PC ゲーム Transport Fever 日本語化とゲームプレイ最適化メモ
PC ゲーム Transport Fever 日本語化とゲームプレイ最適化メモです。
PC ゲーム Transport Fever 日本語化情報
Transport Fever の日本語化ファイルは TransportFeverJP Wiki と Steam ワークショップ で公開されています。
Transport Fever の日本語化には 日本語化ファイルインストール と フォントファイル変更 作業が必要です。作業順番はどちらからでも構いません。
PC ゲーム Transport Fever 日本語化手順
今回、日本語化の動作確認するためにインストールした Steam 版 Transport Fever と GOG 版 Transport Fever です。
Steam 版 Transport Fever のインストール先フォルダを開きたい場合、Steam ライブラリからプロパティ画面を開き、ローカルファイルを閲覧をクリックすることでインストール先フォルダにすぐにアクセスできます。
Transport Fever 日本語化ファイルインストール
Transport Fever の日本語化ファイルは以下の 2通りの入れ方があります。
1つ目のやり方は TransportFeverJP Wiki から transportfever_japanese_20181219.zip を手動でダウンロード、展開・解凍してインストールする方法です。
transportfever_japanese_20181219 フォルダにある base.mo と res.mo ファイルをコピーします。
コピーした transportfever_japanese_20181219 フォルダにある base.mo と res.mo ファイルを、ゲームインストール先 res\strings\en\LC_MESSAGES
フォルダにある同名ファイルへ上書き or 差し替えます。
2つ目はやり方は Steam ワークショップにある TransportFerver 日本語化をサブスクライブ する方法です。
こちらのほうが簡単ですが、Steam 版 Transport Fever 専用となっています。
上記いずれかの方法で日本語化ファイルを入れたら、次に フォントファイルを変更 します。
Transport Fever フォントファイル変更
Transport Fever のゲームインストール先 res\fonts
フォルダにある Lato-Bold.ttf と Lato-Regular.ttf フォントファイルを違うフォントファイルに差し替えます。
元に戻したい場合などに備えて、このフォントファイルを事前にバックアップして退避しておきます。
Transport Fever のゲームインストール先 res\fonts\ipa
フォルダに ipaexg.ttf(ゴシック体) と ipaexm.ttf(明朝体) フォントファイルがありますので、好みのフォントを選んでコピーします。
Transport Fever のゲームインストール先 res\fonts
に ipaexg.ttf(ゴシック体) または ipaexm.ttf(明朝体) フォントファイルを配置して、ファイル名を Lato-Bold.ttf と Lato-Regular.ttf にリネーム(名前変更)します。
ゲーム内で使用される Bold フォントと Regular フォントによる違いについては こちら を参照してください。
上記フォント以外にも TrueType フォント形式(拡張子 .ttf)であれば、ほかのフォントに変更しても基本的に問題ないようです。Mod を導入している場合、公式 IPA フォントでは英語以外の言語が文字化けすることがあるので、そういうのが気になる方は他のフォントファイルに差し替えたほうがよいでしょう。(参考:好きなフォントで TransportFeverJP Wiki)
Transport Fever 日本語化後のスクリーンショットを公開します。以下、クリックすると IPA フォント版と なつめもじ フォント版に差し替えた Transport Fever のスクリーンショットが開きます。
PC ゲーム Transport Fever 日本語ファイル編集方法
Transport Fever の翻訳作業所が公開 されていますが、ローカル環境で Transport Fever 日本語ファイルを編集することができます。やり方については Train Fever 日本語ファイル編集方法 を参照してください。Transport Fever と Train Fever では編集手順に違いはないはずです。
注意点としては TransportFeverJP Wiki で公開されている日本語化ファイル transportfever_japanese_20181219.zip の mo ファイルは、Poedit バージョン 2.2 でコンパイルされています。
Train Fever の日本語誤訳修正ファイルは Poedit バージョン 1.8.7 でコンパイル されているため、双方のタイトルの有志翻訳ファイルをコンパイルする際に使用した Poedit のバージョンは異なります。
同じバージョンで編集・コンパイルしたい場合は URL https://download.poedit.net/Poedit-2.2-setup.exe
にアクセスしてダウンロードしてインストールしてください。
異なるバージョンでコンパイルした場合、コンパイル後の WinMerge によるデータ比較で結果が異なることがあります。
PC ゲーム Transport Fever 設定情報
Transport Fever の設定に関する情報です。
Transport Fever - セーブデータ・設定ファイル保存場所
Steam 版と GOG 版ではセーブデータ・設定ファイルの保存場所は別々で管理されています。
Steam 版 Transport Fever のセーブデータ・設定ファイル保存場所は Steam\userdata\(user-id)\446800\local
フォルダにある save フォルダ(セーブデータ)と settings.lua (設定)ファイルです。
GOG 版 Transport Fever のセーブデータ・設定ファイル保存場所は %AppData%\Transport Fever
フォルダにある save フォルダ(セーブデータ)と settings.lua (設定)ファイルです。
Transport Fever - ウィンドウモード時のウィンドウ位置・サイズ変更方法
Transport Fever のウィンドウモードはゲーム内設定のグラフィックにある解像度リストから、ウィンドウ表示を選択して適用することで切り替えられます。
またキーボードの Alt + Enter キーを押すことでウィンドウモードとフルスクリーンモードを切り替えることもできます。
ウィンドウモード時の解像度は、切り替え前のフルスクリーン解像度がそのまま引き継がれます。違う解像度に変更したい場合は一度変更したい解像度のフルスクリーンモードに切り替えてから、再度ウィンドウ表示を選択します。
もしくは settings.lua ファイルにある windowSize の値を変更することでも可能です。
ウィンドウモード時にタイトルバーの表示位置が画面外に隠れてウィンドウ操作ができない場合は、settings.lua ファイルにある windowPos の値を 0 以上の適当な数値に変更することで見えるようになります。
Borderless Gaming を使ったボーダーレスウィンドウに対応していますので、特に理由がなければウィンドウモード変更後に Borderless Gaming を使ったほうが便利でしょう。
PC ゲーム Transport Fever - Mod 導入方法
Transport Fever の Mod 導入方法はいくつか用意されており、TransportFeverJP Wiki にその内容がある程度まとめられています。
この記事では TransportFeverJP Wiki で紹介されている内容に従って一通り Mod を導入してみたので、その流れをまとめてみました。
前作の Train Fever の Mod 導入方法 に比べて改善している部分がありますので、Mod 導入はかなり楽になっています。
Mod を導入するにあたりシリーズ通しておそらく多くの人がお世話になるであろう Transport Fever Community があります。
こちらからファイルをダウンロードする際に画像のような Terms and Condition(利用規約)ページが表示されて、すぐに目的の Mod ファイルが配布されているページにアクセスすることができません。
Google Chrome などのページ翻訳機能を使えば規約内容を日本語で把握できますので、規約内容に同意できる場合はページ下にある Access Terms and Condition ボタンを押すことで、目的の Mod ページにアクセスすることができます。
Steam Workshop からサブスクライブ(Steam 版)
Steam 版 Transport Fever であれば Steam ワークショップ から Mod をサブスクライブすることで、簡単に Mod を導入することができます。
Steam ワークショップ から Mod ページにアクセスしてサブスクライブボタンを押すだけでダウンロードが始まり自動的にインストールされます。
サブスクライブ後は ゲームを起動して Mod をアクティブ(有効)化 します。
Mod 管理ツール - Transport Fever Mod Manager(TPFMM) の使い方
Mod 管理ツール Train Fever Mod Manager(TFMM) を使った Mod 導入方法です。
Steam ワークショップ に対応していない GOG 版 Transport Fever ではこちらの Mod 管理ツールにお世話になることになるでしょう。Steam 版 Transport Fever にも対応しています。
GitHub から最新版 Transport Fever Mod Manager(TPFMM) をダウンロードします。今回ダウンロードしたバージョンは Version 1.1.67。
ダウンロードした TPFMM-v1.1.67-win-x64.zip を展開・解凍したら、TPFMM.exe を実行します。
EULA 画面が表示されますので、I Agree ボタンをクリックします。
TPFMM Settings 画面が開くので、Transport Fever Path にゲームインストール先パス名が設定してあるかどうか確認して、問題なければ Save ボタンをクリックして画面を閉じます。
もし空欄だったりパス名が違う場合は手動でパス名を入力するか、Browse ボタンからインストール先フォルダを選択、または Autodetect ボタンから設定します。
Save 後に TPFMM Settings 画面を開きたい場合は、ツール画面内にある Settings ボタン(縦 3本線つまみスライダー)を押すか、Transport Fever Mod Manager 画面にあるメニュー File → Settings(Ctrl + P) をクリック、ショートカットキーの Ctrl + P を押します。
Transport Fever Mod Manager(TPFMM) 起動後、ゲームインストール先に TPFMM フォルダが生成されます。
Transport Fever Mod Manager(TPFMM) にある球体アイコンボタンをクリックすると Online Repository 画面が開きます。ここから Mod のダウンロード、Mod 配布ページにアクセスできます。
TPFMM Settings 画面にある Online Repository タブです。ここで外部の Mod 配布サイトを設定できます。
デフォルトでは Transport Fever Community と Steam ワークショップ が設定されています。公開している Mod 数でいえば Steam ワークショップ のほうが多いようです。
Transport Fever Mod Manager(TPFMM) の Online Repository(球体アイコンボタン) から Mod をダウンロードする方法です。
右上にあるロートアイコンがフィルタボタンです。ここから Mod 名やアップデート日から表示する Mod を絞り込めます。
↓アイコンがダウンロードボタンです。Mod を選択して↓ボタンをクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロードした Mod は Modifications(歯車アイコン)に登録されます。
Mod を選択した状態で、ごみ箱アイコンをクリックすれば Mod を削除します。
Modifications(歯車アイコン)にある円柱アイコンは Mod のバックアップボタンです。
バックアップ先は TPFMM Settings 画面の Backup Settings タブにある Backup folder です。デフォルトでは %AppData%\TPFMM\backups
フォルダに設定されています。
Mod のダウンロードが終わったら ゲームを起動して Mod をアクティブ(有効)化 します。
Transport Fever Mod 手動インストール
Transport Fever で Mod 管理ツールを使わずに Mod を手動でインストールする方法です。
ゲームインストール先 Transport Fever\mods
フォルダに展開・解凍した Mod フォルダ・ファイルを配置します。
画像の Mod ファイルは Shinkansen 0 series - Angier Shinkansen0_1.rar を展開・解凍したもの。
Transport Fever Mod アクティブ(有効)化
Transport Fever で Mod アクティブ(有効)化する方法です。
ゲームを起動してゲームタイトル画面 「フリーゲーム」 を開き、「CUSTOM」 を選択して 「詳細」 ボタンをクリックします。
ゲームの詳細設定画面が開き、「有効化した Mod」 リストに Mod が表示されます
「有効化」 列にあるスイッチを右に移動させるとグリーンに変化して、Mod が有効化状態に切り替わります。
「セーブ」 をクリックすると前の画面に戻るので、「スタート」 をクリックすると有効化した Mod でゲームを開始します。
Transport Fever で既存のセーブデータへ Mod をアクティブ(有効)化する方法です。この作業は最悪セーブデータを破損する可能性があるため、万が一に備えて事前に セーブデータをバックアップ しておいたほうがよいでしょう。
ゲームタイトル画面からメニュー 「ゲームをロード」 を開き、セーブデータを選択します。
「有効化した Mod」 横にある +アイコンをクリックします。
「有効化した Mod」 リストにある 「有効化」 列にあるスイッチを、右に移動させるとグリーンに変化して、Mod が有効化状態に切り替わります。
「スタート」 をクリックすると有効化した Mod で、セーブデータをロードしてゲームを開始します。