歯周病・知覚過敏予防に歯ブラシ、歯磨き粉、デンタルフロス一式を新調しました
ここ最近冷たい飲み物で歯がしみるようになり、数年ぶりに歯医者に行って歯の状態を診てもらいましたが、特に問題らしい問題は見つからず、歯垢(プラーク)を落としてもらったり歯の掃除をしてもらうなどして、数回ほど通って終えてしまいました。
私の場合ではどうも歯がしみる程度だと特に治療は必要ないらしく、知覚過敏用の歯磨き粉で十分なようです。
いままで歯磨き粉は チェックアップ スタンダード のみで虫歯にならないように歯を磨いていましたが、知覚過敏についてはまったく予防してきませんでした。
そこで今回の記事では知覚過敏・歯周病予防に歯ブラシ、歯磨き粉、デンタルフロス一式を新調しましたので、使用感をレビューします。
歯磨き粉購入の際に参考にしたサイト
歯磨き粉を購入するにあたり下記のサイトや動画を参考にしました。
動画のほうでは現役歯科医による各社から発売されている成分が分かりにくい歯磨き粉に関するわかりやすい解説があります。2016年の動画ですが結構な数の歯磨き粉についてレビューしているので、購入する判断の目安になるでしょう。
また、ウエルテックで公開されている総合資料の 「成分特性から歯磨剤の使い分けを考える」 では成分と作用の一覧があるので、歯磨き粉に含まれる成分と照らし合わせて、購入する大まかな判断基準ができるかと思います。
今まで使用してきたう蝕予防ハミガキ(フッ化物高濃度配合、キシリトール) - チェックアップ スタンダード
フッ化物高濃度配合(1450ppm)とキシリトール入りう蝕予防ハミガキの定番、ライオン チェックアップ スタンダード 135g です。以前より愛用している歯磨き粉です。
ちなみにこれはリニューアル商品です。以前のチェックアップ スタンダードはフッ化物濃度が 950ppm でしたが、規制緩和で上限 1500ppm となったことでフッ化物の配合量が大幅に増え、さらに容量が 120g から 135g まで増えてリニューアル発売されたものです。(フッ化物の配合量が増えたことによりほとんどのフッ化物入り歯磨き粉に 6歳未満の子供へは使用しないよう注意事項が増えました)
長い間この商品で歯を磨き続けてきたおかげか、歯の治療はほとんどなくなりました。以前は購入場所が限られていたようですがネット通販によりかんたんに手に入るようになっています。値段もそこまで高くないので気軽に買える点もいいところです。
ペーストタイプ(低研磨・低発泡・低香味)でクセがなく、歯磨き粉特有の泡立ちが非常に少ないため、長時間のブラッシングが楽になり丁寧に磨き続けられます。
たださすがにこの歯磨き粉だけでは歯周病や知覚過敏予防にはならないため、別の歯磨き粉も購入することにしました。
半導体の 「光触媒作用」 とソーラーパネルの 「マイナス電子」 で歯垢(プラーク)を効率的に除去、スペアブラシで開いた毛先を交換 - ソラデー3 購入
ソラデー3 レッド です。以前より何年も愛用している歯ブラシのソラデーシリーズで、長期間に渡り使い続けています。今回、値段が安くなっていることもあって、この機会に新しく買いなおしました。
この歯ブラシの特長は、水と光だけで歯ブラシ内蔵の半導体(酸化チタン)による 「光触媒作用」 と、ソーラーパネルの 「マイナス電子」 により、歯垢(プラーク)を効率よく除去できるところです。磨いた後は歯がツルツルします。
また、毛先が開いても別売りのスペアブラシに交換できるため、歯ブラシ本体を買い替える必要はありません。(ブラシ装着部が消耗したら本体交換の目安)
私は普段これに歯磨き粉をつけて歯を磨いていますが、調べてみると登山では環境の配慮からか歯磨き粉は使用できない決まりなようなので、そういった場所ではこのような歯ブラシが重宝されているようです。
今回購入した ソラデー3 レッド には最初から通常タイプのブラシが取り付けられていますが、歯周ポケットや歯と歯の間の歯垢(プラーク)を効率よく除去するため、シケン ソラデー専用スペアブラシ レギュラー 極細毛 4本入
(極細) を購入しました。
極細毛とストレートカット毛の組み合せで、歯と歯の間、歯周ポケットのすみずみまで毛先が届き、さらに歯の表面もしっかり磨きます。虫歯・歯周病予防にも効果的なスペアブラシです。今後はこちらのスペアブラシを常用します。
以前は シケン ソラデー専用スペアブラシ コンパクト 極細毛 4本入 (極細コンパクト) (画像右側)を使用していました。ヘッドが小さいので口の奥まで磨きやすいブラシですが、今回はブラシの面積が広い シケン ソラデー専用スペアブラシ レギュラー 極細毛 4本入
に変更してみました。
ソラデーシリーズ専用スペアブラシ 4本入 は大体 1,000円程度で購入できます。1本あたり 250円なのでお財布にやさしい値段ですが、毛先が開かないように丁寧に磨けばそれだけ長持ちしてスペアブラシ代を節約できます。
トリプル殺菌成分(IPMP、CPC、LSS)とダブル消炎で歯周病を予防 - クリーンデンタル トータルケア 100g 購入
歯周病予防用に購入した クリーンデンタル L トータルケア 100g です。
この歯磨き粉を購入した大きな理由は、歯周病予防で効果があるといわれている殺菌成分 塩化セチルピリジニウム(CPC) と イソプロピルメチルフェノール(IPMP) が一緒に含まれていることです。
市販の歯磨き粉の大半はこの 2つの殺菌成分のうち、どちらかしか入っていない歯磨き粉が多いため、この殺菌成分が一緒に含まれていることが購入の決め手となりました。
それ以外にも全部で 10種の薬用成分(3種の殺菌成分、2種の消炎成分、フッ素やゼオライトなど)が配合されているので、歯周病の予防からむし歯予防、さらに歯石沈着の防止まで歯と歯ぐきをトータルにケアする歯磨き粉というのも選んだ理由になっています。
薬用成分内容としては申し分ない クリーンデンタル L トータルケア ですが、いくつか気になる点があります。
1 つ目はにおいや味です。チェックアップ スタンダード の低香味に長年慣れてしまっているせいか、最初は薬特有のにおいにちょっと気持ち悪くなってしまいました。ただ、これは数日使い続けてすぐに慣れました。
味に関しては塩化ナトリウムが含まれているのでしょっぱいです。ただ、これもすぐに慣れました。この歯磨き粉を使用してから、今まで チェックアップ スタンダード で歯磨き就寝後の翌朝、口の中のネバネバした不快感があったのですが、そういったのがなくなり口の中がスッキリするようになりました。
2 つ目は泡が多いところです。チェックアップ スタンダード は低発砲なので泡立ちが少なく長時間の歯磨きがしやすいのですが、それに比べてこちらはすぐ口の中が泡だらけになってしまいます。そのため長時間の歯磨きがやりにくいです。
3 つ目は価格が高いところ。100g で 1,000円以上なので チェックアップ スタンダード の約 2倍の価格設定です。
これらの気になる点がクリアできれば クリーンデンタル L トータルケア はおすすめできる歯磨き粉になるかと思います。
2つの薬用成分(硝酸カリウム、乳酸アルミニウム)で知覚過敏をダブルブロック - システマ センシティブ 90g 購入
知覚過敏用に購入した システマ センシティブ ソフトペースト 90g です。
この歯磨き粉を購入した理由は歯のしみる痛みを抑える 硝酸カリウム と、痛みを持続的に抑える 乳酸アルミニウム が含まれていることです。
知覚過敏用の歯磨き粉はたいてい硝酸カリウムが含まれているのが多いようですが、乳酸アルミニウムは含まれている歯磨き粉は少ないようです。今回購入した システマ センシティブ は硝酸カリウムと乳酸アルミニウム、2つの知覚過敏に有効な薬用成分が含まれており、それが購入の決め手となりました。
また、口の中のバイオフィルムに浸透・殺菌する IPMP(イソプロピルメチルフェノール)、炎症・出血を予防する トラネキサム酸、再石灰化を促進する MFP(モノフルオロリン酸ナトリウム) が含まれており、知覚過敏だけでなく歯周病やう蝕も予防できる薬用成分が配合されれている点もこの歯磨き粉の特長です。
チェックアップ スタンダード と味は少し違いますが使用感はほぼ同じ、ソフトペースト(低研磨・低発泡)で泡立ちが少なく長時間歯のブラッシングができます。清涼剤 ・・・ メントールが入っているせいなのか チェックアップ スタンダード より爽快感があるといった感じです。
気になるところとして クリーンデンタル L トータルケア と同様に値段がやや高めな点です。90g で約 800円程度です。1,000円以上はしませんが、歯磨き粉としてはやや高い部類に入ります。
キシリトール配合、ワックス加工、ふくらむスポンジフロスで効果的に歯垢(プラーク)を除去 - クリニカアドバンテージ スポンジフロス 購入
デンタルフロスとして クリニカ アドバンテージ スポンジフロス を購入しました。
ずいぶんと前に GUM のデンタルフロス(アンワックス ふくらむタイプ)を購入して使用していたことがあるのですが、こちらは歯の間が狭いところに入れるようとするとすぐに切れてしまい、歯の間に切れたフロスが挟まってしまうことがよくありました。
今回購入した クリニカアドバンテージ スポンジフロス はフロス表面にワックス加工をしているので、歯と歯の間にフロスをスムーズに挿入できます。これによりフロスが切れることがなくなりました。また、ふくらむタイプなので効果的に歯垢(プラーク)を除去できます。
GUM ワックス加工タイプのフロスも使用したことがあるのですが、指に巻いても滑りやすく使いにくかったのですが、同じワックス加工の クリニカアドバンテージ スポンジフロス では指に巻いても滑るようなことはほぼありません。さらにキシリトール配合、ミントフレーバータイプの香味で、フロス使用後は口の中が爽快になります。
ほかのデンタルフロスと比較すると 1個当たり 300円程度と安価に手に入れやすいところもあり、デンタルフロス初心者におすすめの商品だと思います。
ワックス加工で歯の間に入りやすいフロス - リーチ デンタルフロス ワックス 購入
クリニカアドバンテージ スポンジフロス とは別に購入した リーチ デンタルフロス ワックス です。
クリニカアドバンテージ スポンジフロス が糸状に対して、リーチ デンタルフロス ワックス は平たい糸状となっており、加えてワックス加工により狭い歯の間に入りやすいフロスです。ワックス加工タイプですが同じワックス加工の クリニカアドバンテージ スポンジフロス と同様、指に巻いても滑りにくいです。
クリニカアドバンテージ スポンジフロス で歯の間に入れるのが難しいのであれば、リーチ デンタルフロス ワックス を使用したほうがよいでしょう。
気になる点は1個あたり 50m で 500円程度と クリニカアドバンテージ スポンジフロス(40m 300円程度) と比べてやや値段が高いところです。
洗って繰り返し使える高強度フロス、握りやすく動かしやすい独自ハンドル、奥歯の歯間にもラクに入る Y 字型設計デンタルフロス - クリニカアドバンテージ デンタルフロス Y 字タイプ 購入
クリニカア ドバンテージ デンタルフロス Y 字タイプ を購入しました。
今まで糸ようじタイプを使用してきましたが、奥歯にフロスを挿入するのが非常にやりにくかったのですが、このデンタルフロスは Y 字型設計の独自ハンドルのため握りやすく動かしやすい上、奥歯の歯と歯の間にフロスが挿入しやすくなりました。
高強度フロスで洗って繰り返し使える上に 1パックに 18本入りとたくさん入っているので、気軽に使用できるところが大きなメリットですね。