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デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11、JDM-055 基板)アナログスティック交換作業記録

2021年に購入したデュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11) のアナログスティックが勝手に動く誤作動を起こしてしまったので、修理のためアナログスティックの交換作業をしました。

アナログスティックの交換には基板のハンダ除去およびはんだ付け作業が必要です。

今回の記事ではハンダ作業素人・初心者によるアナログスティック交換作業の記録内容となっています。ほとんどの内容はネット情報をもとに作業をしているので、記事内容に間違った情報や作業内容が含まれている場合があります。そのため、最悪修理不可能なほどの破損・故障する可能性があります。

デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11、JDM-055 基板)アナログスティック交換作業記録



故障・不具合が発生したデュアルショック 4 コントローラーの取り扱い選択肢

2021年に DUALSHOCK 4 ワイヤレスコントローラー(CUH-ZCT2J11)を 2台購入 しましたが、保証期間が切れた後ほぼ同時期にアナログスティックが勝手に動く誤作動を起こしてしまい、まともにプレイできなくなってしまいました。

2021年に新品を運よく入手できたタイミングで壊れたコントローラーは処分していましたが、2022年に入ってからさらに新品コントローラーの入手できる機会が少なくなり入手困難な状態が続いています。

買い替える以外の選択肢としては PlayStation サポートでオンライン修理受付サービス での有償修理や修理業者(あすか修繕堂コントローラー修理 Prelude など)への依頼がありますが、送料を含めた修理交換料金がそれなりにかかります。(メーカー交換なら新品コントローラー 1個分、修理業者ならその半額が相場?)

また、今後も同じような故障が発生した際に再び同額の修理交換料金が取られることを考えると、新品コントローラーの入手困難な状況が続いていることも踏まえて、自力で修理することにしました。

幸いネット上にはデュアルショック 4 の修理記事・動画がたくさん公開されています。これらの情報を参考にしてアナログスティック交換作業を行うことにします。

デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)分解・アナログスティック交換用工具・部品リスト

以下、デュアルショック 4 を分解・修理するために用意した工具・部品リストです。

いくつかの工具類はすでに持っていたものを使いますが、アナログスティック交換のために新たに追加購入したものだけでもコントローラー1個分に近い金額を支払っています。

そのため、ゼロから工具・修理部品を用意しようとすると、それなりの出費が伴うことになるでしょう。

プラスドライバー(ベッセル メガドラ 細軸ドライバー No.910(+0×100))と精密ドライバー

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デュアルショック 4(CUH-ZCT2J11)のネジを外すのに ベッセル メガドラ 細軸ドライバー No.910(+0×100) を使用します。

ネジのサイズにあうドライバーならなんでもいいと思いますが、グリップがある程度しっかりしているドライバーであれば力加減によるネジを舐める心配がないでしょう。

ドライバーを使うタイミングは デュアルショック 4(CUH-ZCT2J11)分解時の背面カバーにあるネジ 4本とバッテリーケースを固定しているネジ 1本の取り外し、分解後の組み立て時に使用します。

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アナログスティックセンター補正用基板チップ半固定ボリュームの調整 に精密ドライバーを使用しました。(アナログスティックセンター補正用基板 は装着後スティックの入力値が暴走したり、最大値まで到達しないことがあったので最終的には不採用)

また、アナログスティック(サイコロ基板)の分解で底面にある 4つの金属ツメを曲げるのに、先の細い精密マイナスドライバーを使いました。(分解方法

精密ドライバーの用途はこれくらいないので、アナログスティックを交換するだけなら精密ドライバーは不要ということになります。

溝付きラジオペンチとニッパー

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コントローラー内部にあるフレキシブルケーブル着脱低融点はんだ を使って 基板からアナログスティックを取り外す ときに、溝付きラジオペンチを使用します。

2023/3/7 追記

HOZAN すべり止めのローレット付きピンセット P-886アナログスティック取り外し用基板ホルダー(ペンスタンド、クリップ、カードリング、オモリ) を購入しました。ラジオペンチの代わりにこちらの道具を使ってフレキシブルケーブル着脱、基板からアナログスティックを取り外します。

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基板のハンダを除去するために使う はんだ吸取線 を切り取るためにニッパーを使います。

ピンセット

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ラジオペンチ を使うほどでもない小さなパーツをつかむのにピンセットを使います。

ケースオープナー

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デュアルショック 4 コントローラーのカバーを開けるために ケースオープナー を購入しました。

プラスチック製のため先端が欠けやすいですが、値段が安いため消耗品として割り切って使います。

何台も殻割りするようであれば金属製のケースオープナーを使ったほうがよいでしょう。

保護メガネ(TRUSCO 二眼型セーフティグラス(透明)TSG-300)

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はんだ付け作業の保護メガネとして TRUSCO 二眼型セーフティグラス(透明)TSG-300) を購入しました。

当初は購入する予定はなかったのですが、アナログスティック基板の取り付け・取り外し作業が何度も発生するたびに、ルーペなしで基板を間近に見る形で作業を続けていたので、はんだ付け時の煙やフラックスの飛散から目を守るため保護メガネを使うことにしました。

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TRUSCO 二眼型セーフティグラス(透明)TSG-300) はクリア(透明)タイプということで近場での作業くらいなら、裸眼の時と同じくらい視界を確保できます。

ただ、光の反射?でメガネのレンズに何かが映り込むように見えることがあるので、光源がある場所によっては視界に違和感を感じるかもしれません。また、曇り止めはないためマスクをしている場合は、吐く息で曇ることがあります。

それでも保護メガネの中では値段が圧倒的に安いため、はんだ除去・はんだ付け作業で使う保護メガネとしてはこれで十分でしょう。

作業用手袋(ショーワグローブ No.370 組立グリップ)

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デュアルショック 4(CUH-ZCT2J11)分解 するには、カバーのすき間に ケースオープナー を挿入してカバー内部にある固定ツメを外す必要があります。

このカバーのすき間をあける作業ですが、コツがわからないうちは力加減が難しかったり手が滑ってしまうことがあるため、滑り止め用として ショーワグローブ No.370 組立グリップ を装着して作業します。

テスター(エー・アンド・デイ デジタルマルチメーター AD-5523A)

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アナログスティック基板のポテンショメータアナログスティックセンター補正用基板 の抵抗値をチェックするのに テスター(エー・アンド・デイ デジタルマルチメーター AD-5523A) を使いました。ただ、私がテスターを使いこなせないのもありますが、抵抗値を確認するのにテスターを使うぐらいなので、それ以外の用途はありません。

アナログスティックの交換作業だけであればテスターを使う必要性はありませんが、部品によっては抵抗値にバラつきがあるのでチェック用に持っておいたほうがよいかもしれません。

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テスター(エー・アンド・デイ デジタルマルチメーター AD-5523A) の電池が切れていたので、OHM V アルカリボタン電池 2個入 LR44/B2P 07-9978 を購入しました。

DIY 基板ホルダー(空きビン、マスキングテープ、輪ゴム、スマホクリップスタンド、ペーパーウェイト、ゴムシート、カッターマット)

基板を固定する市販の基板ホルダーは評価が微妙なものが多く選ぶのが難しかったので、手持ちのもので組み合わせて DIY で基板ホルダーを用意しました。

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アナログスティック基板取り外し時 の基板ホルダー用として空きビン(桃屋 辛そうで辛くない少し辛いラー油)と滑り止めとしてゴムシート(100x100mm 5mm 厚み)、基板保護と空きビンへ固定するために 3M スコッチ 塗装用マスキングテープ(M40J-12 12 mm x 18 m) を使用します。

大まかな流れとしてアナログスティック基板を取り外せるだけの 低融点はんだ を馴染ませた後は、外したいアナログスティック基板があるほうの空きビンを基板から離します。(上の画像では左の空きビン)

はんだごて をあてながら ラジオペンチ でスティック軸を真下に少しずつ引っ張るようにして、基板からアナログスティックを取り外すという流れになります。

2023/3/7 追記

アナログスティック取り外し用基板ホルダー(ペンスタンド、クリップ、カードリング、オモリ) を購入したので、ここで紹介した空きビンを使った DIY 基板ホルダーは引退です。

マスキングテープの消費量が激しく、はんだ作業時の基板保護用テープとしても耐熱性はないので、ポリイミドテープ(Tyler) を購入してこちらをメインで使うようにします。マスキングテープは基板を固定したい時など用途に応じて使い分けるようにします。

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新しいアナログスティック基板を 基板へはんだ付け するときに仮止めとして輪ゴムを使います。輪ゴム 2本使ってスティック軸からちょうど左右反対に延びるように固定することで、スティックのはんだ付け用ピン端子を浮かせないようにしています。

上の画像ではわかりやすいように輪ゴムしか使っていませんが、はんだ付け するときには基板にマスキングテープを貼った状態にしてから作業します。

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アナログスティック基板を 基板へはんだ付け するときの基板ホルダーとしてスマホクリップスタンドを使いました。

基板やスマホクリップスタンドのすべり止めとしてゴムシート(100x100mm 5mm 厚み)2枚、基板の向き調整にゴムシートの下にカッターマット(ムラテック KDS セフティベース グリーンハードタイプ SS-1000H)を使用しています。

スマホクリップスタンドは軽いため、ズレ防止用に重しとして石を上に置いています。ただ、はんだごてを使う際に邪魔になることがあったので、基板の向きによっては使いにくいかもしれません。

また、スマホクリップスタンドは基本的につかむ力が弱く、基板端をスマホクリップスタンドで挟む形となるため、専用の基板ホルダーと比べると多少のぐらつきがあります。

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アナログスティックセンター補正用基板装着後のセンター調整 時に、スマホクリップスタンドをコントローラー正面から挟んで立てかけるようにすることで、スティックを指や地面に触れないように固定できます。

画像では無線接続できるようにしているため、USB ケーブルは接続していません。

はんだごて(HAKKO RED 40W と 20W)とはんだこて台(goot ST-11)

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低融点はんだ を使ったアナログスティック基板の取り外しには HAKKO RED(ニクロムヒータータイプ)40W はんだごて を使用します。

40W のはんだごてを選んだのは手持ちにあったというのと、こちらの動画で 40W タイプを紹介 していたという単純な理由です。

詳しいことはわかりませんが調べてみると低融点はんだを使う場合は、通常のはんだ付けに使うはんだごてと区別して使ったほうがよいようです。こて先を十分メンテナンスすれば大丈夫かもしれませんが、普段はんだごてを使うことがないのでこちらの 40W タイプを低融点はんだ専用として使うことにします。

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アナログスティック基板のはんだ付けには HAKKO RED(ニクロムヒータータイプ)20W はんだこて を使います。

HAKKO RED はニクロムヒータータイプのはんだごてのため、セラミックヒーターと比べてこて先のハンダ付け温度へ到達するのに時間がかかる点に注意が必要です。

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またニクロムヒータータイプのはんだごての注意点として、こて先を固定するネジが 2本ありますが、このネジが非常に高い熱を帯びてしまいます。

この熱を帯びたネジ部分がはんだ付けと関係ない箇所にうっかり接触してしまうと、表面実装部品を破損させてしまったり、基板表面にあるはんだやコネクタが溶けてしまうといった事故が起きてしまう可能性があります。

これらの問題が考えられることから、ネジ部分が基板に触れないようにはんだ付け・除去作業をする、基板やコネクタを耐熱テープ(ポリイミドテープ)で保護する、ネジがないセラミックヒータのはんだごてを使うなどして対策する必要があるでしょう。

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はんだごての電源ケーブルが短く、近くのタップまで届かなかったので パナソニック(Panasonic) 延長コードX 2m WHA4912BP を購入しました。

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はんだこて台は 太洋電機産業のはんだこて台 ST-11 を使います。

後日、こちらの記事 でスポンジを V 字にカットすることでこて先の掃除がしやすくなるということを知ったので、画像にあるスポンジを V 字にカットしています。

フラックス(サンハヤト ジェルフラックス HD-F25)

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アナログスティック基板のはんだ除去のために、こちらの動画 を参考に サンハヤト ジェルフラックス HD-F25 を購入しました。低融点はんだ とセットで使用します。

シリンジ(注射器)タイプのフラックスは AMTECH 社が有名みたいですが、偽物品が流通していたり国内での正規品購入は難しいようです。また、フラックスの容量が多いため(10ml)確実に余らせてしまいます。

個人輸入ができたとしても送料が高くなりそうなうえいつ届くのかわからないため、国内で信頼できるシリンジタイプのフラックスがないかと探したときに、サンハヤト ジェルフラックス HD-F25 が単品で入手できるということでこちらを購入しました。

ちなみに同社の 表面実装部品取外しキット SMD-51表面実装部品取外しキット SMD-21 がありますが値段が結構します。価格が高いのはセットに含まれている低融点ハンダ(80度と60度程度)にレアメタルが含まれているためのようです。

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サンハヤト ジェルフラックス HD-F25 の金属ノズル取り付け方法です。ノズル装着方法の詳細な説明がなく戸惑った部分なので、装着方法を残しておきます。

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サンハヤト ジェルフラックス HD-F25 本体先端に装着されているキャップを 回して 取り外します。注射器本体のキャップは引っ張っても取り外せない点に注意。

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サンハヤト ジェルフラックス HD-F25 本体先端に付属の金属ノズルを 回して 装着します。金属ノズルのキャップは引っ張って取り外せます。

ジェルフラックス使用後はそのままキャップを締めても、少量のフラックスがキャップ内にはみ出してしまうことがあります。そこで、押し出した注射器を少し引っ張って戻すことで中身が飛びださないようにできます。

サンハヤト ジェルフラックス HD-F25 は 2.5ml(2.5g)しかありませんが、アナログスティック基板を取り外す程度であれば十分な量です。フラックスとしては液体タイプより値段が倍以上あるのが難点です。

低融点はんだ(溶解温度約 97度、1本約 4.5g)

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ネットオークションで購入した低融点はんだ(溶解温度約 97度、1本約 4.5g)です。

デュアルショック 4 コントローラーなどの鉛フリーはんだを使って基板にはんだ付けしている製品は、はんだごてとはんだ吸い取り線だけで取り外すのはほぼ無理なようです。

はんだ箇所に低融点はんだを流し込み、はんだの融点を下げてアナログスティック基板を取り外すのが一般的なやり方となっています。低融点はんだを使う場合はセットで フラックス を使用します。

低融点はんだについては材料をそろえて自作で作る方法がすでにネット上で公開されており、今回購入したものもおそらく同様な方法で作られたものかと思われます。(多分ダルセ合金)

修理専門業者でも販売していますが、レアメタル入りのためグラム当たりの単価が高く、初めての使用ではいろいろと失敗する可能性も考えられたので、レアメタルを含まないグラム単価が安い低融点はんだを選んでいます。

レアメタルを含んでいない分、融点は約 100度と高めとなっているので、アナログスティック基板の取り外しには多少の工夫が必要 になります。

はんだ(goot 精密プリント基板用はんだ φ0.8mm SD-62)

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新しいアナログスティック基板 をはんだ付けするために goot 精密プリント基板用 鉛入りはんだ φ0.8mm スズ 60% / 鉛 40% ヤニ入り SD-62 を購入しました。

はんだ吸取線(goot 幅 3.0mm CP-3015)

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はんだ除去用に goot はんだ吸取り線 3mm 幅 1.5m 巻き CP-3015 を購入しました。

今回のアナログスティック交換作業では何回もはんだ付け・除去を繰り返したせいか、長さ 1.5m のはんだ吸取り線はあっという間に使い切ってしまいました。最終的に追加でもう 1個購入しています。

無駄なくはんだを吸い取れなかったせいがあるかもしれませんが、はんだ付け箇所が多いアナログスティック基板(14か所)でははんだ吸取り線をたくさん消耗する可能性があります。

洗浄・清掃アイテム(無水エタノール、キムワイプ、綿棒、歯ブラシ)

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基板の洗浄や各種パーツの清掃には 無水エタノールキムワイプ をメインに使います。

洗浄・清掃個所によっては 無水エタノール を含ませた綿棒や使い古した歯ブラシを使用して使い分けます。

2023/3/7 追記

毎回無水エタノールのボトルを開けて使用する手間を解消するため、ニードルボトル を購入しました。スポイトで補充することで無水エタノールのボトルを開けることなく、必要な分だけ使うことができます。

デュアルショック 4 用アナログスティック(黄色サイコロ基板 - 一部金属軸)

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ネットオークションで購入したデュアルショック 4 用アナログスティック基板(黄色サイコロ基板 - 一部金属軸)です。(参考:アナログスティック機能動画

アナログスティック基板はコントローラー別にいろいろなものが出回っていますが、2021年ぐらいからサイドに取り付けられている 2個のポテンショメータのカラーが黄色タイプ(見た目の色はオレンジだが名称として黄色という形で使われている)のものが、比較的品質が良いもの(参考動画)とされているようです。

今回はさらにその新型タイプとして押し込みスイッチの軸に金属軸が採用されているものがあったので、こちらを購入してみました。

各ポテンショメータの 3つある端子の両端に テスター をあてて抵抗を測ってみたところ、9 ~ 10kΩの間と多少のバラつきがありました。

ちなみに流通しているデュアルショック 4 とデュアルセンス用のアナログスティック基板は抵抗値が異なるそうです。(デュアルショック 4 は約 10kΩ、デュアルセンスは約 2kΩ(参考動画

形状が同じで抵抗値のみ異なるアナログスティック基板ですが、どちらのコントローラーにも互換性は一応あるという情報(参考動画)があります。どちらを使っても特に問題はないようですが、念のためコントローラーにあわせた抵抗値のアナログスティック基板を用意して取り付けるようにします。

なお、デュアルショック 4 とデュアルセンス用のアナログスティック基板はポテンショメータにある番号で区別できます。ポテンショメータ右下にある数字が 103 とあるのがデュアルショック 4 用で、2K3 がデュアルセンス用となっています。

デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11、JDM-055 基板)アナログスティック交換作業記録、デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)分解・アナログスティック交換用工具・部品リスト、デュアルショック 4 用アナログスティック(黄色サイコロ基板 - 一部金属軸)、アナログスティック基板から精密ドライバーを使ってポテンショメータ取り外し
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上の画像は 精密ドライバー を使ってアナログスティック基板からポテンショメータを取り外したところです。(参考:ポテンショメータ機能動画

その後にわかったことなのですが、ポテンショメータは両脇のツメで固定しているだけなので、指でツメを押し込んで引っ張るだけでかんたんに取れます。(参考動画

精密ドライバー を使うタイミングとしては、基板にはんだ付けされている状態から一部外したい場合に使うことになるでしょう。(参考動画1参考動画2

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精密ドライバー を使ってポテンショメータにはめ込まれている回転パーツを取り外したところです。回転パーツの金属接点部分はちょっとした力加減で歪んで曲がりやすいので、外すときや元に戻すときは注意します。

また、回転パーツの金属接点側の中央に、ポテンショメータ中央穴に固定する小さなツメが 2か所あります。このツメ部分が外側に曲がってしまうとポテンショメータにはめ込めることができないので取扱いに注意します。

今回購入したアナログスティックのポテンショメータ(可変抵抗器)内部には白い膜?のようなものが付着しているのが見えます。アルコール+綿棒 できれいに拭き取れましたが、付着していた白い膜の正体は わかりません(おそらく 接点グリス かと思われます)。拭き取りに使った綿棒はほとんど汚れなかったので、回転パーツによる削りカスというわけでもなさそうです。

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新旧アナログスティック基板を分解して一部の内部パーツ(軸、スティック軸受け樹脂パーツ、バネ)を取り出して比較した画像です。(分解方法

左側がもともと取り付けられていたアナログスティック基板の内部パーツで、右が新型アナログスティック基板一部金属軸タイプの内部パーツです。

新型の押し込みスイッチの金属軸以外にも、スティック軸受け樹脂パーツの大きさや 2種類の大きさが違うバネが内蔵されていることがわかりました。また、新型のスティック軸受け樹脂パーツにはグリス?(プラスチック削り防止?)のようなものが塗布されているのが確認できました。

この 2種類のバネが内蔵されているおかげかどうかわかりませんが、スティック押し込みボタンの感触は純正とはかなり異なります。

スティックを軽く押すと何か(小さいバネ?)に接触した感触で止まりますが、ボタンが押された判定にはなりません。さらに押し込むことでカチッという音とともにボタンが反応するようになるので、おそらくですが小さいバネでクリック感の確保と誤操作防止をしているような作りになっているのかもしれません。

個人的に金属軸と 2種類のバネがあるアナログスティック基板のほうが、スティック押し込み操作はやりやすいように感じました。

デュアルショック 4 用アナログスティックセンター補正用基板(緑基板) → 装着後アナログスティック暴走・一部の方向の最大入力値が低い

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ネットオークションで入手したデュアルショック 4 用アナログスティックセンター補正用基板(緑基板)です。左右 1組で約 1,000円程度のため安くありません。

ネジのようなものが左右 それぞれに 2個ついていますが チップ半固定可変抵抗器 と呼ぶようです。これを 精密ドライバー で回してセンター調整を行います。

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アナログスティックのセンター補正を可能にする基板を 2台分購入しましたが、はんだ付けで装着後アナログスティックが暴走したり一部スティック方向の最大入力値が低いという現象が発生してしまいした。

センター補正用基板を取り外したところ、一部のアナログスティックではセンターがずれたままでしたが、スティック暴走や最大入力値が低くなるよう問題はでません。問題の原因が不明なため、最終的にセンター補正用基板を使うことなく不採用となりました。

以下の原因が考えられましたが、問題の特定には至っていません。

デュアルショック 4 用アナログスティックセンター補正用基板(緑基板)装着後のアナログスティックの動作がおかしくなる考えられる原因
  • デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11 - JDM-055 基板)には対応していない可能性?
  • デュアルショック 4 用アナログスティック(黄色サイコロ基板 - 一部金属軸)に対応していない可能性?
  • アナログスティックセンター補正用基板(緑基板)が不良品だった可能性?
  • センター補正用基板をテスターで抵抗値(3つあるスルーホールのうち両端を計測)を測ったところ約 100kΩ。こちらの動画 および 情報 によれば 500kΩとあるため、センター補正用基板の抵抗値があっていない可能性?

デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)分解・アナログスティック交換作業

以下の参考サイトを見てデュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11、JDM-055 基板)を分解・アナログスティック基板の交換作業をしました。

コントローラーの型番(または基板の型番)によって中身の構造が違います。ネット上にある分解・基板交換情報・動画はその点注意してみたほうがよいでしょう。

デュアルショック 4(CUH-ZCT2J11、JDM-055 基板)分解

デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)の分解方法です。一部の画像はすでに分解したあとの状態のものを流用してしています。そのため、順番通りにコントローラーを分解しても画像の通りにならない点に注意してください。

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デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)の裏面ネジ 4か所を外した後に、コントローラーカバーを取り外すためにカバーすき間を手であけます。

コツとしては下部カバーを左手の親指で抑える、または親指の付け根で握るようして、上部カバーを右手の親指と人差し指でつかんで引っ張り持ち上げるようにすることで、カバーのすき間をあけることができます。

この時 すべり止め用の手袋 があれば、手が滑ることなくやりやすくなるでしょう。

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カバーのすき間を確保できたら ケースオープナー を使って LR ボタン・トリガー付近にある、カバー内部で固定しているツメから外していきます。

カバーを固定しているツメは全部で 4か所あり、充電コネクタの両脇に 1か所ずつ(左右で 2か所)、LR ボタン・トリガーの近くに 1か所ずつ(左右で 2か所)のツメがあります。

どちらのツメから外すのかは特に決まりはないみたいですが、今回のコントローラー分解作業では、カバー左右 LR ボタン・トリガー近くにあるツメから外すようにしています。

この時点ではツメがある正確な場所までわからなかったので、ケースオープナー を無理やり入れてツメを固定しているプラスチックのツメ穴を折らせる形でツメを外しています。固定しているプラスチックのツメ穴は破損しても最終的にネジでカバーを固定するので気にしなくていいようです。

コントローラー持ち手(振動モータ収納箇所)内部はある程度空洞となっているので、ピックなどの細い板状のものであれば奥まで差し込めるようになり、カバーをさらに開けやすくできます。

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アナログスティック下部のカバーすき間に ケースオープナー を差し込み、充電コネクタ左右のすき間にあるツメも ケースオープナー で取り外します。

こちらも力加減によってはツメを固定しているプラスチックのツメ穴が破損してしまうことがありますが、問題ありません。

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コントローラーを固定している 4か所のツメをすべて外すことで、カバーをあけることができます。

カバーをあけるときに、カバー裏にある USB コネクタへのフレキシブルケーブルが基板コネクタに接続している点に注意してください。

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コントローラーカバー内部にある固定用プラスチックツメ穴 4か所です。折れて使えなくなったツメ穴はラジオペンチなどで折り曲げて除去しています。折れたなかった残りのツメ穴も不要ですので一緒に除去しました。ツメ穴がなくなることでコントローラーカバーを開けるのが楽になります。

このツメを固定しているプラスチックのツメ穴はかなり細く折れやすいようですが、最終的にネジ止めでカバーを固定するので特に支障はないと思われます。(メーカー保証時の開封済みチェック用?)

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基板コネクタに接続している USB コネクタへのフレキシブルケーブルを引っ張って外します。指で持ち上げて引っ張ることでかんたんに外れます。

フレキシブルケーブルはコネクタへの接続する際に裏表が決まっており、古いコントローラー型番では間違えないようにマジックで目印をつけるというやり方がありました。今回分解したコントローラーではケーブルの片側に文字がプリントされているので、目印をつけなくても裏表を間違える心配はありません。

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基板コネクタから外した USB コネクタへのフレキシブルケーブルです。ケーブル裏側には文字がプリントされていないことが確認できます。

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バッテリーケーブルをコネクタから外して、バッテリケースを固定しているネジを プラスドライバー で外します。

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基板に接続しているタッチパッドのフレキシブルケーブルを ピンセット で外します。コントローラーによってはラッチで固定されていることがある ようなので取り外す際には注意してください。画像ではピンセットを使ってますが ラジオペンチ のほうが楽でした。

バッテリーケースのネジとタッチパッドのフレキシブルケーブルを外すことで、コントローラー表面カバーから黒プラスチックフレーム+基板を分離することができます。

ちなみに組み立て時にタッチパッドのフレキシブルケーブルをコネクタに差し込むときは、挿入位置にあわせたら指で押し込むと楽に挿入できます。

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基板は黒プラスチックフレーム両脇にある 2か所のツメで固定されています。このツメを広げることで黒プラスチックフレームから基板を取り外すことができます。

基板には振動モーターのリード線がはんだ付けされているので はんだごて を使って外します。20W でははんだがなかなか溶けない箇所があったので 40W のはんだごてを使いました。

分解した各種コントローラーパーツを 無水エタノール(+キムワイプ、綿棒、歯ブラシ) で汚れを落としてきれいにしておきます。

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デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)を分解して取り出した基板です。型番は JDM-055 でした。基板の型番は結構違うことがあるようで、過去に公開されたコントローラー分解記事・動画を見るとコネクタの配置が異なるなど違いがあります。

誤作動を起こした交換対象のアナログスティック基板は 比較的品質が良いとされているいわゆる黄色サイコロ基板 でした。

2021年に新品コントローラー 2台購入で交互に使いながらも 1年とちょっとで壊れてしまったアナログスティックでしたが、ポテンショメータ(黄色い部分)を分解して清掃すればまだまだ使えた可能性があったかもしれません。

ただこの時はすでにアナログスティック基板まるごと交換することを前提に分解していたので、画像のアナログスティック基板は交換後破棄します。

デュアルショック 4(CUH-ZCT2J11、JDM-055 基板)アナログスティック取り外し

低融点はんだ を使ってアナログスティック基板を取り外します。

融点が 100度近いレアメタルを含まない 低融点はんだ(ダルセ合金) では動画のようにうまくいかない可能性があるので(中にはダルセ合金でもうまく外している動画もありますが)、ここでは私なりに試行錯誤してうまくいった方法で説明します。

デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11、JDM-055 基板)アナログスティック交換作業記録、デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)分解・アナログスティック交換作業、デュアルショック 4(CUH-ZCT2J11、JDM-055 基板)アナログスティック取り外し、JDM-055 基板のアナログスティック基板はんだ除去による周辺のはんだ・フラックス付着防止のためマスキングテープで基板保護

分解したデュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)JDM-055 基板 のアナログスティック基板がはんだ付けされている面に、はんだ除去による周辺のはんだ・フラックス付着防止のためマスキングテープで基板を保護します。(画像は左右のアナログスティック基板取り外し後の JDM-055 基板でマスキングテープの貼り付けイメージ)

動画などでよくみるアナログスティック交換では慣れた手つきで手際よく作業しているのを見ますが、はんだごて初心者や不得意な方、細かい作業が苦手な方は最初は最低でもマスキングテープで基板全体を保護しておいたほうが良い気がします。

溶けた 低融点はんだ の一部があらぬ方向へ滑ったり飛び散ったりして、表面実装部品や別のはんだ付け個所に付着してしまう恐れがあるからです。私は何回かこれをやらかしてヒヤッとしましたが、なんとか除去したり、誤って別のはんだ個所に付着してしまった低融点はんだは、吸い取って再度はんだ付けすることで何とかなりました。

特に気を付けたいのが樹脂コネクタのところです。うっかりはんだごてを当ててしまうとかんたんに溶けてしまいます。注意したいのが、ここで紹介したマスキングテープははんだごての熱に耐えられるだけの耐熱性能はない(3M の塗装マスキングテープ M40J は 120度まで)ので、場合によってはポリイミドテープなどの耐熱テープを使ったほうがよいでしょう。

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JDM-055 基板では左アナログスティック基板の裏側にはんだ?のようなものがあるため、念のためマスキングテープもしくはポリイミドテープで保護したほうがよいでしょう。

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分解したデュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)JDM-055 基板 のアナログスティック基板本体がある面に、溶けた 低融点はんだ が周辺へ付着するのを防止するため、あらかじめマスキングテープで基板を保護しておきます。(画像は左右のアナログスティック基板取り外し後の JDM-055 基板に、はんだ付けする前のアナログスティック基板を挿入しただけの状態でのマスキングテープ貼り付けイメージ)

アナログスティック基板本体がある面は下側に向いているため、通常であればはんだが飛び散ったりしてまわりに付着することはないはずですが、低融点はんだ ではんだ付けを溶かしながら ラジオペンチ でスティック軸をつかみ真下に引っ張る際に、勢いでわずかな量のはんだが飛び散ってしまったことがありました。(その後すぐに吸い取って除去)

画像のように入念にマスキングテープを貼る必要はないかもしれませんが、アナログスティック基板本体のすぐそばにはチップ部品?のようなものがたくさん見えるので、最低でもはんだ付け箇所に近い場所は保険でマスキングテープを貼っておいたほうが良いかもしれません。

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アナログスティック基板を取り外すために、空きビンとマスキングテープを使った DIY 基板ホルダー で JDM-055 基板を固定します。(画像は右アナログスティック側はんだ付け箇所)

外したいアナログスティック基板のはんだ付け個所(14か所)に ジェルフラックス を適量塗布します。

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まず、ジェルフラックス を塗布したはんだ付け箇所に、はんだごて(40W) を使って 低融点はんだ を盛り付けます。

はんだ付けされたところに はんだごて(40W) をあてて 低融点はんだ を混ぜます。うまくいくと盛りつけた 低融点はんだ がスルーホールへ吸い込まれるように流れていくのがわかります。

ここでの目的ははんだを混ぜることなので、低融点はんだ をたくさん盛り付ける必要はありません。(画像のはんだは少し盛りすぎたパターン)

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盛り付けた 低融点はんだはんだ吸取線 で除去するために ジェルフラックス を適量塗布します。

ここでは試行錯誤の段階で ジェルフラックス を塗布していますが、そのまま はんだ吸取線 を使っても問題ないかもしれません。

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はんだ吸取線 でできる限りはんだを除去します。この時盛りつけたはんだの量が多いと結構な量の はんだ吸取線 を消費します。

画像では不慣れな作業のためかあまりはんだが吸い取れてませんが、もっと丁寧にやればスルーホールが見えるくらいに吸い取れると思います。

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はんだ除去後、基板に付着したフラックスを 無水エタノール(+キムワイプ、綿棒、歯ブラシ) でいったん洗浄します。

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洗浄後、アナログスティック基板のはんだ付け用ピン(14か所)に ジェルフラックス を再度適量塗布します。

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はんだごて(40W)低融点はんだ を近くに隣接するピンにくっつくようにやや多めに盛り付けます。(画像のはんだ量はやや少なめ)

はんだごて(40W)低融点はんだ をスルーホールに流し込み、順番に時計回りもしくは反時計回りで常にはんだを溶かしている状態をできるだけ維持しながら(参考動画1参考動画2参考動画3参考動画4参考動画5)、ラジオペンチ でスティック軸を真下に少しずつ引っ張ります。はんだの状態にもよりますが、レアメタルを含まないはんだではすぐにスポッと外れることはないので、この辺は地道な作業になります。

手で引っ張るには力加減が難しいので、できれば この動画にあるようなものを自作 してスティック基板を外したほうが良いかもしれません。

うまくいくとキュッキュッという音とともにアナログスティック基板が徐々に外れていきます。

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基板からアナログスティック基板を取り外すことに成功です。低融点はんだ の量によっては下に垂れることがあるので注意してください。

数回程度しか取り外せていないのではっきりしたことは言えませんが、隣にあるピンにくっつくぐらいに多めの 低融点はんだ を盛り、はんだごて で常にはんだを溶かしつつ、スルーホールにもはんだを溶かし込むように動かすのが早く取り外せるコツかもしれません。レアメタルを含まないダルセ合金だけで素早く取り外せている動画は、そのように はんだごて を動かしているように見えます。

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はんだ吸取線 で残りのはんだをきれいに除去します。基板反対側もチェックして 低融点はんだ が残っていないかどうか確認して、あれば同様に除去します。

はんだ除去後、基板に付着したフラックスを 無水エタノール(+キムワイプ、綿棒、歯ブラシ) を使って洗浄します。

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右アナログスティック基板の取り外しができました。

交換用アナログスティック基板 を取り付けて はんだ付け します。

デュアルショック 4(CUH-ZCT2J11、JDM-055 基板)アナログスティックはんだ付け

分解 して 故障したアナログスティックを取り外したデュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)の JDM-055 基板 に、交換用アナログスティック基板 をはんだ付けして取り付けます。

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基板 JDM-055 のはんだ付けする基板面に周辺のはんだ・フラックス付着防止のため、マスキングテープを貼って基板を保護しておきます。

こういった修理交換作業に慣れている方やプロの専門業者はそのまま作業していることが多いようですが、はんだごて作業が苦手な方や初心者の方は、はんだごての取り扱いミスによる基板破損防止のため、できるだけテープ類で基板を保護したほうが良いかと思います。

はんだごてによる関係のないチップや部品パーツ、コネクタへの接触事故を防止するなど万全な態勢にしておくのであれば、ポリイミドテープなどの耐熱テープを使ったほうがよいかもしれません。

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輪ゴムを使って 交換用アナログスティック基板 を仮止めします。(上の画像では撮影のためマスキングテープは貼っていない状態です)

輪ゴム 2本使ってスティック軸からちょうど左右反対に延びるように固定することで、スティックのはんだ付け用ピン端子を浮かせないようになります。

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基板ホルダー で JDM-055 基板を固定したら、交換用アナログスティック基板 をはんだ付けします。

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はんだ付けする順番は特にないようですが、私の場合は以下のように 3つの順番に分けてはんだづけをしました。(参考:はんだ付け用ピン 14本

最初に基板接着安定用のピン(4本)をはんだ付けします。仮止めした輪ゴムが重ならないピン(2本)からはんだ付けしてから輪ゴムを外し、残りのピン(2本)をはんだ付けします。

次に押し込みスイッチ用ピン(4本)をはんだ付けします。

最後に可変抵抗器用ピン(3本+3本)のはんだ付けして終了です。アナログスティックセンター補正用基板 を使う場合は、アナログスティックセンター補正用基板を取り付けてからはんだ付け します。

すべてはんだ付けしたら、基板に付着したフラックスを 無水エタノール(+キムワイプ、綿棒、歯ブラシ) で洗浄して完了です。

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分解 したときの逆の手順でコントローラーを組み立てていきます。

USB コネクタからのフレキシブルケーブルはバッテリーをケースから外した状態で、ラジオペンチなどを使ってコネクタに差し込むのが楽だと思います。

基板コネクタへのフレキシブルケーブル挿入はやりにくいのですが、細かく挿入位置を調整しているうちにすんなり挿し込むことができます。力を入れてフレキシブルケーブルを挿入する必要はないのでケーブルを破損させないように注意しましょう。

仮組した状態で交換したアナログスティックとボタンの動作テストをします。Gamepad Tester というサイトでブラウザ上からオンラインでコントローラーの動作チェックが行えるので便利です。

アナログスティックが正常に動作しない場合など、明らかに操作と違う挙動があればスティック基板の初期不良の可能性があるので、再度はんだ除去・スティック交換・はんだ付けを行うことになります。

アナログスティックのセンターがニュートラル状態でもズレていた場合、デッドゾーンを増やして調整 することで対応します。

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アナログスティックが正常に動作していることが確認出来たら、すべて組み上げて修理完了です。コントローラーを使う前に以下の参考サイト(英語)のアナログスティックキャリブレーション方法を実行しておきます。

デュアルショック 4(CUH-ZCT2J11、JDM-055 基板)アナログスティックセンター補正用基板(緑基板)装着・補正調整

アナログスティックセンター補正用基板 をはんだ付けして装着・調整する方法です。

最終的にいろいろと問題(スティック暴走、最大入力値が低い)があったため取り外してしまいましたが、はんだ付けや調整までの手順を記録してあったので公開することにします。

以下クリックすると アナログスティックセンター補正用基板 の装着手順が開きます。

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アナログスティック基板の基板接着安定用のピン(4本)と押し込みスイッチ用ピン(4本)はんだ付け した後、アナログスティックセンター補正用基板 を装着します。

ピン穴の位置は左右で同じなため左右逆に取り付けないに注意します。間違って逆に装着してしまうと、バッテリーケースと チップ半固定可変抵抗器 が干渉します。

ズレ防止のためマスキングテープで仮止めして、残りの可変抵抗器用ピン(6本x2枚=12本)にはんだ付けします。

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左右アナログスティックセンター補正用基板 の可変抵抗器用ピン(6本)はんだ付け時のはんだごてをあてるポイントは、実装部品やコネクタ(画像オレンジ枠)、チップ半固定可変抵抗器(画像オレンジ枠)にはんだごてやこて先が誤って当たらないように、画像赤丸ポイントにこて先をあてるようにしてはんだごて向きを調整しています。(はんだごてを右手に持って作業する場合)

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アナログスティックセンター補正用基板 の可変抵抗器用ピン(6本)のはんだ付けしたら、基板に付着したフラックスを 無水エタノール(+キムワイプ、綿棒、歯ブラシ) で洗浄してはんだづけ完了です。

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アナログスティックセンター補正用基板 はんだ付け後に、左右にある振動モーターのリード線はんだ付け箇所と少し干渉していることがわかりました。

ただ、わずかに干渉している程度なのでそこまで問題になることはなさそうです。

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仮組して PC にコントローラーを認識させた後、Gamepad Tester でアナログスティックのセンター補正をします。ペアリング済みであれば USB コネクタのフレキシブルケーブルを接続していなくても無線接続で調整可能です。

左右アナログスティックセンター補正用基板 にあるチップ半固定可変抵抗器を 精密ドライバー で回してセンター補正します。(参考記事

スマホクリップスタンドでコントローラー正面から挟んで立てかける ことで、アナログスティックが指や地面に触れないニュートラル状態を保持できるので、センター調整がやりやすくなります。

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アナログスティックセンター補正用基板を使ったスティックセンター調整後の Gamepad Tester 内容です。

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私の環境ではある方向にスティックを最大角度まで倒しても、AXIS の数値が最大値(1.0 や -1.0) まで到達していません。(上の画像では AXIS 0 は -0.87451、AXIS 3 の 0.89020 まで)

ちなみにもう一組購入した アナログスティックセンター補正用基板 ではアナログスティックが上方向に暴走してしまう現象がありました。最初は 交換したアナログスティック基板 の初期不良を疑いましたが、別のアナログスティック基板に交換しても同様の現象が発生したため、おそらく アナログスティックセンター補正用基板 になんらかの問題がある可能性があります。(原因は不明)

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スティックの AXIS 数値が最大値まで到達しなくても、実際のゲームプレイでは特に問題は確認できませんでした。

おそらくですが Steam の Big Picture モードを使用する場合は、アナログスティックの デッドゾーン外部がデフォルトで 0.875 に設定 されているようなので、これがうまく機能していたのかもしれません。

結局左右のアナログスティックの入力値が低くなる現象が気になり、もう一組の アナログスティックセンター補正用基板 が完全にダメだったのに加えて、はんだ付け後に外すのが大変になるということもあって補正基板は不採用となりました。

以上の流れから、1個当たりの単価が安い一部金属軸の新型アナログスティック基板 のみ交換(ハズレ個体なら別の個体に交換するだけ)して、センター補正はソフトウェア上からデッドゾーンを調整 する形で済ませることにしました。

デュアルショック 4(CUH-ZCT2J11、JDM-055 基板)最小構成アナログスティック動作テスト

アナログスティック交換後、最小構成の組み立てでアナログスティックのみ Gamepad Tester で動作確認する方法です。

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下部カバー USB コネクタのフレキシブルケーブルを JDM-055 基板に取り付けて、Micro B USB 2.0 ケーブル で PC と有線接続します。(参考動画

この状態で Gamepad Tester にアクセスしてアナログスティックのみの動作確認テストができます。

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アナログスティックのポテンショメータ軸穴にマイナスドライバーを挿入・固定して、アナログスティックのセンターを調整する方法があります。(参考動画

一部金属軸仕様の黄色サイコロ基板 の場合、手持ちのドライバーだとベッセル 精密ドライバー 6本組 No.207 の 2.3mm マイナスドライバーの幅が、ポテンショメータの軸穴にちょうどあうサイズでした。ただ、左右がスカスカなためマイナスドライバーで固定する際には軸穴に対して、マイナスドライバーを斜め(対角線上)にして押さえるといった固定方法になるとか思います。

このアナログスティック調整方法はシビアなためか、一部金属軸を使っている影響かわかりませんが、私の環境ではうまく調整することはできませんでした。

そこまで大きなセンターズレはなかったの下手に調整して壊してしまう可能性もあったので、ソフトウェア上からデッドゾーンを調整 する程度で済ませておくことにします。

デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)分解・アナログスティック交換後のトラブル記録

以下、デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)分解・アナログスティック交換後の稼働状況について、いろいろと問題があったので記録として残しておきます。なにかあれば今後も追記していくことがあります。

2022/9/5 追記

アナログスティックを交換した 3か月後(2022年6~7月ごろ)のほぼ同時期に、2台のコントローラーとも操作でよく使う左側スティックのみ再び誤作動が発生。再びはんだによるアナログスティック修理交換を行いました。

単なる個体差なのわかりませんが、思い当たるのがポテンショメータを分解した時に膜のようなもの(接点グリス?)を綿棒と無水エタノールで除去したぐらいです。原因はわかりませんが、特に理由がない限り、交換用新品アナログスティックの内部清掃はやめておいたほうがよいかもしれません。

2022/11/6 追記

2022年11月に再び 2台のコントローラーともに左側スティックの誤作動が発生してしまいました。

はんだごてによるアナログスティック交換作業は避けたかったので、今度はダメ元で縦横のポテンショメータ(可変抵抗器)を精密マイナスドライバーでこじ開けて分解掃除をしてみることにします。(参考動画 1参考動画 2参考動画 3参考動画 4参考動画 5参考動画 6参考動画 7参考動画 8参考動画 9

先が細い綿棒と無水エタノールで掃除をしてみたところ、抵抗シート(カーボン?)の削りカスと思われるものが内部で溜まっていたせいか、1台は綿棒が真っ黒になるくらい、もう 1台は多少黒くなるくらいの汚れを取り除くという結果となりました。

ついでに正常なスティック側も分解して掃除をしてみましたが、こちらはそれほど汚れはありませんでした。

掃除完了後、元の状態に組み立て、誤作動があったスティックは無事問題なく動作するようになりました。

今回掃除だけでスティックがあっさり直ってしまったことから、新品・スティック修理交換後のコントローラー問わず、アナログスティックがあるコントローラー全般、以下の傾向があると思っていたほうがいいかもしれません。

  • アナログスティックの状態が新品・中古問わずスティック操作で激しく酷使すれば、ポテンショメータ(可変抵抗器)内部の抵抗シート部分の接点グリス切れで削れによる汚れ(カーボン?)がたまり、スティックのブレが起きやすい
  • ポテンショメータ(可変抵抗器)内部の定期的なメンテナンス(掃除)が必要(かもしれない)
    • 逆に言えば抵抗シートの寿命でなければ、ほとんどの場合掃除するだけで直る可能性がある(はんだごてを使ったスティック交換作業をしなくて済むかもしれない)
    • 掃除後、接点復活剤の塗布で長持ちするかもしれない
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2022/12/30 追記

掃除で症状が改善したと思ったところ再びアナログスティックの誤作動が発生してしまったので、今度は こちらの動画 を参考に対策をしてみることにします。

新品のアナログスティックのポテンショメータ(可変抵抗器)を分解 して、内部と回転パーツの接点部分を KURE クイックドライクリーナー(電気・電子パーツ洗浄剤) を吹きかけて綿棒で内部を拭きます。

次にポテンショメータ(可変抵抗器)内部と 回転パーツの金属接点部分サンハヤト 接点復活剤 ニューポリコールキング(PJR-L15 原液タイプ) を薄く塗布して元に戻します。多少接点復活剤が漏れるので適度に拭き取ります。

基板へはんだ付けして組み立て後、交換したアナログスティックを左右に何回か回転 させ、アナログスティックが正常に動作することを確認します。

あとは接点復活剤を塗布した状態でどれくらい長持ちするかといったところです。

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2023/3/7 追記

サンハヤト 接点復活剤 ニューポリコールキング(PJR-L15 原液タイプ) による軸ブレは一時的に改善したもののゲームプレイ数時間で再発してしまいました。

さらに改善策がないか調べて試してみたところ、最終的に サンハヤト コンタクトグリース GS-10 を使うことで症状が改善すると同時に、その後再発することがなくなりました。

試した手順としては KURE クイックドライクリーナー(電気・電子パーツ洗浄剤) で洗浄後、サンハヤト 接点洗浄剤 ニューリレークリーナー(RC-L15 原液タイプ) 塗布 → 綿棒でふき取り、サンハヤト 接点復活剤 ニューポリコールキング(PJR-L15 原液タイプ) 塗布 → 同じく綿棒でふき取り、最後に サンハヤト コンタクトグリース GS-10 を薄く塗布といった内容です。

サンハヤト 接点洗浄剤 ニューリレークリーナー(RC-L15 原液タイプ)サンハヤト 接点復活剤 ニューポリコールキング(PJR-L15 原液タイプ) についてはせっかく購入したものなので使用していますが、おそらく KURE クイックドライクリーナー(電気・電子パーツ洗浄剤) による洗浄と サンハヤト コンタクトグリース GS-10 の塗布で十分ではないかと思います。

デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)分解・アナログスティック交換用工具・道具リスト(追加更新)

デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)のアナログスティック交換用に用意した工具や道具内容 から一部更新する形で、追加で購入したものや手持ちのものを紹介します。

HOZAN すべり止めローレット付きピンセット P-886

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手持ちのピンセット の使い勝手があまりよくないため、こちらのサイト動画 でおすすめされていた HOZAN すべり止めローレット付き矢じり型ピンセット P-886 を購入しました。

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HOZAN P-886 ピンセット で USB コネクターフレックスケーブルとタッチパッドフレックスケーブルをつかんだところです。

先端に力が入れやすく、つかんだところをしっかりと保持できる矢じり型ピンセットのため、以前使っていたピンセット ではできなかったフレックスケーブルの抜き差しができるようになりました。

goot 精密ピンセット(極細タイプ TS-14、わし口タイプ TS-15)、逆作用ピンセット(小 TS-16、大 TS-17)

HOZAN すべり止めのローレット付きピンセット P-886 とは別に用途別に応じて goot のピンセットをいくつか購入しました。HOZAN 製品でも同じ形状のピンセットはありますが、goot のほうが(数百円程度)値段が安いため、こちらのピンセットを選んでいます。

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こちらの動画 を参考にして購入した goot 精密ピンセット 極細タイプ TS-14 です。先端が細いにも関わらずしっかりとつかみ保持できます。

上の画像は ポテンショメータ(可変抵抗器)にはめ込まれている回転パーツ の溝の部分に goot 精密ピンセット 極細 TS-14 先端を入れてつかんだところです。

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goot 精密ピンセット わし口タイプ TS-15 です。ピンセットの先端角度が 45度にカーブしているものです。

つかむ対象や作業するときの向きに応じて goot 精密ピンセット 極細 TS-14 と使い分けていきます。

上の画像は ポテンショメータ(可変抵抗器)にはめ込まれている回転パーツ の溝の部分に goot 精密ピンセット わし口 TS-15 先端を入れてつかんだところです。

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goot 逆作用ピンセット 小 TS-16 です。

バネ作用で部品をつかむ自閉型ピンセットです。常に指で押し続けてつかむ必要がない手にやさしいピンセットです。

上の画像は ポテンショメーター(可変抵抗器)端子 部分を goot 逆作用ピンセット TS-16 でつかみ保持している状態です。

軽い部品を goot 逆作用ピンセット TS-16 でつかみ保持しておく程度なら十分ですが、つかむ対象とこの状態でやる作業内容によっては保持状態を維持できないことがあります。

上の画像のように端子部分をつかんでいる状態で綿棒を使って掃除したときに、つかんでいる端子部分がピンセットからズレることがありました。つかんだ状態で対象物に力が加わる作業の時は注意したほうが良いかもしれません。

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goot 逆作用ピンセット 大 TS-17 です。

goot 逆作用ピンセット TS-16 より長さがあり(約 1.5 倍)、ピンセット先端が丸みのあるラウンド仕様となっています。

goot 逆作用ピンセット TS-16 と比べて goot 逆作用ピンセット TS-17 の保持力は弱いように感じます。

しっかりとつかんでおきたい場合は goot 逆作用ピンセット TS-16、軽くつかんでおきたい場合は goot 逆作用ピンセット TS-17 といったように使い分けたほうがよいかもしれません。ピンセットの長さも違うので作業場面によっても使い分けるといったことが想定されるでしょう。

上の画像ははんだ吸取線を goot 逆作用ピンセット TS-17 でつかんだところです。

はんだ吸取線を逆作用ピンセットでつかむことで手で保持しておく必要がなく、またはんだごての熱が手に伝わることがないので、やけどの心配がなく安心して作業ができます。

KURE クイックドライクリーナー(電気・電子パーツ洗浄剤)

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アナログスティックのパーツ洗浄に KURE クイックドライクリーナー を使用します。

中身は KURE エレクトロニッククリーナーまったく 同じようですが、KURE クイックドライクリーナー のほうが容量が多いうえに値段が安いです。

アナログスティックから取り外したポテンショメータ(可変抵抗器)の内部(抵抗シート)と回転パーツの接点部分に KURE クイックドライクリーナー を吹きかけて綿棒で拭き取ります。

コントローラー基板にはんだづけされた状態でアナログスティックのポテンショメータ(可変抵抗器)の抵抗シートを洗浄したい場合はスプレータイプだと周辺に飛散してしまうため、その場合は 無水エタノールと綿棒 を使います。KURE クイックドライクリーナー が電子部品に飛散しても問題ないと思いますが、意図しない場所に飛び散るのを防ぐために使い分けます。

アナログスティック軸受け樹脂パーツに塗布されたグリスを除去する場合にも同じく KURE クイックドライクリーナー を使います。

KURE シリコングリースメイト(シリコーン系スプレーグリース)

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アナログスティック軸内側にある軸受け樹脂パーツ(バネの上にある凹型パーツ) に塗布されているグリスと思われるものを KURE クイックドライクリーナー で落とした後、代わりに使う KURE シリコングリースメイト です。

スティック軸受けにあるグリスについて特に問題や不満はありませんが、手持ちであまっていた KURE シリコングリースメイト がプラスチック OK のグリススプレーなので有効活用することにします。

アナログスティック基板を分解すればチューブ型のグリスも使えますが、分解がちょっと大変なためピンポイントで吹きかけられるスプレータイプを使います。

サンハヤト 接点洗浄剤 ニューリレークリーナー(RC-L15 原液タイプ)

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KURE クイックドライクリーナー で洗浄したポテンショメータ(可変抵抗器)内部の抵抗シートと回転パーツの接点部分を、サンハヤト 接点洗浄剤 ニューリレークリーナー(RC-L15 原液タイプ) で塗布して綿棒で拭き取ります。

これはスティックを倒したときの軸ブレ再発時に、これといった解決策が見つからなかったときに購入したものです。通常のメンテナンスでパーツ洗浄だけであれば KURE クイックドライクリーナー だけで十分かと思います。

せっかく購入してしまったものなので、効果があるのか未知数ですが活用することにします。

サンハヤト 接点復活剤 ニューポリコールキング(PJR-L15 原液タイプ)

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KURE クイックドライクリーナーサンハヤト 接点洗浄剤 ニューリレークリーナー で洗浄したポテンショメータ(可変抵抗器)内部の抵抗シートと回転パーツの接点部分を、サンハヤト 接点復活剤 ニューポリコールキング(PJR-L15 原液タイプ) で塗布して綿棒で拭き取ります。

スティックを倒した時の軸ブレ再発時に こちらの動画 を参考にして購入した接点復活剤です。一時的に軸ブレ症状は改善したもののゲームプレイ数時間で軸ブレが再発してしまいました。

最終的に次に紹介する サンハヤト コンタクトグリース GS-10 といういわゆる「接点グリス」を使うことで軸ブレを解消しています。

電子パーツ洗浄剤接点グリス があればアナログスティックのポテンショメータ(可変抵抗器)のメンテナンスでは十分なような気がしますが、接点洗浄剤 ニューリレークリーナー と同様にせっかく購入してしまったものなので、効果があるのか未知数ですが一緒に活用することにします。

サンハヤト コンタクトグリース GS-10(おすすめ!)

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接点復活剤 を使っても軸ブレが数時間で再発してしまい、結局部品交換するしかないとあきらめかけていたところ、ふと ポテンショメータ(可変抵抗器)の抵抗シートに白い膜のようなもの が残っていたことを思い出しました。

その時は接点グリスや導電グリスというものがあるくらいの認識しかなかったのですが、再度調べてみると オーディオのボリュームに接点グリスを塗布するというメンテナンス情報 を発見して試してみることに。

最初は タミヤ接点グリス を購入しようとしましたが適正価格での入手が難しかったので、同等品と思われる サンハヤト コンタクトグリース GS-10 を購入しました。

ポテンショメータ(可変抵抗器)内部の抵抗シートを KURE クイックドライクリーナーサンハヤト 接点洗浄剤 ニューリレークリーナー で洗浄、サンハヤト 接点復活剤 ニューポリコールキング を塗布して綿棒でふき取った後に サンハヤト コンタクトグリース GS-10 を綿棒を使って塗布します。

いままで接点洗浄剤や接点復活剤を使っても一時的に改善はするものの長続きしませんでしたが、接点グリスの サンハヤト コンタクトグリース GS-10 を使うことでアナログスティックの軸ブレ症状が改善、長時間スティック操作しても軸ブレが再発する様子もなく完全に修理に成功 といってもいいような状態になりました。

アナログスティックの軸ブレにはポテンショメータ(可変抵抗器)の抵抗シートが寿命でなければ、抵抗シート洗浄後に接点グリスを塗布するのが有効的な修理・メンテナンス方法 だと思われます。

2023年3月時点ではアナログスティックのポテンショメータ(可変抵抗器)に、接点グリスを使ったメンテナンスについて詳しく掘り下げているような記事・情報は見当たらなく、接点復活剤スプレーを使ったという情報がほとんどです。スティック以外のオーディオなどの可変抵抗器に接点グリスを使用している情報が占めているという感じです。

こちらの情報 によれば接点復活剤には接点保護用の油分が含まれているので、このような接点復活剤を使えばたいていの場合症状が改善するようです。ただ、今回私の環境ではすぐに軸ブレが再発したため、期待していたほど長続きはしませんでした。

これはよく名前があげられる KORE の(接点保護用の油分を含む)接点復活剤を今回使っていない、このような処置を試した数が少ない、処置のやり方が適切ではなかった、アナログスティックの個体差など、様々な条件でこちらで想定していた改善はできなかった可能性があります。

今回の修理方法でどれくらい長持ちするかわかりませんが、今のところ接点グリスが確実な軸ブレ対策になるメンテナンス道具といった感想です。

HOZAN フラックス H-728

デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11、JDM-055 基板)アナログスティック交換作業記録、デュアルショック 4 コントローラー(CUH-ZCT2J11)分解・アナログスティック交換用工具・道具リスト(追加更新)、HOZAN フラックス H-728 購入、古くなったはんだ吸取線にフラックスを染み込ませて復活するためと、ジェルフラックスのかわりに HOZAN のフラックスと低融点はんだだけでアナログスティックを外せるかどうか試す予定

古くなったはんだ吸取線にフラックスを染み込ませることで復活するという情報を知り、余ったはんだ吸取線を有効活用するため HOZAN フラックス(ハロゲンフリー)H-728 を購入してみました。

また、ジェルフラックス のかわりに液体フラックスと低融点はんだだけで、鉛フリーはんだで取り付けられたアナログスティックを外せるかどうか試してみたいというのもあります。手持ちに該当するデュアルショック 4 コントローラーがないので機会があれば試してみたいところです。

アナログスティック取り外し用基板ホルダー(ペンスタンド、クリップ、カードリング、オモリ)

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アナログスティック基板取り外し時 のコントローラー基板ホルダー用として ナカバヤシ パンチングメタル ペンスタンド 角型 ‎シルバーメタリック ‎PS-K1SM を 2個購入しました。空きビンを使った DIY 基板ホルダー から更新・変更です。

ペンスタンド底面には滑り止めゴムがある ので、空きビン と違い滑り止め用のゴムシートを用意する必要がありません。

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ペンスタンド 縁部分に 3M マスキングテープ(スコッチ 塗装用マスキングテープ M40J-12 12 mm x 18 m 3M) を複数回巻きつけたところです。

コントローラー基板をペンスタンド縁部分に置いたときに、基板の表面実装部品を保護する簡易的なクッション材となることを期待してマスキングテープを巻いています。

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こちらの動画 を参考にはんだ付けされたアナログスティック基板をおもりを使って外すためのアイテムとして、コクヨ 目玉クリップスライドパック入り極豆 10個 クリ-17Bコクヨ カードリングパック入り 4号 内径 20mm 12個入 リン-B104第一精工 釣り用パックオモリ ナス型 30号 を購入しました。

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コクヨ 目玉クリップ クリ-17Bコクヨ カードリングパック入り 4号 リン-B104第一精工 釣り用パックオモリ ナス型 30号 を組み合わせたアナログスティック基板取り外し用おもりです。

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スティック軸は平らな面と丸みがある面があるので、クリップで挟む際には平らな面側をつかむようにします。丸みのある面にクリップで挟もうとするとおもりでクリップが滑って落ちてしまうことがあります。

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ペンスタンドに固定したコントローラー基板のアナログスティック軸に、アナログスティック基板取り外し用おもりのクリップを挟んで吊るしたところです。

この状態で 低融点はんだ を流し込めば、クリップでスティック軸に挟んだおもりだけでアナログスティック基板を取り外すことができます。

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スティック軸におもりをつるした時のコントローラー基板のたわみが気になる場合は、ペンスタンド隅側にコントローラー基板を置くことで基板のたわみが軽減されます。

また、上の画像のような置き方であれば基板をテープなどで固定しなくても、スティック軸におもりを取り付けた状態でも基板がひっくり返ることがありません。

ただ、アナログスティックが外れた時の反動のことを考えた場合は、基板をテープで固定しておいたほうがよいかもしれません。

ポリイミドテープ(Tyler)10mm 30m

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コントローラー基板固定や表面実装保護に使う マスキングテープ の消費量が激しいため ポリイミドテープ(Tyler)(幅10mm×長さ 30m) を購入して使い分けることにします。長さがあり値段が安いので使い捨てで使う分には十分だと思います。

いわゆる中華(と思われる)商品のため品質にはあまり期待できませんが、マスキングテープ より耐熱性はあると思うので、はんだごての熱から保護する役割に期待します。

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アナログスティックサイコロ基板周辺のコントローラー基板に ポリイミドテープ(Tyler) を貼り付けたところです。

かなり薄いポリイミドテープなので切り貼りするのがちょっと大変です。切り貼りする点においては マスキングテープ のほうが使い勝手がよいです。

ニードルボトル 10ml

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毎回 無水エタノール を使用するのにボトルを開けて必要な分だけ使うのが面倒なため、こちら を参考に ULTNICE ニードルボトル 10ml 10個セット を購入しました。

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ULTNICE ニードルボトル の先端は細いステンレスノズルです。ピンポイントに少量で使いたいときに便利です。キャップ付きで倒れてもすぐにこぼれる心配がありません。

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ULTNICE ニードルボトル のステンレスノズルとノズルキャップをボトルから外したところです。ノズルキャップを触ってみたところシリコン素材だと思われます。

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ULTNICE ニードルボトル は小さくて軽いので詰め替え時に倒れてこぼれやすいです。こぼれないように補充する時が一番神経を使うところでしょう。

スマホクリップスタンド のようなものでボトルをつかんだ状態にすれば、ピペット(10ml) をボトルに入れても倒れる心配がありません。