自作 PC 組立作業 Part 6 HDD テスト SeaTools for DOS、OS インストール
前回の記事、「自作 PC 組立作業 Part 5 裏配線、HDD 取り付けまで」 からの続きです。
今回の記事では Seatools for DOS を使って HDD の検査を行い、HDD に問題がないことを確認して OS(Windows 7 64bit Pro) をインストールします。
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OS をインストールする前に、OS インストール用に使用する HDD に問題がないかどうか確認するため、HDD 検査ツール 「Seatools for DOS」 を使って各種テストを行います。
「Seatools for DOS」 は 「フロッピーディスク版」 と 「ブータブル CD イメージ版」 の 2種類のみで USB メモリから起動できるファイルは用意されていません。
その後、いろいろ調べたら下記サイトで USB メモリに Seatools for DOS を入れて起動できるようにしたツール を見つけたので、こちらを利用してみることにしました。
SeaTools_Bootable_USB_Kit.zip をダウンロードします。
ダウンロードした zip(圧縮)ファイルを展開・解凍してフォルダを開きます。中にある Win32DiskImager.exe を実行してプログラムを起動します。
※ パス名に 2バイト文字を含むフォルダ名で使用するとエラーになる可能性があります。
「Image File」 にあるフォルダアイコンをクリックし、解凍した SeaTools_Bootable_USB_Kit.zip にある 「SeaTools.img」 ファイルを選択します。
「Device」 で USB メモリーのドライブレターを選択します。今回は 「I ドライブ」 が USB メモリーだったので、「[I] ▼」 を選択しています。
「Write」 ボタンにマウスカーソルを合わせると、下部に 「Write data in 'Image File' to 'Device'」 と表示されます。
Device で指定したドライブレター(USB メモリー) にイメージデータを書き込みますので、設定に間違いがなければ 「Write」 ボタンをクリックします。
「Writing to a physical device can corrupt the device. Are you sure you want to continue ?」 というメッセージが表示されますので、USB メモリー内のデータを完全に消去してもいい状態であることを確認して 「Yes」 ボタンをクリックします。
「Done.」 と表示されたら USB メモリで動作する SeaTools for DOS 完成です。「Exit」 をクリックしてプログラムを終了します。
「Seatools for DOS」 を起動する前にマザーボードの UEFI BIOS を立ち上げて、SATA Mode を 「IDE」 に切り替えます。「IDE」 に切り替えないと 「Seatools for DOS」 を起動しても SATA HDD を認識しません。
USB メモリーをマザーボードに接続して PC を起動します。問題なければ License Agreement の画面が表示されますので、「I Accept」 ボタンをクリックします。
接続した SATA HDD が認識されているかどうか確認します。
テスト内容については 「Seatools for DOS チュートリアル」 をお読みください。
この 3つのテストの中では 「Long Test」 が一番テスト時間が長いです。(2TB HDD の場合 3 ~ 4時間)
Short Test、Long Test、Acoustic Test すべてのテストを行い、Test Results がすべて PASSED になっていたので、次にテストに進んでみます。
「Full Erase」 を実行してみます。詳細についてはこちらも 「Seatools for DOS チュートリアル」 からご確認ください。
警告画面が表示されます。画面で 「YES」 とタイプすると 「Full Erase」 が実行されます。Long Test より非常に長い時間がかかりますので注意してください。
HDD テスト終了後、OS をインストールする前に UEFI BIOS の SATA Mode を 「AHCI」 に戻しておきます。
OS をインストールする準備が整いましたので、DVD ドライブに OS ディスクを入れるか、Windows 7 インストール用 USB メモリーを用意して、Windows 7 64bit Pro をインストールします。
なお、Windows USB/DVD Download Tool で作成した USB メモリーを使って OS をインストールする場合、AHCI モード では USB 3.0 ポート に USB メモリーを接続してもドライバー選択オプションで止まってしまい、インストールすることができませんでした。
実は一度、UEFI BIOS にて AHCI モード の切り替えを忘れて、IDE モード のまま OS をインストールしてしまったのですが、問題なくインストールができたことがあります。ただ、この時に USB 3.0 ポート に USB メモリー を接続したかどうか覚えていないため、どちらにしろ USB 2.0 ポート に USB メモリーを接続して OS をインストールしたほうがよいでしょう。
USB メモリーで OS をインストールする場合はトラブルを避けるために USB 2.0 ポート に USBメモリーを接続して OS インストールを行います。
2017年には HDD から SSD へシステムを移行 しています。
以上で Seatools for DOS を使って HDD の検査と OS(Windows 7 64bit Pro) のインストールが完了しました。
次回、「自作 PC 組立作業 Part 7(完) 配線整理、ケースファン・サイドパネル取り付け」 に続きます。
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