DELL 27インチ WQHD 165Hz 対応ゲーミングモニター S2721DGF を購入しました

2021年05月26日
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長年使用してきた古い液晶モニター(三菱電機 MDT242WG)のガタがきていたところに、半導体不足による液晶モニターの品不足・各社値上げの波が押し寄せてきたのを受けて、新しい液晶モニターに買い替えることにしました。

短期間で自分の用途にあった入手可能な液晶モニターを予算・仕様・性能・機能・保証内容に加えて、ネット上のレビューや評判を見て見極めるのは大変でしたが、最終的に 解像度 WQHD(2560×1440)、165Hz 対応の DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF を購入しました。

基本的なスペックや使用感などのレビューはネット上にある程度出回っているので、この記事では今回選んだモニターの特長やこのモニターを選ぶ際の注意点となる情報をピックアップするほか、選定の際に比較対象となったライバル機種との性能・機能・仕様の違いなどネット上にある情報を集めてまとめてみました。

こちらで可能な限り注意を払って調べていますが、今回取り上げた情報については一部ネットで発信されたものも含まれていますので、内容が正しくなかったり間違っている可能性があります。また、当方は液晶モニターに関して 100%正確な知識をもっているわけではないので、勘違いや間違いが含まれている可能性もあります。よって、本記事に記載されているすべての内容については保証できません。

DELL 27インチ WQHD 165Hz 対応ゲーミングモニター S2721DGF を購入しました

解像度 WQHD(2560×1440) 27インチゲーミングモニター 120Hz 以上対応機種選定候補

新しく液晶モニターを購入するにあたって前提条件として、リフレッシュレートが 120Hz 以上、解像度 WQHD(2560×1440)で 27インチゲーミングモニターを一つの基準としました。

今まで使っていた液晶モニターの解像度が 24インチの WUXGA(1920x1200)で、ゲーム以外で何らかの作業をする場合はフル HD(1920x1080)だと縦の解像度が小さくなることが個人的に気になるので、今回は解像度が大きい WQHD(2560×1440)を基準にしています。

モニターサイズと対応している解像度によっては文字サイズが変わってしまうので、解像度 WQHD にあわせてモニターサイズは主流とされている 27インチとしました。

Windows の表示スケールを使えば文字サイズの調整が可能ですが、100%以外の設定だと一部の古いソフトやゲームで影響を受ける可能性があるので、基本的に表示スケールは 100%のままで使うようにします。

モニターサイズ 31インチ前後の WQHD モニターはありますが、予算内で 120Hz 以上のラインナップが少ないことと、モニターサイズによる目の視点移動で疲れやすくなることが想定されるので、今回は選定候補から外しています。

今回購入した DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF 以外に購入候補に挙げていた液晶モニターと関連情報・レビューを、ある程度機種を絞ったうえで以下にまとめた参考サイトの情報を参考にしました。

液晶モニターを選ぶにあたって基本的な性能に関する情報と、2020年前後にリリースされた WQHD 液晶モニターの特長については、こちら の情報が選ぶ際に一つの目安になるかと思います。

に WQHD モニターを調べているときにネット(主に 5ch の WQHD スレ)で見つけた、購入するうえで注意したほうがいいかもしれない内容について列挙します。

サブピクセル配列の違い - RGB 配列と BGR 配列機種の存在

たいていの液晶モニターの サブピクセル配列RGB 配列となっているようですが、一部のモニターで採用されている液晶パネルでは BGR 配列のものがあります。

BGR 配列の場合、RGB 配列で作られたコンテンツだと見え方が異なり、フォント調整(Windows では ClearType)が必要となる、という点に注意が必要となります。

サブピクセル配列はレビューサイト RTINGS.com にレビューした型番があれば、Text Clarity にある Sub-Pixel Layout のところで確認できます。

ちなみに DELL S2721DGFRGB 配列 です。

リフレッシュレート 60Hz 時の入力遅延・応答速度

一部の液晶モニターではリフレッシュレート 60Hz 時の応答速度や入力遅延が遅いことがあるようです。

RTINGS.com によれば ASUS ROG Strix XG279Q では 60Hz 時の入力遅延が 30ms 以上ASUS TUF Gaming VG27AQL1A では 60Hz 時の応答速度のスコアがやや低い という結果となっています。

ゲーム機や PC スペックの都合上 60Hz を利用する場合は、60Hz 時のモニター応答速度と入力遅延の測定結果に注意したほうがよいでしょう。

入力ソース別(HDMI と DisplayPort)設定個別保存可否

液晶モニターの入力ソース別(HDMI と DisplayPort)設定が個別に保存できない機種があるようです。そのため、入力ソースを切り替えてもモニター側の設定内容は共通のまま利用することになります。

これらの情報は公開されていることは少ないようなので、該当機種を所持している人からの報告などを待つか、ネット上に情報があるかどうか見つけるしかありません。(場合によってはメーカーに問い合わせたほうがいいかもしれません)

今回の調べでネット情報によれば BenQ EX2780Q と ASUS VG27AQL1A の入力ソース別設定は保存できない ようです。

DELL S2721DGF の入力ソース別設定は保存可能 です。実際に DELL S2721DGF を購入して試してみましたが、HDMI と DisplayPort のモニター設定は個別に保存されていることを確認しています。

最低輝度

液晶モニターの 「最低輝度」 によっては、モニターを使用する部屋の明るさによってあわない可能性があります。

購入候補の一つとして考えていた MSI ゲーミングモニター Optix MAG274QRF-QD について調べていたら、Hardware Unboxed によれば最低輝度が 65 と今回購入した DELL S2721DGF の 33 より高い数値 となっていました。

部屋が明るい場合は液晶モニターの最低輝度が 65 なら設定で落としてちょうどよいくらい、部屋が暗い場合は最低輝度 40 未満が条件 という情報があったので、最低輝度が高い液晶モニターは暗い部屋での利用には不向きとなるようです。

この最低輝度が高いのが原因で、暗い部屋(+間接照明あり)での使用にあわなかった(目が疲れる)人の簡易レビューが 5ch にありました。(MSI MAG274QRF-QD レビューMSI MAG274QRF-QD レビュー続き

ただ、それ以外のユーザーから特に目立ったマイナス点は見つからなかったので、暗所で利用しないのであれば十分満足できる液晶モニターかもしれません。

暗所で液晶モニターを利用する場合は、モニターの最低輝度がどれだけ低くできるのかを事前に確認したほうがよいでしょう。

DELL 27インチゲーミングモニター(WQHD、165Hz 対応) S2721DGF 購入

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今回購入した DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF は DELL 公式直販サイトで期間限定 25%のクーポンが配布されていたことで 4万円前後で入手できるようになっていました。

ほぼ同じ仕様のライバル機種より価格が安くなっていたこともあって今回選んだ理由の一つになっています。

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DELL S2721DGF には 3年間良品先出しサービス・プレミアムパネル保証が標準でついています。

これにさらに有償サービスで保守サービスを延長・アップグレードするオプションが選べるようになっていたので、保証期間最長+24時間 365日受付対応の 「5年間 ProSupport プレミアムパネル アドバンスト 交換 サービス付き」(8,800 円)を追加で選択しました。

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こちらは注文手続き前 25% クーポン適用前の DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF + 「5年間 ProSupport プレミアムパネル アドバンスト 交換 サービス付き」 + 消費税の合計金額です。

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こちらは注文手続き前 25% クーポン適用後の DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF + 「5年間 ProSupport プレミアムパネル アドバンスト 交換 サービス付き」 + 消費税の合計金額です。

どういうルールで計算されたのかわかりませんが、8,800 円の延長保証にもいくらか割引が適用されていたので、最終的に合計 5万円以下の価格で購入することができました。

DELL 27インチ WQHD 165Hz 対応ゲーミングモニター S2721DGF を購入しました、DELL 27インチゲーミングモニター(WQHD、165Hz 対応) S2721DGF 購入

各地で液晶モニターが品不足となっている中、DELL でもモデルによっては納期まで何週間もかかるものがあったようですが、DELL S2721DGF は在庫があったのか注文確定後 2日目には自宅に届きました。今回開封から組立までの様子については撮影していません。

モニター背面端子類があるところにモニター固有の情報が記載されたシールが貼られており、今回購入したモニターの製造年月と思われる文字と数字 「Mar 2021」 とあったので、2021年3月製造のものと思われます。

ちなみに、筐体デザインと オンスクリーンディスプレイ(OSD)メニュー のインターフェースや設定できる内容がほぼそっくり同じで、モニターサイズ・液晶パネル・入出力端子が異なる S シリーズの下位モデルで価格帯が 2万円前後の Dell の 23.8インチゲーミングモニター S2421HGF があります。

DELL S2721DGF - 3年間良品先出しサービスとプレミアムパネル保証付き

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DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF を購入した理由の一つとして 3年間良品先出しサービス・プレミアムパネル保証が標準でついているほか、有償サービスとして保証期間の延長や 24時間 365日受付対応の ProSupport を追加できる点です。

プレミアムパネル保証については Dell 製ディスプレイの不良ドットに関する対応ガイドライン で詳細な内容を確認できます。

モデルにより異なりますが DELL S2721DGF(Dell S シリーズ モニター(2020年以降にリリースされたSシリーズ モニター))の場合、保証期間中に 常時点灯 ピクセルが 1個でもあれば無料でモニターを交換する業界トップクラスの保証内容を謳っています。ただし、常時消灯 ピクセルは 6個以上が条件となっている点に注意してください。

また、良品先出しサービスとありますが、実際利用した人の評判を拾ってみると良品≠新品ということではないみたいなので、その点留意しておいたほうがよいでしょう。

DELL S2721DGF にエルゴトロン LX モニターアーム装着とカラビナ D リングを使ったモニターケーブル収納

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DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGFエルゴトロン LX モニターアーム を装着して手回しネジで固定したところです。特に干渉することなく問題なく取り付けることができました。

今回はモニターアームを取り付けていますが、開封時にモニター本体を緩衝材や保護カバーから完全に取り出さなくても、保護カバーを開けばそのまま付属のモニター台座や VESA マウントのモニターアームを取り付けられるようになっている点は便利でした。

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ディスプレイポートケーブルとして Cable Matters Displayport 1.4 ケーブル 1.8m を購入しました。

DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF には HDMI およびディスプレイポートケーブルは付属していますが、今回は市販のケーブルを使うことにしているので、付属モニターケーブルは予備として保管しておきます。

HDMI ケーブルは 以前購入した Amazon ベーシック プレミアム HDMI ケーブル 1.8m ダークグレー を使用します。

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上の画像はワークテーブルに固定してある エルゴトロン LX モニターアームDELLS2721DGF を取り付けた状態で、モニターに接続した電源ケーブルとモニターケーブル(Cable Matters Displayport 1.4 ケーブル 1.8m 1本、Amazon ベーシック プレミアム HDMI ケーブル 1.8m 2本)を カラビナ D リング に通してモニターアーム真下のフックに引っ掛けたところです。

モニターアーム真下のフックは前後 2か所あるので カラビナ D リング を 2個引っ掛けられますが、複数本のケーブルで引っ張られる形となってしまうので、フックからとり外れやすくなります。

あまりきれいにケーブルをまとめられてないですが、こだわりがなければ カラビナ D リング 1個でケーブルがテーブル上に垂れ下がらない程度にはすっきりできます。

今回は接続しませんでしたが、スピーカーケーブルや USB ケーブルなど細いケーブル類を使用するのであれば 以前購入したカラビナストラップ あたりで十分でしょう。

DELL S2721DGF モニター用ドライバと Dell Display Manager(DDM)インストール

2021年 5月時点では DELL S2721DGFサポートサイト から、DELL S2721DGF モニター用ドライバと Dell Display Manager がダウンロードできます。

通常モニターの設定はモニター背面にあるジョイスティック型ボタンで オンスクリーンディスプレイ(OSD)メニュー 操作をすることになりますが、Dell Display Manager をインストールすることでモニターの 一部の設定(プリセットモード切替、輝度/コントラスト調整)と入力信号 を Windows 上から変更・切り替えることができます。ただし、ソフト上からすべての設定ができるわけではない点に注意してください。

Dell Display Manager を利用するには オンスクリーンディスプレイ(OSD)メニュー の 「その他 - DDC/CI」 をオン(有効化)にしている必要があります。

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上の画像は Dell Display Manager インストール後、タスクトレイに常駐してあるアイコンをクリックするか、デスクトップ画面で右クリックした際にメニューにある 「Dell Display Manager」 をクリックしたときに開くメニュー画面です。

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こちらの画像はタスクトレイにある常駐アイコンを右クリックから 「開く Dell Display Manager」 をクリックしたときに開く Dell Display Manager 画面です。こちらの設定画面ではより詳細なカスタマイズ設定ができます。

LG のモニターにも同様のソフトで設定ができますが、DELL とは設定できる内容が異なり DELL と同じく Windows 上でモニターのすべての設定項目は触ることはできない ようです。

ちなみに、MSI ゲーミングモニター Optix MAG274QRF-QD では PC からモニターの USB 端子に USB ケーブルで接続して、専用ソフトを使うことであらゆるモニター設定が可能となっています。BenQ 27インチゲーミングモニター EX2780Q にはリモコンが付属しているので、これらの機種ではモニター本体でのボタン操作なしでモニター設定ができるという特長があります。

DELL S2721DGF オンスクリーンディスプレイ(OSD)メニュー操作と設定

DELL S2721DGF のオンスクリーンディスプレイ(OSD)メニューの初期設定の一部と設定を一部変更したときのメモです。

モニター正面から見て画面右側面の裏側にクリック感があるジョイスティック型ボタンと 4つのボタンが縦に配列しています。

ジョイスティックは上下左右操作でオンスクリーンディスプレイ(OSD)メニューの呼び出し・ひとつ前のメニューに戻る・項目移動・決定ボタンを兼ねています。スティック押し込みは決定ボタンとして機能がありますが、基本的に上下左右でほとんど操作が完結するようにできています。

RGB などの細かい数値設定メニュー(利得(=ゲイン)、オフセット、色相、彩度)ではジョイスティック操作だけでは終了できないので、その場合は下にあるボタン(EXIT)で終了させます。

残りの 3つのボタンはあらかじめ登録された設定機能を呼び出すショートカットキーです。カスタマイズで違う機能を呼び出すことに変更することもできます。

オンスクリーンディスプレイ(OSD)メニューのインターフェースは DELL の別モデル、S2421HGFAW2521HFL と(モデル固有の設定可能な機能以外は)同じです。

実際にいろいろ設定してみてわかったのですが、プリセットモードごとに保存できる設定項目とプリセットモード関係なく共通で保存される設定項目があります。

すべて網羅したわけではないのですが、おそらくマニュアルにも記載されていない内容と思われるため、この辺の仕様はわかりにくいものとなっています。

DELL S2721DGF オンスクリーンディスプレイ(OSD)メニュー設定メモ(ディスプレイポートケーブル接続時)
  • ゲーム
    • プリセットモード - 標準(デフォルト、Dell Display Manager で切り替え可能)
      • プリセットモードは 「標準、FPS、MOBA/RTS、RPG、SPORTS、ゲーム1、ゲーム2、ゲーム3、ComfortView、暖色、寒色、ユーザーカラー」 の全 12種類
      • OSD メニューのゲームにある 「色相」 と 「彩度」 が設定できるのは 「FPS、MOBA/RTS、RPG、SPORTS」 の 4種類
    • 手動でキャリブレーション したい場合はプリセットモードを 「ユーザーカラー」 か 「ゲーム1、ゲーム2、ゲーム3」 のいずれかに設定
      • プリセットモード 「ユーザーカラー」 では 「利得(ゲイン)、オフセット、色相、彩度」 の設定と保存が可能
      • プリセットモード 「ゲーム1、ゲーム2、ゲーム3」 では 「応答時間、利得(ゲイン)、オフセット、色相、彩度、暗さスタビライザー」 の設定を各プリセットモードごとに保存が可能
      • さらにプリセットモード 「ゲーム1、ゲーム2、ゲーム3」 では個別に輝度/コントラストの設定と保存が可能(それ以外のプリセットモードでは輝度/コントラスト設定を共有)
    • プリセットモード - 「暖色」 か 「ComfortView」 でも輝度を下げればあまり目の負担を感じないので通常使用はこちらに設定
    • AMD FreeSync Premium Pro - オン(デフォルト)
  • 輝度/コントラスト(Dell Display Manager で調整可能)
    • 輝度 75% → まぶしいので 0%に設定(映像鑑賞やゲームではいくらか上げる程度)
    • コントラスト 75% → 77~80%(キャリブレーション設定情報 参照)
  • 入力信号
  • ディスプレイ
    • Smart HDR - デスクトップ → HDR 機能は使う予定はないので 「オフ」 に変更(理由
  • オーディオ
    • 音量 50 → モニターのヘッドフォン出力を使う予定はないので事前に 「0」 に設定
  • カスタマイズ
  • その他
    • ファームウェア M3T101

手動キャリブレーション情報

ネット上で見つけた DELL S2721DGF を手動でキャリブレーションする場合の設定情報です。

2021年 5月時点では 5chHardware UnboxedRTINGS.com にてキャリブレーション設定情報があります。設定値をそのまま利用するので正確なキャリブレーションではありません。また、製品個体差によりこの設定だけで色が正しく調整できるとは限らない点にも注意してください。

それぞれ設定値は異なりますが、いずれも共通点として RGB のうち B(青)はそのままかわずかに下げる程度で、R(赤)と G(緑)をある程度下げて R < G の数値になるようになっています。初期設定では色が緑や黄色く見えるという評判をよく見ましたが、R と G の設定値を下げることで改善できます。

個人的には モニタードライバインストール 後、RTINGS.com の RGB = 95:94:100、コントラスト 77 の設定がシンプルで目視でみる感じでは違和感ありませんでした。コントラスト調整よりかは R と G を下げた時の色の変化が顕著のように見えました。

輝度設定は 29 となっていますが、普段使い(暗所部屋+間接照明)ではまぶしくて目が疲れる感じがするので輝度のみ 0 に設定してます。映像作品の鑑賞やゲームに応じて輝度を上げたプリセットに保存して切り替えるようにしています。

具体的なキャリブレーション設定手順は見つけられませんでしたが、オンスクリーンディスプレイ(OSD)メニュー からプリセットモード 「ユーザーカラー、ゲーム1、ゲーム2、ゲーム3」 のいずれかで利得(ゲインのこと)から RGB の設定ができます。また、プリセットモード 「ユーザーカラー、ゲーム1、ゲーム2、ゲーム3」 ではほかのプリセットモードと違い、輝度/コントラスト設定を個別に保存できます。

それとは別にプリセットモード 「暖色」 や 「ComfortView」 でもしばらく使っていると(目が慣れて?)違和感を感じることがなくなり、輝度を 0 まで下げれば目の疲れを感じないので、文字情報を見る程度の普段使いではこちらのプリセットモードを常用しています。

LCD コンディショニング機能

オンスクリーンディスプレイ(OSD)メニュー のその他から LCD コンディショニング機能が利用できます。これは液晶モニターでよくある画面の焼き付けを、画面全体に単色カラー画像を再生して改善する機能です。

画面の焼き付けを改善する方法として、GIF ファイルや動画サイトにある焼き付け改善動画を全画面で長時間再生するなどがありましたが、今回購入した DELL S2721DGF モニターのハードウェア内に LCD コンディショニングという機能として最初から備わっています。

これにより他サイトの画面焼き付け改善ファイルや動画を再生する必要はなく、オンスクリーンディスプレイ(OSD)メニュー から実行できます。

DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF 利用するうえで気になる点、注意したほうがいいかもしれない点

DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF を実際に利用してみて気がついた点や、ネット上にある気になる情報など集めてみました。

入力ソース別ビット深度設定および制限

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DELL S2721DGF は最大表示色 10億7,000万色(10bit カラー)に対応していますが、NVIDIA ビデオカードの GeForce シリーズで設定する場合は対応しているビデオカードが決まっています。私が持っている RTX 2070 Super は対応していました。

10bit カラー設定を有効化するにはビデオカードのドライバがインストールされている状態で NVIDIA コントロールパネルでの設定が必要です。

ディスプレイポート接続で解像度 2560x1440(ネイティブ)でリフレッシュレート 165Hz の場合、「NVIDIA のカラー設定を使用」 に切り替えて、「出力の色の深度」 を 8bpc から 10 bpc に設定します。

あとは 10bit カラーに対応したソフトでの設定方法に従い、必要であれば有効化して初めて使えるようになるという手順になります。(10bit カラー対応ソフトは所持(把握)していないのでこれ以上の動作確認はしていません)

ちなみにこのクラス(価格帯)の液晶モニターで 10bit カラー(最大表示色 10億7,000万色)対応というものは、正確には 「8bit+FRC(Frame Rate Control)」 のことを指しているようです。

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HDMI 接続で解像度 2560x1440(ネイティブ)条件でリフレッシュレート 144Hz(HDMI では最大リフレッシュレート)の場合は、出力の色の深度 8bpc しか選択できませんでした。

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HDMI 接続で解像度 2560x1440(ネイティブ)とリフレッシュレート 144Hz 条件のままで、「出力のカラーフォーマット」 を YCbCr422 に変更したところ、「出力のダイナミックレンジ」 がフル → 限定に自動的に変更となり、「出力の色の深度」 が 8bpc と 10 bpc と 12 bpc が選択できるようになります。

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また HDMI 接続で解像度 2560x1440(ネイティブ)とリフレッシュレート 60Hz 条件の場合、「出力の色の深度」 で 8bpc と 12 bpc が選択できるようになっていました。

以上のようにディスプレイポート接続ではネイティブ解像度、最大リフレッシュレートでの 「出力の色の深度」 は問題なく 10bpc(10bit)選択できましたが、HDMI 接続の場合、ネイティブ解像度だとリフレッシュレートか 「出力のカラーフォーマット(と出力のダイナミックレンジ)」 を下げないと 10bpc(10bit)が選択できなかったので、HDMI 接続で 10bit カラーを利用したい場合には注意が必要です。

リフレッシュレート 60Hz 時に画面下部に黒いラインが表示される現象(海外ユーザー報告)

以下の参考サイトより、DELL S2721DGF のリフレッシュレートを 60Hz にしたときに画面下部に黒いラインが表示されるという症状が、海外ユーザーより画像付きで報告された事例があります。

ただ、私の環境ではこの問題を再現することができず、問題に遭遇した海外ユーザーが交換後に解決したという報告があるので、この現象はただの初期不良の可能性があります。

60Hz で発生する可能性がある現象のようですが、モニターが故障した際に不自然な線が液晶に表示されることもあるので、初期不良チェックとして 60Hz とあわせてこのような異常がないかどうか確認したほうが良いかもしれません。

Nano IPS パネルによる目が疲れる症状(海外ユーザー報告)

Dell Japan の DELL S2721DGF ページではパネルタイプが Fast IPS 表記Dell USA の DELL S2721DGF ページでは Panel Type が IPS 表記 と DELL がパネル種類を正確に公言していない理由はわかりませんが、海外の分解情報によれば LG の Nano IPS パネル(LG Display LM270WQA-SSA2) であるようです。

本当にこのパネルが使われているかどうかは分解してみないとわかりませんが、さすがに分解までして確認する勇気はないので、2021年 5月時点では Nano IPS パネルを使っているという前提で理解しておきます。

海外では DELL S2721DGF の Nano IPS パネルが原因で目が疲れる(S2721DGF eye strain で検索)というのがたびたび話題になっているのが確認できます。

理由の一つとしてフリッカーフリーを謳っている本機が、発売時期が近い他社競合機種モニターでは見られない 20 kHz(20,000 Hz) と高いフリッカーがある と言及しているのが目立ちます。

レビューサイト RTINGS.com によればフリッカーが 0Hz またはおおむね 1,000 Hz 以上であれば満点の 10点スコア評価、1,000 Hz 以下である一定の周波数からスコアが下がり、0Hz に近づくにつれてスコアが大きく下がります。スコアが満点ではない機種の共通点としてフリッカーフリー非搭載となっています。

RTINGS.com でフリッカーを調べたモデルのうち、フリッカーが 144Hz ある Samsung Odyssey G5 LC27G55T が最低スコアの 2.0、フリッカーフリー非搭載でフリッカーが 940Hz ある Dell U2518D は 10点満点のスコア評価でした。

モニターの LED バックライトが PWM 方式(パルス幅変調方式)の場合、輝度が低くなるほどフリッカーが発生 するようですが、DELL S2721DGF の場合はその基準をクリア?しているので、個人差はあると思いますがこれが眼精疲労の直接の原因となる可能性は低そうです。

もう一つの理由としてよく言及されていて有力そうな情報として見えるのが、Nano IPS パネルが持つ赤色リン光物質(KSF red phosphor)?が原因で一部の人にあわないのではないかというものです。モニター設定でブルーライトを軽減するプリセットモード 「ComfortView」 に変更したり輝度を 0 に設定しても改善できず、違うモニターに交換する流れまで至ってようやく解決したという報告がありました。

Blur Busters に Nano IPS の赤色リン光物質に関する情報がいろいろとありますが、私の理解力では内容を正しく整理することができず、その情報が正しいかどうかまで判断することはできませんでした。

この問題の対処法としては液晶モニター側で sRGB(エミュレーション)モード が設定できれば、Nano IPS が原因による眼精疲労が抑えられるようですが、DELL S2721DGF には sRGB モードがありません。同じ Nano IPS 液晶モニターの LG UltraGear 27GL850-B には sRGB モードがあるため、このような目の疲れはある程度軽減できるようです。

2020年12月に NVIDIA ビデオカードのドライバのアップデートで 「カラー精度モード(Color Accuracy Mode)」 が追加 されて、液晶モニターではなくビデオカードによる sRGB エミュレート機能が期待されたようですが、sRGB エミュレーション設定ではない ようです。

Nano IPS に関する眼精疲労は海外で話題になっていたようですが、国内(日本語)ではこれらに関する情報が 2021年 5月時点では見つけられませんでした。

世界のどこかの一部の人で Nano IPS パネルがあわないため目の疲れを感じる・感じやすい人がいる一方で、国内でこれだけ話題になっていない(そもそも所有者が少ない?)のは不思議で本当にあわない人がいるかもしれませんが、これが人種的なそれとも遺伝的なものなのか、個人の目の状態によるものなのか、たんに製造個体差によるものなのか見当がつかないところです。

利用し始めて日が浅いですが、個人的に初期設定の輝度の高さ(75%)がまぶしくて目に刺激的なので、モニタードライバのインストール手動キャリブレーション 後に輝度をしっかり下げれば(文字を見る程度なら輝度は 0、映像鑑賞やゲームでは 10%以上を目安に適宜調整)あまり問題はないと感じています。あとは長く使用してみて今後違和感を感じることがあるのか、使い続けてみないとわからないところです。

液晶パネルと非表示領域境界線を斜めから覗き込んだ時に見える影表示現象

DELL 27インチ WQHD 165Hz 対応ゲーミングモニター S2721DGF を購入しました、DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF 利用するうえで気になる点、注意したほうがいいかもしれない点、液晶パネルと非表示領域境界線を斜めから覗き込んだ時に見える影表示現象、DELL S2721DGF モニター右下の液晶パネル・非表示領域を正面から撮影した画像

上の画像は DELL S2721DGF 液晶パネルの右下境界線付近、非表示領域を 正面 から撮影したものです。

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こちらの画像は DELL S2721DGF 液晶パネルの右下境界線付近、非表示領域を 斜め から撮影したものです。ちなみにどちらも液晶モニターに映っているのはものは、白色画像をフルスクリーンで表示したものです。

正面からみた液晶パネル境界線・非表示領域 と違い、影のようなものが見えるのが確認できます。液晶パネル下部境界線は正常に見えますがこれは見る角度で異なるため、真上から斜めに覗き込むようにすれば同じように影が見えます。

別機種ですが動画では こちらの LG モニター がわかりやすいです。

調べてみるとベゼルレスの液晶モニターにはこのように見えるものがいくつかあり、以下の参考サイト先でも本機以外で同様な報告がされています。

ここここ で解説がありましたが、ベゼルがある機種ではこのようなことは起きないようです。

通常ここまで斜めからのぞき込むことはないので、画面から適切な距離(私の場合は腕を伸ばしてモニターにギリギリ届かない距離:約 70cm 程度)で見ていればあまり気になることはありませんが、パネル境界線で影が見える影響のせいかパネル中央正面から見ても四辺のいずれかが若干暗く見えます。特に表示色が明るければそれだけ暗さが目立ち、黒などの暗い色ならそこまで目立たないような感じです。

私の環境ではモニターアームで画面位置調整後、目の高さがちょうどモニター上部・境界線と同じ高さになるようにしているため、背筋を伸ばした正しい姿勢の状態なら画面を見下ろすようにモニターを見る形にしています。(参考:【保存版】 ディスプレイの疲れ目対策 10選 - 【Point 2】ディスプレイを見る姿勢のチェック

そのため、画面上部・境界線あたりがちょうど正面から見る形となり、画面上部に限って言えば斜めからのぞき込むときに見えた境界線の影や暗さはほぼ見えません。このような環境では画面両端と下部の 3辺の境界線が若干暗く見えるような形になります。

当初は VA パネルから IPS パネルへの買い替えでパネルの違いによる見え方の違い(IPS グローや黒表現、視野角など)が気になっていたのですが、今回の買い替えに限って言えばベゼルレスのデメリット?である、見る角度による液晶パネル 4辺境界線での影表示と境界線が若干暗く見えるようになっていたことが想定外でした。

HDR 有効時ローカルディミング(Local Dimming)自動オン

DELL S2721DGFHDR 有効時ローカルディミング(Local Dimming)が自動的に有効化 される仕様となっています。

RTINGS.com によればローカルディミングのスコア評価は悪く、おまけ程度の HDR 性能という認識で、普段使いでも実用は厳しい ようです。2021年 5月時点では ローカルディミングをサポートしているモニターは少なくサポートしているモニターでもスコアは低い ものとなっています。

この価格帯での特にゲーミング性能を謳う液晶モニターでは HDR は最初から期待してなかったので試してませんが、もし HDR 目当てで DELL S2721DGF を購入する場合はやめておいたほうがいいかもしれません。

スリープ or 省電力モード時のモニターオフでビット深度 8bit 固定

DELL S2721DGFスリープ or 省電力モード時にモニターがオフになると、復帰後にビット深度 8bit に固定 されるという症状の報告を見つけました。

この問題は オンスクリーンディスプレイ(OSD)メニュー から Smart HDR をオフにすることで解決 するようです。

私の PC 環境ではディスプレイの電源を時間で切れるようにしているだけでスリープ機能は使っていないのですが、この問題が再現するかどうか確かめるため Smart HDR 有効化して、NVIDIA コントロールパネルから 10bit に設定 後に PC をスリープ → 復帰してみたところ 10bit のまま変化ありませんでした。

具体的な PC 環境やどの色深度(グラボ?ソフト?)で発生したのか、条件などが不明なため上記の方法では問題の再現ができませんでしたが、この情報は 2020年8月時点のものでモニター発売開始時期(2020年7月末)とかさなるため、初期に製造されたモデル固有問題の可能性があるかもしれません。

モニターパワーセービング(省電力)時に電源ボタン LED ゆっくり点滅

DELL S2721DGF の画面右下の底面にある電源ボタンはデフォルトで白色に光るようになっています。

オンスクリーンディスプレイ(OSD)メニュー のカスタマイズにある 「LED 電源ボタン」 を 「アクティブの間オフ」 に設定することで電源ボタンが光らなくなるようになります。

ただ、Windows の設定で時間経過後にディスプレイの電源を自動的に切るようにしたり PC がスリープ後、モニターがパワーセービング(省電力)に移行したときに、電源ボタンの LED がゆっくり点滅するようになっています。モニターの自動電源オフ時に電源ボタンの LED がゆっくり点滅するのは仕様のようで切ることはできないようです。

DELL の別機種や他メーカーのモニターでも同様に LED 電源ボタンが点滅するモニターがあるようなので、S2721DGF のみにある特別な仕様ではないみたいです。

幸い、画面底面フレームの目立たない位置に LED 電源ボタンがあるのと点滅時の速度がゆっくりなので、モニターアームでテーブル面近くまで位置調整していればあまり気にならないでしょう。

DELL 27インチ WQHD 165Hz 対応ゲーミングモニター S2721DGF まとめ

以下、解像度 WQHD(2560×1440)、165Hz 対応 DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF の特長・気になる点をまとめました。

全体的に液晶パネルの基本性能をゲーミング(+保証内容)に全振り(チューニング?)したスペック仕様で、ほぼ同じ仕様の競合機種と比較するとよくある様々な機能をばっさり切り捨てている印象があります。

この辺は DELL に限ったことではなく他社モニターでも同様なことが言えるので、各社強み・弱みをはっきりさせてそれぞれの得意分野で勝負することで、差別化を図っているともいえます。

気になる点が多いのですがこれらの内容を許容できれば WQHD 27インチゲーミングモニターとしてみれば、セール時期を狙えれば価格が安くて他社メーカーにはない保証内容が強みとなっています。

4万円前後の価格でこの仕様のモニターが購入できるのであれば、低価格一般 TN モニターや私のように数十年ぶりに買い替える人、60Hz モニター利用者で 120Hz 以上モニター未体験な人には十分おすすめできるモニターでしょう。

DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF 特長
  • WQHD 165Hz IPS 27インチゲーミングモニターとしてセール時の価格が安い(2021年5月時点、セール時 4万円前後)
  • Nano IPS パネル採用
    • 海外有志ユーザー調べ、DELL 日本の製品ページでは Fast IPS 表記(2021年5月時点)
  • NVIDIA G-SYNC 互換認定、AMD FreeSync Premium Pro テクノロジー対応
  • 色深度 10bit(8bit+FRC)対応
  • IPS モニターとして応答性能・入力遅延・オーバーシュート・残像ともに優秀なゲーム性能重視モニター
  • 最低輝度が優秀、暗所部屋ではモニターの明るさによる目への負担が小さい
  • 電源内蔵モデル(AC アダプターなし)
  • USB 3.0 ハブ内蔵モデル(4ポート)
  • 調整機能があるモニタースタンド(高さ・傾斜・回転・ピボット調節対応)
  • VESA マウント規格 100x100mm 対応
  • 入力ソース(HDMI、DisplayPort)別モニター設定項目の保存が可能
  • 一部のプリセットモードで輝度/コントラスト、RGB などの細かいモニター設定項目の保存が可能
  • クリック感があるジョイスティック型ボタンによるオンスクリーンディスプレイ(OSD)メニュー操作
  • ソフトウェア Dell Display Manager によるプリセットモード切替、輝度・コントラスト設定、入力信号切替が可能
  • 3年間良品先出しサービスとプレミアムパネル保証(無輝点交換保証)付き
  • 有償で最長 5年間の延長保証と24時間 365日受付対応 ProSupport 保守サービスあり
DELL 27インチゲーミングモニター S2721DGF 気になる点
  • (他 IPS パネルモニターと比較して)コントラスト比低め(ゲーム向け性能とのトレードオフ?)
  • 色が黄色 or 緑っぽく要キャリブレーション
  • 初期設定輝度 75%はまぶしい
  • バックライト ・・・ LED エッジライトシステム(PDF マニュアル記載)
  • 4K ダウンスケールなし
    • WQHD 解像度に対応していないゲーム機は注意
  • sRGB(エミュレーション)モードなし
  • 黒挿入機能なし
  • クロスヘア表示機能なし
  • 内蔵スピーカーなし
    • 3.5 mm ジャックオーディオライン出力ポート・3.5 mm オーディオヘッドフォンポートあり
  • USB Type-C 非搭載
  • リモコンなし
  • HDMI 接続の場合、最大リフレッシュレート 144Hz まで
  • HDMI 接続、解像度 2560x1440(ネイティブ)、リフレッシュレート 144Hz の場合、色深度は 8bit まで
  • 暗さスタビライザー 3段階調整のみ
    • 同機能を持つ他社モニターと比べて細かく設定できない
  • ソフトウェア Dell Display Manager によるモニター設定はプリセットモード切替と輝度・コントラストのみ、それ以外の項目は設定できない
  • モニターパワーセービング(省電力)時に電源ボタン LED ゆっくり点滅
  • HDR 有効時ローカルディミング(Local Dimming)自動オン
  • RTINGS.com 調べによると Local Dimming のスコア評価は悪く、おまけ程度の HDR 性能評価
  • スリープ or 省電力モード時のモニターオフでビット深度 8bit 固定報告あり
    • 初期製造モデル(2020年7月末発売)の問題?こちらで現象の再現確認できず
  • リフレッシュレート 60Hz 時に画面下部に黒いラインが表示される現象報告あり
    • 初期不良の可能性?こちらで現象の再現確認できず
  • 液晶パネル 4辺非表示領域境界線部分を斜めからのぞくと影表示、パネル中央正面から見る角度によって 4辺が若干暗い
  • RTINGS.com 調べによると 20 kHz(20,000 Hz)の高いフリッカーあり
    • フリッカーで問題となるのはおおむね 1 kHz(1,000 Hz) 以下の場合でそれ以上のフリッカーでは問題とされていない模様
    • RTINGS.com での S2721DGF のフリッカースコア評価では満点の 10点
  • Nano IPS パネルが原因と思われる眼精疲労を起こしている海外ユーザー報告が一定数あり
    • 赤色リン光物質(KSF red phosphor)が眼精疲労を起こしているのではないかと言及しているネット情報あり
    • 個人的に輝度を適切もしくは最低に設定すれば目の疲れを感じないため、この辺はパネル特有の問題なのか個人差なのか製品個体差なのか不明
awgs
Posted by awgs