PC ゲーム Middle-earth: Shadow of Mordor GOTY 日本語化とフォント変更方法と DLC The Bright Lord(明王)で日本語を表示する方法
PC ゲーム Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition の日本語化やフォントの変更、ゲームプレイ最適化に関する情報をまとめました。
PC ゲーム Middle-earth: Shadow of Mordor GOTY 日本語化情報
Steam から購入できる Middle-earth: Shadow of Mordor (JP) と DLC をまとめた Middle-earth: Shadow of Mordor - Power-Up Bundle は最初から日本語に対応しているためそのまま日本語でゲームをプレイできますが、海外版の Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition に含まれている DLC が一部入っていない中途半端なバンドル内容となっています。
残りの DLC は購入することができないため、Middle-earth: Shadow of Mordor (JP) と Middle-earth: Shadow of Mordor - Power-Up Bundle だけではすべての DLC をプレイすることはできません。
調べてみるとどうやらコンソール版も含めて一部の DLC の日本語版が発売されなかったため、それにあわせてか日本語がない DLC は日本国内から購入できないようです。(参考情報)
Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition であればすべての DLC を含んでいるので、Middle-earth: Shadow of Mordor (JP) と Middle-earth: Shadow of Mordor - Power-Up Bundle のように一部の DLC がプレイできないということはありません。
ただ、Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition は Steam から購入できないため、海外のキーショップ、通称鍵屋からの入手が必要になります。(すでに海外版本体バージョンのみ所持していれば、購入対象は Middle-earth: Shadow of Mordor - GOTY Edition Upgrade になるはずですが、このへんは未確認)
また、Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition を入手できても、そのままでは日本語版としてプレイできません。日本語化は可能ですが、ツールを使った日本語化作業が必須です。
さらに日本ではリリースされていない DLC The Bright Lord(明王) は翻訳されていないため、文字がほとんど空白状態で日本語でプレイできないというような問題があります。
それでも、Middle-earth: Shadow of Mordor (JP) と Middle-earth: Shadow of Mordor - Power-Up Bundle ではプレイできない DLC がプレイできるようになるだけでなく、日本語化することで Middle-earth: Shadow of Mordor (JP) と Middle-earth: Shadow of Mordor - Power-Up Bundle 相当でプレイできる(はず)ですので、DLC も含めたゲームを体験したい場合は Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition を入手したほうがよいでしょう。
Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition の日本語化について、ネット上にいくつかやり方が紹介されています。
それらの内容をまとめてみると、日本語化に必要なツール ArchExtractor.exe と jpn.exe を用意して以下 2通りあるどちらかの方法を実行することで日本語化することができます。
1つ目の方法は 5ch で公開されている ゲームインストール先フォルダにツールを配置、bat ファイルを作成・実行して拡張子 arch05 のアーカイブファイルから日本語化に必要なファイルを抽出して配置と、設定ファイルに日本語ファイルを読み込むようにするところまでを自動的に行う日本語化方法 です。(bat ファイルの大まかな処理内容)
日本語化に必要なツールをそろえて指定の場所にファイルを配置しておけば、あとは bat ファイルが全部処理するので、最後まで正常に処理が完了すれば一番かんたんで楽な日本語化方法となります。
また、日本語化するためにアンパックして配置したファイルは、日本語翻訳ファイルと日本語フォントファイルのみなので、このファイルさえバックアップしておけば、再度日本語化したい場合にツールの配置や bat ファイルを実行する必要がありません。
もう 1つの方法は多数の個人サイトで紹介されている ArchExtractor.exe でアンパックしたフォルダ・ファイルを ShadowOfMordor\game
フォルダにすべて配置して、jpn.exe をアンパックしたフォントフォルダ内に配置して実行するというやり方です。(参考情報 1、参考情報 2)
bat ファイルを使った日本語化ができない・うまくいかない場合は、ツールを手動で実行してアンパックしたファイルすべてをゲームフォルダに配置すれば日本語化ができるようになっています。
この方法でも日本語化は可能ですが、以下の点から個人的にあまりおすすめできません。
bat ファイルで日本語化する方法と比べて、ShadowOfMordor\game
フォルダにアンパックした多数のファイルを格納することになり、ゲーム全体の容量が増えてドライブの空き容量を無駄に消費(約 1GB)しまう点があります。
さらに、アンパックした元ファイル(.arch05)を読み込まないようにリネーム or 削除操作が必要に加えて、ShadowOfMordor\game
フォルダにアンパックした多数のファイルを展開するという内容から、bat ファイルによる日本語化方式と比べて、バックアップしたい場合の対象ファイル・フォルダのサイズ問題と、ゲームデータ完全削除後の再インストールや環境変更などの再度日本語化の手間が残ってしまいます。
また、これは未確認ですがアンパック前のファイル(.arch05)からではなく、ShadowOfMordor\game
からアンパックした多数のファイルを読み込むことになるので、ゲームのロード時間に影響が発生する可能性があります。
有志の方により上記で紹介した 2通りの日本語化方法が確立されていますが、別問題として日本語化に必要なツール ArchExtractor.exe と jpn.exe が置いてあるアップローダが時々ダウンロードできなくなることがあり、このタイミングで初めて日本語化したい場合にファイルがダウンロードできなくて、日本語化できなくなるユーザーがたびたび発生しているようです。
今回のこの Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition 日本語化記事では、上記の方法と一部違うやり方で日本語化できることがわかりましたのでその内容を説明します。この内容が理解できれば 「ArchExtractor.exe と jpn.exe がなければ日本語化はできない!」 という状況からは解放されるでしょう。
基本的に ArchExtractor.exe と jpn.exe に代わる ツールとやり方でアンパックと日本語化処理を行い、必要最小限の日本語ファイル(テキストファイルとフォントファイル)と設定ファイルを書き換えて日本語化 します。
その過程で私が調べた範囲内ではおそらく長年解明されていなかった 日本語翻訳ファイルの編集方法、日本語環境での DLC The Bright Lord(明王) 英語・日本語表示方法、日本語フォント変更方法、DLC Lord of the Hunt(狩りの王)オープニングタイトルロゴ表示修正方法 を見つけることができました。
あとは日本語訳がない DLC The Bright Lord(明王) などの未翻訳テキストを誰かが翻訳して完訳させ、その状態で(できればフォントも変更した状態で)ゲームを最後までプレイしてクリアできれば、すべてのコンテンツを日本語でエラーやクラッシュが起きる可能性がほぼない状態でプレイすることができるでしょう。
PC ゲーム Middle-earth: Shadow of Mordor GOTY 日本語化手順
今回、日本語化するために 2016~2017年に Humble Bundle で入手していた Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition をインストールして動作確認しました。
Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition でインストール先フォルダを開きたい場合、Steam ライブラリのゲームタイトルからプロパティ画面を開き、ローカルファイルを閲覧をクリックすることでインストール先フォルダにすぐにアクセスできます。
または、Steam ライブラリでタイトルを右クリック → 管理 → ローカルファイルを閲覧、をクリックすることでインストール先フォルダを開くこともできます。
この記事での日本語化の手順について、ゲームのアーカイブファイル arch05 を ArchExtractor か QuickBMS どちらかのツールでアンパックして日本語ファイルを抽出してから、日本語ファイルの配置、バイナリデータ書き換え、設定ファイルの追記 を行うという内容で説明します。
手順 1-A : ArchExtractor を使って arch01 ファイルをアンパック
拡張子 arch05 ファイルをアンパックするツールの一つとして ArchExtractor が必要です。
もし ArchExtractor が入手できない場合は、別のツール QuickBMS(と new_fear.bms ファイル) を使ってアンパックすることになります。
ArchExtractor は アップローダにある ja0043.zip に含まれており、こちらからツールをダウンロードするようになっていることがネット上で周知されているようです。このファイルは同じ開発会社が過去にリリースした F.E.A.R. 2: Project Origin を日本語化するためのツールです。
そこ以外にも (リンク切れ)海外ゲーム日本語化作業所にある Fear2Tools.rar(Internet Archive)(XeNTaX(Internet Archive))(Mod DB)に同じツールが同梱されています。調査中に偶然見つけたものですが、このサイトからも ArchExtractor がダウンロードできることはまったく知られていないようです。
もし ja0043.zip がダウンロードできない場合などは、(リンク切れ)海外ゲーム日本語化作業所から Fear2Tools.rar(Internet Archive)(XeNTaX(Internet Archive))(Mod DB)をダウンロードしたほうがよいでしょう。
ja0043.zip または (リンク切れ)Fear2Tools.rar(Internet Archive)(XeNTaX(Internet Archive))(Mod DB)がダウンロードできたら展開・解凍して、ArchExtractor.exe のみ作業用フォルダなどにコピーまたは移動して配置します。必要なファイルは ArchExtractor.exe だけですので、それ以外のファイル・フォルダは不要です。
ゲームインストール先 ShadowOfMordor フォルダにある hotchunk_Patch.arch05 と ui_assets.arch05 の 2ファイルを作業用フォルダにコピーします。
この記事で紹介する日本語化方法では global.arch05
のアンパックは不要です。また、ShadowOfMordor フォルダにあるアンパック対象 arch05 ファイルの移動やリネーム(名前変更)も不要、アンパックして必要なファイルを抽出するだけなので元ファイルの操作は一切必要ありません。
日本語化ファイルの配置や設定完了後に arch05 ファイルの移動やリネームをしてしまうと、ゲーム実行時にクラッシュしたり、音だけ再生されて画面がブラックアウトのまま操作不能になったり、文字化けなどのトラブルが発生してゲームがまともにプレイできなくなります。
作業用フォルダに ArchExtractor.exe と hotchunk_Patch.arch05 と ui_assets.arch05 を配置します。
ArchExtractor.exe は arch05 のままだとアンパックできないため、hotchunk_Patch.arch05 と ui_assets.arch05 の拡張子 arch05 から arch01 に修正して、hotchunk_Patch.arch01 と ui_assets.arch01 にします。
ArchExtractor.exe に hotchunk_Patch.arch01 と ui_assets.arch01 を 1つずつドラッグアンドドロップしてアンパックします。
複数のファイルをドラッグアンドドロップしてもアンパックしないため注意してください。また、ui_assets.arch01 ファイルはデータサイズが大きいためアンパックが完了するのに多少時間がかかります。
それぞれのファイルのアンパックが完了すると画像のようにフォルダが生成されます。ここから日本語化に必要な日本語翻訳ファイルと日本語フォントファイルをフォルダ階層ごと抽出します。抽出後、残りのファイル・フォルダは不要になるので削除します。
hotchunk_Patch.arch01 アンパック後、globalbundles
フォルダにある globalresources_ja.embb ファイルが日本語翻訳ファイル、globalresources_en.embb が英語翻訳ファイルです。
日本語化に必要なテキストファイルは globalresources_ja.embb だけですが、一部の DLC が未翻訳により日本語化すると空白で表示されてしまいます。
日本語化した後でも未翻訳の部分を英語で表示したい場合や、翻訳などで原文を知りたい場合などは globalresources_en.embb から テキストを抽出 したり、globalresources_ja.embb へ 英語テキストを統合 したい場合などに globalresources_en.embb が必要になります。
それ以外のファイルは不要なので削除します。
ui_assets.arch01 アンパック後、interface\bundles\gfx
フォルダにある font_japanese_embb ファイルが日本語フォントファイルです。
こちらも同様にそれ以外のファイルは不要なので削除します。
上記画像のように globalresources_ja.embb が格納されている globalbundles フォルダ と、font_japanese_embb が格納されている interface\bundles\gfx
フォルダ構成を残す形で、それ以外のファイル・フォルダをすべて削除して日本語翻訳ファイル・フォントファイルの抽出は完了です。
次に 抽出した日本語ファイルを使って、日本語が表示できるように設定 をします。
手順 1-B : QuickBMS(new_fear.bms) を使って arch05 ファイルをアンパック
アンパックツール ArchExtractor が入手できない場合は QuickBMS と new_fear.bms(再配布)スクリプトファイルを使うことで ArchExtractor と同様にアンパックできます。
QuickBMS と new_fear.bms(再配布)をダウンロードして展開・解凍します。
new_fear.bms(再配布) を展開・解凍すると new_fear.bms スクリプトファイルがあるので、QuickBMS のフォルダ内に配置しておきます。
ダウンロードした bms スクリプトファイルの配置場所は特に決まっていないのでどこにおいても問題ありませんが、QuickBMS フォルダ内に bms スクリプトファイルを配置しておくことで、QuickBMS 実行時のスクリプトファイル選択画面ですぐに bms スクリプトファイルを開くことができます。
new_fear.bms スクリプトファイルの配置が完了したら、QuickBMS フォルダ内にある quickbms.exe を実行します。
quickbms.exe 実行後、QuickBMS のコマンドプロンプト画面が表示されて、続けて bms スクリプト選択画面が表示されます。
先ほどダウンロードして展開・解凍した new_fear.bms(再配布)の new_fear.bms スクリプトファイルを開きます。
次にアンパックするゲームのアーカイブファイル選択画面が開きますので、ゲームインストール先 ShadowOfMordor フォルダにある hotchunk_Patch.arch05 と ui_assets.arch05 を選択して開きます。
最後にアンパック先フォルダを指定します。(ここでは work という一時フォルダを作成してそのフォルダ内にアンパックしたファイル・フォルダを展開します。)
bms スクリプトファイルとアーカイブファイルに問題がなければコマンドプロンプト画面で処理が流れ続けて、画像のように処理が終わればアンパックは正常に完了です。
先ほど指定したアンパック先の work フォルダ内に展開されたフォルダリストです。
あとは ArchExtractor でアンパックした時と同様に、目的の日本語ファイル、globalbundles
フォルダにある globalresources_ja.embb 日本語翻訳ファイル(+globalresources_en.embb 英語翻訳ファイル)と、interface\bundles\gfx
フォルダにある font_japanese_embb 日本語フォントファイルを残して、それ以外のファイルは削除します。
上記画像のように globalresources_ja.embb が格納されている globalbundles フォルダ と、font_japanese_embb が格納されている interface\bundles\gfx
フォルダ構成を残す形で、それ以外のファイル・フォルダをすべて削除して日本語翻訳ファイル・フォントファイルの抽出は完了です。
次に 抽出した日本語ファイルを使って、日本語が表示できるように設定 をします。
手順 2 : Shadow of Mordor インストール先フォルダに日本語翻訳ファイル・フォントファイル配置&設定
ArchExtractor か QuickBMS のどちらかのツールでゲームアーカイブファイル arch05 をアンパックして日本語ファイルを抽出できたら、ゲームインストール先に日本語ファイルの配置、バイナリデータ書き換え、設定ファイルの追記をして、日本語でプレイできるようにします。
以下、抽出した日本語ファイルのデータを書き換えるため、失敗などに備えてやり直しができるようにファイルをバックアップしてから作業を行います。
ゲームインストール先フォルダ ShadowOfMordor に jp フォルダを作成します。
ここでは jp というフォルダ名にしていますが、半角英数字であれば任意のフォルダ名で問題ないでしょう。
ここで作成したフォルダ名は ShadowOfMordor\x64
フォルダにある default.archcfg に フォルダ名を追記 するときに使用します。
ゲームインストール先フォルダ ShadowOfMordor に作成した jp フォルダに、hotchunk_Patch.arch05 と ui_assets.arch05 を ArchExtractor か QuickBMS でアンパックした globalbundles フォルダ と interface フォルダ を配置します。
ゲームインストール先フォルダ ShadowOfMordor に配置した jp\globalbundles
フォルダにある globalresources_ja.embb を globalresources_en.embb にファイル名をリネーム(ja → en に名前変更)します。
ゲームインストール先フォルダ ShadowOfMordor に配置した jp\interface\bundles\gfx
フォルダにある font_japanese.embb を font_latin.embb にファイル名をリネーム(japanese → latin に名前変更)します。
続けて jp\interface\bundles\gfx
フォルダにあるリネーム(japanese → latin に名前変更)した font_latin.embb をバイナリエディタで開きます。
バイナリデータ 6A 61 70 61 6E 65 73 65 2E 67 66 78
から 6C 61 74 69 6E 2E 67 66 78 00 00 00
に書き換えます。(font_japanese.embb → font_latin.embb に書き換え、残りは 00
データで埋める)
さらに font_latin.embb のバイナリデータ 41 72 69 61 6C 20 55 6E 69 63 6F 64 65 20 4D 53
から 46 72 69 7A 51 75 61 64 72 61 74 61 54 54 00 00
に書き換えて保存します。(Arial Unicode MS → FrizQuadrataTT に書き換え、残りは 16進数データ 00 データで埋める)
この font_japanese.embb からリネームした font_latin.embb ファイルの 2か所のバイナリデータ書き換え作業は、jpn.exe を実行したときと同じ処理内容です。
そのため jpn.exe が万が一入手できなくなっても、バイナリエディタによる書き換えで対応できることになります。
font_latin.embb のバイナリデータをバイナリエディタで手動で書き換えるのが面倒な場合、バイナリエディタ XVI32 のスクリプト機能を使うことで一気にバイナリデータを書き換えることができます。
やり方は XVI32 をダウンロードして起動したら、font_latin.embb を開いてメニュー XVIscript → Editor をクリックします。
XVIscript interpreter 画面が表示されたら以下のスクリプトをコピー、XVIscript interpreter 画面のウィンドウ内に貼り付けて Execute ボタンをクリックします。
Information 画面が表示されて 「Script executed successfully!」 が出たら処理完了です。OK ボタンをクリックして画面を閉じます。
Close ボタンを押すと Confirmation 画面で 「Script modified. Save now to file?」 が表示されるので、NO ボタンをクリックして画面を閉じます。
Save ボタンで保存してバイナリデータ書き換え完了です。
ADR 0
REPLACEALL 6A 61 70 61 6E 65 73 65 2E 67 66 78 BY 6C 61 74 69 6E 2E 67 66 78 00 00 00
ADR 0
REPLACEALL 41 72 69 61 6C 20 55 6E 69 63 6F 64 65 20 4D 53 BY 46 72 69 7A 51 75 61 64 72 61 74 61 54 54 00 00
最後に日本語ファイルをゲームに読み込ませるため、ゲームインストール先 ShadowOfMordor\x64
フォルダにある default.archcfg
ファイルをテキストエディタで開いて設定します。
default.archcfg
ファイルのテキスト内容の最後に 「..\jp
」 を追記して保存します。
この追記した jp は ShadowOfMordor フォルダ内に作成したフォルダ名 のことです。jp 以外のフォルダ名にした場合は、それにあわせて default.archcfg
ファイルのテキスト内容も変更します。
Steam ライブラリから Middle-earth: Shadow of Mordor のプロパティ画面を開き、言語タブを English(英語)になっていることを確認してからゲームを起動します。
ゲームタイトルメニュー画面で日本語が表示されたら日本語化成功です。
日本語ファイルに問題がある場合、ゲーム起動後やゲーム開始時にクラッシュしたり、音だけが再生されて画面が真っ黒のままだったり文字化けが発生するので、その場合は再度日本語化やり直しとなります。
英語版に戻してプレイしたい場合は Shadow of Mordor インストール先フォルダに作成した jp フォルダ を移動するかリネーム(名前変更)する、もしくは ゲームインストール先フォルダ ShadowOfMordor\x64
フォルダにある default.archcfg
ファイルに追記した ..\jp
を削除することで英語版でプレイできるようになります。
PC ゲーム Middle-earth: Shadow of Mordor GOTY 翻訳ファイル編集方法
Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition の翻訳テキストを編集する方法が見つかりましたので、そのやり方を紹介します。
前提として ファイル(.arch05)をアンパックして、必要最小限の日本語ファイル(テキストファイルとフォントファイル)の配置と、設定ファイルを書き換えて日本語化 してあることが条件です。
いろいろ試行錯誤した結果、次の 2通りの翻訳テキスト編集方法が判明しました。それぞれの編集方法の特徴は以下の通りです。
- 翻訳ファイルバイナリデータ直接書き換え
- Unicode(UTF-16LE) が表示できるバイナリエディタで直接編集書き換え(Unicode で日本語テキストの表示と編集が可能)
- 収録済み日本語テキスト文字数以上のテキスト追加は不可(各テキストデータの区切りデータの位置(アドレス)が決まっているようなので、1バイトでもデータがズレると文字化けするため)
- DLC The Bright Lord(明王)などの未翻訳コンテンツは日本語ファイルにテキストデータがないため追加や編集が不可
- 英語版翻訳ファイルであればすべての翻訳テキストがあるので、日本語に書き換え・翻訳することも可能だが、バイナリエディタ上からの編集と文字数制限があるため 翻訳テキストデータエクスポート・インポート方法 より非効率
- 翻訳テキストデータエクスポート・インポート
- ツールでテキストデータに変換するエクスポートと、テキストデータから元のデータ形式へ戻すインポートが可能(Middle-earth: Shadow of War でも使用可能)
- テキストデータとしてエクスポートするため、テキストエディタで翻訳テキストの編集が可能
- バイナリデータの直接書き換えと違い、テキスト文字数の制限は(おそらく)なし
- ツールでエクスポートする前とインポート後に、ファイルヘッダーのバイナリデータの追加・削除・書き換え作業が必要
- 日本語環境では文字が表示されない DLC The Bright Lord(明王)で、翻訳テキストを統合することで英語・日本語テキストの表示が可能
基本的に翻訳されている部分を手直しする程度であれば、バイナリデータを直接編集したほうが早いですが、バイナリエディタ上で編集するので大量のテキストを修正するのには使い勝手が悪いのと、文字数が決まっており 1バイトでもズレると表示できなくなること、日本語翻訳ファイルには未翻訳コンテンツ(DLC The Bright Lord(明王))のテキストデータがないため追加・編集ができないというデメリットがあります。
翻訳テキストデータをツールでエクスポート・インポートする方法がありますが、手順が多く手間がかかります。その代わりバイナリデータの編集方法にあった文字数制限がなく、すべてのテキストが編集可能です。
日本語環境では文字が表示できない DLC The Bright Lord(明王)でも、こちらも手間はかかりますが英語版テキストを追加して英語で表示したり、日本語に翻訳すれば日本語での表示も可能 です。
なお、追加・編集して新たに増えた漢字などの日本語文字によっては、ゲーム中のテキストが文字化けすることがあります。その場合は 日本語フォントの漢字を追加したりフォントを変更 することで解決できます。
翻訳ファイル編集方法 1 : 翻訳ファイル - バイナリデータ直接書き換え
英語版翻訳ファイル globalresources_en.embb をバイナリエディタで英語の一部を日本語に書き換えて、ゲームで書き換えた文字を表示してみます。
ここではバイナリエディタで英語 → 日本語に翻訳データを書き換えてみるという例で説明しますが、日本語翻訳ファイルを直接編集したい場合は globalresources_ja.embb からリネームした globalresources_en.embb をバイナリエディタで開いて編集することになります。
以下、抽出した英語翻訳ファイルのデータを書き換えるため、元に戻したい場合や失敗などでやり直しができるようにファイルをバックアップしてから作業を行います。
ゲームインストール先フォルダ ShadowOfMordor に配置した jp\globalbundles
フォルダにある英語版翻訳ファイル globalresources_en.embb をバイナリエディタで開き、英語から日本語に書き換えてみます。
バイナリエディタ Stirling で ASCII 文字列から文字検索をする場合は、メニューの設定 → キャラクターセット → Unicode に変更します。ほかのバイナリエディタで Unicode が見当たらない場合は UTF-16(LE)に切り替えることになります。
ゲームのメニュー画面にある 「MARKETPLACE」 を日本語文字に書き換えてみます。
バイナリエディタで開いた globalresources_en.embb をバイナリエディタの検索機能で、(Stirling の場合)16進数データか文字列で MARKETPLACE を検索します。
16進数データで検索する場合は、オンラインエンコード&デコードツール DenCode で UTF-16LE に設定して文字を入力すれば、エンコード結果に16進数文字列に変換しますので、これをコピーして検索することができます。
16進数データの前後にある 00 00
または 00 00 00 00
がテキストデータの区切りデータのようです。これが各翻訳テキストデータの前後に必ず配置してある形となっています。
この区切りデータが 1バイトでもズレるとゲーム内テキストが正常に表示できなくなってしまうので、書き換え後もズレれてないかどうか確認が必要です。
ちなみに DenCode の入力エリアの右上にある数字(画像では 11)は文字数です。このバイナリエディタで書き換える方法では文字数制限があるので、何文字まで入力できるかどうか確認したい場合にこの文字数カウントが重要になります。
バイナリエディタ Stirling で Unicode に設定してある場合は ASCII 文字列から直接書き換えることもできますが、16進数データから書き換えたい場合は DenCode を利用したほうがよいでしょう。
オンラインエンコード&デコードツール DenCode で UTF-16LE に設定した状態で、書き換え対象の MARKETPLACE と同じ文字数かそれ以下の文字数で書き換えたい文字を入力(ここでは 「まーけっとぷれいすだよ」 を入力)、エンコード用に表示された 16進数文字列コピーします。
バイナリエディタで開いた globalresources_en.embb 上にある MARKETPLACE の文字を、ASCII 文字列から直接入力で書き換えるか、DenCode でコピーした 16進数文字列を 16進数データに貼り付けて書き換えて保存します。
この時前後の 00 00
または 00 00 00 00
区切りデータが、元のアドレスから 1バイトでもズレると正常にテキストが表示されなくなるため注意します。
ゲームを起動して MARKETPLACE から書き換えた文字が表示するかどうか確認します。
MARKETPLACE をバイナリエディタで違う文字に書き換えて、文字化けすることなくゲーム内に文字が表示されれば成功です。
翻訳ファイル編集方法 2 : 翻訳テキストデータエクスポート・インポート
globalresources_en.embb からテキストデータをエクスポートする Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)を使って翻訳テキストを書き換えてみます。ちなみにこのツールは Middle-earth: Shadow of War でも利用できます。
翻訳ファイルバイナリデータ直接書き換え と同様に、前提として ファイル(.arch05)をアンパックして必要最小限の日本語ファイル(テキストファイルとフォントファイル)の配置と、設定ファイルを書き換えて日本語化 してあることが条件です。
編集したテキストデータは同ツール Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)のインポート機能を使用して元のファイル形式に戻します。
エクスポート前とインポート後にファイルヘッダーのバイナリデータの追加・削除・書き換え作業が必要になっている点に注意してください。
以下、抽出した日本語翻訳ファイルのデータを書き換えるため、元に戻したい場合や失敗などでやり直しができるようにファイルをバックアップしてから作業を行います。
Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)をダウンロードして展開・解凍します。
shadowofmordor_export.exe がテキストデータにエクスポートする実行ファイル、shadowofmordor_import.exe がテキストファイルをインポートして元のファイル形式に戻す実行ファイルです。
ゲームインストール先フォルダ ShadowOfMordor に配置した jp\globalbundles
フォルダにある、globalresources_ja.embb からリネームした日本語翻訳ファイル globalresources_en.embb をバイナリエディタで開きます。
ASCII 文字列 SKDB からデータ最後までが翻訳データサイズ 0x10EDE0
(1109472バイト)となっており、これをリトルエンディアン(Little Endian(LE) ・・・ データをバイト単位で並び替え)で E0 ED 10 00
にすることで、アドレス 0x50
~0x53
の16進数データ E0 ED 10 00
と一致します。
そのため翻訳テキストの追加などで翻訳データサイズが変更された場合、アドレス 0x50
~0x53
の16進数データも、翻訳データサイズをリトルエンディアンに変換して必ず書き換えることになります。
日本語翻訳ファイル globalresources_en.embb のバイナリデータ、ファイル先頭 BNDL から始まる 80バイト+4バイト(ASCII 文字列 SKDB から最後までの翻訳データサイズのリトルエンディアン) を削除して保存します。
この削除した 80バイト+4バイトの 16進数データは、翻訳テキストを追加・編集してインポート処理後、ファイル先頭に追加して元に戻します。
ちなみに日本語・英語翻訳ファイルの globalresources_en.embb のファイル先頭 80バイトの違いは、ASCII 文字列だと database\string\japanese\string.strdb
と database\string\english\string.strdb
になっており、一部の文字列が japanese か english の違いとなっています。
また、日本語翻訳ファイルの globalresources_en.embb の database\string\japanese\string.strdb
を database\string\english\string.strdb
に書き換えても、日本語化してある環境であれば日本語テキストの表示は可能です。
globalresources_en.embb をバイナリエディタでファイル先頭 84バイト削除後、ファイル名を string.strdb に変更します。
ファイル名は任意ですが、この後使うエクスポートツールでは拡張子を基準にファイルを処理するため、拡張子は必ず strdb にします。
Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)の shadowofmordor_export.exe を起動して string.strdb をテキストファイルにエクスポートします。
Select the STRDB file 画面が開きますので、日本語翻訳ファイル globalresources_en.embb からバイナリエディタでファイル先頭 84バイト削除してファイル名を変更した string.strdb を開きます。
Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)の shadowofmordor_export.exe を使って、string.strdb から翻訳テキストファイル string.strdb.txt が生成されたらエクスポート成功です。
Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)の shadowofmordor_export.exe で、string.strdb からエクスポートした翻訳テキストファイル string.strdb.txt をテキストエディタで開いて翻訳内容を編集します。
ここでは 「マーケットプレース」 から 「日本語テキスト書き換えテスト」 に編集します。
翻訳テキストファイル string.strdb.txt 編集後、文字コード Unicode(UTF-16LE)、改行 CR+LF、BOM 付き で保存します。
編集が終わった string.strdb.txt をインポートして元のファイル形式に戻します。
Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)の shadowofmordor_import.exe を起動します。
Select the TXT file 画面が開きますので string.strdb.txt を開きます。
この時 string.strdb.txt と同じフォルダ内にエクスポート元の string.strdb がある状態 にします。このファイルがないとインポート時にエラーが発生してインポート処理が進みません。
Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)の shadowofmordor_import.exe を使って、string.strdb.txt から NEW_string.strdb が生成されたらインポート成功です。
このインポート処理はエクスポートの時と違い若干時間(数十秒ほど)がかかります。その間はなにも表示されないので(タスクマネージャー上では shadowofmordor_import.exe プロセスは残ったまま)、処理が終わるまでしばらく待つことになります。
これが英語翻訳テキストファイルの場合だと日本語翻訳テキストよりデータが大きいためか、インポート処理にさらに時間がかかります。
バイナリデータ書き換えのためインポート処理で生成した NEW_string.strdb ファイルと、エクスポート元 globalresources_en.embb ファイルをバイナリエディタで開きます。
後で一部のバイナリデータを書き換えるため、NEW_string.strdb ファイルのバイナリデータを全選択してファイルサイズ(16進数)をメモしておきます。ここでは 0x1270E4
となります。
日本語翻訳ファイル globalresources_en.embb のファイル先頭 84バイトバイナリデータをコピーして、NEW_string.strdb ファイルの先頭にコピーした 84バイトバイナリデータを挿入します。間違って上書きしないように注意します。
NEW_string.strdb ファイル先頭に globalresources_en.embb からコピーした 84バイトバイナリデータを挿入後、NEW_string.strdb ファイルの ASCII 文字列 SKDB から最後までの翻訳データサイズ 0x1270E4
をリトルエンディアンで E4 70 12 00
に並び替えて、アドレス 0x50
~0x53
のバイナリデータを E4 70 12 00
に書き換えて保存します。
NEW_string.strdb ファイルのバイナリデータ追加・書き換え後、ファイル名 NEW_string.strdb を globalresources_en.embb に変更します。
NEW_string.strdb からファイル名を変更した globalresources_en.embb ファイルを、ゲームインストール先 ShadowOfMordor フォルダの ja\globalbundles
フォルダに配置してある同名ファイル globalresources_en.embb と差し替えます。
これで Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)による翻訳ファイルのエクスポート・インポート作業は完了です。ゲームを起動して編集した翻訳テキストが表示されるかどうか確認します。
「マーケットプレース」 を Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)で違う文字に書き換えて、文字化けすることなくゲーム内に文字が表示されれば成功です。
PC ゲーム Middle-earth: Shadow of Mordor GOTY - 日本語環境で DLC The Bright Lord(明王) 英語・日本語表示方法
日本語翻訳ファイルには DLC The Bright Lord(明王)の翻訳テキストが収録されていないため、日本語化 して DLC The Bright Lord(明王)をプレイすると、ほとんど(おそらくすべて?)のテキストが空白で何も表示されません。
その代わり Shadow of Mordor TextTools で翻訳ファイルをテキストデータとしてエクスポートして、空白部分に該当するところに翻訳テキストを追加することで、DLC The Bright Lord(明王)で日本語を表示することは可能です。
ただ、この状態では空白部分の元の翻訳内容がわからないため翻訳作業はできません。英語版もテキストデータとしてエクスポートできるので、日本語・英語テキストデータを見比べながらならということもできなくもないですが、やはり不便になるでしょう。
ここでは Excel を使って日本語翻訳テキストの空白部分に、英語翻訳テキストを挿入して統合する方法を紹介します。
画像は Excel シートの A 列に Shadow of Mordor TextTools でエクスポートした英語翻訳テキストファイル string.strdb.txt をすべてコピーして貼り付けたもの、B 列に同じく Shadow of Mordor TextTools でエクスポートした日本語翻訳テキストファイル string.strdb.txt をすべてコピーして貼り付けたものとなっています。
日本語翻訳テキストファイル string.strdb.txt については各行の空白行にスペースしかない行があるので、このあと日本語テキストと英語テキストを統合する関数内容をシンプルにするため、ここでは事前に正規表現 「^ $
」 でスペースを削除してから日本語テキストをコピーして Excel に貼り付けています。
A 列に英語テキスト、B 列に日本語テキストがある状態で、C1 セルに IF 関数で =IF(B1="",A1,B1)
、D1 セルに =IF(B1<>"",B1,A1)
を入力しています。
関数の内容は英語テキストと日本語テキストを比較して両方のテキストがあれば日本語テキストを表示、日本語テキストが空白で英語テキストがあれば英語テキストを表示する、という関数内容となっています。ここではどちらの IF 関数も同じ結果を返してます。
シンプルな関数を使っているので確認はしていませんが、おそらく Google スプレッドシートでも同様なことができるかと思います。
コメント よりテキスト内にタブや先頭行に記号がある場合、スプレッドシートに貼り付けた際にズレやエラーが発生するようです。一時的に代替文字を用意して置換することでこれらの問題を回避します。
Excel 2019 の場合、IF 関数で 0 が表示される場合があるので(比較セル内容がどちらも空白の場合)、何も表示させたくない場合は Excel のオプション → 詳細設定 → 「ゼロ値のセルにゼロを表示する」 のチェックマークを外します。
Excel の IF 関数の結果をコピーして string.strdb.txt
テキストファイルに貼り付けて保存します。
画像は globalresources_en.embb のバイナリデータ先頭 84バイトをファイル先頭に挿入後、アドレス 0x50
~0x53
のバイナリデータを、ASCII 文字列 SKDB から最後までの翻訳データサイズをリトルエンディアンで書き換えたものです。
ゲームインストール先 ShadowOfMordor フォルダの ja\globalbundles
フォルダに配置してある同名ファイル globalresources_en.embb と差し替え、ゲームを起動して DLC The Bright Lord(明王) をプレイして追加した英語が表示されるかどうか確認します。
以下クリックすると、日本語化環境で DLC The Bright Lord(明王)プレイ時の英語テキストが表示されたスクリーンショットを開きます。
こちらのスクリーンショットは日本語化環境で DLC The Bright Lord(明王)の一部のシーンを、関係のない日本語テキスト に書き換えて表示したスクリーンショットです。
ゲーム標準搭載の日本語フォントでは一部の漢字で文字化けしているのが確認できます。これについては フォントに漢字を追加 することで文字化けを解消できます。
こちらの画像は Excel の IF 関数の結果をコピーしてテキストファイルに保存した string.strdb.txt
ファイルを、バイナリエディタ Stirling で開いた時の画像です。(ASCII 文字列は Unicode(UTF-16LE) 表示)
BOM 付き UTF-16LE となっているため先頭 2バイトは FF FE
、改行コードが CR+LF のため 0D 00 0A 00
がテキストとテキストの間にあるのが確認できます。
この 16進数データをテキストデータとしてコピーしてテキストファイルに貼り付けて、FF FE
を削除、0D 00 0A 00
を置換機能で改行することで、16進数文字列(UTF-16LE)の翻訳データに変換できます。
PC ゲーム Middle-earth: Shadow of Mordor GOTY 日本語フォント変更方法
5ch(2ch) の過去スレ(2014年)にフォントを変更したファイルが 一時的に公開 された経緯があり、フォントを変更してオリジナルのフォントと比較したスクリーンショット が公開されていました。
ただ、肝心なフォント変更方法についての説明が見当たらなく、この記事を公開する 2020年9月末までの間、フォントの変更方法については長年不明のままの状態でした。
今回の調査でいろいろ試行錯誤したところ Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition でフォントを変更する方法が見つかりましたので、その手順を紹介します。
前提として 日本語翻訳ファイル編集方法 の時と同様、ファイル(.arch05)をアンパックして必要最小限の日本語ファイル(テキストファイルとフォントファイル)の配置と、設定ファイルを書き換えて日本語化 してあることが条件です。
日本語フォント変更方法の基本的な流れは 日本語翻訳ファイルの編集方法 とほぼ同じで、フォントファイルヘッダー削除&拡張子変更 → FFDec でフォント変更+対応漢字追加 → ファイルヘッダー&拡張子を元に戻す+バイナリデータ書き換え、と間に FFDec を使うところが 日本語翻訳ファイル編集方法 と大きく違う点となっています。
以下一連の日本語フォント変更の流れを (Internet Archive) しねきゃぷしょんフォント を例に説明します。
同じ手順で Windows 10 標準搭載フォント UD デジタル教科書体 NK-B に変更したスクリーンショットも公開 しますので興味があればご覧ください。
基本的に ttf 形式の日本語が収録されているフォントであれば大丈夫かと思いますが、フォント変更後ゲームをクリアまで安定してプレイできるかどうかや、実績解除は問題なくできるかなどの通しプレイによる検証はしていないため、ゲームプレイ中に想定外のトラブルが起きる可能性は残っています。
FFDec(JPEXS Free Flash Decompiler) を使ってしねきゃぷしょんフォントに変更
以下の作業内容は抽出した日本語フォントファイルのデータを書き換えるため、元に戻したい場合や失敗などでやり直しができるようにファイルをバックアップしてから作業を行います。
ゲームインストール先フォルダ ShadowOfMordor に配置した jp\interface\bundles\gfx
フォルダにある、日本語フォント表示できるようにした font_latin.embb (元ファイルは font_japanese.embb) をバイナリエディタで開きます。
ちなみに、ASCII 文字列 GFX から最後までのフォントサイズ 0x47267A
(4662906バイト)がリトルエンディアンで 7A 26 47 00
となり、これがアドレス 0x50
~0x53
の 7A 26 47 00
と一致する点は、日本語翻訳ファイル編集時にバイナリエディタで開いた globalresources_en.embb と同じ仕組みです。
日本語フォントファイル font_latin.embb のバイナリデータ、ファイル先頭 BNDL から始まる 80バイト+4バイト(ASCII 文字列 GFX から最後までのフォントサイズのリトルエンディアン) を削除して保存します。
この削除した 80バイト+4バイトの 16進数データは、FFDec でフォント追加・変更後、ファイル先頭に追加して元に戻します。
font_latin.embb をバイナリエディタでファイル先頭 84バイト削除後、拡張子を font_latin.gfx に変更します。
font_latin.gfx を FFDec で開きます。
fonts フォルダにある DefineFont3 (3: FrizQuadrataTT) をクリックして、画面右側 Parameters にある Characters に日本語があることを確認して Embed ボタンをクリックします。
Font embedding 画面が開いたら、TTF file から (Internet Archive) しねきゃぷしょんフォント(ファイル名 cinecaption2.28.ttf)を選択します。
文字化けが発生しないようにすべての日本語を表示したい場合は Japanese Kana、Japanese Kanji - Level 1、Japanese (All) までチェックマークを入れて OK ボタンをクリックします。
文字入れ替え確認の Warning 画面です。すべてのフォントを置き換えるため Yes to all ボタンをクリックします。(英数字などのオリジナルフォントをそのまま使いたい場合は No to All をクリック)
フォント表示のアップデート確認メッセージ?の Warning 画面です。Yes または No を選択します。どちらを選択しても問題ありません。ここでは Yes をクリックしています。
FFDec 画面に戻ったら Save ボタンをクリックして保存します。
バイナリデータ書き換えのため、FFDec で (Internet Archive) しねきゃぷしょんフォント を追加・変更した font_latin.gfx と、フォント追加・変更前の font_latin.embb ファイルをバイナリエディタで開きます。
後で一部のバイナリデータを書き換えるため、対応文字数を増やしてフォントを変更した font_latin.gfx ファイルのバイナリデータを全選択してファイルサイズ(16進数)をメモしておきます。ここでは 0x190FF8
となります。
日本語フォントファイル font_latin.embb のファイル先頭 84バイトバイナリデータをコピーして、font_latin.gfx ファイルの先頭にコピーした 84バイトバイナリデータを挿入します。間違って上書きしないように注意します。
font_latin.gfx ファイル先頭に font_latin.embb からコピーした 84バイトバイナリデータを挿入後、font_latin.gfx ファイルの ASCII 文字列 GFX から最後までのフォントサイズ 0x190FF8
をリトルエンディアンで F8 0F 19 00
に並び替えて、アドレス 0x50
~0x53
のバイナリデータを F8 0F 19 00
に書き換えて保存します。
font_latin.gfx ファイルのバイナリデータ追加・書き換え後、拡張子を font_latin.embb に戻します。
拡張子を戻した font_latin.embb ファイルを、ゲームインストール先 ShadowOfMordor フォルダの jp\interface\bundles\gfx
フォルダに配置してある状態にします。
これで FFDec による日本語フォント (Internet Archive) しねきゃぷしょんフォント への変更は完了です。ゲームを起動して変更した日本語フォントが表示されるかどうか確認します。
以下クリックすると、日本語化環境で DLC The Bright Lord(明王)プレイ時の日本語・英語テキスト が表示された (Internet Archive) しねきゃぷしょんフォント のスクリーンショットを開きます。
FFDec(JPEXS Free Flash Decompiler) を使って UD デジタル教科書体 NK-B フォントに変更
日本語フォントをしねきゃぷしょんフォントに変更した手順 に従って、Windows 10 標準搭載フォント UD デジタル教科書体 NK-B にフォントを変更してみます。
以下、作業手順は しねきゃぷしょんフォント変更時の手順 と同じなので、重複するところは省略しています。
FFDec の Font embedding 画面では、Installed から UD Digi Kyokasho NK-B を選択します。
文字化けが発生しないようにすべての日本語を表示したい場合は Japanese Kana、Japanese Kanji - Level 1、Japanese (All) までチェックマークを入れて OK ボタンをクリックします。
UD デジタル教科書体 NK-B フォント に変更した font_latin.gfx ファイル先頭に、font_latin.embb からコピーした 84バイトバイナリデータを挿入後、font_latin.gfx ファイルの ASCII 文字列 GFX から最後までのフォントサイズ 0x47267A
をリトルエンディアンで 7A 26 47 00
に並び替えて、アドレス 0x50
~0x53
のバイナリデータを 7A 26 47 00
に書き換えて保存します。
font_latin.gfx ファイルのバイナリデータ追加・書き換え後、拡張子を font_latin.embb に戻した時のファイルサイズは約 4.5 MB ほどになっており、しねきゃぷしょんフォント変更時のファイルサイズ 1.6 MB より大きくなっていることが確認できます。
拡張子を戻した font_latin.embb ファイルを、ゲームインストール先 ShadowOfMordor フォルダの jp\interface\bundles\gfx
フォルダに配置してある状態にします。
これで FFDec による日本語フォント UD デジタル教科書体 NK-B への変更は完了です。ゲームを起動して変更した日本語フォントが表示されるかどうか確認します。
以下クリックすると、日本語化環境で DLC The Bright Lord(明王)プレイ時の日本語・英語テキスト が表示された UD デジタル教科書体 NK-B フォントのスクリーンショットを開きます。漢字数を増やしたので文字化けしたテキストも正常に表示されているのが確認できます。
PC ゲーム Middle-earth: Shadow of Mordor GOTY - DLC Lord of the Hunt(狩りの王)オープニングタイトルロゴ表示修正方法
Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition を 日本語化 した後に、DLC Lord of the Hunt(狩りの王)を最初からプレイすると画像のように、本来タイトルロゴが表示されるところがピンクの画像に置き換わってしまう現象があります。(英語版でプレイすれば正常に表示されます。)
原因は 日本語化で日本語翻訳ファイル (globalresources_jp.embb からファイル名を変更した) globalresources_en.embb の、翻訳内容の中に含まれている ファイル名を指定しているパス名の記述がいくつかあり、それが英語版翻訳ファイル内容と異なるうえに、おそらくですがパス名に該当するファイルが含まれていないためファイルを読み込むことができず、ピンク画像が表示されてしまっているものかと思われます。
そのため、日本語翻訳ファイルに記述されているファイルの読み出しに失敗しているパス名を特定し、英語翻訳ファイルに記述されているパス名に書き換えれば正常に表示できるようになる(はず)ということになります。
この日本語翻訳ファイルのパス名の書き換え方法は バイナリエディタで直接書き換える方法 と 翻訳テキストデータエクスポート・インポート時に書き換える方法 のどちらかで行うことになります。
画像は日本語翻訳ファイルのパス名書き換え後、日本語環境で DLC Lord of the Hunt(狩りの王)ゲーム開始時のオープニングタイトルロゴが正常に表示されたスクリーンショットです。
バイナリエディタで DLC Lord of the Hunt(狩りの王)オープニングタイトルロゴ表示修正
バイナリエディタで DLC Lord of the Hunt(狩りの王)のオープニングタイトルロゴ表示を修正してみます。
ゲームインストール先 ShadowOfMordor フォルダの ja\globalbundles
フォルダにある日本語翻訳ファイル globalresources_en.embb をバイナリエディタで開きます。
バイナリエディタ Stirling の場合、次の文字列検索のため Unicode(UTF-16LE) に設定します。
interface\Bundles\MainMenuLoc\DLC\MainMenu_Tex_Japanese.bndl
で検索します。
interface\Bundles\MainMenuLoc\DLC\MainMenu_Tex_Japanese.bndl
から _Japanese を削除する形で interface\Bundles\MainMenuLoc\DLC\MainMenu_Tex.bndl
に書き換えて、残りの 16進数データを 00 データで埋めて保存します。この時、後ろのデータが元のアドレスから 1バイトでもズレないように注意します。
DLC Lord of the Hunt(狩りの王)を最初から始めてオープニングタイトルロゴが正常に表示されるかどうか確認します。
バイナリエディタで手動で書き換えるのが面倒な場合、バイナリエディタ XVI32 のスクリプト機能を使うことで自動的にバイナリデータを書き換えることができます。
以下のスクリプトをコピーして XVI32 のスクリプト画面で実行してください。(万が一に備えて事前にファイルのバックアップ推奨)
XVI32 スクリプトの実行方法については 日本語化 のところで説明しているのでそちらを参照してください。
ADR 0
REPLACEALL 44 00 4C 00 43 00 5C 00 4D 00 61 00 69 00 6E 00 4D 00 65 00 6E 00 75 00 5F 00 54 00 65 00 78 00 5F 00 4A 00 61 00 70 00 61 00 6E 00 65 00 73 00 65 00 2E 00 62 00 6E 00 64 00 6C 00 BY 44 00 4C 00 43 00 5C 00 4D 00 61 00 69 00 6E 00 4D 00 65 00 6E 00 75 00 5F 00 54 00 65 00 78 00 2E 00 62 00 6E 00 64 00 6C 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
日本語テキストデータエクスポート・インポートツールで DLC Lord of the Hunt(狩りの王)オープニングタイトルロゴ表示修正
翻訳ファイルテキストデータエクスポート・インポートツール Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)を使って DLC Lord of the Hunt(狩りの王)のオープニングタイトルロゴ表示を修正してみます。
Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)の使い方については こちら から確認してください。
Shadow of Mordor TextTools(Internet Archive)を使ってテキストファイル string.strdb.txt をエクスポートします。
エクスポートした string.strdb.txt をテキストエディタで開き、interface\Bundles\MainMenuLoc\DLC\MainMenu_Tex_Japanese.bndl
を検索して記述している個所を見つけます。ここでは 9537行目にありました。
string.strdb.txt に記述してある interface\Bundles\MainMenuLoc\DLC\MainMenu_Tex_Japanese.bndl
を _Japanese を削除する形で interface\Bundles\MainMenuLoc\DLC\MainMenu_Tex.bndl
に書き換えて保存します。
あとは Shadow of Mordor TextTools でインポート して翻訳ファイル globalresources_en.embb を生成すれば完了です。
DLC Lord of the Hunt(狩りの王)を最初から始めてオープニングタイトルロゴが正常に表示されるかどうか確認します。
英語翻訳ファイルと日本語翻訳ファイル globalresources_en.embb に記述してあるファイルパス名相違箇所一覧
以下、DLC Lord of the Hunt(狩りの王)オープニングタイトルロゴ表示修正方法を調べていた時に、英語・日本語翻訳ファイル globalresources_en.embb から見つけたファイルパス名リストです。
今回は DLC Lord of the Hunt(狩りの王)オープニングタイトルロゴ表示に該当するファイルパス名を見つけて、英語翻訳ファイルにあったファイルパス名に書き換えることでロゴ表示の修正ができましたが、以下のファイルパス名リストでは日本語化環境でどこに影響があるかはわかりませんでした。
もし、日本語化環境で英語版では問題なかった箇所で表示の不具合をあった時に、ファイルパス名を英語翻訳ファイルのものに書き換えることで修正できるかもしれません。
- 日本語翻訳ファイル globalresources_en.embb - ファイルパス名記述一覧
interface\Textures\Loading\Loc_ShadowLogos\DLC\LotH\lothEndPlate_JP.tex
interface\Bundles\MainMenuLoc\MainMenu_Tex_Japanese.bndl
interface\Bundles\MainMenuLoc\MainMenuGOTY_Tex_Japanese.bndl
interface\Bundles\MainMenuLoc\DLC\lothEndPlate_JP.bndl
interface\Bundles\PhotoModeLoc\PhotoMode_Logos_Japanese.Bundle05
- 英語翻訳ファイル globalresources_en.embb - ファイルパス名記述一覧
interface\Textures\Loading\Loc_ShadowLogos\DLC\LotH\lothEndPlate_EN.tex
interface\Bundles\MainMenuLoc\MainMenu_Tex.bndl
interface\Bundles\MainMenuLoc\MainMenuGOTY_Tex.bndl
interface\Bundles\MainMenuLoc\DLC\lothEndPlate_EN.bndl
interface\Bundles\PhotoModeLoc\PhotoMode_Logos.Bundle05
PC ゲーム Middle-earth: Shadow of Mordor GOTY ゲームプレイ最適化情報
Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition のプレイ環境を最適にする情報をまとめました。
起動ロゴスキップ方法
Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition ゲーム起動時に表示される企業ロゴを非表示にしてタイトルメニューをすぐ表示する方法です。
ゲームインストール先 ShadowOfMordor\game\interface\videos
フォルダにある legal フォルダ と intro.vib、nvidia_splash.vib、WBPlay.vib ファイルが、ゲーム起動時に表示される企業ロゴファイルです。
intro.vib については各言語ごとにファイルが用意されており、Steam ライブラリからプロパティ画面の言語タブに設定した言語 に対応する国名 2文字コードの intro_xx.vib が使用するファイルです。英語版のみ国名 2文字コードがない intro.vib となっています。
今回は 日本語化 してゲームをプレイするために、言語タブに英語版を設定 しているため、intro.vib を使用していることになります。
プロパティ画面にある言語タブを英語版に設定 している場合は、ゲームインストール先 ShadowOfMordor\game\interface\videos
フォルダにある legal フォルダ と intro.vib、nvidia_splash.vib、WBPlay.vib ファイルをリネーム(名前変更) or 削除することで、起動ロゴをすべてスキップしてゲームタイトルメニュー画面に直行します。
FOV 変更方法
Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition の FOV を変更したい場合は Flawless Widescreen というツールを使用します。
初めて使用する際にいくつかかんたんな初期設定がある点があるので、それを済ませてから設定します。
Flawless Widescreen をダウンロードして展開・解凍したら FlawlessWidescreen.exe を起動します。
Licence Agreement 画面が表示されるので、数秒経過後 I Agree ボタンをクリックします。
続けて About 画面が表示されるので Close ボタンをクリックして閉じます。(ここではなぜか音が再生されるので注意)
初回起動時に Configure Settings 画面が表示、「はい」 をクリックすると設定画面が開きますが、ここでは 「いいえ」 をクリックして先に進めます。
設定画面については Flawless Widescreen のメニューにある Settings → Configuration から開くことができます。
Flawless Widescreen を起動すると自動アップデートが始まります。
画像はファイアーウォールでブロックしてアップデートできなかった時の画面です。
Flawless Widescreen 起動後、自動アップデート完了後の画面です。
FWS Plugins に対応ゲームリストが表示されます。
FWS Plugins に対応ゲームリストが表示後、FWS Plugins をクリックすると対応ゲームリストがアップデートされて、ゲームのアイコンが表示されます。
FWS Plugins にある Middle Earth: SOM をクリックして開きます。
FOV Fine adjustment にあるスライダーのつまみを右にスライドさせると FOV が大きくなり、左にスライドさせると FOV が小さくなります。
FOV Fine adjustment のスライダーのつまみが中央にある状態だと Value: 0.00 となり、これがデフォルト値となります。
以下クリックすると FOV がデフォルト状態のスクリーンショットを開きます。
以下クリックすると、FOV Fine adjustment にあるスライダーのつまみを一番右にスライドさせて、Value を最大値 25.00 状態にしたスクリーンショットを開きます。
DLC HD Content インストール方法
Middle-earth: Shadow of Mordor Game of the Year Edition の無料 DLC、Middle-earth: Shadow of Mordor - HD Content がありますが、基本的に日本からは登録・ダウンロードすることができません。
調べたところ以下 2通りの方法で登録することができましたので、そのやり方を紹介します。
1つ目はブラウザから Steam にログインしていない状態 で、Steam ストア にある DLC HD Content(https://store.steampowered.com/app/311670/Middleearth_Shadow_of_Mordor__HD_Content/?cc=us
) にアクセスします。ブラウザで Steam にログインしている状態だとアクセスできません。
ブラウザで Steam にログインしていなければ、Steam ストアにある Middle-earth: Shadow of Mordor - HD Content が閲覧できる状態になっているはずですので、ページ内にあるダウンロードボタンをクリック、Steam ログイン画面が表示されるのでログインします。
うまくいくと画像のようなメッセージが表示されて Steam アカウントに Middle-earth: Shadow of Mordor - HD Content の登録が完了します。
あとは Steam を起動して Steam ライブラリから Middle-earth: Shadow of Mordor プロパティ画面にある DLC タブに HD Content があるかどうかを確認、チェックマークが外れていればチェックマークを入れることでダウンロードします。
もう一つのやり方はブラウザから SteamDB から Middle-earth: Shadow of Mordor - HD Content をインストールする方法です。
SteamDB にある DLC HD Content(https://steamdb.info/app/311670/) にアクセスして、緑の Install ボタンをクリックします。
画像のようなメッセージが表示されるので 「Steam Client Bootstrapper を開く」 をクリックすると、(Steam が起動していなければ)Steam が起動してダウンロードが始まり Middle-earth: Shadow of Mordor - HD Content が Steam アカウントに登録された状態になります。
上記どちらかの方法で Middle-earth: Shadow of Mordor - HD Content の登録が成功すると、Middle-earth: Shadow of Mordor のプロパティ画面にある DLC タブに HD Content が追加されているのが確認できます。
Middle-earth: Shadow of Mordor - HD Content をインストールするとさらに約 10GB ほどゲーム容量が増加するので、インストール先ドライブの空き容量に注意してください。
- PC ゲーム Middle-earth: Shadow of Mordor GOTY 日本語化とフォント変更方法と DLC The Bright Lord(明王)で日本語を表示する方法(現在開いているページ)
- PC ゲーム Middle-earth: Shadow of War Definitive Edition 日本語編集方法とフォント変更方法とゲームプレイ最適化メモ
- PC ゲーム Creeper World: Anniversary Edition 日本語化と JPEXS Free Flash Decompiler を使ったファイル解析メモ
- PC ゲーム Dishonored DLC - The Knife of Dunwall(ナイフ・オブ・ダンウォール)の字幕を日本語で表示する方法
- Borderless Gaming を使ってゲーム画面のアスペクト比を維持したまま、ウィンドウ枠を消去してボーダーレスウィンドウ(仮想フルスクリーン)でゲーム画面を表示する方法
- PC ゲームが起動しない・安定しない場合に確認と設定したほうがいいかもしれないリスト
Re: タイトルなし
Internet Archive から Shadow of Mordor TextTools のダウンロードの確認が取れたので、
記事内にある Internet Archive のリンクからアクセスしてダウンロードしてください。