PC ゲーム Pillars of Eternity II Deadfire - Obsidian Edition 日本語化メモとコミュニティパッチ・UI Mod 日本語化ファイル公開
PC ゲーム Pillars of Eternity II Deadfire - Obsidian Edition 日本語化メモです。ついでにコミュニティパッチと UI Mod の日本語化ファイルを作成したので公開します。
PC ゲーム Pillars of Eternity II Deadfire - Obsidian Edition 日本語化基本情報
PC ゲーム Pillars of Eternity II Deadfire の日本語化ファイルは ディスオナード日本語化計画アップローダ で公開されています。
初代 Pillars of Eternity 日本語化 および Tyranny 日本語化 に引き続き、膨大なテキスト量を Fackman 氏 がすべて翻訳(一部ユーザーが校正協力)、日本語化技術面では synctam 氏(ブログ 1、ブログ 2、Twitter)(と一部の協力者)が担当して完成させたものとなっています。
上記 3作品はすべて Obsidian Entertainment が ゲームエンジン Unity を用いて開発・リリースしたゲームですが すべてバージョンが異なり、Pillars of Eternity II Deadfire においては今まで可能だった日本語化方法ができなくなってしまったため、synctam 氏による解析と試行錯誤の末、日本語化が成功できたものとなっています。
以下の参考サイト synctam 氏のブログ記事から、当時の日本語化が成功するまでの挑戦の記録が残っています。ゲームエンジン Unity での日本語化に興味がありやってみたい人には参考になるところがあると思うので、ぜひ一読しておくことをおすすめします。
同じゲームエンジンでもゲームやエンジンバージョンによって日本語化に必要な解析や作業は様々なため、これだけですべて網羅できるというわけではありませんが、こういったゼロから試行錯誤している記録はなかなかなく貴重な内容となっています。
また、このゲームとは直接関係はありませんが お~るげーむず(仮)さんが公開している How to 日本語化シリーズ(Internet Archive)も参考になります。
PC ゲーム Pillars of Eternity II Deadfire - Obsidian Edition 日本語化手順
今回、日本語化の動作確認するためにインストールした Steam 版 Pillars of Eternity II: Deadfire - Obsidian Edition と GOG 版 Pillars of Eternity II: Deadfire - Obsidian Edition 相当のものです。(GOG 版は クラウドファンディング Fig で投資した際のゲームプラットフォームの選択で登録したもので、正確には Obsidian Edition ではないですが、内容としてはほぼ Obsidian Edition 相当となっています)
GOG 版の DLC に Fig という名前のついたファイル がありますが、これは クラウドファンディング Fig で Pillars of Eternity II: Deadfire に投資 した際の特典内容です。
Steam 版 Pillars of Eternity II: Deadfire でインストール先フォルダを開きたい場合、Steam ライブラリからプロパティ画面を開き、ローカルファイルにある 「参照...」 ボタンをクリックすることでインストール先フォルダにすぐにアクセスできます。
または、Steam ライブラリでタイトルを右クリック → 管理 → ローカルファイルを閲覧、をクリックすることでインストール先フォルダを開くこともできます。
ディスオナード日本語化計画アップローダ から Pillars of Eternity II Deadfire の日本語化ファイルをダウンロードします。
2021年2月時点では Pillars of Eternity2 日本語化Mod(本体+全DLC) ver1.31.rar がダウンロードできます。
2022年4月4日に Pillars of EternityII XBox Game Pass 版フォントインストーラー が公開されました。
日本語化ファイルには 日本語化 Mod ファイル(翻訳ファイル) と 日本語フォントファイル が別々に含まれており、日本語でプレイするには両方のインストールが必要となっています。
どちらも独立したファイルなのでインストールする順番はどちらからでも構いません。
Pillars of Eternity II Deadfire - 日本語化 Mod インストール方法
日本語翻訳ファイル(~.stringtable)をゲームインストール先フォルダに配置します。
以下、インストール方法は synctam 氏のブログ記事 とほぼ同じ内容となっています。一部説明は省略していますので、注意事項など詳細な内容については synctam 氏のブログ記事 よりご確認ください。
Pillars of Eternity2 日本語化Mod(本体+全DLC) ver1.31.rar に含まれる PoE2JpMod_2020.07.25.zip を展開・解凍します。
展開・解凍した PoE2JpMod_2020.07.25\PillarsOfEternityII_Data
フォルダにある override フォルダをコピーします。
ゲームインストール先 Pillars of Eternity II\PillarsOfEternityII_Data
フォルダに、コピーした override フォルダを配置して完了です。
次に 日本語フォントファイル をインストールします。
Pillars of Eternity II Deadfire - 日本語フォントインストール方法
日本語フォントインストーラーをゲームインストール先フォルダに配置して、日本語フォントをインストールします。
以下、インストール方法は synctam 氏のブログ記事 とほぼ同じ内容となっています。一部説明は省略していますので、注意事項など詳細な内容については synctam 氏のブログ記事 よりご確認ください。
一部のファイルを書き換えるため、ゲームインストール先 Pillars of Eternity II\PillarsOfEternityII_Data
フォルダにある resources.assets ファイルをバックアップします。
元に戻したい場合はバックアップした resources.assets ファイルを元の場所に配置します。
Pillars of Eternity2 日本語化Mod(本体+全DLC) ver1.31.rar に含まれる PoE2JpFontInstaller.zip を展開・解凍します。
展開・解凍した PoE2JpMod_2020.07.25\PillarsOfEternityII_Data
フォルダにある PoE2JpFont フォルダと _PoE2JpFontInstaller.bat ファイルをコピーします。
ゲームインストール先 Pillars of Eternity II\PillarsOfEternityII_Data
フォルダに、コピーした PoE2JpFont フォルダと _PoE2JpFontInstaller.bat ファイル を配置します。
ゲームインストール先 Pillars of Eternity II\PillarsOfEternityII_Data
フォルダに配置した _PoE2JpFontInstaller.bat ファイルを実行します。(ゲームが C:\Program Files (x86)
にインストールされている場合は管理者権限での実行が必要になる可能性があります)
_PoE2JpFontInstaller.bat ファイル実行後コマンドプロンプト画面が表示されるので、インストールしたいフォント番号を入力してキーボードの Enter キーで確定します。
インストール可能なフォントについて、synctam 氏のブログにフォントサンプルのスクリーンショットが公開 されているので、そちらから各フォントの違いを確認できます。
この記事では 50 の Y.OzFontペン字版_Regular フォントをインストールしてみます。
上の画像のように処理が進んだらフォントインストール完了です。
別のフォントに変更したい場合は、再度 _PoE2JpFontInstaller.bat ファイルを実行して違うフォント番号に変更してインストールし直すだけです。
日本語化 Mod ファイル(翻訳ファイル) がインストール済みであれば、ゲームを起動して言語設定を日本語に設定 します。Pillars of Eternity II Deadfire - ゲーム内言語:日本語設定
ゲーム内言語を日本語に設定して、日本語を表示するようにします。
Pillars of Eternity II Deadfire を起動して Options から Mod Manager 画面を開きます。
Mod Manager 画面で PoE2JpMod が表示されて、横にある四角部分のチェックボックスがグリーン(有効)になっていることを確認します。チェックボックスはクリックでオン(グリーン)・オフ(ブラック)切り替えができます。
Delete ボタンを押すと日本語化ファイルがフォルダごと削除されてしまうため注意。
ちなみにこの Mod Manager 画面にある PoE2JpMod は、日本語化 Mod ファイル(翻訳ファイル) をインストールした時点(override フォルダにフォルダ・ファイルがある状態)で表示するようになっています。
続けて Options から Game を開き、Language で English から Japanese に変更します。
Options 画面を閉じる際に確認メッセージが表示されるので Yes ボタンをクリックします。
英語から日本語への表示と、日本語フォントインストール時に選択したフォント形式になっていれば日本語化成功です。
PC ゲーム Pillars of Eternity II Deadfire - Obsidian Edition Mod 情報と日本語化ファイル公開
PC ゲーム Pillars of Eternity II Deadfire 用 Mod Enhanced User Interface と Community Patch の日本語化ファイルを作成したので公開します。
両 Mod とも元の翻訳内容に手を加えたものでほぼ占めているので、今回公開した日本語化ファイルの内容も バニラ日本語化 Mod ファイルの翻訳内容 をそのまま流用して、Enhanced User Interface と Community Patch の変更点を反映した形にしたものとなっています。
ただ、日本語化した際に修正箇所が非常に多く(特に Enhanced User Interface)、また単純な移植だけではいろいろと問題があったので、日本語化でプレイするうえではかなりの独自修正を入れています。
日本語化ファイルの完成と公開を最優先としたので、初期動作や一部の表示チェック以外では十分な動作確認テストは行っていません。
また、通しでのゲームプレイによる確認作業が難しいため日本語化ファイル導入後、ゲーム内での説明文や効果の表記内容に誤訳や矛盾、またプレイ中に予期せぬエラーが発生する可能性があります。ご理解の上ご利用ください。
Enhanced User Interface インストール方法と日本語化
Enhanced User Interface のインストール方法と日本語化方法です。
この Mod は PopUp ヘルプ および タグによる文字修飾 の追加・強化がされており、スキル内容や説明文がわかりやすくなっているのが特長です。
この Mod の日本語化ファイルではほぼ バニラ用日本語化 Mod ファイルの翻訳内容 を流用していますが、一部新しく追加されたと思われる英文があったので、その箇所はこちらで翻訳したものになっています。
Enhanced User Interface は Nexus からダウンロードするか、Steam 版 Pillars of Eternity II: Deadfire なら Steam Workshop から導入することができます。
2021年4月に Nexus 版 Enhanced User Interface および Steam Workshop 版 Enhanced User Interface の若干の修正を含むアップデートがあり、以前あった差分が修正されて同じ内容になりました。(違いはドイツ語版ファイルの有無のみ)
そのため、以下の以前公開した Nexus 版 と Steam Workshop 版 との差分情報は古いものとなります。
2021年2月時点では Nexus 版 では v1.7.1 が、Steam Workshop 版 では v1.7.2 とバージョンが異なっており、今回公開した日本語化ファイルは v1.7.2 にあわせたものとなっています。
v1.7.1 と v1.7.2 の違いは一部を修正した程度の内容だったので、v1.7.1 の Nexus 版 を導入しても日本語化ファイルを導入すれば v1.7.2 相当になるようにしています。
そのため、Nexus 版 および Steam Workshop 版 において日本語化してプレイする分には、バージョンの差異(v1.7.1 と v1.7.2 において)は気にならないようにしています。Nexus 版 を英語版のままでプレイする場合は、差異部分がそのままなので影響はありますが、差異個所は特定済みでわずかなので自力での修正が可能です。差異部分については後述。
Nexus 版 と Steam Workshop 版 の大きな違いとして Mod ファイルのインストール先が異なります。インストール先についても後述します。
もう一つの Mod Community Patch との併用は可能ということになっています。(参考情報)
Nexus 版 Enhanced User Interface のインストール方法について。
Nexus 版 Enhanced User Interface ファイルをダウンロードして展開・解凍後、PoE2-EnhancedUserInterface フォルダをゲームインストール先 Pillars of Eternity II\PillarsOfEternityII_Data\override
フォルダに配置するだけで完了です。(override フォルダがない場合、新規フォルダを作成して override に名前変更)
2021年4月に Nexus 版 Enhanced User Interface のアップデートがあり、展開・解凍時のフォルダ名が PoE2-EnhancedUserInterface_1 から PoE2-EnhancedUserInterface に変更されています。
Pillars of Eternity II Deadfire を起動して Options から Mod Manager 画面を開き、Enhanced User Interface ~ が表示されていればインストール成功です。
Mod を有効化するには横にある四角部分のチェックボックスをグリーン(有効)の状態にします。チェックボックスはマウスのクリックでオン(グリーン)・オフ(ブラック)に切り替えられます。
Mod Manager 画面ではリストの上から順番に Mod が読み込まれるようになっています。チェックボックス上下にあるキャレットマーク(<、>
の上下向き)で順番を入れ替えできます。日本語化してプレイする場合は必ず日本語化 Mod PoE2JpMod の下に配置するようにします。
以下クリックすると、Enhanced User Interface インストール前、インストール後のスクリーンショットが開きます。この時点では日本語化していないため一部が英語版のままとなっています。
Nexus 版 Enhanced User Interface の日本語化方法について。
ゲームインストール先 Pillars of Eternity II\PillarsOfEternityII_Data\override
フォルダに配置した PoE2-EnhancedUserInterface フォルダを開き、localized\en\text\game
フォルダにある 5つの stringtable ファイルが英語版言語ファイルです。
Pillars of Eternity II Deadfire Mod - Enhanced User Interface v1.7.3 日本語化ファイル 2022年4月7日版 をダウンロードして展開・解凍すると、同名の 5つの stringtable ファイルがあるのでこれに差し替えることで日本語化します。
以下クリックすると、日本語化した Enhanced User Interface のスクリーンショットが開きます。
Steam Workshop 版 Enhanced User Interface のインストール方法はサブスクライブするだけでインストールできるのでかんたんですが、Steam Workshop ではファイルの配置先が特殊な場所になります。
その場所はゲームがインストールされているドライブの steamapps\workshop\content\560130\1510650230
フォルダに Steam Workshop 版 Enhanced User Interface のファイルが配置されます。
Steam クライアントと ゲームのインストール先が異なる 場合は、ゲームのインストール先に Steam Workshop のファイルが配置される点に注意してください。例えば D ドライブに Steam クライアントが、E ドライブにゲームがインストールされている場合は、E ドライブに Steam Workshop のファイルが配置されます。
フォルダ名の数字の意味は、560130
は Pillars of Eternity II: Deadfire の App ID 番号(= Steam ストア URL 番号)、1510650230
は Steam Workshop 版 Enhanced User Interface の ID 番号(= URL 末尾番号)です。
なお、このファイルをコピーしてゲームインストール先 override フォルダに正しいフォルダ構成で配置すれば、サブスクライブ解除後も Steam Workshop 版 Enhanced User Interface を利用できます。
Steam Workshop 版 Enhanced User Interface の日本語化方法は Nexus 版 と同じです。
ゲームがインストールされているドライブの steamapps\workshop\content\560130\1510650230\localized\en\text\game
フォルダにある 5つの stringtable ファイルが英語版言語ファイルです。
Pillars of Eternity II Deadfire Mod - Enhanced User Interface v1.7.3 日本語化ファイル 2022年4月7日版 に含まれている同名の 5つの stringtable ファイルに差し替えることで日本語化できます。
ちなみに日本語化と関係ありませんがこちらの画像は、Nexus 版 Enhanced User Interface v.1.7.1 と Steam Workshop 版 Enhanced User Interface v1.7.2 を WinMerge で比較した差異結果です。
以下クリックすると差異がある各ファイルのスクリーンショットが開きます。
以下、こちらも Enhanced User Interface の日本語化とは関係ありませんが、日本語化する過程での作業内容を記録した メモファイル を公開しておくことにしました。
日本語化するにあたり修正箇所が非常に多かったため、メモファイルには詳細な説明が省いている部分が多く、正規表現をそのまま残しているのがあるなど、わかりにくい内容となっています。
以下、Enhanced User Interface の日本語化においてメモファイルの中から、重要だと思われる部分を一部抜粋しておきましたので、興味があればご覧ください。
Community Patch インストール方法と日本語化
Community Patch のインストール方法と日本語化方法です。2021年2月時点では Nexus でしか公開していないようです。
Community Patch には 5種類(Basic、Extra、Icons、Keywords、Typos)のコミュニティパッチが公開されており、それぞれ独立しているのでどのパッチも任意に導入できるようになっています。
2021年2月にオプションとして、拡張パック未導入者向けに Basic と Keywords の no LAX 版が公開されています。
拡張パックを入れていない状態で Community Patch を導入すると、ロード時の画面表示がおかしくなる現象があるようで、その対策として no LAX 版が別途公開されています。そのため、拡張パックを入れてあればおそらく発生しないものと思われます。
Basic と Extra と Keywords についてはこちらで日本語化ファイルを作成、Icons には翻訳ファイルはないためそのまま導入しても(翻訳関連は)おそらく問題なし、Typos は英語版の誤字修正ですが多数の修正を含んでおり確認するのが大変なので、この記事では日本語版との差分チェックはしません。
no LAX 版は翻訳内容に変更はないので、日本語化ファイルをそのまま導入しても問題ありません。
Enhanced User Interface に比べれば翻訳箇所が少ないので日本語化対象箇所は多くありませんでしたが、バニラ用日本語化 Mod ファイル から該当する翻訳済み個所を特定するのにちょっと大変でした。また、一部内容が変更されたものや新規に追加されたと思われる英文がいくつかあり、その個所についてはこちらで翻訳しました。(正しい翻訳内容になっているかどうか自信はありません)
もう一つの Mod Enhanced User Interface との併用は可能(参考情報)ですが、Enhanced User Interface で追加されたタグが Community Patch では通常の単語に置き換わってしまっていたので、Enhanced User Interface で該当する単語については日本語化ファイル内にタグを移植しています。
Community Patch のインストール方法について。
Community Patch ファイルをダウンロードして展開・解凍後、各フォルダ(CommunityPatchBasic、CommunityPatchExtra、CommunityPatchIcons、CommunityPatchKeywords)をゲームインストール先 Pillars of Eternity II\PillarsOfEternityII_Data\override
フォルダに配置するだけで完了です。
Pillars of Eternity II Deadfire を起動して Options から Mod Manager 画面を開き、Community Patch ~ が表示されていればインストール成功です。(画像は Community Patch v1.1.0 時のもの)
2021年2月に Community Patch のバージョンアップがあり v2.0.0 に更新されました。Mod Manager 画面でのサムネイル画像が v1.1.0 から変更されています。
Mod を有効化するには横にある四角部分のチェックボックスがグリーン(有効)の状態にします。チェックボックスはマウスのクリックでオン(グリーン)・オフ(ブラック)に切り替えられます。
Mod Manager 画面ではリストの上から順番に Mod が読み込まれるようになっています。チェックボックス上下にあるキャレットマークで順番を入れ替えできます。日本語化してプレイする場合は日本語化 Mod PoE2JpMod より下に、Enhanced User Interface を導入していればそれ以下に配置するようにします。
以下クリックすると、Community Patch インストール後のスクリーンショットが開きます。
Community Patch Basic の日本語化方法について。
ゲームインストール先 Pillars of Eternity II\PillarsOfEternityII_Data\override
フォルダに配置した CommunityPatchBasic フォルダを開き、localized\en\text\game
フォルダにある 3つの stringtable ファイルが英語版言語ファイルです。
Pillars of Eternity II Deadfire Mod - Community Patch Basic v2.0.0 日本語化ファイル 2021年2月20日版 をダウンロードして展開・解凍すると、同名の 3つの stringtable ファイルがあるのでこれに差し替えることで日本語化できます。
2021年11月に Community Patch Basic v2.0.5 への小さなアップデートがありましたが、翻訳ファイルへの変更はなかったので引き続き日本語化ファイルはそのまま利用できます。
2021年10月に Community Patch Basic v2.0.4 への小さなアップデートがありましたが、翻訳ファイルへの変更はなかったので引き続き日本語化ファイルはそのまま利用できます。
CommunityPatchBasic-jp-memo.txt
というファイルを同梱していますが、こちらは日本語化 Mod のどの ID から翻訳を一部または全部流用したのかを記録したものです。一部該当する翻訳が見つけられなかったものについては、こちらで翻訳したものになっています。
Community Patch Extra の日本語化についても Basic と同じ方法です。
ゲームインストール先 Pillars of Eternity II\PillarsOfEternityII_Data\override
フォルダに配置した CommunityPatchExtra フォルダを開き、localized\en\text\game
フォルダにある 3つの stringtable ファイルが英語版言語ファイルです。
私が作成した Pillars of Eternity II Deadfire Mod - Community Patch Extra v2.0.0 日本語化ファイル 2021年2月20日版 をダウンロードして展開・解凍すると、同名の 3つの stringtable ファイルがあるのでこれに差し替えることで日本語化できます。
2021年11月に Community Patch Extra v2.0.5 への小さなアップデートがありましたが、翻訳ファイルへの変更はなかったので引き続き日本語化ファイルはそのまま利用できます。
2021年10月に Community Patch Extra v2.0.4 への小さなアップデートがありましたが、翻訳ファイルへの変更はなかったので引き続き日本語化ファイルはそのまま利用できます。
2021年9月に Community Patch Extra v2.0.2 への小さなアップデートがありましたが、翻訳ファイルへの変更はなかったので引き続き日本語化ファイルはそのまま利用できます。
CommunityPatchExtra-jp-memo.txt
というファイルを同梱していますが、先ほどと同様にこちらも日本語化 Mod のどの ID から翻訳を一部または全部流用したのか記録したものです。
Community Patch Keywords は v1.1.0 までは言語ファイルはありませんでしたが、2021年2月のアップデート v2.0.0 で言語ファイルが追加されました。言語ファイルについては単語がいくつか含まれるのみの内容です。
日本語化については Community Patch Basic、Extra と同じ導入方法です。
ゲームインストール先 Pillars of Eternity II\PillarsOfEternityII_Data\override
フォルダに配置した CommunityPatchKeywords フォルダを開き、localized\en\text\game
フォルダにある 2つの stringtable ファイルが英語版言語ファイルです。
私が作成した Pillars of Eternity II Deadfire Mod - Community Patch Keywords v2.0.0 日本語化ファイル 2021年2月20日版 をダウンロードして展開・解凍すると、同名の 2つの stringtable ファイルがあるのでこれに差し替えることで日本語化できます。
以下クリックすると、日本語化した Community Patch のスクリーンショットが開きます。
2021年11月に Community Patch Bug fixes Only v2.0.5 が公開されていたので、私が作成した Pillars of Eternity II Deadfire Mod - Community Patch Bug fixes Only v2.0.5 日本語化ファイル 2021年12月27日版 を公開します。
英語版の言語ファイルはすでにある Basic と Extra の一部から同じ内容で含まれてるだけでしたので、日本語化ファイルもすでに翻訳してある内容をそのまま移植しただけとなっています。
Faith Attuned(強き信仰)修正ファイルと日本語化ファイル
Faith Attuned(日本語化 Mod では 「強き信仰」)というエンチャントがありますが、説明表示を追加した 修正ファイルが公開 されています。
この修正ファイルの作者は Enhanced User Interface と同じ方ですが、Enhanced User Interface に含まれていません。
その理由として作者によると、チャレンジ(タイトルメニュー画面の Exit ボタンの下にある像をクリックすると開く、マグランの火にある神の試練(God Challenges)のこと)で ~.gamedatabundle ファイルの読み込みが無効になってしまう からのようです。(Enhanced User Interface は原則チャレンジの有無に関わらず、すべて機能することが前提の Mod としている模様)
この問題を回避するには Unity の Assembly-CSharp.dll ファイルの修正が必要となる可能性があり、そうなると Mod 作者の範疇を超えてしまうためそこまでは手を出してないとのことです。
ただ、別の方の動作報告 によれば、ユーザー要望によりパッチで ~.gamedatabundle ファイルの読み込みが無効になるのはマグランの火にある神の試練(God Challenges)の The Ultimate(日本語化 Mod では 「究極」)のみになったということで、それ以外のチャレンジでは ~.gamedatabundle ファイルの読み込みが無効になるというわけではないようです。
Faith Attuned(強き信仰)修正ファイル のインストール方法は Enhanced User Interface と Community Patch と同じです。
ダウンロードした PoE2-Faith-Attuned.7z を展開・解凍後、PoE2-Faith-Attuned フォルダをゲームインストール先 Pillars of Eternity II\PillarsOfEternityII_Data\override
フォルダに配置するだけです。
Pillars of Eternity II Deadfire を起動して Options から Mod Manager 画面を開き、Faith Attuned ~ が表示されているかどうか確認します。
ファイル名や言語ファイルの ID でほかの Mod と競合するようなところは見つからなかったので、Mod Manager でのロードの優先順位はどの場所にしても気にしなくていいと思いますが、最後にロード(一番下に配置)するようにしておけばとりあえず大丈夫でしょう。
Faith Attuned(強き信仰)修正ファイル の 日本語化ファイルを作成したので公開 しておきます。
ゲームインストール先 Pillars of Eternity II\PillarsOfEternityII_Data\override\PoE2-Faith-Attuned\localized\en\text\game
フォルダにある abilities.stringtable ファイルを差し替えれば日本語化します。
英語から日本語への翻訳と日本語化ファイル差し替え後のゲームの起動を確認したのみで、表示の確認はしていません。
stringtable ファイル編集時の注意点
stringtable ファイルを編集する際に、元々あるタグ記述(HTML 特殊文字コード)内容が間違っていたり必要なタグを削除しまったりするなど問題があれば、画像のようにゲーム起動時にタイトルのコンテニューやロードボタンに歯車アイコンが表示されたままボタンが押せなくなります。
ニューゲームボタンからゲームを新規に開始できますが、文字が表示されなくなるなど不具合状態になります。
このような現象が発生してしまった場合、stringtable ファイルの修正箇所が多いほど問題のタグを特定するのが困難となりますが、ゲーム起動後に PillarsOfEternityII_Data フォルダに生成される output_log.txt からタグエラーを特定することができます。
以下 Pillars of Eternity II Deadfire の output_log.txt のエラーログ例です。
XmlException: expected ';' (3B) but found '"' (22) file:///X:/~/steamapps/common/Pillars of Eternity II/PillarsOfEternityII_Data/override/PoE2-EnhancedUserInterface_1/localized/en/text/game/cyclopedia.stringtable Line 503, position 986.
これは cyclopedia.stringtable ファイルの 503行目(Line 503)のどこかに本来あるはずの ;
(セミコロン、3B は UTF-8)がなく、"
(ダブルクォーテーション、22 は UTF-8 )となっていることを示すエラー内容ということになっています。
この時のエラーはセミコロンが抜けていたことが判明したので、セミコロンを追加することでこのエラーは解決しました。
- PC ゲーム Pillars of Eternity II Deadfire - Obsidian Edition 日本語化メモとコミュニティパッチ・UI Mod 日本語化ファイル公開(現在開いているページ)
- PC ゲーム Pillars of Eternity - Definitive Edition 日本語化とゲームプレイ最適化メモ
- PC ゲーム Tyranny - Gold Edition 日本語化メモ
- PC ゲーム Divinity: Original Sin - Enhanced Edition 日本語化とゲームプレイ最適化メモ
- PC ゲーム Divinity: Dragon Commander 日本語化メモ
- 公式日本語化された PC 版 OUTLAST を非公式日本語訳に変更したときのメモ
- PC ゲーム Shadowrun Returns (The Dead Man's Switch) 日本語化メモ
- PC ゲーム Lords of Xulima 日本語化メモ
- PC ゲーム Hard West 日本語化メモ
- PC ゲーム Styx: Master of Shadows 日本語化メモ
- PC ゲーム Of Orcs And Men 日本語化メモ
- PC ゲームが起動しない・安定しない場合に確認と設定したほうがいいかもしれないリスト