2018年3月分の Windows Update を更新したときのメモ
以前の Windows Update 記事 では 2018年2月分公開の Windows Update 更新プログラムのインストールや、不要な更新プログラムはインストールせずリストから非表示にした記事を公開しました。
今回の記事でも 2018年3月分公開(一部 4月分含む) Windows Update 更新プログラムを入れるにあたり、ネット上にある情報と照らし合わせて、インストールした・しなかった更新プログラムの内容をまとめてみました。
前回に引き続き使用している PC 環境(Windows 7 64bit Pro) では、Windows Update によって起きるトラブルを回避するため自動更新を切っている状態となっています。
基本的に更新プログラムの公開日からある程度様子を見た後に問題ないと判断できたら、「手動」 で Windows Upsate で公開された更新プログラムを必要に応じて順次アップデート、または 必要な更新プログラムをネットからダウンロードしてインストール するようにしています。問題のあると判断した更新プログラムは保留または個別に非表示設定をしています。
なお、過去に公開された一部の更新プログラムは、インストールせず非表示で対応したものがあるため、本来表示されるべき更新プログラムが、記事内では最初から非表示となっていることがあります。
Windows Update (Win 7 64bit) 2018年3月分 更新プログラム(重要&オプション)
画像は 2018年3月に公開された Windows Update 更新プログラム(重要)リストです。
Internet Explorer 11 用セキュリティ更新プログラムも配信されているかと思いますが、Internet Explorer 11 はインストールしていないため、私が使っている PC には配信されているかどうか確認できません。
こちらの画像は別 PC の 2018年4月6日 Windows Update 更新プログラム(重要)リストです。少し前までは Windows Update 更新済み PC と同じリスト表示 でしたが、2018年4月上旬に確認したところ(重要)更新プログラムリストが変更されていました。
少し前までは手動でダウンロード・インストールするしかなかった KB4100480 と、オプション → 重要更新プログラムに切り替わった KB4099950 が含まれていました。
こちらの画像は 2018年3月公開分 Windows Update 更新プログラム(重要)で非表示にしたリストです。
非表示にした 2018年3月分 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4088875) はインストールしないで、2018年3月分 セキュリティのみの更新プログラム (KB4088878) を 手動でファイルをダウンロード してインストールすることにします。
PC 環境によっては KB4088878 / KB4088875 を最初にインストールすると、ネットワーク設定が初期化されたり無効化されてしまいます。
対策として KB4099950 を先にインストールすることで解決できますが、PC 環境によってはインストールが不要だったり、先入れインストールを忘れても復旧方法はデバイスの再有効化や再設定で対応可能 な内容となっています。
IC カードリーダー認識不具合修正更新プログラム (KB4091290) が公開されていますがチェックマークが入っておらず、特に困っていないためとりあえず保留としておきます。 → 2018年5月に IC カードリーダー認識不具合修正更新プログラムは非表示に設定しました。
更新プログラム(重要)の詳細な情報については参考サイトからご確認ください。
画像は 2018年3月公開分 Windows Update 更新プログラム(オプション)リストです。
こちらの画像は別 PC の 2018年4月6日 Windows Update 更新プログラム(オプション)リストです。少し前までは Windows Update 更新済み PC と同じリスト表示 でしたが、2018年4月上旬に確認したところ(オプション)更新プログラムリストが変更されていました。→ その後4月上旬に、2018/04/04 公開扱いで 2018年3月 マンスリー品質ロールアップのプレビュー(KB4088881) が表示されました。
基本的にオプションプログラムは入れないことにしておりますので、2018年3月公開分 Windows Update 更新プログラム(オプション)のインストールは不要と判断してすべて非表示にしました。
Windows 7 アップグレード用互換性更新プログラム (KB2952664) は以前公開された更新プログラムの再登場です。セキュリティパッチではなく、入れる必要性はないので非表示に設定しています。
PC 環境によって KB4088878 / KB4088875 更新プログラム(重要)を最初にインストールすると、ネットワーク設定が初期化されたり無効化されてしまいます
対策として 更新プログラム (KB4099950) を先にインストールすることで解決できます。
ただ、PC 環境によってはインストールが不要だったり、先入れインストールを忘れても復旧方法はデバイスの再有効化や再設定で対応可能 な内容となっています。(参考情報)
マイクロソフト サポートチーム公式ブログ から 更新プログラム (KB4099950) のインストールが必要がどうか確認してみたところ、私の PC では pci.sys のバージョンは 「6.1.7601.17514」 でしたが、PCI Express Serial Number が非対応(デバイス インスタンス パス ¥の後ろに&がある)だったためインストールする必要はないということがわかった ので、オプションとして配信された 更新プログラム (KB4099950) は非表示にしています。(使用している NIC は Intel Gigabit CT)
更新プログラム(オプション)の詳細な情報については参考サイトからご確認ください。
- 2018年3月 マンスリー品質ロールアップのプレビュー(KB4088881)
- 更新プログラム (KB4099950)
- NVIDIA - Display - 1/23/2018 12:00:00 AM - 23.21.13.9077
- Windows 7 アップグレード用互換性更新プログラム (KB2952664)
2018年3月 Windows 7 64bit 向けセキュリティのみの品質更新プログラム(KB4088878、KB4100480)手動インストール
2018年3月14日 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4088875) をインストールしないで、2018年3月分 セキュリティのみの更新プログラム KB4088878 を ダウンロード して手動でインストールします。無事インストールできたら PC を再起動します。
再起動後、ネットワークが無効化されてないかどうか、設定が初期化されてないかどうか確認 します。
2018年1月から公開されている Windows 7 用 Meltdown 対策パッチに欠陥が見つかり、その修正プログラムとして公開された KB4100480 を ダウンロード して手動でインストールします。無事インストールできたら PC を再起動します。
今回は手動でファイルをダウンロードしましたが、Windows Update チェックのタイミングによっては Windows 7 OS の Windows Update クライアント に配信 されています。
Windows Update (Win 7 64bit) 2018年3月分 更新プログラム インストール
2018年3月分 Windows Update の更新プログラム(重要)をインストールします。トラブル回避&トラブル特定のためまとめて一気にインストールはしないで、ある程度わけて更新プログラムをインストールします。
2018年1月 と 2018年2月 に表示された Microsoft Windows .NET Framework 4.7.1 オフラインインストーラー (KB4033342) はチェックボックスがオフになっていたのでインストールを保留していましたが、2018年3月の Windows Update にてチェックボックスがついていたのでインストールすることにしました。こちらの更新プログラムはインストール後、再起動が必要です。
Microsoft Windows .NET Framework 4.7.1 オフラインインストーラー (KB4033342) インストールをして再起動後に .NET Framework 4.7 言語パック(KB3186499) が表示されたのでこちらもインストールしておきました。インストール後、再起動のメッセージ表示されますので、PC を再起動します。
2018年3月公開 IC カードリーダー認識不具合修正更新プログラム (KB4091290) にはチェックマークが入っていなかったので、非表示にはしないでこのまま保留にしたまま、しばらく様子を見ることにします。 → 2018年5月に IC カードリーダー認識不具合修正更新プログラムは非表示に設定しました。
一通り 2018年3月分(一部4月分含む) Windows Update インストール後、PC 再起動後に一度だけデスクトップ画面の表示内容がおかしくなり、私の PC 環境ではデスクトップにおいてあったアイコンが一部非表示、壁紙はそのまま、アイコンの日本語表示が小さいという現象が発生しました。
すぐに PC を再起動したところ直ってしまったようなので、この時点では原因はわからなかったのですが、その後の情報によるとどうも OS のユーザープロファイルが読み込まれなかったため発生した問題のようです。
どうやら私が使っているマイクロソフトのセキュリティソフト(Microsoft Security Essentials などの Microsoft Malware Protection Engine(MPE))に大きなアップデートが入っており、タイミング的にこの辺に関係する可能性が高いという情報が今のところ(2018年4月6日時点)出ています。
万が一ユーザープロファイルがおかしくなってしまった場合は、レジストリからユーザープロファイルを復元 できるようになっています。
2018年3月分まで非表示にした Windows Update (Win 7 64bit) 更新プログラムリスト
画像は 2015年7月ごろから 2018年3月分までの Windows Update で非表示にした更新プログラムリストです。
- 2018年3月 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4088875)
- 2018年3月 マンスリー品質ロールアップのプレビュー(KB4088881)
- 更新プログラム (KB4099950)
- NVIDIA - Display - 1/23/2018 12:00:00 AM - 23.21.13.9077
- Windows 7 アップグレード用互換性更新プログラム (KB2952664)
以上で 2018年3月分(4月上旬分含む)の Windows Update 更新プログラムのインストールは完了です。