第 3 世代 Ryzen CPU(Zen 2)でこだわりの自作 PC を組立!PC ケース組み込み・セットアップ編
前回の記事 では第 3 世代 Ryzen (Zen 2) PC 用に購入した PC パーツで仮組をして初期不良チェックと各種動作確認テストしました。
今回の記事では PC ケースに動作チェック済みの PC パーツやストレージの組み込みやケーブル配線、Windows 10 OS をインストールと起動までを行い、第 3 世代 Ryzen CPU (Zen 2)自作 PC を完成するところまで作業内容を公開します。
- 第 3 世代 Ryzen CPU(Zen 2)でこだわりの自作 PC を構成!PC パーツ購入編
- 第 3 世代 Ryzen CPU(Zen 2)でこだわりの自作 PC を仮組!テストベンチ動作確認編
- 第 3 世代 Ryzen CPU(Zen 2)でこだわりの自作 PC を組立!PC ケース組み込み・セットアップ編(現在開いているページ)
- 使いにくい Windows 10 Pro 64bit を徹底的にカスタマイズしたときのメモ
- 第 3 世代 Ryzen CPU(Zen 2)+Windows 10 Pro 64bit 環境にドライバとソフトウェアをインストール・セットアップしたときのメモ
- 無線 LAN ルーター NEC Aterm WG2600HP3 ネットワーク設定メモ(NTT 東日本 フレッツ光ネクスト IPv4 環境)
- Creative Pebble セッティングと Creative Sound Blaster Z(SB-Z) コントロールパネル設定メモ
第 3 世代 Ryzen CPU(Zen 2) 自作 PC 組立、PC ケース Fractal Design Define R5 組み込み・セットアップ作業
PC ケース Fractal Design Define R5 に 動作チェック済みの PC パーツ やストレージの組み込み、PC ケースのケーブル配線、Windows 10 OS のインストールと起動までを行い、第 3 世代 Ryzen CPU (Zen 2)自作 PC を完成させます。
ケースファン Corsair 140mm PWM ML140 取り付け
PC ケース Fractal Design Define R5 に各種 PC パーツを取り付ける前に、ケースファン Corsair 140mm PWM ファン ML140 を取り付けます。
なお、PC ケース Fractal Design Define R5 付属の 3 ピン接続ケースファン Dynamic GP14 140mm は使用しないですべて交換します。
PC ケース Fractal Design Define R5 フロントとボトムにはフィルターがありますが、トップとサイドにはありません。
トップとサイドには吸気ファンを取り付けるため、ホコリ侵入防止用に市販の SilverStone ケースファンフィルター SST-FF141B と アイネックス 交換用フィルター CFF-DF270A で間に合わせることにします。
PC ケース Fractal Design Define R5 フロントに吸気ファンとして ケースファン Corsair 140mm PWM ファン ML140 2基取り付けます。
フロント(ケース前面)のケースファンのみ PC ケース Fractal Design Define R5 付属ネジ 8本(ファン 1基につきネジ 4本)で固定します。
PC ケース Fractal Design Define R5 リア(ケース背面)とトップ(ケース天板)に ケースファン Corsair 140mm PWM ファン ML140 を取り付けます。リアは排気ファン(画像左側ファン)として、トップは吸気ファン(画像右側ファン)として機能させます。
PC ケース Fractal Design Define R5 のリアに取り付ける ケースファン Corsair 140mm PWM ファン ML140 は リブ無しファン専用簡易固定具 長尾製作所 プッシュリベット N-PR01 で固定します。
PC ケース Fractal Design Define R5 リアファンは排気ファンとして取り付けます。
PC ケース Fractal Design Define R5 のトップに取り付ける ケースファン Corsair 140mm PWM ファン ML140 2基も リブ無しファン専用簡易固定具 長尾製作所 プッシュリベット N-PR01 で固定します。
PC ケース Fractal Design Define R5 トップファン 2基とも吸気ファンとして取り付けます。
一通り自作 PC の組み立て作業が終わってから PC ケース Fractal Design Define R5 トップのケースファン通気孔にケースファンフィルターとして アイネックス 交換用フィルター CFF-DF270A を取り付け ます。
PC ケース Fractal Design Define R5 のサイドパネルに取り付ける ケースファン Corsair 140mm PWM ファン ML140 も リブ無しファン専用簡易固定具 長尾製作所 プッシュリベット N-PR01 で固定します。
PC ケース Fractal Design Define R5 サイドパネルファンは吸気ファンとして取り付けます。
ちなみにマザーボードにサイドパネルのファンケーブルを接続した場合に、サイドパネル取り外し後に不注意でうっかりケーブルを引っ張ってしまいコネクタが抜けてしまう可能性があります。
そうならないために Focentto PWM 延長ケーブル を使ってファンケーブルの長さに余裕を持たせて、サイドパネルを取り外してもファンコネクタが抜けないようにしておきます。
PC ケース Fractal Design Define R5 サイドパネルのケースファン通気孔に SilverStone ケースファンフィルター SST-FF141B のフィルターフレーム備え付けのマグネットでサイドパネルに取り付けます。
マグネットの磁力は弱いですがずり落ちる心配はなく、サイドパネルに取り付けるぶんには問題ありません。また、磁力が弱いおかげでサイドパネルをキズつける恐れがなく取り外しが楽です。
これとは別に、PC ケースへの PC パーツ取り付けやケーブル接続が一通り終わった段階で、PC ケース内へファン用フレキシブルアーム アイネックス マグネットタイプ FST-MAG2 を使ったケースファン Corsair 140mm PWM ML140 2基 設置 します。
Tigre Amore 面ファスナー 結束バンドコード 取り付け・交換
PC ケース Fractal Design Define R5 の裏配線スペースにあるケーブルをまとめる付属マジックテープとケーブルマネージメント機構すべてに Tigre Amore 面ファスナー 結束バンドコード に交換・取り付けます。
50本あった Tigre Amore 面ファスナー 結束バンドコード の本数近く消費したので、そこからさらに個別にケーブルをまとめようとすると、それなりの結束バンドコードの本数が必要になります。
ケーブル配線後のストレージを取り付ける前の裏配線状況は こちら、ストレージ増設後の裏配線状況は こちら となります。
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 取り付け
PC ケース Fractal Design Define R5 のマザーボードベースに、マザーボードのネジ穴位置に合わせてスペーサー取り付けます。
スペーサーのネジ穴位置に合わせて 動作確認済みマザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0(CPU Ryzen 3700X + CPU クーラー Thermalright Silver Arrow 130 + メモリ Crucial DDR4-3200 CT2K16G4DFD832A 16GB x 4枚 ) をセットします。
PC ケース Fractal Design Define R5 マザーボードベース中央に凸状のネジ締め不要スペーサーが最初からあるので、マザーボードがズレることなく設置がかんたんにできるようになっています。
スペーサのネジ穴とマザーボードのネジ穴位置を合わせたら、すべてのネジ穴にネジを仮止めしておきます。プラスドライバー で対角線上のネジを順番に少しずつ均一になるよう締めてマザーボードを固定します。
通常 ATX サイズのマザーボードを固定するネジは 9本使いますが、PC ケース Fractal Design Define R5 の場合、凸状のネジ締め不要スペーサーが 1本あるため、使用するネジは 8本になっています。
電源ユニット Corsair RM850x 取り付け、G Connector 接続(電源・リセットスイッチ、LED、Beep スピーカー)、フロント I/O ケーブル裏配線
PC ケース Fractal Design Define R5 のフロント I/O ケーブル(電源・リセットスイッチ、LED) と マザーボード用ブザーユニット を マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 付属 G Connector に接続して、マザーボードの F_PANEL(前面パネルヘッダ) に接続します。
同様に PC ケース Fractal Design Define R5 のフロント I/O ケーブルの USB 2.0・USB 3.0・オーディオコネクタも、マザーボードそれぞれのヘッダに接続します。
PC ケースのフロント I/O ケーブルをマザーボードに接続するのに特に問題ありませんが、一部のケーブルを裏配線してケーブル配線をすっきりさせるようにします。
電源ユニット Corsair RM850x を設置した状態で PC ケース Fractal Design Define R5 のフロント I/O ケーブルの USB 2.0・オーディオコネクタを、マザーボードベース下部にあるスルーホールに通して裏配線します。
このうちフロント I/O ケーブルの USB 2.0 ケーブルの長さでは裏配線できないので、別売りの アイネックス ケース用 USB 延長ケーブル USB-006C を使って延長しました。この USB 延長ケーブルは 50cm もあるため裏配線スペースにケーブル全部をうまく収めることができずに、画像のように電源ユニットの上でケーブルが少し余った状態になっています。
ついでに画像にはありませんが、SATA ストレージデバイス用の 電源ユニット Corsair RM850x の SATA 電源モジュラーケーブルの配線を行い、使う予定がない未使用の SATA 電源コネクタには、ホコリ侵入防止やショート防止のため テクノベインズ SATA ドライブ電源ケーブル用キャップ SAPWTCAPK-B0-6 を装着しておきます。
CPU クーラーファン Thermalright TY-127BP ケーブルコネクタ 接続・配線調整
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の CPU ファンコネクタ(CPU_FAN) に接続した CPU クーラー Thermalright Silver Arrow 130 付属 TY-127BP PWM ファン のケーブルを、ケースファンブレードに絡まないよう、風の流れの妨げにならないように配線の調整します。
ケースリア排気ファン Corsair 140mm PWM ML140 ケーブルコネクタ - マザーボード SYS_FAN1 接続
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の SYS_FAN1 ファンコネクタに PC ケース Fractal Design Define R5 リア排気ファンとして取り付けた ケースファン Corsair 140mm PWM ファン ML140 のケーブルコネクタを接続します。
先に マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の ATX_12V(8ピン) / ATX_12V1(4ピン) 電源コネクタへ電源ケーブルを接続 してしまうと、SYS_FAN1 ファンコネクタへのケーブル接続がやりにくくなるので、あらかじめケースファンのケーブルを接続してしまいます。
アイネックス ATX 用電源延長ケーブル WAX-2430A 接続
電源ユニット Corsair RM850x の ATX 24(20+4)ピン 電源モジュラーケーブルを マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の ATX 電源コネクタへ接続します。
電源ユニット Corsair RM850x の ATX 24(20+4)ピン 電源モジュラーケーブルはリップルノイズ抑制コンデンサを搭載しているケーブルのため取り回しにくく、エアフローを確保しようとすると無理に曲げてしまうことにため、曲げにケーブルへの負担が大きくなってしまいます。
電源ユニット Corsair RM850x の ATX 24(20+4)ピン 電源モジュラーケーブル用の延長ケーブルとして アイネックス ATX 用電源延長ケーブル WAX-2430A を使い、マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の ATX 電源コネクタへ接続します。
電源ユニットの電源モジュラーケーブルのリップルノイズ抑制コンデンサ部分を裏配線スペースに収める ことで、ケーブルを無理に曲げることなくエアフローを確保することができます。
また、この後 ファン用フレキシブルアーム アイネックス マグネットタイプ FST-MAG2 を使ったケースファン Corsair 140mm PWM ML140 2基 設置 のためのスペース確保にもつながります。
アイネックス EPS12V 用電源延長ケーブル PX-004B、ATX12V 用電源延長ケーブル PX-007A 接続
電源ユニット Corsair RM850x の EPS/ATX12V 8(4+4)ピン 電源モジュラーケーブル用の延長ケーブルとして アイネックス EPS12V 用電源延長ケーブル PX-004B と アイネックス ATX12V 用電源延長ケーブル PX-007A を使い、マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の ATX_12V(8ピン) / ATX_12V1(4ピン) 電源コネクタへ接続します。
PC ケース Fractal Design Define R5 で 電源ユニット Corsair RM850x の EPS/ATX12V 8(4+4)ピン 電源モジュラーケーブルで裏配線すると、マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の ATX_12V(8ピン) / ATX_12V1(4ピン) 電源コネクタ まで届きません。
仮に電源ユニットの電源モジュラーケーブルがマザーボードのコネクタに届いて接続できたとしても、こちらもリップルノイズ抑制コンデンサ搭載のため無理に曲げることができず、PC ケーストップにはケースファンを取り付けているため、ファンへの干渉や風の流れを妨げてしまう恐れがあります。
そこで電源モジュラーケーブルの延長ケーブルとして アイネックス EPS12V 用電源延長ケーブル PX-004B と アイネックス ATX12V 用電源延長ケーブル PX-007A を使うことで、上記の問題をすべて回避します。
PC ケーストップ吸気ファン Corsair 140mm PWM ML140 2基+親和産業 2分岐 PWM ケーブル SS-FJCTC3&4-01 - マザーボード CPU_OPT 接続
PC ケース Fractal Design Define R5 に取り付け・設置する ケースファン Corsair 140mm PWM ファン ML140 の数が多いため、マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 のファンコネクタ数が足りません。そのため、一部のケースファンは 親和産業 PWM 4pin 2分岐ケーブル SS-FJCTC3&4-01 を使ってマザーボードのファンコネクタに接続するようにします。
PC ケース Fractal Design Define R5 のトップに取り付けたケースファン Corsair 140mm PWM ファン ML140 2基 のファンケーブルを 親和産業 PWM 4pin 2分岐ケーブル SS-FJCTC3&4-01 につなぎ、マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の CPU_OPT コネクタに接続します。
親和産業 PWM 4pin 2分岐ケーブル SS-FJCTC3&4-01 が PC ケーストップファンへの干渉や風の流れの妨げにならないように配線しています。
ほかにこの後取り付ける PC ケース内に設置したファン用フレキシブルアーム アイネックス マグネットタイプ FST-MAG2+ケースファン Corsair 140mm PWM ML140 2基 をマザーボードにつなげるために、親和産業 PWM 4pin 2分岐ケーブル SS-FJCTC3&4-01 を使用します。
PC ケースフロント吸気ファン Corsair 140mm PWM ML140 ケーブルコネクタ - マザーボード SYS_FAN2 / SYS_FAN4 接続
PC ケース Fractal Design Define R5 のフロントに取り付けた ケースファン Corsair 140mm PWM ファン ML140 2基 のファンケーブルを マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の SYS_FAN2 / SYS_FAN4 コネクタにそれぞれ接続します。
ちなみに裏配線の都合上、ファンケーブルの長さが足りないため Focentto PWM 延長ケーブル を使用しています。
ASUS SATA 3.0 6Gbs ケーブル - マザーボード SATA ポート 接続
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 のすべての SATA ポートに ASUS SATA 3.0 6Gbs ストレートまたは下 L 型ケーブル を接続します。ここではすべての SATA ポートを埋めるため SATA ケーブル 6本使用します。
PC ケース Fractal Design Define R5 のマザーボードベース裏に 2.5インチストレージ専用トレイが 2基 用意されていますが、配線スペースの都合 SATA ケーブルのコネクタ向きが上下問わず L 型タイプだと接続できません。
そのため マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の SATA ポートに接続する ASUS SATA 3.0 6Gbs ストレート・下 L 型ケーブル うち 2本は SATA ケーブルコネクタの向きがストレートタイプを選び、SATA ストレージデバイスに接続できるようあらかじめ配線しておきます。
当面ストレージデバイスにつなげない SATA ケーブルのコネクタには、ホコリ侵入防止やショート防止のため サンワサプライ SATA コネクタカバー TK-SACAP1 を装着しておきます。
電源ユニット Corsair RM850x 電源モジュラーケーブル 接続、電源ユニット空きケーブルコネクタ アイネックス コネクタカバーセット DC-101A 装着
電源ユニット Corsair RM850x の空きケーブルコネクタにホコリ侵入防止用として アイネックス プラグイン電源用コネクタカバー DC-021 を装着します。
SATA カード I/O Crest PCIe SATA カード 接続、オウルテック SATA ケーブル OWL-CBSATA-SLT100 シリーズ 裏配線接続
PC ケース Fractal Design Define R5 マザーボードベース下部にあるスルーホールに、SATA カード I/O Crest PCIe SATA カード 4ポート(Marvel 88SE9215) に接続するための オウルテック SATA ケーブル OWL-CBSATA-SLU100 4本をあらかじめ通しておきます。
マザーボードベース下部スルーホールにはすでに PC ケースのフロント I/O ケーブル(USB2.0・オーディオ)を通しているため、SATA ケーブル 4本を通すとなるとかなり窮屈になります。
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の PCIEX4 スロット(マザーボード一番下の PCI Express x4 スロット) に SATA カード I/O Crest PCIe SATA カード 4ポート(Marvel 88SE9215) を取り付けて、スルーホールに通した オウルテック SATA ケーブル OWL-CBSATA-SLU100 を接続します。
SATA カードのコネクタ付近と SATA ケーブルの曲げが負担にならないように、画像のように余裕をもたせるように配線しています。
PC ケース Fractal Design Define R5 裏配線調整
ここまでの組み立て作業で PC ケース Fractal Design Define R5 裏配線スペースにある各種ケーブルを Tigre Amore 面ファスナー 結束バンドコード で整理したところです。
5インチドライブベイは使わないので、すき間に結束バンドコードを通してケーブルを通す経路 にしています。
また、PC ケース Fractal Design Define R5 の 使わないフロント I/O ケーブル(ファンコントローラー) を 5インチドライブベイ内に収納して結束バンドコードでまとめてしまいます。
ビデオカード垂れ下がり防止 長尾製作所 VGA サポートステイ L 自己粘着式 N-VGASTAY02-LONG 設置
MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC にビデオカード垂れ下がり防止用の 長尾製作所 VGA サポートステイ L 自己粘着式 N-VGASTAY02-LONG を設置したところです。
この後、PC ケース内へファン用フレキシブルアーム アイネックス マグネットタイプ FST-MAG2 を使ったケースファン Corsair 140mm PWM ML140 2基 設置 のため、電源ユニット Corsair RM850x 電源モジュラーケーブルの配線を調整 しています。
自作 PC 組立時点では MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC が登場していますが、完成後に初期不良が発覚してメーカー修理行きのため GIGABYTE GeForce RTX 2070 SUPER GAMING OC 3X 8G に交換 しています。
電源ユニット Corsair RM850x - PCIe 8(6+2)ピン 電源モジュラーケーブル 配線調整(ケース内ファン設置場所確保、サイドファン干渉防止)
ビデオカード垂れ下がり防止用に設置した長尾製作所 VGA サポートステイ L 自己粘着式 N-VGASTAY02-LONG ですが、PC ケース内へファン用フレキシブルアーム アイネックス マグネットタイプ FST-MAG2 を使ったケースファン Corsair 140mm PWM ML140 2基 設置 スペース確保のため、PC ケースフロント側よりに配線した電源ユニット Corsair RM850x - PCIe 8(6+2)ピン 電源モジュラーケーブル をリア側に配線しなおします。
PC ケース Fractal Design Define R5 で画像のように 電源ユニット Corsair RM850x - PCIe 8(6+2)ピン 電源モジュラーケーブルをビデオカードの補助電源コネクタに接続して配線 した場合に注意することがあります。
PC ケース Fractal Design Define R5 のサイドパネルに 140mm ケースファンが取り付け られている場合に、電源ユニットの PCIe 8(6+2)ピン 電源モジュラーケーブル とギリギリ干渉するかどうかというくらい余裕がありません。
そのため、PC ケース内へファン用フレキシブルアーム アイネックス マグネットタイプ FST-MAG2 を使ったケースファン Corsair 140mm PWM ML140 2基 設置 スペースを確保しつつ、電源ユニットの PCIe 8(6+2)ピン 電源モジュラーケーブル をビデオカードの補助電源コネクタから垂直線上に配線をして、サイドパネルのケースファン に干渉しないように調整する必要があります。
ファン用フレキシブルアーム アイネックス マグネットタイプ FST-MAG2+ケースファン Corsair 140mm PWM ML140 2基 設置
ケースファン Corsair 140mm PWM ファン ML140 2基取り付けた ファン用フレキシブルアーム アイネックス マグネットタイプ FST-MAG2 2本を PC ケース Fractal Design Define R5 内に設置したところです。
ビデオカード MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC とシャドウベイの間に 25mm 厚のケースファンがどちらにも干渉せずすっぽり入る形になっています。
これは PC ケース Fractal Design Define R5 の場合、ビデオカードのカードサイズが 270mm までであれば、25mm 厚のケースファンでもギリギリ干渉しないようになっています。
PC ケース Fractal Design Define R5 底面に ファン用フレキシブルアーム アイネックス マグネットタイプ FST-MAG2 のマグネット土台を使って設置・固定したところです。
PC ケース Fractal Design Define R5 5インチベイドライブに ファン用フレキシブルアーム アイネックス マグネットタイプ FST-MAG2 のマグネット土台を使って設置・固定したところです。
ファン用フレキシブルアーム のマグネット土台は 5インチベイドライブ内の 上部側 または 側面側、どちらでも固定が可能です。
ただ、5インチベイドライブ内 上部側 だとアームの位置調整中に土台につなげているアームがゆるんでしまうことがあるため(マグネット土台備え付けネジにアーム先端のネジ穴に回して取り付けるタイプ)、アーム調整中でもネジがゆるみにくい方向に設置できる 側面側 にマグネット土台を固定しました。
サウンドカード Creative Sound Blaster Z SB-Z 取り付け
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の PCIEX1_2 スロットに サウンドカード Creative Sound Blaster Z SB-Z を取り付けたところですが、SATA カード I/O Crest PCIe SATA カード 4ポート(Marvel 88SE9215) と違い、PC ケース拡張スロットのネジ穴とサウンドカードの PCI ブラケットのネジ穴がわずかにズレてしまいます。
PC ケース拡張スロットのネジ穴位置に合わせて サウンドカード Creative Sound Blaster Z SB-Z の PCI ブラケットネジ穴にネジを締めてしまうと、マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の PCIEX1_2 スロットに差し込んだサウンドカードの端子が少し浮く状態になってしまいます。
この後電源を入れてみたところ動作に問題はなさそうですが、がっちり奥まで端子を差し込めない状態なので、あまりすっきりしない状況です。
PC を起動すると画像のように サウンドカード Creative Sound Blaster Z SB-Z の赤色 LED が点灯した状態になります。
ちなみに、このサウンドカードの LED は設定でオフにできません。そのため、EMI シールドカバーを取り外し LED をテープで巻いて隠したり、LED の足(リード)をカットして物理的にとってしまうユーザーがいるようです。
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 - UEFI BIOS 画面(BIOS バージョン F10) Easy モードと Advanced モード画面で、PCIEX1_2 スロットに接続した サウンドカード Creative Sound Blaster Z SB-Z が、PCIEX1_2 : PCIe 1.0x1@1.0x1 として認識されているのが確認できます。
SATA HDD Seagate IronWolf 2TB HDD ST2000VN004(中古) 設置
PC ケース Fractal Design Define R5 の 2.5 / 3.5 インチ共用シャドウベイ(画像右下にある 8個の白いトレイスペース)に HDD(SATA) Seagate HDD IronWolf ST2000VN004 2TB(中古) 4台を設置します。
画像ではすでに SSD(SATA) Crucial SSD MX500 CT500MX500SSD1JP 500GB (一番上のトレイ) と SSD(SATA) Crucial SSD MX500 CT1000MX500SSD1JP 1TB (上から 3段目のトレイ) を取り付けている状態です。
PC ケース Fractal Design Define R5 の 2.5 / 3.5 インチ共用シャドウベイにある金属製 SSD / HDD トレイに付属のシリコンゴムとネジを使って HDD(SATA) Seagate HDD IronWolf ST2000VN004 2TB(中古) を固定します。
HDD(SATA) Seagate HDD IronWolf ST2000VN004 2TB(中古) の SATA 端子が金属製 SSD / HDD トレイと近い形に固定されますが、シリコンゴムの厚みですき間が確保されているためケーブル接続時にトレイに干渉する心配はありません。
SSD / HDD トレイ に取り付けた HDD(SATA) Seagate HDD IronWolf ST2000VN004 2TB(中古) 4台を、PC ケース Fractal Design Define R5 の 2.5 / 3.5 インチ共用シャドウベイに設置・固定したところです。
こちらの画像は PC ケース Fractal Design Define R5 裏配線スペース側の 2.5 / 3.5 インチ共用シャドウベイです。
金属製 SSD / HDD トレイに取り付けてある SSD・HDD ストレージに SATA ケーブルと SATA 電源ケーブルを接続している状態です。
このうち 3.5 インチ HDD の下に 2.5 インチ SSD がある状態だと、HDD の SATA L 字ケーブルと SSD の SATA 電源ケーブルが接触する状態となるため、SATA ケーブルを少しひねりが入るような形になります。そこだけ少し注意したほうがいいでしょう。
ビデオカード MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC から GIGABYTE GeForce RTX 2070 SUPER GAMING OC 3X 8G 交換
ビデオカード MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC 初期不良のため GIGABYTE GeForce RTX 2070 SUPER GAMING OC 3X 8G に交換しました。
GIGABYTE GeForce RTX 2070 SUPER GAMING OC 3X 8G を取り付けたことにより、マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の M.2 SSD ソケット(M2A_SOCKET)に取り付けてある M.2 SSD が半分ほど隠れてしまう状態になりますが、外排気ファンの ビデオカード MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC とは違い内排気ファンのため、M.2 SSD が冷却できる形になります。
ただ、GIGABYTE GeForce RTX 2070 SUPER GAMING OC 3X 8G のデフォルト設定だとファンの回転数が低いため、アイドル時はビデオカードや M.2 SSD の温度が高めの状態になります。
ビデオカードだけでなく M.2 SSD も冷却重視にしたいのであれば MSI Afterburner などのツールを使ってファン制御したほうがよいでしょう。
GIGABYTE GeForce RTX 2070 SUPER GAMING OC 3X 8G に 長尾製作所 VGA サポートステイ L 自己粘着式 N-VGASTAY02-LONG で支えているところです。
3連ファンとクーラーカバーの形状により平面部分がなく、ビデオカード MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC のようにサポートステイでクーラーカバー側を支えられるかどうか不安があったので、ビデオカードの補助電源コネクタ横にある基板部分にサポートステイで支えることにしました。
サポートステイと接触する基板部分には、念のため絶縁性のあるテープを貼り付けています。
GIGABYTE GeForce RTX 2070 SUPER GAMING OC 3X 8G の全長は ビデオカード MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC より長いため、PC ケース内に設置したファン用フレキシブルアーム アイネックス マグネットタイプ FST-MAG2+ケースファン Corsair 140mm PWM ML140 2基 は画像のようにビデオカードのクーラーカバー部分に干渉しないように上下にスペースを空けています。
ホコリ侵入防止端子コネクター 装着
PC ケース Fractal Design Define R5、マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0、サウンドカード Creative Sound Blaster Z SB-Z に各種コネクタカバーを装着してみました。
PC ケース Fractal Design Define R5 フロントポートに アイネックス コネクタカバー セット DC-101A を装着したところです。
- PC ケース Fractal Design Define R5 フロントポートに使用した アイネックス コネクタカバー セット DC-101A の種類と数
- USB(A タイプ)用コネクタ ・・・ 4個
- ミニジャック(3.5mm)用コネクタ ・・・ 2個
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 I/O バックパネルに アイネックス コネクタカバー セット DC-101A、テクノベインズ USB 3.1 Type-C コネクタキャップ USB31CACK-B1-6、サンワサプライ 光オーディオ端子コネクタキャップ TK-OPCAP 各種コネクタカバーを装着したところです。
- マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 I/O バックパネルに使用した アイネックス コネクタカバー セット DC-101A の種類と数
- USB(A タイプ)用コネクタ ・・・ 9個
- HDMI(タイプ A)用コネクタ ・・・ 1個
- LAN (RJ-45)用コネクタ ・・・ 1個
- ミニジャック(3.5mm)用コネクタ ・・・ 5個
- マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 I/O バックパネルに使用した テクノベインズ USB 3.1 Type-C コネクタキャップ USB31CACK-B1-6 の数
- USB 3.1 Type-C コネクタキャップ ・・・ 1個
- マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 I/O バックパネルに使用した サンワサプライ 光オーディオ端子コネクタキャップ TK-OPCAP の数
- 光オーディオ端子コネクタキャップ ・・・ 1個
サウンドカード Creative Sound Blaster Z SB-Z に アイネックス コネクタカバー セット DC-101A、サンワサプライ 光オーディオ端子コネクタキャップ TK-OPCAP 各種コネクタカバーを装着したところです。
- サウンドカード Creative Sound Blaster Z SB-Z に使用した アイネックス コネクタカバー セット DC-101A の種類と数
- ミニジャック(3.5mm)用コネクタ ・・・ 5個
- サウンドカード Creative Sound Blaster Z SB-Z に使用した サンワサプライ 光オーディオ端子コネクタキャップ TK-OPCAP の数
- 光オーディオ端子コネクタキャップ ・・・ 2個
PC ケースや PC パーツの空いているコネクタにキャップを装着した場合の種類とその数は、上記のような結果になりました。
実際には利用するデバイスに応じてケーブルを接続するので、上でまとめたようなコネクタキャップ数を使うことはありませんが、私と同じ PC ケースや PC パーツを使うのであれば、コネクタキャップを購入する一つの目安になるかと思います。
PC ケース Fractal Design Define R5 トップケースファン通気孔、アイネックス 交換用フィルター CFF-DF270A+コクヨ 超強力マグネット ネオマグ 取り付け
PC ケース Fractal Design Define R5 のトップケースファン 2基の通気孔フィルター用に、アイネックス 交換用フィルター CFF-DF270A を設置します。フィルターのカットはしていません。フィルターのサイズがちょうどよい大きさで、通気孔全体にフィルターをかぶせることができます。
フィルターの固定には コクヨ 超強力マグネット ネオマグ を使用します。
PC ケース Fractal Design Define R5 トップ、まーぶるめん台 S サイズ設置
PC ケース Fractal Design Define R5 トップケースファン通気孔にかぶせたアイネックス 交換用フィルター CFF-DF270A の上に、まーぶるめん台 S サイズ を設置します。
トップケースファン通気孔を塞ぐ形になってしまいますが、その間に コクヨ 超強力マグネット ネオマグ を置いてあるので、わずかですがすき間は確保できるようになっています。
ケーストップ通気孔からの空気の流入量は減りますが、PC ケース上部に誤って液体をこぼしてしまった時の、ケース内へ液体が直接侵入するのを阻止する機能を期待して設置しています。
PC ケースキャスター Otake マルチリビングキャリー OSR-027 設置
PC ケース移動用キャスターとして Otake マルチリビングキャリー OSR-027 を使います。
Otake マルチリビングキャリー OSR-027 の上に PC ケース Fractal Design Define R5 を置くことでフローリング直置きを避けて、机の下でも自由に PC ケースが移動できるようにします。
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 ・・・ BIOS 設定
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の UEFI BIOS 画面で PC 環境によっては不要だと思われる設定をオフにしたり、個人的に必要だと思う設定をデフォルトから変更します。
以下、すべて マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 UEFI BIOS 画面 - Advanced モード画面です。
UEFI BIOS 画面 - Advanced モードの Boot タブ - Full Screen LOGO Show を Disabled にします。PC 起動時に表示されるマザーボードのロゴを非表示にして、POST 画面を表示するようにします。
UEFI BIOS 画面 - Advanced モードの Settings タブ - Miscellaneous - LEDs in System Power On State を Off にします。マザーボード上の (ステータス LED 以外の) LED 機能はすべて消灯状態にします。
UEFI BIOS 画面 - Advanced モードの Settings タブ - Platform Power - AC BACK Memory を Memory にします。
デフォルトは Always Off ですが、PC 稼働中に電源が落ちた場合にはそのまま電源がオフのままになります。Memory であれば PC 稼働中に電源が落ちても自動的に PC が起動するようになるのでこちらの設定に変更します。
UEFI BIOS 画面 - Advanced モードの Settings タブ - Platform Power - Wake on LAN を Disabled にします。Wake on LAN は使う予定がないのでオフにしておきます。
UEFI BIOS 画面 - Advanced モードの Settings タブ - IO Ports - HD Audio Controller を Disabled にします。サウンドカード Creative Sound Blaster Z SB-Z のみ使用するので、マザーボードのサウンド機能はオフにしておきます。
Windows 10 Pro 64bit インストール前 X570 AORUS PRO ・・・ BIOS 情報
Windows 10 Pro 64bit OS をインストールする前の マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 UEFI BIOS 画面の設定情報です。
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 UEFI BIOS 画面 - Advanced モード画面の Boot タブ画像です。
今回、マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の SATA ポートに接続した SSD ストレージに Windows 10 OS のインストールを行いますが、デフォルトの UEFI BIOS 設定を変更する必要は基本的にありません。
ただ、CSM は従来の BIOS をエミュレートして互換性を保つ機能なため、そういった互換性が不要である環境ならば CSM を Disabled でも可能 ですので、最終的に利用者が使う環境に合わせて設定することになります。
Windows 10 OS インストールしたときの UEFI BIOS 画面 - Boot タブのデフォルト設定は以下の通りです。
- CSM Support ・・・ Enabled
- Storage Boot Option Control ・・・ UEFI Only
- Other PCI Device ROM Priority ・・・ Legacy Only
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の場合、Secure Boot については CSM Support が Disabled に設定している場合のみ表示されます。ここでは CSM Support が Enabled にしてあるため Secure Boot の項目は表示されていません。
Windows 10 インストールメディア を マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の USB ポートに接続した状態での UEFI BIOS 画面 - Easy モードの Boot Sequence 画面です。
Windows 10 インストールメディア を マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 の USB ポートに接続した場合に、Boot Sequence に 1 UEFI:(USB メモリ型番またはメモリカードを挿入した USB カードリーダー型番), Partition 1 が表示されます。
この状態であれば POST 画面通過後に自動的に Windows 10 インストーラー画面が起動します。
こちらの画像は マザーボード GIGABYTE X570 AORUS PRO rev.1.0 - UEFI BIOS 画面 - Advanced モード画面の Boot タブにある Boot Option Priorities リストです。
Boot Option #1 に UEFI:(USB メモリ型番またはメモリカードを挿入した USB カードリーダー型番), Partition 1 が表示されており、POST 画面からでなくてもここから選択することで Window 10 インストーラーを起動することができます。
Windows 10 Pro 64bit インストール作業
USB 3.1 カードリーダー Transcend TS-RDF5W と microSDHC カード Team TGTF032GWA 32GB を使って Window 10 OS インストールメディアを作成します。
基本的に以下の参考サイトにあるマイクロソフト公式ツール Windows 10 メディア作成ツール(Media Creation Tool) と手順に従うことで、かんたんにインストールメディアを作成することができます。
USB メモリや ISO ファイルをダウンロードして DVD メディアに作成することもできますが、今回は USB 3.1 カードリーダー と microSDHC カード の組み合わせでも作成可能です。
Windows 10 メディア作成ツール(Media Creation Tool) で作成した microSDHC カード 挿入済み USB 3.1 カードリーダー を、マザーボードの USB ポートに接続 して Windows 10 OS のインストールを進めます。
なお、今後の Windows 10 PC の運用環境は Windows Update による自動更新を防止(任意のタイミングで更新プログラムを手動更新)するため、Windows Update 自動更新機能を完全に停止する設定をするまでは、マザーボードに LAN ケーブルは接続しない(インターネットにつながない)ようにします。
Windows 10 OS をインストールする前に、OS が起動しなくなった場合の緊急起動用ディスクとして Windows PE メディアを作成しました。
Windows PE の作成に使うツールはいくつかあるようですが、今回は Win10XPE + Microsoft Windows and Office ISO Download Tool を使用しました。
Win10XPE 作成には Windows 10 のインストールイメージの ISO ファイルが必要ですが、 Windows 10 メディア作成ツール(Media Creation Tool) の ISO ファイル esd 形式には対応していません。
Microsoft Windows and Office ISO Download Tool を使ってダウンロードした Windows 10 インストールイメージ ISO ファイルの wim 形式でないと作成できません。(参考情報)
esd 形式から wim 形式にエクスポートする方法 がありますが、実行に必要な dism コマンドが Windows 8 以降の OS でないと動作しない、そして手持ちの PC の OS が Windows 7 しかなかったため、Microsoft Windows and Office ISO Download Tool で OS のイメージファイルをダウンロードする方法で対応しました。
Win10XPE で作成したファイルを USB メモリに書き込むことで完成できますが、USB 3.1 カードリーダー と microSDHC カード の組み合わせでも作成可能です。
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