Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法

2018年08月22日
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Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD をプレイする PC 環境、特に推奨環境を満たしていないスペックが低い PC では、どんな場面でも CPU 使用率が常時 100% 近く張り付いてしまうことがあります。私の使っている PC 環境 CPU Intel Core i5 3570(4コア 4スレッド、3.4GHz 固定、ターボブーストや省電力機能はオフ)、OS Windows 7 64bit でその現象に遭遇してしまいました。

あるユーザーがまとめた MHW 問題の CPU 関係 のところを見ると、カプコンのアンチデバッグコードやマルチコア CPU の最適過不足(無駄な処理の発生)が原因で CPU 使用率が異常に高くなってしまうようです。

この問題は Special K という海外の非公式 MOD を導入することで改善できるとの情報を見つけたので導入してみました。

ゲームや MOD の仕様変更やバージョンアップ、Windows OS のアップデートにより動作しなくなったり、不安定になったりその他問題が発生する可能性があります。Windows 7 だと特定の MOD バージョンでは動作しない問題が報告されているので、MOD 導入は自己責任でお願いします。

2020/1/22 追記

Steam 版 Monster Hunter World: Iceborne リリース後の MHW に対応した Special K が更新されました。一部制限があるものの DirectX 12 でも動作できるようになっています。

2020/1/21 追記

Steam 版 Monster Hunter World: Iceborne リリース後、Special K が動作しなくなってしまったり、Iceborne からサポートされた DirectX 12 で CPU 使用率を下げてプレイしたい場合などは、自己責任になりますが Stracker's Loader の導入を検討してください。

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Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD 用 CPU 使用率改善 Mod、Special K ダウンロードとインストール

2020/1/22 追記

Steam 版 Monster Hunter World: Iceborne に対応した Special K が更新されました。一部制限があるものの DirectX 12 でも動作できるようになっています。

2020/1/21 追記

Steam 版 Monster Hunter World: Iceborne リリース後、Special K が動作しなくなってしまったり、Iceborne からサポートされた DirectX 12 で CPU 使用率を下げてプレイしたい場合などは、自己責任になりますが Stracker's Loader の導入を検討してください。

Steam 版 MONSTER HUNTER WORLDAnti-Debug Killswitch というのが実装された Special K を導入することで CPU 使用率が改善した というネット情報を見つけました。

Anti-Debug Killswitch が実装された Special K のバージョンは 0.9.24.25 から のようです。

Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、Special K バージョン 0.9.24.25 ダウンロード

Special K の動作条件には Visual C++ 2017 runtime のインストールが推奨されています。

MHW の Steam フォーラム から Download and Install にある 「1. Grab this archive [github.com] from GitHub.」 リンクからファイルをダウンロードできます。

Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、Special K DirectX 11・DirectX 12 対応版公開

Special K の動作条件には Visual C++ 2019 runtime のインストールが推奨されています。

MHW の Steam フォーラム から Download and Install にある 「1. Grab this archive (if using D3D11)[drive.google.com] or this archive (if using D3D12)[drive.google.com] from Google Drive.」 リンクからファイルをダウンロードできます。

DirectX 11 版の場合は this archive (if using D3D11) から、DirectX 12 版の場合は this archive (if using D3D12) のリンクからダウンロードします。

Steam 版 Monster Hunter World: Iceborne から Windows 10 であればゲーム内設定で DirectX 12 に設定できる ようになっています。最新版 Special K では DirectX 11、12 で使用するファイルが違う(ファイル名は共通)ので注意してください。

Windows 7 では Special K 導入後ゲームを起動するとエラーメッセージが表示されて起動できない という報告があります。

Windows 7 環境において Special K バージョン 0.9.24.26 導入後にゲームが起動できない問題が発生。前バージョン 0.9.24.25 を使ってゲームが起動できたという情報 もあり、OS と Mod バージョンの組み合わせによっては不安定なことがあります。

Special K 公開元は常に最新版を公開 しているため、何らかの理由で旧バージョンを使用したい場合は今のところ あるユーザーが旧バージョンファイルをまとめたアップローダ からダウンロードするしかないようです。複数の Special K のバージョンがミラー公開されているので、動かなかったり動作がおかしい場合はバージョンを入れ替えて試してみるしかありません。

バージョンの確認方法は Special K の Version フォルダにある repository.ini ファイル内に記載されています。

Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、Special K バージョン 0.9.24.25 の dxgi.dll ファイル、dxgi.pdb ファイル、Version フォルダをゲームフォルダにインストール

ダウンロードした Special K を展開・解凍して dxgi.dll ファイル、dxgi.pdb ファイル、Version フォルダ を MHW がインストールされているフォルダに入れたら導入完了です。

Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、Special K バージョン 0.10.0.1 の dxgi.dll ファイル、SpecialK64.pdb ファイル、SK_Res フォルダ、Version フォルダをゲームフォルダにインストール

Special K バージョン 0.10.0.1 では dxgi.dll ファイル、SpecialK64.pdb ファイル、SK_Res フォルダ、Versionフォルダを MHW がインストールされているフォルダに入れます。

Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、Special K DirectX 11・DirectX 12 対応版、DirectX 11・DirectX 12 環境に合わせてそれぞれに対応した dxgi.dll、dxgi.ini ファイルをゲームインストール先フォルダに配置

2020年1月に更新された Special K の dxgi.dll ファイルと dxgi.ini ファイルを、MHW がインストールされているフォルダに入れます。

dxgi.dlldxgi.ini は ファイル名は共通ですが、それぞれ DirectX 11、12 用があります。どちらの DirectX モードでゲームが起動しているか確認して該当するファイルを配置します。(DirectX 12 設定確認方法

Special K のファイルの配置が終わったらゲームが起動するかどうか動作確認します。

Special K のファイルを配置したことによりゲームが起動しなくなってしまった場合の原因として、オーバーレイを表示するソフトやウィルス対策ソフトがあります。そういったソフトウェアはあらかじめ終了なり無効化する、MHW がインストールされているフォルダを監視対象から除外設定することで動作する可能性があります。

特に DirectX 12 ではオーバーレイ表示ソフトと相性が悪いようで、Steam オーバーレイの無効化が推奨されています。反対に GeForce Experience オーバーレイは問題ないとのこと。また DirectX 11 でプレイするとゲーム中の挙動が安定するようです。

Special K のファイルを削除したい場合は、以下の Special K のファイル・フォルダを手動で削除します。dxgi.dlldxgi.ini 以外は、ゲーム起動後にファイル・フォルダが生成されるようになっています。

Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、Special K DirectX 11 版で生成されたファイル・フォルダ、logs フォルダ、kaldaien_api64.dll

Special K - DirectX 11 版の場合、配置した dxgi.dll ファイルと dxgi.ini ファイルのほか、ゲーム起動後に生成された logs フォルダ、kaldaien_api64.dll を削除します。

Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、Special K DirectX 12 版で生成されたファイル・フォルダ、logs フォルダ、CEGUI.log、kaldaien_api64.dll

Special K - DirectX 12 版の場合、配置した dxgi.dll ファイルと dxgi.ini ファイルのほか、ゲーム起動後に生成された logs フォルダ、CEGUI.log ファイル、kaldaien_api64.dll を削除します。

Special K をインストールした状態でゲームを起動すると dxgi.ini が自動的に生成されます。Special K を手動でアップデートしたり、グラフィックス関係の Mod を導入した場合に起動できなくなることがあります。その場合は dxgi.ini を削除 することで起動できる可能性があります。

ちなみに Special K の設定ファイルはマイドキュメントに保存%USERPROFILE%\Documents\My Mods\SpecialK) されています。

Special K 導入の有無かかわらず Fatal error. E_INVALIDARG : IDX11Device CreateBuffer エラーが発生 した場合ですが、MHW インストールフォルダにある graphics_option.ini を削除して、Steam ライブラリから 「ゲームファイルの整合性を確認」 を実行するのが解決策 となっています。

graphics_option.ini の設定がおかしいと発生するエラー のようです。

Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、ゲームを起動すると Special K バージョン 0.9.24.25 を認識 Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、ゲームを起動すると Special K バージョン 0.10.0.1 を認識

Special K インストール後、MONSTER HUNTER WORLD の起動が成功すると、画像のように画面上部にメッセージや Special K のバージョン、メニューを開くためのショートカットキーが表示されます。(DirectX 12 では表示されません

Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、Special K 起動後の License Agreement 画面、Accept をクリック

画像は Special K 初回起動時に表示される License Agreement 画面です。この画面を閉じるには Accept をクリックします。Decline をクリックするとゲームが終了します。

Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、Special K バージョン 0.9.24.25 MONSTER HUNTER: WORLD タブ、Special K バージョン 0.9.24.25 より Anti-Debug Killswitch が搭載、Anti-Debug Killswitch にチェックマーク(□の中に■がある状態)があることを確認、Special K の設定画面は Ctrl + Shift + Backspace キーを押して開く Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、Special K バージョン 0.10.0.1 MONSTER HUNTER: WORLD タブ、Anti-Debug Workaround にチェックマーク(□の中に■がある状態)があることを確認、Special K の設定画面は Ctrl + Shift + Backspace キーを押して開く

Special K の設定画面はキーボードだと Ctrl + Shift + Backspace キーを押すことで表示できます。(DirectX 12 では表示されません

MONSTER HUNTER: WORLD タブを開くと、デフォルトでは 「Limit Job Threads to number of CPU cores」 と 「Anti-Debug Killswitch」 ( Special K バージョン 0.10.0.1 では Anti-Debug Workaround ) にチェックマーク(□ の中に ■ がある状態)がついているので、たいていの場合はこの時点で CPU 使用率が改善されていると思います。

CPU によってはその横にある Logical Cores から Physical Cores に変更したり ( Special K バージョン 0.10.0.1 では搭載している CPU グレードにより Physical Cores のみで Logical Cores なし )、Framerate Limiter 項目にある Sleepless Render ThreadSleepless Window Thread にチェックを入れることでパフォーマンスがよくなるかもしれません。

Special K バージョン 0.10.0.1 を導入したことにより Steam のスクリーンショットが機能しなくなってしまった場合は、Special K メニュー下部にある Steam Enhancements → Screenshots にある Enable Smart Capture Mode のチェックマークを外してゲームを再起動してみてください。

今回の記事では MONSTER HUNTER WORLD に Special K をインストールして CPU 使用率を改善することができました。

ただ、この Mod はバージョンアップがひんぱんにあった経緯があり、バージョン 0.9.24.26 では Windows 7 では動作しなかったりと、導入する Special K のバージョンや PC 環境によっては不安定になることがあります。

よほどの理由がない限りは最新版の Special K を導入したほうがいいかと思いますが、ゲーム側のアップデートで Mod が使えなくなる可能性もあるので、Special K を使い続ける場合はゲームのアップデートに十分注意してください。

参考サイト

Steam 版 Monster Hunter World: Iceborne 対応 CPU 使用率改善 Mod、Stracker's Loader ダウンロードとインストール

Steam 版 Monster Hunter World: Iceborne リリース後、新たに CPU 使用率を改善する Mod Stracker's Loader が公開されました。

この Mod は CPU 使用率を改善するだけでなく、Iceborne リリースで使えなくなってしまった nativePC フォルダを使えるようにした Mod にもなっています。

ただし、Iceborne 発売以降の MHW 最新バージョンに対応・更新している Mod であることが前提となっていますので、それ以前の古い Mod では動作しないだけでなくゲームも起動しなくなる可能性があります。また、Iceborne に対応していても Stracker's Loader に対応してない Mod がありますので、その場合は Mod 公開元で対応状況を調べたり更新を待つことになるでしょう。

Steam 版 MONSTER HUNTER WORLD で CPU 使用率を劇的に下げる方法、Steam 版 Monster Hunter World: Iceborne 対応 CPU 使用率改善 Mod、Stracker's Loader ダウンロードとインストール

Stracker's Loader の導入方法について。

Stracker's Loader の動作環境には最新版の x86 と x64 両方の Visual Studio 2015、2017、および 2019 用 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ をインストールする必要があります。インストールしたら PC を再起動します。

ダウンロードした Stracker's Loader を展開・解凍すると dinput8.dlldinput-config.json ファイルが入っているので、この 2ファイルをゲームインストール先フォルダに配置するだけです。

最新版 x86 と x64 両方の Visual Studio 2015、2017、および 2019 用 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ インストールと Stracker's Loader のファイルを配置後、ゲームを起動して問題なくゲームが立ち上がるかどうか確認します。

Mod ファイルを入れた後にゲームがクラッシュするようであれば、原因の切り分けのために nativePC フォルダなどのほかの Mod ファイルを入れている状態なら、一時的に別の場所に退避させてから Stracker's Loader のみを入れた状態で起動してみます。

Stracker's Loader のみインストールされた状態でゲームが起動できるなら、あとは nativePC フォルダに Iceborne に対応した Mod を一つずつ入れて確認をします。

nativePC フォルダやほかの Mod ファイル・フォルダがない状態でクラッシュするのであれば、最新版 x86 と x64 両方の Visual Studio 2015、2017、および 2019 用 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ がインストールされているかどうか確認してください。

以下の PC 環境およびゲーム設定で CPU 使用率を軽くチェックしました。

  • PC 環境
    • CPU ・・・ AMD Ryzen 7 3700X
    • ビデオカード ・・・ Radeon Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC
    • OS ・・・ Windows 10 Pro 64bit 19H2
  • MHW:IB ゲーム設定(パフォーマンスに大きく影響がありそうな設定のみ)
    • DirectX 12 API 有効 ・・・ ON
    • フレームレート ・・・ 60
    • 垂直同期 ・・・ OFF
    • ボリューム描画品質 ・・・ OFF
  • 測定方法
    • ロード後、拠点セリエナに立っている状態で Radeon Software のパフォーマンスロギングで数分間測定(サンプリング間隔 2秒)
    • 測定結果から GPU と CPU の平均使用率を算出

以上の条件で Stracker's Loader Mod 有無で測定したところ、GPU の平均使用率の変動は見られませんでしたが、CPU の平均使用率は 10%以上改善 していることが確認できました。

短時間で限定的ですが拠点にいるだけでも、スペックに余裕がある PC でも CPU 使用率の改善が確認できましたので、かなりの効果があることがわかりました。

Stracker's Loader は Iceborne リリース後にしばらくして公開された新しい Mod ですので、今後もアップデートが続くことが予想されます。ゲーム側も新コンテンツや不具合修正などのアップデートが続きますので、Stracker's Loader を使っていくならアップデート情報に注意しておいたほうがよいでしょう。

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