64bit DLL ファイルを、32bit ゲームなら 32bit DLL ファイルが必要になります。

DLL ファイルはゲームフォルダ内にある DirectX セットアップファイルの中から該当する DLL ファイルを抽出して、ゲーム exe ファイルがあるフォルダに置く方法と、C:\Windows\System32C:\Windows\SysWOW64 フォルダまたはその両フォルダに配置する方法 があります。

このトラブルは個人的に経験したことがないため、どのフォルダ場所(System32 or SysWOW64 or ゲーム exe ファイル置き場) に DLL ファイルを配置するのが正しいのかについてはわかりませんでしたが、たいていの場合はゲーム exe ファイルがあるフォルダ内に一緒に配置することになっているようです。(DLL ファイルの配置やおおまかな原理については ここのブログ がわかりやすい)

DLL ファイルの配置に間違いなければ Dependency Walker (depends.exe) にて赤い文字が表示されなくなり、ゲームが起動できるようになります。

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DirectX のバージョンが原因でゲームが起動できない

DirectX 9.0 が動作環境のゲームが Windows 7 以降の OS でゲームが起動できない ことがあります。

解決方法は DirectX End-User Runtimes (June 2010) 95.6MB をダウンロードしてインストールします。

ダウンロード時に DirectX とは関係ない余計なインストーラーが勝手に選択されて、一緒にダウンロードされるようになっていることがあるので、必要がないものはチェックマークを外してからダウンロードします。なお、Web 版インストーラーだと OS によってインストール時にエラーになることがあるようです。

インストール後 PC を再起動してゲームの動作確認をします。

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ハードウェアが原因で起動できないゲームを無理やり起動する方法というのもあります。

やり方は Windows 10 SDK をインストールして dxcpl.exe を起動(Windows 10 では最初から dxcpl.exe があるが、有効化設定する必要あり)。ゲーム・アプリケーションに動作環境の DirectX バージョン を強制的に適用することで起動できる可能性があるようです。

ただ、動作が重いことがあるようなので PC スペック(特にノート PC など)によっては快適にプレイできるかどうかは難しいかもしれません。

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DirectX 8 時代のゲームやそれ以前の古い環境で開発されたゲームでは、プレイする PC の OS によっては不具合が発生することがあります。

解決案として ENBseries で公開されている DX8 to DX9 Converter の導入、もっと古いゲームなどでは dgVoodoo 2 を使うことで、トラブルを回避しつつプレイ時の不満な点を解消して、快適なゲームプレイ環境を構築できる可能性があります。

また、2000年に発売された Diablo 2 では Glide3-to-OpenGL-Wrapper を使うことで、現在の PC でも快適なプレイ環境を構築することができるようになっています。

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WineD3D を使うことで古いゲームが起動・プレイできる可能性があります。

ただ、最新バージョンを入れるとプレイできないことがあるので、動作報告が確認されているバージョンか古いバージョンを入れる必要があります。

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DirectPlay が原因でゲームが起動できない

DirectPlay が無効化されている OS で古いゲームが起動できないことがあります。この場合は、コントロールパネルにあるプログラムの機能から 「Windows の機能の有効化または無効化」 にて DirectPlay を有効化することで解決できます。

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AppLocale Utility(Locale-Emulator) を使わないとゲームが起動できない

その昔 UBI からリリースされた Tom Clancy's Rainbow Six Vegas 2 (レインボーシックス ベガス 2) と、SEGA からリリースされた Aliens: Colonial Marines といういずれも英語版のゲームが、AppLocale Utility というツールを使わないと起動できない という問題がありました。

ちなみに Windows 7/8.1 までなら AppLocale Utility で対応できましたが、Windows 10 では使えなくなっているようです。代わりに Locale EmulatorNTLEA - NT Locale Emulator Advance というのが公開されているので、Windows 10 の環境では自己責任でこちらのツールを使うことになります。

これらの問題は一見、日本語 OS だけに発生する問題のように見えますが、英語版 OS を使っている海外ユーザーが日本製のゲームを動かすときにも、この AppLocale Utility を使っているようです。AppLocale Utility の後継ソフトが海外で開発・公開されているところを見ると、日本以外でも他言語のゲームやソフトウェアを起動するには必須ツールといえそうです。

なお、AppLocale Utility や Locale EmulatorNTLEA - NT Locale Emulator Advance を使わないで、OS の システムロケール (コントロールパネル - 地域と言語 - 管理タブ) を変更してゲームを起動させる方法があります。ただ、ゲーム以外のソフトでは文字化けになったり、システムロケール切り替えごとにおそらく毎回再起動が入ると思うので、ツールで切り替え方法と比べると不便です。

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Games for Windows Live (GfWL) が原因でゲームが起動できない

マイクロソフトのオンラインサービス Games for Windows Live (以下、GfWL) が原因で、それを採用したゲームが起動できないことがあります。

GfWL 絡みでゲームが起動できない場合は、最新版 Games for Windows - LIVE をインストールすることで解決できる可能性があります。

Fallout 3 に関しては GfWL を無効化する Mod Games for Windows LIVE Disabler を使うことで解決するといった情報もあります。

過去に GfWL でリリースされたゲームは各メーカーが Steam に移行措置を行うことで、GfWL によるゲーム起動問題に対応してきました。ただ、すべてのゲームが Steam に移行できたわけではなく、現在も GfWL を入れないと起動できないゲームが残っています。

もし何らかの理由で GfWL 採用ゲームを購入してプレイする場合は注意が必要です。理由はゲームキーの登録が GfWL で登録できない状態 (キー認証サーバー終了) となっているためです。

すべてのゲームキーが GfWL で登録できないかどうかはわかりませんが、個人的に確認した範囲では GfWL 版ダークソウル(Steam に移行済み)はキー認証が通りませんでした。

2017年9月現在、キー認証サーバー以外のオンラインサービスは稼働しているようです。

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GameSpy サービス終了が原因でゲームが起動できない・マルチプレイができない

GameSpy サービスが 2014年5月31日に終了したことにより、これらのサービスを使ったゲームのマルチプレイができない、ゲームによっては起動すらできないということがあります。

GameSpy が使われているゲームタイトルは非常に多く、GameSpy サービス終了にともない一部のゲームメーカーが Steam 移行やパッチを用意するなど対応していますが、それでも一部の機能が利用不可になったり、そのままサポート終了となったゲームもあります。

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ゲームは起動するがマルチプレイができないという状態については、GameSpy に代わる代替サービス・サーバー・ソフトウェアの利用やゲームタイトルごとに設定することで解決できる可能性があります。

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S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl (SoC) というゲームについて。古いバージョンでは GameSpy サーバーに接続できないことにより、xrGameSpy.dll が原因でゲームが起動しないことがあったようです。対応方法としてファイアウォールソフトで XR_3DA.exe の外部送信をブロックすれば解決できるというものがありました。

おそらく最新バージョン(パッチ)ではその問題は解決していると思いますが、もし他に古いゲームでゲーム起動が失敗する場合、GameSpy サービスに対応していたゲームかどうか確認したほうがいいかもしれません。

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コピープロテクトが原因でゲームが起動できない

過去にリリースされたゲームインストール・プレイ用ディスク CD-ROM、DVD-ROM メディアのコピープロテクト SafeDisc、SecuROM、StarForce についての情報をまとめてみました。

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コピープロテクト SafeDisc、SecuROM が原因でゲームが起動できない

2015年9月の Windows Update で公開された KB3086255 で、コピープロテクト SafeDisc、SecuROM の secdrv.sys ドライバのサービスが無効化されました。そのため、KB3086255 がインストールされた OS 環境下では SafeDisc、SecuROM のゲームが起動しません。

この問題を回避するためには、次の 3通りに絞られます。

  1. KB3086255 をインストールしない
  2. KB3086255 がインストール済みならアンインストールする
  3. KB3086255 がインストール済みなら secdrv.sys ドライバサービスを手動で開始する(Windows 10 の場合、さらにもうひと手間)

前者(1. と 2.)のやり方はセキュリティ上好ましくないため、基本的に後者(3.)のやり方で古いゲームディスクを起動することになるかと思います。

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ゲームメーカーの EA が SecuROM 対応ゲーム用の再認証ツールをリリースしていたり、SecuROM 公式サイトでツールの提供やタイトル別の対応方法が記載されています。これらに該当するゲームメディアを所持しており、PC でゲームをプレイする際には確認していたほうがいいかもしれません。

一部のタイトルはダウンロードソフトとしてリリースされているものもあります。ダウンロードソフトならコピープロテクトによるゲーム起動失敗の心配はないので、ゲームメディアからインストール・プレイするのは諦めて乗り換えてしまうのも手です。

ただ、ダウンロードソフトでもディスク版と動作仕様が異なっている可能性(最新版 OS に対応していないなど)や、ゲーム内言語が限定(ディスク版≠ダウンロード版)されていたりすることもありますので、細かい違いについては入念な下調べは必要になります。

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KB3086255 がインストールされている Windows Vista/7/8.0/8.1 OS 環境下では、基本的に管理者特権を持つコマンドプロンプトから secdrv.sys ドライバサービスを開始することで SafeDisc、SecuROM のゲームを起動することができます。

ネット上ではこの手続きを簡単にするためのバッチファイルや ツール が公開されているので、これらの方法を用いればゲーム起動前の面倒な作業を省略することができます。

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Windows 10 で SafeDisc、SecuROM のゲームを起動させる場合に限ってはもうひと手間が必要となっています。Windows 10 OS は所持していないため確認できないのですが、かなりの手間(ドライバの署名と Windows テストモード起動)が必要なため、Windows 8.1 以前のような手軽さがないのが難点となっています。

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コピープロテクト StarForce が原因でゲームが起動できない

SafeDisc、SecuROM とは別に、StarForce というコピープロテクトがあります。このプロテクトが採用されているゲームの場合は SafeDisc、SecuROM よりやっかいです。

StarForce の公式サイトにはツールが公開されており Windows 10 までの対応方法が載っていますが、StarForce のバージョンによってサポートしている OS が決まっています。基本的に新しい OS ほど、古いバージョンの StarForce のゲームがサポートされていません。

どうしてもゲームが起動しない場合は、StarForce をサポートしている OS を引っぱり出してそこでインストールしてプレイするか、なんらかの方法で StarForce のコピープロテクトをスキップさせるしかありません。

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NVIDIA ドライバ nvlddmkm.sys ファイルが原因でゲームが安定しない

NVIDIA の GeForce ビデオカードを使用している場合、インストールされている GeForce ドライバの nvlddmkm.sys ファイルが古いままだと、ゲーム中に 「ディスプレイドライバーの応答停止と回復」 になってゲームがクラッシュすることがあるようです。

※ ディスプレイドライバーの応答停止と回復になる原因はいろいろあるため、ドライバだけの原因ではないこともあります。省電力機能やオーバークロックが原因 でなることがあるので、こちらもご確認ください。

解決方法としては問題の nvlddmkm.sys のバージョンが古ければ最新版に差し替えることになります。以前は nvlddmkm.sys を手動で上書きや削除するなど危険なやり方が紹介されていましたが、現在はドライバインストール時に 「クリーンインストールの実行」 にチェックマークを入れるか、「Display Driver Uninstaller(DDU)」 を使えば古い nvlddmkm.sys が残ることはありません。

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NVIDIA PhysX ドライバが原因でゲームが起動できない

NVIDIA の GeForce ドライバとは別に PhysX(リアルタイム物理演算エンジン) ドライバというものがインストールできるようになっていますが、この PhysX ドライバが原因で一部の古いタイトルが起動できません。

NVIDIA 公式サイトから NVIDIA PhysX Legacy System Software (対応するゲームタイトルも一緒に記載) をダウンロード・インストールすることで解決できます。

ただ、Infernal というゲームに関しては 別途追加ファイル (AGEIA PhysX Engine) が必要なため、手動でファイルを入れておく必要があります。

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マルチコア・マルチスレッドが多い CPU が原因でゲームが起動できない・安定しない

CPU のマルチコア・マルチスレッドが多すぎるとゲームが起動しない・安定しないといったことがあります。

何十もあるコア数スレッド数のある CPU でゲームをやろうとしてもゲームが起動できない、fps が出ない、起動してもカクつきが頻発することがあります。また、4コア 4スレッド のような一般的な CPU でも非常に古いゲームをやろうとすると、同じようにゲームが起動しなかったりカクつきが発生して、快適にゲームがプレイできないことがあります。

ゲームを含むソフトウェアは、現行のハードウェア・CPU・OS を想定したつくりとなっているのがほとんどだと思いますので、最新の CPU で古いゲームを動かす際にいろいろと問題がでる可能性があります。最新のゲームでもすべての CPU に対して最適化されているわけではないので、マルチコア・マルチスレッド数が多くなるほどなんらかの不具合が発生する可能性が大です。

基本的に タスクマネージャーや bat ファイルでゲームに使用するコア数の指定参考:Ryzen CPU と Intel CPU のコア制限によるベンチマークの影響) や、古いゲームなら CPU コア数を 1~2 コアと最小限に設定したり、マルチスレッドに最適化されていないゲームなら、Intel CPU なら ハイパースレッディング(Hyper-Threading Technology) を、AMD CPU Ryzen なら SMT(Simultaneous Multi-Threading)HPET(High Precision Event Timer) を無効化することで解決できる可能性があります。

CPU コア数やスレッド数の指定は、タスクマネージャーに表示されたゲームプロセス名ごとに設定できますが、これだとゲームを起動するごとに設定しなければなりません。bat ファイルやショートカットの起動オプションからも設定できますが、affinity 値の指定がやや面倒ですし、作成したショートカットファイルを残しておかないといけません。

私の環境ではタスクマネージャーのように簡単に設定できて、かつ設定も保存される System Explorer を使っています。ただ、CPU が原因で起動後すぐコケてしまうようなゲームであれば、affinity 値を指定したショートカットから起動する必要があります。

過去に コア数・スレッド数が大幅に増えた Ryzen CPU と Windows 10 環境でゲームをプレイすると、fps がまったくでないといったネット情報 があり、この場合 affinity 値を物理コアのみ指定 することで解決できたようです。このように特定の CPU・OS・ゲームとの組み合わせで発覚する問題もあるので、CPU の多コア・多スレッド数だけが一概に悪いといえないところがあります。

コア数・スレッド数以外に、ゲーム中 CPU が勝手にクロックを下げる 省電力機能 が働くことでカクつきが発生することがあります。CPU がモニタリングできるツールを使って勝手にクロックが下がっていないかどうか確認して、クロックダウンの影響と判断できれば CPU の 省電力機能 を完全に切るようにしたほうがいいかもしれません。

このへんは CPU の仕様、OS やマザーボードの設定を含む PC 環境、それにゲームによって違うので、ネットでよく調べるか試行錯誤して確認するしかないでしょう。

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PC ハードウェアが原因でゲームが起動できない

ハードウェアが原因でゲームが起動できなかったりゲーム中に落ちたり、最悪 PC ごと落ちてしまうといったことがあります。ハードウェア構成に変更がなくある日突然発生した場合、OS やソフトウェアの設定など含めて原因が多岐に渡るので特定が困難になります。

参考 URL の情報によると、FSP 製電源ユニット(RAIDER) や ASUS モニターとグラボの接続方法(Display Port)が原因という 特定の製品・特定の組み合わせたトラブル事例 があるので、通常はなかなかそこまで気づけず見過ごしてしまうでしょう。

使用しているハードウェアがマイナーであるほど、こういった情報はネット上で集めにくいため、導入するハードウェアはネット上の口コミ情報が多いものを目安に選んだほうが、トラブル時の情報収集で原因が特定できる可能性が高くなります。

ほかにも最新の OS、ハードウェア、ドライバ、常駐ソフトなどが原因で古いゲームが起動できないといったことがあります。リフレッシュレートが 75Hz、120Hz、144Hz 以上のモニターやビデオカードの設定により、何年も前に発売されたゲームが起動しないといったこともあるようです。(PC 版ダークソウルなど)

マルチディスプレイ環境ならシングルディスプレイ(モニター 1台のみ)にする、グラボメーカー混在環境(NVIDIA + AMD) ならどちらかのグラボだけにしてみる、グラボ+内蔵 GPU 環境なら内蔵 GPU を無効にする、SLI や CrossFire などのグラボ複数搭載環境なら 1枚だけにする、モニターケーブルを変更する(Display Port → HDMI、DVI)など、PC 環境をできるだけシンプルにしてみることで原因の特定や問題解決の近道かもしれません。

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省電力機能(OS、ハードウェア)やオーバークロックが原因でゲームが安定しない

ハードウェアや OS の省電力機能、CPU・GPU のオーバークロック設定の影響で負荷が非常に高いゲームで不安定となって、「ディスプレイドライバーの応答停止と回復」 が表示されたり、ゲームがクラッシュしたり PC 丸ごとフリーズしたりして、ゲームがまともにプレイできないことがあります。

こういった省電力機能やオーバークロック設定は徹底的にオフにして CPU、メモリ、ビデオカードを定格動作に設定。これでゲームプレイが安定するかどうか確認します。

あとはゲーム起動中に CPU・GPU モニタリングソフト(MSI AfterBurner や GPU-Z など)を使い、周波数(Hz)が勝手に落ち込んだりハードウェア仕様より異常に周波数が高くなっていないか確認したり、CPU・GPU 使用率が極端に低くないかを確認します。

とくに CPU・GPU の使用率がいきなり大きく下がることがあれば省電力機能が働いている可能性が高いと思われますので、かならず設定を見直してみましょう。

CPU・GPU 使用率はゲームによって CPU・GPU どちらかに依存してることがあるので、その辺の情報もできれば収集しておきたいところです。

※ 私が使っている PC 環境は Windows 7、Sandy Bridge マザーボード、Ivy Bridge CPU という今となっては世代が古い OS・ハードウェア(さらにそれ以前に古いハードウェアも流用)を使っているため、現行品で新しい OS やハードウェアを使っていればこれらの設定がどこまで有効かわかりませんし、このような設定は必要ないかもしれません。

ゲームプレイに影響ありそうな省電力機能・オーバークロック設定
  • OS の電源プランを 高パフォーマンス に設定
  • OS の電源プランから PCI Express の リンク状態の電源管理をオフ に設定
  • OS の電源プランから プロセッサの電源管理の最少・最大のプロセッサの状態を 100% に設定
  • マザーボードの BIOS より Turbo Mode(Turbo Boost・・・TB) 無効
  • マザーボードの BIOS より Enhanced Intel SpeedStep Technology(EIST) 無効
  • マザーボードの BIOS より CPU C1E、C3 Report、C6 Report すべての項目を無効
  • マザーボードの BIOS よりメモリ設定を Auto からマニュアルでメモリ仕様の電圧・周波数を指定(定格に設定)
  • (NVIDIA GeForce の場合) NVIDIA コントロールパネルよりヘルプメニューにある 「デバッグモード」 にチェックマーク(リファレンスクロックに変更)
  • オーバークロックツールを使って、Power Target (Power Limit) やクロック数を下げる
  • (NVIDIA GeForce の場合) NVIDIA Inspector の Multi Display Power Saver を使ってゲーム起動中は 「P0」 (最大パフォーマンス) で維持できるように設定
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Mod をたくさん入れたらゲームがまともにゲームプレイができない

32bit 専用アプリケーション(ゲーム) にたくさんの Mod を導入している場合、ゲームが使えるメモリ容量の制限により、まともにゲームがプレイできない可能性があります。

このメモリ制限の問題を解消できるかもしれない方法として、64bit Windows OS を使っているなら 32bit アプリケーション(ゲーム)に 4GB Patch を適用するやり方があります。

4GB Patch が確実に対応しているかどうかはネット上にある動作確認報告次第ですが、有名な過去作の大作ゲーム(Fallout3、Fallout: New Vegas、The Elder Scrolls IV: Oblivion など)は対応していることが多いようです。ゲームによってはすでに対応しているものもあります。

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サウンドデバイスのサンプリングレート(サンプルレート)が原因でゲームが起動しない

サウンドデバイスのサンプリングレート(サンプルレート)が原因でゲームが起動しないことがあります。特に古いゲームでよくあるようです。この場合、サンプリングレート(サンプルレート)を 48,000Hz や 44,100Hz まで下げることで解決できる可能性があります。

同じサンプリングレートでもビット深度(32ビット、24ビット、16ビットなど)が影響してることもあるかもしれないので、サンプリングレートのみの変更では解決できない場合に、一緒にビット深度の設定を下げてみることでゲームが起動するようになるかもしれません。

最新のゲームではそのようなことはほぼないかと思いますが、サウンドデバイスやドライバ、ゲームの仕様次第でサンプリングレート(サンプルレート)設定が高いとゲーム中常時ノイズが聞こえることがあります。

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コピーガード Denuvo (Denuvo Anti-tamper) や Steam API によるゲームパフォーマンスの影響

大手ゲームメーカーからリリースされている大作、リメイク、リマスター作品の多くに、コピーガード Denuvo (Denuvo Anti-tamper) を採用している ゲーム が見られます。

このコピーガード Denuvo がゲームパフォーマンスに少なからず影響を与えているとされており、本来出るべきはずのフレームレートやロード時間の短縮を発揮できない可能性があるという情報が 話題 になっているようです。

ただ、Steam 版では Steam API がゲームパフォーマンスの影響を与えているということもあるので、海外ユーザーが Mod を公開していたりと、Denuvo 以外の環境でも影響があるという指摘もあり、コピーガードだけの問題ではない可能性もあります。

ゲームのコピーガード問題はなにかとユーザーにとって不利益になることが多いのですが、2016年以降いくつかのゲームタイトルが Denuvo を無効化 していることもあります。ディスク版のコピーガード と違い発売がある程度経過したゲームには、こういった措置を期待できるかもしれません。

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デジタル配信プラットフォーム別 ゲームの整合性チェック機能

昨今のほとんどの PC ゲームはゲーム会社が提供しているデジタル配信プラットフォームを使い、CD や DVD などの物理メディアがなくても、ゲームの購入とダウンロードができてプレイできるようになっています。

便利な反面、ファイルに何らかの問題があった場合、それが原因でゲームが起動しなかったり、原因不明のエラーが発生する可能性があります。

そういった疑いがあるようであれば、基本的にゲームを再ダウンロードしてインストールすることになりますが、最近のトリプル A 大型タイトルだとゲームデータの容量が非常に大きく、回線環境や時間帯によってはダウンロードに何時間もかかることもあります。

再ダウンロード・再インストールは最終手段として、その前に試せる機能があります。各デジタル配信プラットフォームには 「ゲームの整合性チェック」 「修復」 「認証」 「スキャン」 などといった名前が統一されていませんが、ゲームデータを修復する機能が備わっています。

この機能を利用すれば、再ダウンロード・再インストールすることなく、短時間で異常があるゲームデータを元の状態に戻すことができます。

Steam ゲームの整合性チェック方法

デジタル配信プラットフォーム Steam ゲームファイルの整合性確認ボタンをクリックすると整合性チェック開始

Steam の場合、ライブラリからゲーム名を右クリックし、メニューからプロパティを選択します。

ローカルファイルタブを選択して 「ゲームファイルの整合性を確認」 ボタンをクリックすると、Steam がゲームファイルの整合性を確認します。

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GOG Galaxy ゲームの整合性チェック方法

デジタル配信プラットフォーム GOG Galaxy LIBRARY からゲームタイトルをクリックして、その他 → 「インストール管理」 → 「認証/修復」 をクリック デジタル配信プラットフォーム GOG Galaxy LIBRARY からゲームタイトルをクリックして、その他 → 「インストール管理」 → 「認証/修復」 をクリック、「ゲームを認証」 ボタンを選択すると整合性チェック開始

GOG Galaxy の場合、LIBRARY からゲームタイトルをクリックして、その他 → 「インストール管理」 → 「認証/修復」 をクリックします。

「ゲームを認証」 ボタンを選択すると整合性チェックを開始します。

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Origin ゲームの整合性チェック方法

デジタル配信プラットフォーム Origin 「ゲームライブラリ」 からゲームを右クリックして、「修復」 を選択して整合性チェック開始 デジタル配信プラットフォーム Origin 「ゲームライブラリ」 から選択したゲームの歯車アイコンをクリックして、「修復」 を選択して整合性チェック開始

Origin の場合、「ゲームライブラリ」 からゲームを右クリック、または「ゲームライブラリ」 から選択したゲームの歯車アイコンをクリックして、「修復」 を選択すると整合性チェックを開始します。

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Uplay ゲームの整合性チェック方法

デジタル配信プラットフォーム Uplay ゲームタイトルから 「プロパティ」 → 「ローカルファイル」 → 「ファイルの確認」 ボタンをクリックして整合性チェック開始

Uplay の場合、ゲームタイトルから 「プロパティ」 → 「ローカルファイル」 → 「ファイルの確認」 ボタンをクリックすると整合性チェックを開始します。

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Battle.net ゲームの整合性チェック方法

デジタル配信プラットフォーム Battle.net ゲームタイトルのオプションからスキャンと修復をクリック デジタル配信プラットフォーム Battle.net ゲームタイトルのオプションからスキャンと修復をクリック、スキャン開始を選択して整合性チェック開始

Blizzard Entertainment の Battle.net の場合、ゲームタイトルのオプションからスキャンと修復をクリックして、スキャン開始を選択すると整合性チェックを開始します。

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Epic Games Launcher ゲームの整合性チェック方法

デジタル配信プラットフォーム Epic Games Launcher ギア(歯車)アイコンから認証するをクリック

  • Epic Games Launcher の場合、ゲームタイトルにあるギア(歯車)アイコンから認証するをクリックすることで、整合性チェックを開始します。

    DirectX 10 が原因でゲームがクラッシュする問題

    ゲームの動作環境や設定に DirectX 10 がある場合、DirectX 10 で動作させるとゲームが途中でクラッシュすることがあります。

    調べてみるとどうも Windows 7 用アップデート KB2670838 により、DirectX 10 関連ファイルが更新されたのが原因のようです。

    KB2670838 をアンインストールする方法 もありますが、アンインストールしなくても対策できる方法があります。

    GOG.com の STALKER series Forum によると、次の 3ファイルを検索してそれぞれ一番古いファイルを見つけて流用する方法です。

    • d3d10.dll - 2009/07/14
    • d3d10_1.dll - 2009/07/14
    • dxgi.dll - 2010/11/21

    検索するとそれぞれのファイル名で同じ日付のファイルが 2つずつ見つかりますが、C:\Windows\winsxs\x86_microsoft-~ にあるのが 32bit 版用、C:\Windows\winsxs\amd64_microsoft-~ にあるのが 64bit 版用のファイルとなっています。ゲームが 32bit 版であれば 32bit の dll ファイルを、64bit 版であれば 64bit の dll ファイルが必要です。

    あとは上記 3ファイルをコピーして、ゲームの exe ファイルがあるフォルダに置くだけです。ゲームを起動してクラッシュしなくなれば解決です。

    ゲームによってはランチャー経由でゲームのプログラムが起動するタイプもありますので、ランチャーとゲームプログラムが別々のフォルダで管理してある場合は、ランチャー側に dll ファイルを置いても効果がないかもしれません。

    注意点としてはアンチエイリアスの injectSMAA が使えないそうです。

    また、32bit 版だけでいいのであれば S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky - Sky Reclamation Project (SRP) をダウンロードして、その中にある Optional Features\#2. (Choose From This Folder Last)\DX10 Patch フォルダに必要な dll ファイルが同梱されているので、そこから流用することも可能です。

    私の PC 環境では Windows 7 64bit の場合、S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky の DirectX 10 モードでクラッシュ問題を解決できたことを確認しています。

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    PC ゲームトラブル まとめ

    以上、できるだけ考えうる PC ゲームトラブルの傾向と対処方法をまとめたつもりですが、PC ゲームによってバグやパフォーマンス低下などのトラブルは山ほどありますので、これでもまだまだほんの一部かもしれません。

    国内外で PC ゲームの情報量の差はありますが、日本語による解決方法が見つからなければ、(Steam や海外でリリースされているゲームなら)海外のゲームメーカー・開発スタジオ・Steam・GOG.com などの英語フォーラムに行き、情報収集して解決方法を探すしかないと思います。

    英語という言葉の壁がありますが、ユーザーが多いゲームなら日本語にはない解決方法が記載されている可能性もあります。そのため、プレイするゲームタイトルのフォーラム場所はあらかじめ把握しておいたほうがいいでしょう。ブラウザによっては右クリックから英→日に翻訳できますので、長文の英文も少しは楽に読めるようになります。

    英語フォーラムで目的の情報を調べるときは次のような英単語で検索したり、グーグル検索ならゲームタイトルとセットで使えば目的の情報が見つかるかもしれません。

    • Known Issues(既知の問題、現時点で確認されている問題)
    • Performance issue(パフォーマンス問題)
    • fps drop(フレームレート問題)
    • Stutter、Stuttering(カクつき)
    • CTD(CTD・・・Crash To Desktop、ゲームが強制終了してデスクトップ画面に戻ること)
    • ~ lag(~ ラグ・遅延)
    • ~ issues(~ 問題)
    • ~ fix(~ 修正)

    大手ゲームメーカーの AAA(トリプルエー) タイトル 最新 3D ゲームやスケールが非常に大きいオープンワールドなどの巨大プロジェクトは開発が複雑になり、動作環境の要求スペックが非常に高く、またリリース直後は PC への最適化が不十分(場合によってはグラボドライバの更新が必要)で快適なプレイができなかったり、最悪エラーでまともにプレイできないといったことが考えられます。

    メーカーが定期的なバグ修正・パフォーマンス向上パッチを配信するなどがあればいずれよくなる可能性がありますが、必ず良くなるという保証はなく、かえって悪化する可能性も残ります。

    こういったゲームプレイの安定性を求めるとなると、行きつく先は(ゲームタイトルがマルチプラットフォーム対応なら)コンシューマ機ということになりそうです。コンシューマ機が絶対安定しているとは限りませんが。

    このへんは自作 PC と同じで、PC ゲームのトラブル対応はゲームに対するある種の 「愛」 みたいなのがないとやってられないと思います。

    PC スペックに関しては大人数マルチプレイゲームや広大なオープンワールドを主体としたゲームだと、CPU のグレードによってだいぶパフォーマンスが変わる(i5 より i7 が fps がでる)といったことをネット上でいくつか見たことがあります。

    CPU 世代が新しくなっても、新 Core i5 と 旧 Core i7 の差はそう簡単には縮まらないようです。コア数、スレッド数、キャッシュサイズが大幅に変更されれば別かもしれませんが・・・。

    こういったジャンルのゲームは Core i5 より Core i7 の方が(ゲームが多コア・多スレッドに最適化されていれば)ゲームパフォーマンス(fps)が向上できるかもしれません。最終的にはゲームによる CPU や(ドライバを含む)グラボへの最適化次第だと思いますので、新しく PC を組んだり CPU 換装を考えているのなら、そのことをよく調べた上で検討したほうがよいでしょう。

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