ガスボンベがあれば何度でも使えるライター、新富士バーナーのスライドガスマッチ KB-410 を購入しました
以前の記事 では、HEM のインド香 インセンス スティックタイプとコーンタイプを大量にまとめ買いした記事を公開しました。
お香を焚く際にはマッチが手軽でよく使っていたのですが、インセンスの本数が非常に多く短時間で燃え尽きてしまうスティックタイプとコーンタイプでは、お香を焚くたびにマッチの燃えカスが増えてしまいます。
マッチから手持ちの Zippo ライターに切り替えようかと思いましたが、インセンスホルダーで焚く場合、Zippo オイルライターの形状とインセンスホルダー内が狭いため、非常に着火がしにくいです。
インセンス スティックやコーンを手に持った状態で着火後にインセンスホルダーに置けばいいですが、面倒ですし手が滑って部屋の中に落としたりヤケドしてしまう可能性があります。
そのため、できればインセンスホルダーに取り付けたままで着火できるマッチが便利でしたが、使用するたびにゴミが出てしまいます。また、消耗品のため買い置きしておかなければならないという点も気になっていました。
マッチや Zippo ライターにかわるものとして、まず思い浮かんだのがチャッカマンですが、使い捨て商品のものがあるので却下。
次に見つけたのが形状がチャッカマンのガス注入式ライター。これならマッチのように毎回燃えカスがでる心配はなく、ガスボンベでガスを補充することができます。Zippo ライターでは着火しにくい場所でも、先端の火口が伸縮するタイプであれば周囲が狭い場所でも楽に着火することができます。
いくつかあるガス注入式ライターの中で今回は 新富士バーナー スライドガスマッチ KB-410 を購入してみました。開封して中身と使い心地をチェックしてみます。
マッチのかわりとして 新富士バーナー スライドガスマッチ KB-410 を購入しました。
同社のスライドガスマッチ商品では形状がまったく一緒の ソト(SOTO) スライドガスマッチ ST-407LV というのがありますが、こちらは旧モデル(2015年)のようです。(新富士バーナー スライドガスマッチ KB-410 は 2017年発売)
ただ、仕様を見る限りではまったく同じようなので、おそらく性能は一緒だと思われます。
また、同社から同じ形をした スライドガストーチ がありますが、今回ライターの代わりになる程度のものでよかったので、スライドガスマッチ を選びました。
新富士バーナー スライドガスマッチ KB-410 を開封したところです。保証書が入っており保証期間は 2年となっていました。
新富士バーナー スライドガスマッチ KB-410 本体のガス調節つまみとガス注入口です。
カセットガスとライターガス両方に対応しているスライドガスマッチですが、ガスの成分や純度が違うと着火に影響が出ることにより、安価なカセットガスより値段が高いライターガスのほうがおすすめとされています。
以前ターボ式ライターを所持していたことがあり、その時に購入しておいた WINDMILL ウインドミル ガスボンベ 65g 高純度 活性炭フィルター内蔵 が残っていたので、こちらを再利用することにしました。
他社からライター用ガスはいくつも出ており、50g 前後の少量タイプから 100g 以上の大容量タイプの 2種類が基本的にラインナップされています。100g 以上のタイプでも 1本 500円以下で購入できますので、頻繁に着火するのであれば大容量タイプを購入したほうがお得です。
新富士バーナー スライドガスマッチ KB-410 のガス残量確認窓です。
購入直後はガスが最初から入っていましたのですぐに着火できます。ガスがほぼ満タンに入っている状態なら、本体をかなり傾けないとガス残量がわかりにくいです。本体を逆さにして奥に倒すように傾けることで、より正確なガス残量がわかりやすいと思います。
新富士バーナー スライドガスマッチ KB-410 の火口つまみを引き上げてスライドパイプを伸ばしたところです。この伸縮パイプのおかげで狭い場所でも対象物に着火しやすくなります。
新富士バーナー スライドガスマッチ KB-410 の点火ボタン(セーフティロックスイッチ)です。点火時はセーフティロックスイッチを横にスライドしてロック解除してから、点火ボタンをカチッという音がするまで押し込みます。
本体過熱防止のため、使用時は火口つまみで本体から火口を 3cm 以上引き上げる必要があります。
使い方はシンプルでガスボンベがあればマッチのようにゴミがでないところまではいいのですが、安定して着火するかどうかは別問題です。
最初は一発で着火することはほぼなく、何回やってもなかなか着火しないことがあり、最初は不良品を引いてしまったのかと思ってしまいました。
その後、ガス調節つまみを中央からややマイナス寄りに調節したり、WINDMILL ウインドミル ガスボンベ 65g 高純度 活性炭フィルター内蔵 でガス注入、点火作業を繰り返しているうちにさほど問題なく着火できるようになりました。うまくいけば一発で着火するようになります。
ただ、すぐ着火するときとなかなか着火しない時があって、詳しく調べてみると、電子(ガス)式ライターの圧電着火やガスの成分、使用場所の環境(気温、気圧)によってはなかなか着火しにくい状況になるようです。
以下、ネット上で見つけた電子(ガス)式ライターがなかなか着火しない原因と対策です。
- ガス注入直後はライターが冷えているので、常温に戻ってからまたは手で暖めてから点火してみる
- 気温の低い場所では着火しにくい、ガス調節つまみでマイナス方向に調節、手で暖めてから点火してみる
ガス調節つまみを適正な位置で調節(着火後、火の大きさが約 1.5cm 程度になるよう調節)- カセットガスではなく、純度が高いライター用ガスを使う
- 点火ボタンの押すタイミングを変える(ゆっくり押す、押して離してすぐに押す、その繰り返し)
- 何回か着火作業を繰り返すと、慣らしで火が着くようになる?
- 点火ボタンを押したままガスを出している状態で、ライターなどの火に近づけて着火する
- 気圧の低い高地では着火しない場合があるので、あきらめてマッチやオイルライターを使う
便利なガス式ライターですが安定して着火する条件が厳しいので、信頼性においてはマッチ、Zippo ライターに軍配が上がります。着火しないときに備えて点火機構が異なるものもセットで用意しておいたほうがいいでしょう。
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