自作 PC 組立作業 Part 5 裏配線、HDD 取り付けまで

2013年07月05日
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前回の記事、「自作 PC 組立作業 Part 4 拡張カード取り付けまで」 からの続きです。

今回の記事では Antec ゲーミングケース Three Hundred Two AB にストレージ(HDD) を取り付けつつ、デバイスへの電源ケーブルの接続、裏配線のケーブルを整理をします。

自作 PC 組立作業 Part 5 裏配線、HDD 取り付けまで

電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E 3x4-Pin Peripheral connector+1x4-Pin Floppy connector プラグインケーブルをケース下段ケーブルホールに通す、このプラグインケーブルには DVD ドライブ 東芝サムスン SH-222BB+S、サウンドカード Creative Sound Blaster X-Fi Fatal1ty PCI Card 5インチベイ I/O ドライブ、ファンコントローラー NZXT SENTRY 2 をつなげる
電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E 3x4-Pin Peripheral connector+1x4-Pin Floppy connector プラグインケーブルをケース下段ケーブルホールに通して電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E に接続、後で追加のプラグインケーブルが接続できるように奥側のコネクタにプラグインケーブルを接続

DVD ドライブ、ファンコントローラー、サウンドカードの 5インチベイ I/O ドライブ に電源ケーブルを接続するため、電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E の 「4ピンペリフェラル + 4ピンフロッピーコネクタープラグインケーブル」 を使用します。

PC ケース下段に 「4ピンペリフェラル + 4ピンフロッピーコネクタープラグインケーブル」 を通して、電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E に接続します。

後で他のプラグインケーブルを取り付けられるように作業スペース確保のため、ケース奥側からプラグインケーブルを接続しています。

ケース中段ケーブルホールから電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E 3x4-Pin Peripheral connector+1x4-Pin Floppy connector プラグインケーブルの 1x4-Pin Floppy connector、1x4-Pin Peripheral connector を PCケースに入れて、DVD ドライブ 東芝サムスン SH-222BB+S とサウンドカード Creative Sound Blaster X-Fi Fatal1ty PCI Card 5インチベイ I/O ドライブの電源コネクタに接続する、DVD ドライブ 東芝サムスン SH-222BB+S は SATA 電源コネクターで給電することになっているが、Ainex SATA 用電源変換ケーブル 下 L 型 WA-085L を取り付けてコネクタを変換しているため、プラグインケーブルのペリフェラルコネクターで接続可能
ケース中段ケーブルホールから電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E 3x4-Pin Peripheral connector+1x4-Pin Floppy connector プラグインケーブルの 1x4-Pin Floppy connector、1x4-Pin Peripheral connector を PCケースに入れて、DVD ドライブ 東芝サムスン SH-222BB+S とサウンドカード Creative Sound Blaster X-Fi Fatal1ty PCI Card 5インチベイ I/O ドライブの電源コネクタに接続する、東芝サムスン SH-222BB+S は SATA 電源コネクターで給電することになっているが、Ainex SATA 用電源変換ケーブル 下 L 型 WA-085L を取り付けてコネクタを変換しているため、プラグインケーブルのペリフェラルコネクターで接続可能

裏配線したプラグインケーブルから必要なコネクタだけを、PC ケース上段ケーブルホールから取り出します。「4ピンフロッピーコネクター」 と 「4ピンペリフェラルコネクター」 を取り出したところです。

DVD ドライブとサウンドカード 5インチベイ I/O ドライブ に先ほどのケーブルホールから通した電源コネクタを接続します。

SATA DVD ドライブの場合、本来は SATA 電源コネクターで給電することになってますが、SATA ケーブルの長さとコネクタ数の都合上、SATA 用電源変換ケーブル 下 L 型コネクタ WA-085L を取り付けて 4ピンペリフェラルコネクターに変換して使うことにしています。

先ほど通したプラグインケーブルで DVD ドライブに接続した SATA 用電源変換ケーブル 下 L 型コネクタ WA-085L に接続します。

裏配線にある電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E 3x4-Pin Peripheral connector+1x4-Pin Floppy connector プラグインケーブルのペリフェラルコネクタをファンコントローラー NZXT SENTRY 2 に接続

裏配線側から ファンコントローラー の電源ケーブルコネクタに、プラグインケーブルの 4ピンペリフェラルコネクターを接続します。

ファンコントローラー のケーブルはすべて裏配線でまとめます。

電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E 3x4-Pin Peripheral connector+1x4-Pin Floppy connector プラグインケーブルの余ったコネクタはホコリ侵入やショート防止のため保護カバーを取り付ける
電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E 3x4-Pin Peripheral connector+1x4-Pin Floppy connector プラグインケーブルの余ったコネクタはホコリ侵入やショート防止のため保護カバーを取り付ける

空きのプラグインケーブル 4ピンペリフェラルコネクターは、以前購入したコネクター保護カバー テクノベインズ 4ピン電源ケーブルコネクタ用キャップ 6個パック HDPWTCAPK-W0-6 があったので、ホコリが入ったりショートしないよう取り付けておきます。

電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E 3x4-Pin Peripheral connector+1x4-Pin Floppy connector プラグインケーブルやファンコントローラー NZXT SENTRY 2 電源ケーブルを ELECOM モジュラケーブル専用ケーブルストラップ MJ-CSBK でまとめる

エレコム モジュラケーブル専用ケーブルストラップ MJ-CSBK を使ってプラグインケーブルやデバイスの電源ケーブルをまとめておきます。

ファンコントローラー NZXT SENTRY 2 の 3ピンファンコネクターの各ケーブルの途中に 4ピンペリフェラルコネクターがあるが使う予定はないので、別売りのテクノベインズ 電源コネクタ用キャップ HDPWCAPK-B0-6 を取り付け

5.25 インチ タッチスクリーン式ファンコントローラー Sentry 2 の 3ピンファンコネクターの各ケーブルの途中に 4ピンペリフェラルコネクターがありますが使用する予定はありません。

別売りの テクノベインズ IDE ドライブ側 電源コネクタ用キャップ(黒) 6個パック HDPWCAPK-B0-6 で取り付けてホコリが入ったりショートしないようにカバーしておきます。

ファンコントローラー NZXT SENTRY 2 の 3ピンファンコネクターにケースファン(GELID Silent12)を接続

5.25 インチ タッチスクリーン式ファンコントローラー Sentry 2 の 3ピンファンコネクターにケースファン GELID Silent12 ハイドロダイナミックベアリング 120mm ファン のケーブルを接続します。

5.25 インチ タッチスクリーン式ファンコントローラー Sentry 2 の各 3ピンファンコネクターには 「FAN 1」 ~ 「FAN 5」 のタグがついており、この番号が液晶タッチパネルでファンの ON / OFF や 回転数を制御したいときの管理番号になっています。

ここではわかりやすいように、PC ケースフロントファンは 「FAN 1」、「FAN 2」 に、PC ケース背面ファンは 「FAN 5」 にケーブルを接続しています。

サイドパネルに取り付けたファンのケーブルは、PC ケースにサイドパネルを取り付けるときにファンコンにファンケーブルを接続 します。

電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E に SATA デバイスの台数に応じて SATA connector プラグインケーブルを接続(この電源ユニットの場合は 1 SATA プラグインケーブルにつき 4台まで接続可能)
電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E に SATA HDD や SSD の台数に応じて SATA connector プラグインケーブルを接続(この電源ユニットの場合は 1 SATA プラグインケーブルにつき 4台まで接続可能)

SATA HDD に接続するケーブルの配線準備をします。画像は電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E に接続する 「SATA コネクター プラグインケーブル」 2本 です。

電源ユニット SilverStone STRIDER Gold Evolution SST-ST75F-G-E に 「SATA コネクター プラグインケーブル」 を接続します。

この 「SATA コネクター プラグインケーブル」 は 1本につき 4台分の SATA 電源コネクタが取り付けられています。(2本で最大 8台までの SATA デバイスに給電可能)

ASUS P8Z68-V PRO/GEN3 Intel SATA ポートにオウルテック SATA3.0 規格準拠ケーブル ロック機構+取っ手付きコネクタ搭載を接続、ケーブルホールに SATA ケーブルを通して裏配線から SATA ストレージデバイスに接続できるようにしておく
ASUS P8Z68-V PRO/GEN3 Intel SATA ポートにオウルテック SATA3.0 規格準拠ケーブル ロック機構+取っ手付きコネクタ搭載を接続、ケーブルホールに SATA ケーブルを通して裏配線から SATA ストレージデバイスに接続できるようにしておく
ASUS P8Z68-V PRO/GEN3 Intel SATA ポートにオウルテック SATA3.0 規格準拠ケーブル ロック機構+取っ手付きコネクタ搭載を接続、ケーブルホールに SATA ケーブルを通して裏配線から SATA ストレージデバイスに接続できるようにしておく

オウルテック SATA ケーブル OWL-CBSATA-SLU30 を PC ケース下段のケーブルホールに通して、マザーボード ASUS P8Z68-V PRO/GEN3Intel SATA 6G/3G b/s コネクター に接続します。

識別しやすいように青 SATA ケーブルを Intel SATA 6Gb/s コネクター、赤 SATA ケーブルを Intel SATA 3Gb/s コネクター に接続しています。

SATA HDD に接続する オウルテック SATA ケーブル OWL-CBSATA-SLU30 だけ保護キャップを外しておきます。

3.5 インチストレージデバイス取り付け、PC ケース Antec Three Hundred Two AB 付属 HDD 用ドライブレール と Ainex 防振ゴムワッシャー MA-024
3.5 インチストレージデバイス取り付け、Antec Three Hundred Two AB 付属 HDD 用ドライブレールネジ部分に Ainex 防振ゴムワッシャー MA-024 装着
3.5 インチストレージデバイス取り付け、Ainex 防振ゴムワッシャー MA-024 を装着した Antec Three Hundred Two AB 付属 HDD 用ドライブレールを HDD に取り付け

Antec ゲーミングケース Three Hundred Two AB の 3.5インチシャドウベイに SATA HDD を取り付けるにあたって、専用レールを HDD に取り付ける必要があります。

今回は HDD の防振目的のため アイネックス 防振ゴムワッシャー MA-024 を取り付けることにします。

専用レールのネジ部分に アイネックス 防振ゴムワッシャー MA-024 を取り付けます。

HDD に防振ゴムワッシャー付き専用レールを取り付けると、画像のように アイネックス 防振ゴムワッシャー MA-024 が間に挟まっているのがわかります。

3.5 インチストレージデバイス取り付け、PC ケース Antec Three Hundred Two AB 3.5インチシャドウベイに装着した HDD に電源ユニットの SATA 電源ケーブルとマザーボードに接続してある SATA ケーブルを接続、Windows OS インストール時に間違って違う HDD にインストールしないようにするため SATA 電源ケーブルは接続していない

SATA HDD を PC ケース内に取り付けます。ちなみに上段の SATA HDD が 「OS をインストールするドライブ」、下段の SATA HDD が 「データドライブ」 と 「バックアップ用ドライブ」 と分けています。

SATA HDD に SATA 電源プラグインケーブルと SATA ケーブルを接続します。データ用とバックアップ用 HDD(画像下側の赤の囲い部分) は OS をインストールするまで SATA 電源プラグインケーブルは接続しません。

これは OS インストール時に複数の同じ容量のドライブが接続していると、順不同でドライブリストに表示されてしまうため、どのストレージを認識しているのかが判断できません。あらかじめインストールするストレージを決めている場合は、余計なストレージに電源を入れないようにしたほうがいいでしょう。

2017年に HDD から SSD へシステムを移行 しています。

3.5 インチストレージデバイス取り付け、Ainex 防振ゴムワッシャー MA-024 + HDD 用ドライブレールを取り付けた HDD を、PC ケース Antec Three Hundred Two AB 3.5インチシャドウベイに装着

HDD を接続したら、一度電源をつけて問題なく動作するか、HDD が BIOS 上で識別するかどうか確認しておきます。

次回、「自作 PC 組立作業 Part 6 HDD テスト SeaTools for DOS、OS インストール」 に続きます。

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Posted by awgs