ダークソウルシリーズのゲームシステムからみるダークソウル リマスターへの期待と不安、ダークソウル リマスターで気になる点・改善してほしいと思うことをピックアップしてみました
2018年1月に DARK SOULS REMASTERED (ダークソウル リマスター) が発表、同年5月に発売予定となったのをきっかけに、久しぶりに 各種 MOD を導入 した Steam 版 DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION (日本語版タイトル)、DARK SOULS: Prepare To Die Edition (英語版タイトル) をプレイしました。
当時は PS3 版も含めかなり夢中になってプレイしたゲームですが、その後リリースされた続編の DARK SOULS II (PS3 版のみ通しでクリア、DLC 未プレイ)、DARK SOULS II: Scholar of the First Sin (PC 版のみ途中までプレイ、未クリア)、DARK SOULS III (PC 版 DLC 含め一通りクリア済み) とソウルシリーズを一応プレイしてきた身としては(ただし、マルチはほぼ白プレイ、侵入はほぼゼロ)、当時のシステムをそのまま移植しただけの内容になってしまうと、初代を知らないユーザーから見るとシステムが不便・不親切に見えたりして、いろいろと不満が出るんじゃないかという気がします。
PS3 版ダークソウル リリース当初は凶悪な仕様やバグなどがありで大変だったようですが、パッチでいろいろ修正されたことによりだいぶ遊びやすくなったような流れだったと記憶しています。(私の場合はリリース後、しばらく経過してから初プレイ)
今回の記事ではオリジナルの DARK SOULS の主要なゲームシステム部分に注目して、ナンバリングタイトルと異なる部分・気になる点(多くの方が不満を感じると思われるところ)をピックアップしてみました。(画像はすべて PC 版 DARK SOULS)
リマスターということで画質の向上だけでなく各種大量のバグ修正にも期待できますが、マルチプレイの人数が 4人から 6人へと変更されていたりと、リマスターの範囲を超えてた仕様変更もアナウンスされています。
リマスターということで初代ダークソウルのゲームシステムの刷新はあまり期待できませんが、当時の雰囲気を失わないためにも忠実な再現も必要だと思う反面、DARK SOULS REMASTERED (ダークソウル リマスター) では初代ダークソウルにあった各種ゲームシステムについてできるだけ改善や緩和、内容によってはテコ入れをしてほしいと思うところがあります。
以下、DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION (DARK SOULS: Prepare To Die Edition) に関するネタバレが含まれています。また、ゲームシステムについてすべての仕様を確認したわけではないので、間違った情報が含まれている可能性があります。
グラフィックス設定(解像度、フルスクリーンオンオフ、アンチエイリアス、モーションブラーのみ)
PC 版 DARK SOULS のグラフィックス設定画面です。解像度(フル HD まで)やフルスクリーンオンオフの画面設定と、アンチエイリアスとモーションブラーのオンオフのみしかないというシンプルなものとなっています。
PC 版 DARK SOULS REMASTERED (ダークソウル リマスター) ではどの辺まで設定できるのか気になるところですが、DARK SOULS III のゲームエンジンを使用しているのであれば、幅広い設定ができることが予想されます。
個人的にはボーダーレスウィンドウ(仮想フルスクリーン)モードをゲーム内に標準実装してほしいところです。
- Steam 版 ダークソウル(DARK SOULS Prepare To Die Edition) の完全日本語化と MOD 導入ガイド
- PC 用 DirectX 11 対応版 DARK SOULS II SCHOLAR OF FIRST SIN (数量限定特典同梱) パッケージ版を購入しました
- PC 版 DARK SOULS III パッケージ版限定特典 特製マップ&オリジナルサウンドトラック付 を購入しました
- PC 版 DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION 購入、セーブデータの自動バックアップツールとグラフィックス強化 Mod ReShade を入れてみました
- Borderless Gaming を使ってゲーム画面のアスペクト比を維持したまま、ウィンドウ枠を消去してボーダーレスウィンドウ(仮想フルスクリーン)でゲーム画面を表示する方法
操作設定(キーボードのみ)
PC 版 DARK SOULS の操作設定画面です。ゲーム内ではキーボード操作のみしか変更できない仕様でした。
コントローラーは XInput 対応コントローラーであればそのまま使うことができますが、ゲーム内で操作をカスタマイズすることはできません。外部ツールなどを使用してカスタマイズするしかありませんでした。
DARK SOULS III では自由にボタンカスタマイズできたと思うので、同じゲームエンジンを使用するのであればここら辺の不満点は改善される可能性は高いでしょう。
- 新型 PS4 コントローラー(デュアルショック 4)を PC で使えるように DS4Windows をインストールした時のメモ
- 新型 PS4 コントローラー(デュアルショック 4)を PC で使えるように Input Mapper をインストールした時のメモ
- PS3 コントローラー(デュアルショック 3)を PC で使えるように XInput Wrapper for DS3 をインストールした時のメモ
- 新型 PS4 コントローラー(デュアルショック 4)を XInput Wrapper for DS3 で使えるように設定してみました
- 新型 PS4 コントローラー(デュアルショック 4)と操作を快適にする便利なアクセサリーを購入しました
- Xbox360 コントローラーや DUALSHOCK 3 を PC で使うために非公式ドライバやツール、設定に関するネット情報を集めてみました
- 新旧 Xbox 360 コントローラー を 64bit 版 Windows 7 OS PC に接続してどのように認識するのか確認してみました
- Xbox 360 コントローラーの公式ドライバをインストールしてみました
- XInput Plus のダウンロードと初期設定の確認をしてみました
- XInput Plus を使って Xbox 360 コントローラーの設定を変更してみました
キャラクター作成(キャラの作り直しなし、ステータス再振りなし)
DARK SOULS のキャラクター作成画面です。
ステータスの再振りができるようになったダークソウル 2、キャラの作り直しまでが可能になったダークソウル 3 ですが(レベル下げはどちらも不可)、DARK SOULS では最初に決定したキャラ情報は一切変更できません。
ステータスの再振りもできないため、装備したい武器や使いたい魔法によっては計画的な育成が必要となります。特に特化型キャラを作りたい場合は、複数のキャラを作成して使い分けて育成することになります。
また、レベルによってオンラインでマッチングできる範囲が決まっていますので、マルチプレイ前提の場合、区切りのいいレベル帯(50、100レベル前後など)を基準にして、ステータスを配分といった配慮も必要になります。
個人的には DARK SOULS III と同等のキャラ作成・作り直し、ステータス再振りができるようになってほしいところです。
もう一つ気になる点としてはステータスの一つ、耐久力 です。育成では死にステータス扱いのようなので、この要素がそのまま引き継がれるのかどうか気になります。
プロファイルロード(プロロ)
DARK SOULS のプロファイルロード(プロロ)はユーザーインターフェースがシンプルのためか、個人的にやりやすいと感じていました。
リマスターでのプロロ操作はそのまま引き継がれるのか、改善・改悪されるのか気になるところです。
インベントリシステム(縦スクロール管理、武器・盾同じ列、まとめて使うなし、並べ替え機能あり)
DARK SOULS のインベントリ画面です。装備画面以外のアイテム表示は縦 1列表示・上下スクロールのシンプルなものとなっています。
インベントリでの装備切り替えやアイテム選択は上下キー操作のみで画面をスクロールします。また武器防具・指輪・アイテムは並べ替えが可能なため、指輪装備変更・アイテム使用時に最適な場所にあらかじめ並べ替え配置することで、最短の操作で装備の切り替え・アイテム使用をすることができます。
反面、個数をカウントできない武器防具やすべてのアイテムをいつでも使えるようにと一通り所持しておくと、縦スクロールが非常に長くなってしまい、目的のものを見つけるまでが大変、時間がかかるというデメリットがあります。
また、武器の分類が細かく分けられておらず、弓・クロスボウ、魔法触媒、盾も武器列にまとめられてしまうため、縦スクロールが長くなってしまう原因となっています。
対策としては序盤に購入できる貴重品 「底なしの木箱」 を入手後、かがり火で不要なものは整理整頓しておく、ドロップでかんたんに手に入る武器防具は思い切って捨てるなど、極力不要なものは持たないようにします。
アイテムの並べ替えは便利でしたが、ダークソウル 2・3 ではこの機能はなくなってしまい、アイテムリストも縦 1列からグリッド表示に切り替わっているので、ユーザーインターフェース部分については大きく変わってしまう可能性がありそうです。
アイテム使用に関してはまとめて使うという機能がなく、一つずつ手動操作して使う仕様となっています。消費アイテムとしてソウルが得られる各種ソウルがありますが、一気に使うことができないため使い切るのに時間がかかりますが、この程度の機能ならリマスターで実装されるような気がします。
武器防具・まとめて修理機能なし
DARK SOULS の武器防具の耐久度は鍛冶屋か、貴重品 「修理箱」 を購入することでかがり火で修理することができるようになっています。
ただし、この修理作業は武器防具個別に選択して、修理コストとしてソウルを消費して修理する必要があり、地味に手間がかかります。
なんとなく DARK SOULS では耐久度の高い武器防具が多いような気がするので、そう簡単に壊れることはなく、壊れる前であれば消費アイテム 「修理の光粉」 があるので、こまめな修理はあまり気にする必要がありません。(修理できない結晶武器系は除く)
リマスターでは一括で修理する機能か、DARK SOULS III と同じようにかがり火休憩だけで自動的に修理するような機能がほしいところです。
指輪スロット2個まで (誓約指輪もスロット占有)
DARK SOULS の指輪スロットは 2個までしか装備できません。また誓約指輪も指輪スロットを占有してしまう仕様です。
リマスターではこの指輪スロット使用が引き継がれるのか、変更されるのか気になるところです。
指輪:寵愛と加護の指輪(外すと壊れる)
DARK SOULS で手に入るステータスアップの寵愛と加護の指輪ですが、外すと壊れるという仕様となっています。
持っていれば指輪装備変更時に誤って装備してしまう可能性もあるので、装備する予定がないのなら倉庫にしまっておくなど、管理に気を付けないといけないところがあります。
この仕様はリマスターでも引き継ぐのか気になるところです。
消費アイテム・武器(矢・ボルト)の所持数上限(99個、999本)、回復アイテムとしての人間性
DARK SOULS の消費アイテムの最大所持数は 99個まで(+倉庫 99個分)、武器の矢・ボルトの最大所持本数は 999本(+倉庫 999本分)と使い切れないほど持てる仕様となっています。
特にオンラインマルチではホスト以外のプレイヤーはエスト便が使えないため(ホストがエスト飲むと白霊も回復するシステム)、代わりとして HP 回復が可能な人間性(人間性の双子も含む)が 99個が持ち込めるバランスとなっています。(人間性はマラソンで稼ぎ可能)
DARK SOULS III では一度に持てるアイテム個数、矢・ボルト本数が決まっていましたので、リマスターではそのへん調整が入るのか気になるところです。
アイテム:女神の祝福(HP 完全回復、状態異常回復)
DARK SOULS の消費アイテムに、その周回では限定個数で手に入れられる女神の祝福というのがあります。
このアイテム効果が HP を全回復・状態異常も完治するという強力な効果で、シングルプレイなら最終手段の回復としてお助けになるアイテムですが、対人戦のマルチプレイで使われると下手すると決着が延々とつかず、なにかと面倒となりそうなアイテムです。
バグやチートでの増殖は論外ですが、周回プレイで 99個きっちり集めて使用できてしまうシステムとして、やはりバランスとして問題があると感じますので、リマスター版ではどうするのか気になります。
楔石の入手方法
DARK SOULS で購入できる武器防具強化用楔石は楔石の欠片・(緑含む)大欠片と光る楔石までで、購入できない楔石(塊系全部、原盤、デーモンの楔石、竜のウロコ)については固定配置からの取得と敵からのランダムドロップまたは確定ドロップによる、周回プレイとマラソン作業が必要となります。
周回プレイだと周回を重ねるごとに敵が強くなってしまうため、即死する危険性が少なく敵をすぐ倒せる低周回時に、マラソンでできるだけ集めるのが効率よく回せる方法かもしれません。結晶トカゲからのドロップもレア鉱石が狙えるので、クリアする前にすべて倒し切ったほうがいいでしょう。
小ロンド遺跡にいるダークレイスマラソン(10体くらい、復活あり)で楔石の塊・原盤のランダムドロップが同時に狙えるので、ドロップ率は低いですが原盤マラソンのポイントになっています。デーモンの楔石については混沌の廃都イザリスにいる楔のデーモン(1体のみ、復活あり)から確定ドロップのため、運が絡まない点では楽です。塊系も最終マップで全種類確定ドロップの上、マラソンが可能です。逆にいうとそこまでいかないと鉱石を稼げません。
竜のウロコは飛竜の谷にいる敵:飛竜からのドロップを狙うことになりますが、低確率なうえ敵としてはやっかいな飛竜を相手にするため、マラソン作業で集めるのは大変です。別の方法として古竜の瞳を使った対人戦で勝利することで、竜のウロコを得ることもできます。
武器強化とは別に竜のウロコは誓約:古竜への道の捧げ物対象になっていますが、アイテム:竜体石を手に入れる 30個の竜のウロコが必要なところもきついポイントとなっています。
DARK SOULS III では原盤が周回プレイによる固定配置だけとなり、あとは店売りで購入できるようになったので(ストーリーを進める必要はありますが)、ソウル次第ですべての武器防具を最大強化一歩手前まで強化することができたと思います。
リマスターでは楔石の入手方法やドロップ率に変更が入るかどうか気になるところです。
エスト瓶立ち飲み回復(飲みながら歩けない)、アイテム使用時は歩けない
DARK SOULS でエスト瓶やアイテム使用時はその場で立ち止まってしまいます。ジャスチャーも同じで、ソウルシリーズで歩きながらできるジェスチャーも、初代ではジャスチャー中は歩けません。
リマスターではアイテム使用時やジェスチャー中のキャラの歩き操作が可能になるかどうか気になります。
はしごは早く登れない(滑り降りは可能)
DARK SOULS でははしごは早く登れません。(滑り降りは可能)
カメラアングル
DARK SOULS では狭い場所でのカメラワーク・カメラアングルがよくありません。カメラ前に自キャラがアップされたり、障害物で周りが見えなくなったりするなど視界が非常に悪くなります。
自キャラや NPC を拡大してみたい場合は便利かもしれませんが、通常プレイでは死因の一つとなるでしょう。
可能性はかなり低い気がしますが、リマスターではカメラワークになんらかの改善が入るか、マップデザインに変更が入るのか気になるところです。
NPC 白霊召喚
DARK SOULS の NPC 白霊召喚について(一部条件付き)、リマスターでは追加要素などで変更があるかどうか気になるところです。
白霊召喚・ゲームバランス
DARK SOULS で白霊召喚すると序盤・中盤・終盤でのゲームバランスがあまりよくないような気がします。(かんたん・難しいが両極端)
また、ボスによっては NPC 白霊はただの囮にしかならずボスの攻撃で早々に撃沈、逆に難易度が高くなる可能性があります。(白霊が多くなるとボス HP が高くなる仕様のため)
協力マルチプレイではこのへんのバランス修正が入るのか気になるところです。
NPC 闇霊侵入・ゲームバランス
DARK SOULS では生者状態の時に NPC 闇霊が侵入してきますが、これが非常に弱いと感じます。
特に白霊を召喚すると 3対1 という構図になるので、こうなると数の暴力ですぐ終わってしまいます。リマスターではもう少し歯ごたえのある NPC 侵入霊として登場してほしいところです。
NPC 闇霊ドロップ
DARK SOULS で NPC 闇霊を撃退するとアイテムをドロップします。このドロップしたアイテムは自動取得ではないため、忘れず拾う必要があります。
よく覚えていませんが、NPC 闇霊によってはこのアイテムドロップの内容がランダムだったり(ドロップしなかったら次周までなし)、落下死させると手に入らなかったり(アップデートで修正?)、ドロップ後拾う前に死んでしまうと取得することができないことがあったりして、アイテムコンプリートしたい場合は注意が必要だった記憶があります。(アップデートで改善されたと思いますが、どこまで改善されているのか不明)
この辺の仕様もリマスターで変更が入るのかどうか気になるところです。
銀騎士(弱い)
DARK SOULS のアノール・ロンドに登場する銀騎士ですが、DARK SOULS III のような強烈な強さはなく、非常に弱いと感じます。
周回プレイを重ねることで一撃のダメージが非常に痛くなるので気は抜けませんが、序盤に出てくる犬や集団で襲い掛かってくる亡者と比べると物足りなさを感じるので、リマスターでは調整してほしいところです。
しっぽ切り(アイテム入手)
DARK SOULS では中ボスやボス戦でしっぽを切断することが可能で、そこでしか手に入らないアイテムがあります。
この仕様があるため白霊でプレイすると、PS3 や Games for Windows Live(マイクロソフトのゲームサービス) のメッセージ機能でしっぽを切ってほしいというメッセージが必ずと言っていいほどよくきました。
続編ではしっぽ切りアイテム取得はなかったような気がしますので、この辺の仕様をどうするのか気になるところです。
ボスドロップ
DARK SOULS のアノール・ロンドのボス戦 竜狩りオーンスタインと処刑者スモウではどちらを先に倒すかで、手に入るアイテムが異なるというのがあります。そのため、アイテムコンプしたい場合は必然的に 2周目もやることになり、その時は倒す順番を逆にする必要があります。
しっぽ切り と同様にこの部分でも白霊プレイ時はホストから倒す順番に関するメッセージがよく来ました。経験上 1周目はスモウ → オーンスタインという順番が多く、理由としては指輪:獅子の指輪が手に入るためからだと思います。(最後にスモウの場合、指輪取得なし)
篝火(かがりび)ワープシステム
DARK SOULS の篝火ワープシステムはアノール・ロンド攻略後に可能となり、ワープシステムが解禁されるまでは走ってエリア移動か、アイテムの帰還の骨片(序盤~中盤店売り品)または奇跡の家路、序盤から持っているアイテム:ダークリング(ソウル・人間性完全ロスト)のいずれかを使う方法があります。
また、すべての篝火へワープできるわけではないので、場所によっては近くの篝火から走って移動する必要があります。リマスターではこの篝火ワープシステムに変更が入るかどうか気になるところです。
武器強化バランス
DARK SOULS のオンラインマルチのマッチング条件はレベルのみで決まります。(協力(白霊)・侵入(赤霊)・報復(青霊)などの条件によってマッチングするレベル範囲が異なる)
ここで問題となるのが低レベル帯の装備バランスです。低レベルで最後までゲーム攻略できてしまうプレイヤーや周回プレイができるプレイヤーが相手だと、後半強力な武器防具の入手のほか、序盤ではできない武器強化により一瞬で溶かされてしまうことがあります。
DARK SOULS III では武器強化値マッチングが導入されたことで、マッチングする範囲が制限されていましたが、リマスターではどの辺のバランスをどうするのか気になるところです。
盾崩し(致命の一撃なし)
DARK SOULS では盾崩しをしても、されても致命の一撃は入りません。
魔法(魔術・呪術・奇跡)バランス
DARK SOULS の DLC で追加された闇魔法が非常に強力なようです。
武器強化バランス と同様、闇魔法が使える最低限のレベルのキャラや闇魔法特化キャラと対戦となった場合、一瞬で決着がついてしまいそうです。
リマスターでは魔法(魔術・呪術・奇跡)バランスを調整するのか気になるところです。
オンラインマルチプレイ 被召喚時のステータス状態
DARK SOULS で白霊として召喚されるときに、ダメージなどで HP が減っているとそのままの状態で召喚されてしまいます。状態異常もマルチで継続された記憶があります。侵入時や魔法残り使用回数も継続されるかは未確認。
DARK SOULS III だと召喚時はすべて全回復した状態でマルチプレイできたと記憶しているので、この辺も 3 のシステムに合わせてシステムを変更するかどうかといったところだと思います。
篝火(かがりび)休憩中のオンラインマッチング・闇霊侵入
ホストでプレイしたことはほとんどないですが、DARK SOULS では篝火中でも侵入できるシステムです。また、篝火を灯すこともできないようです。
DARK SOULS III 基準に変更になるかどうか気になるところです。
試練の戦い(オンラインプレイ専用対人戦エリア)
一度も利用したことがないのですが、DARK SOULS の DLC で追加されたオンライン対人戦用エリア:試練の戦いがあります。
この場所はボス:騎士アルトリウスを撃破した後に行ける場所ですが、そもそも DLC エリアに行くには本編中盤から終盤攻略中に手に入るアイテム:割れたペンダントを取得後、特定の場所に行くことでやっと DLC エリアに到達。
さらに騎士アルトリウスを撃破しないとたどり着けない場所なので、ゲーム開始直後は利用できないといった難点があります。
そもそも人が少ない PC 版のうえ、その場所までいかないと試練の戦いが利用できないので、野良マッチングはほぼ絶望的だったのではないかと思われます。(すぐ近くにあるウーラシール市街の篝火付近のほうが、対人戦(道場?)が流行っていたみたいです)
リマスター版では対人戦用エリア:試練の戦いまでのアクセスや利用できるタイミングについてどうするのか、気になるところです。
NPC 会話イベント(敵対イベント、取得アイテム有無)
DARK SOULS で発生する NPC イベントですが会話で YES・NO の選択肢があり、この選択次第でもらえるアイテムがあったり敵対することがあるため、特にアイテムコンプリートを狙っている場合は注意が必要です。
死の瞳(誓約・・・墓王の眷属、災厄イベント)
DARK SOULS の誓約に墓王の眷属(けんぞく)というのがあり、誓約後に条件を満たした状態(エリア未クリアかつ生者状態)で死の瞳(消費アイテム)をオンラインで使うことで災厄をばらまくことができます。
この災厄効果によりオンラインにいるプレイヤーのマップ難易度を変更することができます(通常敵キャラとボスキャラの強化、2周目以降攻略しているプレイヤーには赤色の強力な敵キャラが追加出現)。
ただ、この墓王の眷属(けんぞく)の災厄は完全にボランティア扱いらしく、オンライン上で難易度を上げるだけで眷属にはほぼメリットはありません。
未クリアのエリアに生者状態で残り続ける必要があるため、他プレイヤーに侵入される可能性がある上、オンライン上に自動的に眷属サイン(白サインっぽいエフェクトで侵入可能なサイン)が自動的に常に表示されるため、複数のプレイヤーから侵入されるリスクが残り続けます。
面白い仕組みですが、オンラインで特に 2周目以降攻略しているプレイヤーがいないことには面白さが成立しにくいので、リマスターでは改善してほしいところです。
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